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2019年1月

2019年1月31日 (木)

神戸・三宮の顔 「さんプラザ、センタープラザ、センタープラザ西館」を再整備 3棟の建て替えを想定!

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-さんプラザ・センタープラザ・センタープラザ西館-

 「神戸新聞」は、神戸市が1月29日までに、三宮の顔である「さんプラザ、センタープラザ、センタープラザ西館」など再開発ビル3棟について、再整備に向けた調査に着手する方針を固めたと報道しました。

 3棟の敷地面積は計約15,800㎡です。今後、建て替えなどが想定されるため、神戸市は周辺への影響などの調査を進め、関係者の議論を促します。

 神戸新聞(2019/01/30)
 三宮・センタープラザ再整備へ 3棟建て替え想定 

 3棟(さんプラザ、センタープラザ、センタープラザ西館)は、1970年~1978年に完成しました。延床面積は計約13万㎡で、小売りや飲食の店舗、事務所など約670の区画があります。区分所有者は神戸市を含め、計約400人に上ります。

● 神戸市が先頭に立って動くべき!
 「区分所有者は神戸市を含め、計約400人る」というだけで合意形成は困難を極めます。関係者だけでは先に進まないと思います。このようなプロジェクトは、行政が先頭に立って動かないと先に進みません。

 名古屋駅の周辺では、2027年に開業に向けて「リニア中央新幹線」の名古屋駅の建設が行われています。用地の取得交渉は、「JR東海」から委託された名古屋市の外郭団体「名古屋まちづくり公社」が行っています。
 名古屋市が、民間事業である「リニア中央新幹線」の用地の取得交渉に関わるのは、名古屋の発展に大きく貢献する事が分かっているからです。それくらい名古屋市は必死です。

 今回のプロジェクトは、神戸市が積極的に動かないと絶対に前に進みません。でも、今の神戸市だったら「神戸市の外郭団体が管理しているとは言え、民間の事業だから民間に任せます。」と頭に花が咲いた能天気な発言をしそうで心配です。
 このままでは神戸市は、政令指定都市間競争で間違いなく脱落します。いや、すでに脱落しています。今の神戸市には ♪ ねえ シャキッとしてちょうだい! ♪ と言いたいです!


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「さんプラザ」です。


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「センタープラザ」です。


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「センタープラザ西館」です。



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新大阪駅近く 地上32階、高さ約105mの「ホテルWBF新大阪スカイタワー」 2019年1月29日の建設状況

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-ホテルWBF新大阪スカイタワーー

 新大阪駅周辺は空前のホテル建設ラッシュになっています。旅行事業、ホテル事業、レンタカー事業など観光に関するあらゆる事業をワンストップで展開する「ホワイト・ベアーファミリー」が超高層ホテルを建設しています。

 建設現場は、新大阪駅の南西側です。地上32階、塔屋1階、高さ105.55mです。それだけなら驚きませんが、なんと敷地面積911.82㎡、延床面積8,173.83㎡です。

ホテルWBF新大阪スカイタワーの概要
◆ 計画名-WBF新大阪ホテル新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市淀川区西中島七丁目4番2他(地名地番)
◆ 階数-地上32階、塔屋1階、地下0階
◆ 高さ-最高部105.55m、軒高99.60m
◆ 敷地面積-911.82㎡
◆ 建築面積-521.14㎡
◆ 延床面積-8,173.83㎡(容積率対象面積7,291.55㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-ホテル
◆ 建築主-ホワイト・ベアーファミリー
◆ 設計者・監理者-日企設計
◆ 施工者-日本国土開発
◆ 着工-2017年09月中旬
◆ 竣工-2019年06月下旬予定
◆ オープン-2019年10月予定


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南西側から見た下層階の様子です。


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外壁が「市松模様」になっています。


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北西側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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新御堂筋側から見た様子です。


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新大阪駅に近い新御堂筋側にエントランスが設けられると思われます。


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最高部です。



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2019年1月30日 (水)

ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 (仮称)ヨドバシ梅田タワー 2019/01/29 29階・30階・31階(32FL)部分の鉄骨建方!

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-
 
「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。2017年9月13日に、「地鎮祭」が行われ本格着工しました。2019年12月末日の竣工予定です。

● 阪急阪神ホテルズが出店
 「阪急阪神ホテルズ」は、「ヨドバシホールディングス」が開発する「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」に、ホテルを出店することが決まりました。

 ホテルは9階~35階に、大阪梅田エリアで最大級の約1,000室で出店予定です。ホテルブランド名は未定で、2020年初春の開業を予定しています。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2018/08/07)
 大阪梅田エリアで最大級の約1,000室 (仮称)ヨドバシ梅田タワーにおけるホテル出店のお知らせ 2020年初春開業予定

(仮称)ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.340m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,275.68㎡(施設全体)、6.371.70㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-220,352.60㎡(施設全体)、111,527.16㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-170,225.45㎡(施設全体)、92,287.68㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-約1,000室
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年09月13日(地鎮祭)
◆ 竣工-2019年12月末日予定
◆ 開業-2020年初春予定(ホテル)

(注意) 上記の概要は「建築計画のお知らせ」の数値です。「国土交通省」の資料では、延床面積219,857.71㎡(施設全体)、110,820.64㎡(ヨドバシ梅田タワー)となっています。


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「概要図」です。

 引用資料 国土交通省(PDF:2017/09/29)
 株式会社ヨドバシホールディングス、株式会社ヨドバシカメラの民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)を認定 


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「阪急グランドビル(阪急32番街)」の展望ロビーから見た様子です。


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タワークレーン3基で建設しています。「鉄骨建方」がどんどん進んでいます。


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29階・30階・31階(32FL)部分の鉄骨建方が行われています。


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中央部分が南側に出っ張っていますが、「カーテンウォール」の取り付けが行われています。出っ張り部分の両側に客室が覗けないように窓が無いので、この部分に「エレベーター」を設置する可能性が高いです。

 南東端には緊急避難用の「非常階段」が見えます。ビルの両側から避難出来るように、緊急避難用の「非常階段」は、南西端にも設置されています。


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「阪神梅田本店」から見た様子です。


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アップです。
 

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「ノースゲートビルディング」から見た「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です。


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「鉄骨建方」がどんどん進んでいます。


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29階・30階・31階(32FL)部分の鉄骨建方が行われています。


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「グランフロント大阪 北館」から見た「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です。


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ホテル部分です。


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西面です。「制振装置」が見えます。南西端には緊急避難用の「非常階段」が見えます。


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ホテル部分の「カーテンウォール」の取り付けが行われています。


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北東側から見た様子です。



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天神ビッグバン第1弾 更に高さが高くなった「(仮称)天神ビジネスセンター」 2019年1月29日に着工!

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-(仮称)天神ビジネスセンター-

 「福岡市」の天神ビッグバン第1弾として、天神1丁⽬南ブロックに「福岡地所」による「天神ビジネスセンタープロジェクト」が、本格始動します。デザイン性や耐震性にも力を入れており、天神地区における開発を牽引するプロジェクトとして期待されています。

 「明治通り地区」では、福岡市が国家戦略特区の制度を活用して2014年11月に、「航空法」に基づくビルの高さ制限を従来の67mから76mに緩和しています。

 「国家戦略特区」として福岡市において認められている、「航空法高さ制限のエリア単位での特例承認」について、「天神明治通り地区」において更なる特例承認が認められるとともに、新たにウォーターフロント地区が追加されることになりました。

 更なる高さ制限緩和により、福岡地所関係者は、更に高くする方向で検討に入ったことを明らかにしていました。「天神ビジネスセンタープロジェクト」の予定地は、高さ制限約86m~約90mの区画に入っています。

● 2019年1月29日に着工!
 「福岡地所」は2019年1月29日に、福岡市同市天神地区で大型複合ビル「天神ビジネスセンター(仮称)」の起工式を執り行い、新築工事に着手したと発表しました。

 引用資料 福岡地所(PDF:2019/01/29)
  「(仮称) 天神ビジネスセンター」新築工事着工のお知らせ

 地上16階から地上19階に変更され、高さも約76mから約89mと高くなりました。延床面積61,116.98㎡です。変更前は約60,250㎡でした。

(仮称)天神ビジネスセンターの概要
◆ 計画名-天神ビジネスセンタープロジェクト
◆ 所在地-福岡県福岡市中央区天神一丁目87-1 他
◆ 階数-地上19階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-約89m
◆ 敷地面積-3,917.18㎡
◆ 建築面積-3,234.55㎡
◆ 延床面積-61,116.98㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨コンクリート造
◆ 地震対策-免震構造(積層ゴム、オイルダンパーの併用)
◆ 用途-オフィス、店舗、駐車場
◆ 建築主-福岡地所
◆ 設計者-(基本設計)⽇本設計、(実施設計)前⽥建設⼯業
◆ 建築デザイン-重松象平/OMA
◆ 施工者-前⽥建設⼯業
◆ 着工-2019年01月29日(起工式)
◆ 竣工-2021年09月30日予定
◆ 総事業費-約500億円


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「外観イメージ」です。


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「内観イメージ」です。


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「フロア構成図」です。


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当初計画の外観イメージ
 
当初計画の「天神ビジネスセンタープロジェクト」の完成イメージです。地上16階、塔屋2階、地下2階、高さ約76mでした。

 引用資料 福岡市(PDF:2017/01/04)
 『天神ビッグバン第⼀号』が本格始動します!

天神ビジネスセンタープロジェクトの概要(当初計画)
◆ 所在地-福岡県福岡市中央区天神一丁目
◆ 階数-地上16階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-約76m
◆ 敷地面積-約3,900㎡
◆ 建築面積-約3,400㎡
◆ 延床面積-約60,250㎡(容積対象外床⾯積含む)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨コンクリート造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-オフィス、店舗、駐⾞場等
◆ 建築主-福岡地所
◆ 設計者-(基本設計)⽇本設計、(実施設計)前⽥建設⼯業
◆ 建築デザイン-重松象平/OMA
◆ 施工者-前⽥建設⼯業
◆ 着工-2017年度予定
◆ 竣工-2020年度予定



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2019年1月29日 (火)

JR東海 リニア中央新幹線の「名古屋市ターミナル駅」 2019/01/10 在来線の名古屋駅の北端で大規模に工事が進行中!

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-リニア中央新幹線-
 
2027年に開業を目指す「リニア中央新幹線(品川~名古屋間)」は、路線距離は約286kmで、全体の86%に当たる約246kmが地下やトンネルとなります。最高時速500キロで走行し、東京と名古屋を最短40分で結ぶ予定です。
 
 駅は、(1)東海道新幹線品川駅地下、(2)相模原市緑区のJR橋本駅付近、(3)甲府市大津町付近、(4)長野県飯田市上郷飯沼付近、(5)岐阜県中津川市千旦林付近、(6)東海道新幹線名古屋駅地下の6駅が設けられます。

中央新幹線(東京都・名古屋市間)の概要
◆ 路線延長-約286km(地上部約40km、トンネル部約246km)
◆ 駅(6駅)
 (1) 東京都-東京都港区東海道新幹線品川駅(地下駅)
 (2) 神奈川県-神奈川県相模原市緑区JR橋本駅付近(地下駅)
 (3) 山梨県-山梨県甲府市大津町付近(地上駅)
 (4) 長野県-長野県飯田市上郷飯沼付近(地上駅)
 (5) 岐阜県-岐阜県中津川市千旦林付近(地上駅)
 (6) 愛知県-名古屋市中村区東海道新幹線名古屋駅(地下駅)
◆ 車両基地(2ヶ所)
 (1) 関東車両基地-神奈川県相模原市緑区鳥屋付近(約50ha)
 (2) 中部車両基地-岐阜県中津川市千旦林付近(工場機能含む:約65ha)
◆ 変電施設-10ヶ所
◆ 保守基地-8ヶ所(保守用車留置施設含)
◆ 走行方式-超電導磁気浮上方式
◆ 最高設計速度-時速505km
◆ 開業-2027年予定(品川~名古屋間)


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名古屋市ターミナル駅の概要

 「名古屋市ターミナル駅の概要」です。「名古屋市ターミナル駅」は、新幹線や在来線の名古屋駅の北側寄りで、新幹線や在来線とは東西方向にほぼ十字に交差します。

 引用資料 名古屋市・公式ホームページ(PDF)
 リニア中央新幹線と名古屋駅周辺まちづくり構想 


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名古屋市ターミナル駅の断面イメージ

 「名古屋市ターミナル駅の概要(断面イメージ)」です。地下約30m(新幹線ホームからは約40m)の地下空間に建設します。品川駅と同様に各ホームには2編成ずつ計4編成のリニアが停車出来ます。
 
 
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名古屋駅ターミナル駅の施工概要

 工事は「開削工法」で行われます。私のような素人が工程見ると、超難工事の品川駅よりは簡単そうに見えましたが、品川駅以上に複雑で大規模な工事となるそうです。

 
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高架の在来線のホームの北端を解体して、リニア中央新幹線の「名古屋市ターミナル駅」の工事が行われています。


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西側寄り(東海道新幹線側)です。


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黄色い蓋のある部分の内部で、杭工事を行っていると思われます。


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中央寄りです。


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東側寄りです。


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地上部分です。工事用の建物が構築されています。



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「宝塚ファミリーランド」跡地 文化芸術施設及び庭園整備事業(宝塚ガーデンフィールズ跡地利活用)

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-宝塚ガーデンフィールズ跡地利活用-

 「宝塚市」は、「宝塚ファミリーランド」の面影が唯一残された空間でもあり、多くの市民にとって、わがまちを象徴する貴重な一角である宝塚ガーデンフィールズ跡地について、緑をはじめとする現在の良好な環境を活用し、新たな宝塚文化の創造につながるような土地活用を図るため、「手塚治虫記念館」の北側部分の土地、約1haを取得し、2020年春のオープンを目指して、文化芸術施設および庭園の整備事業を進めています。

 引用資料 宝塚市・公式ホームページ
 文化芸術施設及び庭園整備事業(宝塚ガーデンフィールズ跡地利活用)


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「完成予想図2 南東側鳥瞰」です。


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「文化芸術施設及び庭園整備事業(宝塚ガーデンフィールズ跡地利活用)」の建設現場を南西側から見た様子です。


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南側には「手塚治虫記念館」があります。「手塚治虫記念館」は、一時休館(2018年12月25日~2019年3月31日)しています。


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市立手塚治虫記念館前に平和モニュメント「火の鳥」が設置されています。


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北側から見た様子です。


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少し角度を変えた様子です。


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北東側から見た様子です。



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2019年1月28日 (月)

JR名古屋駅東口(桜通口) 駅前広場を拡張 ロータリーと円錐形モニュメント「飛翔」を撤去!

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-JR名古屋駅東口(桜通口)-

 2027年の「リニア中央新幹線」開業に向け、名古屋市がJR名古屋駅東口(桜通口)に広場を整備する方針を固めました。ロータリーと円錐形モニュメント「飛翔(ひしょう)」を撤去し、駅前の道路を「Y字形」にします。渋滞を減らすとともに、名古屋の玄関口を開けた空間にしてイメージアップを狙います。

 現在は、駅前の「南北道路」と「桜通」は「T字形」に接しています。現状のロータリー構造ではなく、三差路に造り替えて、「T字形」から「Y字形」に変更します。混合しているタクシーと一般車の乗降場を分けて、タクシーは北側、一般車は南側に整備し、車両の混雑を緩和します。

 広場を拡張し、中央コンコースからモニュメント跡地までの充実した広場空間を確保し、乗り換え先を一目で理解でき、エレベーターなどで上下移動も円滑な乗り換え空間に整備します。
 歩行者は中央コンコースから東に向かえば、まっすぐに地下街や地下鉄東山線に向かうことができようになります。

● 迷駅の解消
 名古屋駅は、構造の複雑さや規模の大きさから多くの利用者を戸惑わせます。「名駅」をもじって「迷駅」とも揶揄されています。これたの工事が完成すると、「迷駅」はかなり改善されると思います。


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ロータリーと円錐形モニュメント「飛翔(ひしょう)」を撤去し、駅前の道路を「Y字形」にします。


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北西側から見た様子です。この部分は駅前広場になります。


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JR名古屋駅前のシンボル円錐形モニュメント「飛翔」です。高さ23mあります。


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南西側から見た様子です。正面に見えるのは、地上34階、塔屋1階、地下4階、高さ174.70mの「大名古屋ビルヂング」です。


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南東側から見た様子です。



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京都駅西部エリア活性化将来構想 梅小路公園再整備 梅小路公園「賑わい施設」の設置

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-梅小路公園「賑わい施設」-
 「梅小路公園」は、「京都駅西部エリア活性化将来構想」において、その魅力をますます高め、更なる人の流れを生み出すこととされています。

 この間、京都水族館や京都鉄道博物館等の開業を契機に、梅小路公園への来園者数は飛躍的に増えており、「JR梅小路京都西駅」の開業や、今後予定されているホテル・商業施設の開業により、来園者数は更なる増加が見込まれます。

 一方で、公園利用者からは、休憩や飲食ができる場所を求める意見が多く寄せられており、このようなニーズはより一層高まっていくと考えられます。

 こうした状況の下、公園利用者の利便性を向上させ、公園及び周辺地域の更なる活性化を図るため、新駅予定地に近接する七条入口広場に、民間事業者からの提案による新たな賑わい施設を設置することとし、施設の整備及び運営を行う事業者を募集しました。

 引用資料 京都市情報館(2018/09/07)
 梅小路公園「賑わい施設」の設置に係る公募の実施について

賑わい施設の概要
◆ 所在地-京都府京都市下京区観喜寺町(京都市梅小路公園 七条入口広場東側の敷地) 
◆ 敷地面積-約1,200㎡ 
◆ 募集する施設-(便益施設)飲食店、売店、トイレ、(休養施設)無料の休憩所


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「賑わい施設候補地」です。「梅小路公園」周辺は、急速に観光の拠点化が進んでいます。「京都水族館」の開業前までは、ほとんど何も無かったので、凄まじい変化です。


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南西側から引いて見た様子です。「賑わい施設候補地」のすぐ東隣りでは、「日本通運 梅小路倉庫」跡に「(仮称)ザ ロイヤルパークホテル 京都梅小路」が建設されます。


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南西側から見た様子です。


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南側から見た様子です。現在は植栽が行われています。


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(仮称)ザ ロイヤルパークホテル 京都梅小路

 「三菱地所」と三菱地所グループのホテル事業会社である「ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツ」は、京都市下京区観喜寺町において「(仮称)ザ ロイヤルパークホテル 京都梅小路」の新規出店を決定しています。

 引用資料 三菱地所(PDF:2018/10/04)
 ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツ、「(仮称)ザ ロイヤルパークホテル 京都梅小路」の新規出店決定   

 建設予定地は、解体工事が行われた「日本通運 梅小路倉庫」の跡地です。「日本通運」が所有する土地に「三菱地所」がホテルを開発し、「ロイヤルパークホテルズ」が経営・運営を行います。開業は2020年秋を予定しています。

(仮称)ザ ロイヤルパークホテル 京都梅小路の概要
◆ 計画名-(仮称)京都梅小路ホテル計画
◆ 所在地-京都府京都市下区観喜寺13番他(地番)
◆ 交通-JR嵯峨野線「梅小路京都西」駅徒歩1分
◆ 階数-地上6階、地下0階
◆ 高さ-約20m
◆ 敷地面積-3,544.24㎡
◆ 建築面積-約2,250㎡
◆ 延床面積-約11,040㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル、飲食施設等
◆ 客室数-246室
◆ 建築主-三菱地所(土地所有者=日本通運、建物所有者=三菱地所、ホテル経営・運営=ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツ(三菱地所100%出資))
◆ 設計者-三菱地所設計
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2019年04月初旬予定
◆ 開業-2020年秋頃予定


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「日本通運 梅小路倉庫」の解体工事は完了しています。



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2019年1月27日 (日)

約10年の歳月を経て復活した超高層タワーマンション モントーレ香椎浜サーフタワーセンターコート

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-モントーレ香椎浜サーフタワーセンターコート ー

 「西武ハウス」は、福岡市東区香椎浜三丁目の「イオンモール香椎浜」の西側に、地上32階、総戸数587戸の九州最大規模の超高層タワーマンションを建設しています。ちなみに「西武ハウス」は、西武鉄道を中心とする「西武ホールディングス」とは関係無く、福岡市中央区に本社を置く不動産会社です。

 引用資料 公式ホームページ
 モントーレ香椎浜サーフタワーセンターコート
 
 「モントーレ香椎浜サーフタワーセンターコート 」は、西武ハウスが進めていたモントーレ香椎浜マンションプロジェクトの最終章となります。

 総戸数587戸は民間分譲マンション単棟と単独事業者としての供給数共に九州最大規模を誇ります。「モントーレ香椎浜サーフタワーセンターコート」に伴い、モントーレ香椎浜マンションプロジェクト全体の総戸数は1,255戸の供給となります。

● 約10年の歳月を経て復活した超高層タワーマンション
 モントーレ香椎浜マンションプロジェクトの建設現場には、約10年前に地上30階以上の超高層タワーマンションの建設計画がありました。

 その後に襲ったリーマンショックの影響か分かりませんが、プロジェクト自体が凍結されていました。その後プロジェクトが再び動き出して、中層のマンションが建設されました。

 モントーレ香椎浜マンションプロジェクトの最後に、真打とも言える超高層タワーマンションが建設されます。約10年の歳月を経て復活しました。こういうのを見ても今の福岡市の勢いを感じます。

モントーレ香椎浜サーフタワーセンターコートの概要
◆ 計画名-(仮称)東区香椎浜3丁目E棟 新築工事 
◆ 所在地-福岡県福岡市東区香椎浜三丁目7-80(地番)
◆ 最寄駅-西鉄バス「香椎浜北公園」バス停徒歩約2分、西鉄バス「香椎浜中央」バス停徒歩約3分、西鉄バス「留学生会館前」バス停徒歩約6分 
◆ 階数-地上32階、地下0階
◆ 高さ-(調査中)
◆ 敷地面積-58,325.74㎡(施設全体)、18,573.70㎡(建築確認対象面積)
◆ 建築面積-7,930.33㎡
◆ 延床面積-65,913.53㎡(容積対象延床面積50,710.41㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-基礎免震構造(積層ゴムアイソレーター×2種類、高摩擦弾性すべり支承、免震NSUダンパー×2種類)
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-587戸(他ゲストルーム1戸)
◆ 延床面積-西武ハウス
◆ 設計者・監理者-ア-キスタイル
◆ 施工者-日本国土・旭・松山 特定建設工事共同企業体
◆ 着工-2018年10月
◆ 竣工-2020年12月下旬 予定
◆ 入居開始-2021年2月下旬予定


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完成イメージです。


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「配置図」


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「ロケーション」です。


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約11年前の現地

 11年以上前の2007年10月25日の現地の様子です。奥に「アイランドタワー スカイクラブ」の建設現場が見えます。当時、地上30階以上の超高層タワーマンションの建設計画があったので撮影しました。



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名古屋市 地上30階、高さ約111mの「錦二丁目7番第一種市街地再開発事業」 2019年1月10日の状況

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-錦二丁目7番第一種市街地再開発事業

 名古屋市中区錦二丁目に「日本銀行名古屋支店」がありますが、日本銀行名古屋支店の東南側の街区で再開発が計画されています。

 「錦二丁目地区」はかつては、日本有数の繊維問屋街として発展しましたが、繊維業の衰退に伴い、人口減少により、駐車場などの更地が目立っています。

 「野村不動産、旭化成不動産レジデンス、エヌ・ティ・ティ都市開発、長谷工コーポレーション」は、「錦二丁目7番第一種市街地再開発事業」の市街地再開発組合設立について名古屋市長の認可を受けています。

 引用資料 野村不動産(PDF:2017/11/20)
 「名古屋・錦二丁目7番第一種市街地再開発事業」 市街地再開発組合設立認可のお知らせ

 地上30階、地下1階、高さ約111mの超高層タワーマンションを建設します。構想が発表された時は、最高高さ約150mでしたが、最終的には110.680mとなりました。

錦二丁目7番第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-愛知県名古屋市中区錦二丁目705ほか(地名地番)
◆ 交通-名古屋市営地下鉄鶴舞線・桜通線「丸の内」駅から徒歩2分
◆ 階数-地上30階、地下1階
◆ 高さ-最高部110.680m
◆ 敷地面積-3,715.50㎡
◆ 建築面積-2,394.15㎡
◆ 延床面積-45,069.28㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-共同住宅(分譲、賃貸)、店舗
◆ 総戸数-358戸
◆ 建築主-錦二丁目7番地区市街地再開発組合(参加組合員 野村不動産、旭化成不動産レジデンス、エヌ・ティ・ティ都市開発、長谷工コーポレーション)
◆ 設計者・監理者-長谷工コーポレーション
◆ 施工者-長谷工コーポレーション
◆ 解体工事-2018年08月01日~2019年02月15日予定
◆ 着工-2019年02月中旬頃予定
◆ 竣工-2021年12月末頃予定


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「1F平面イメージ、断面イメージ(X断面)」です。


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「位置図」です。


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「錦二丁目7番第一種市街地再開発事業」の建設予定地を南東側から見た様子です。


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現在は、「錦二丁目7番第一種市街地再開発事業に係る解体工事」が「長谷工コーポレーション」により行われています。「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は、2018年8月1日~2019年2月15日(予定)となっています。


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北東側から見た様子です。残っているのは北東側のみです。


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北西側から見た様子です。


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解体工事が行われています。


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重機でバリバリ解体しています。


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「錦二丁目7番第一種市街地再開発事業」の建築計画の概要です。



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2019年1月26日 (土)

大坂夏の陣から400年 「豊臣秀吉」が築いた初代大坂城石垣に再び光を! 大坂城 豊臣石垣公開プロジェクト

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-大阪城(大坂城)-
 ご存知のように今の大阪城は、徳川期の石垣に、豊臣期の天守閣に似せて再建した天守閣が建っています。歴史的にはあり得ないコラボですが、史実を超越するカッコ良さがあります。

 「豊臣秀吉」が天下統一の拠点として築城した初代大坂城は、「三国無双の城」とたたえられる豪荘華麗な城でしたが、1615年の「大坂夏の陣」で豊臣方が敗れた後、徳川幕府により豊臣大坂城を覆い隠すように徳川大坂城が築かれて以来、今も地下に眠り続けています。

 「大坂夏の陣」から400年を機に、大阪城の歴史を物語る新たな魅力を創出するため、豊臣秀吉が築いた初代豊臣期大坂城の石垣を掘り起こして公開する「豊臣石垣公開プロジェクト」に取り組んでいます。

 引用資料 公式ホームページ
 大坂城 豊臣石垣公開プロジェクト


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「施設の外観イメージ」です。


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「施設の内観イメージ」です。


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この下に「豊臣期大坂城(1583年~1615年)」の石垣が眠っています。2016年11月12日にブラタモリ「大坂城・真田丸スペシャル ~大坂城はなぜ難攻不落?~」で放送された場所です。


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大阪城本丸広場の「旧第四師団司令部庁舎(もと大阪市立博物館)」を「MIRAIZA OSAKA-JO(ミライザ大阪城)」に改修中に仮囲いにいろいろ描かれていました。


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豊臣期大坂城(1583年~1615年)
 
豊臣秀吉は、賤ヶ岳合戦により柴田勝家を倒し大坂を手中にすると、本願寺の跡地に天下に比類なき城郭を築き始めます。本丸、二の丸の規模は現在の大阪城とほぼ同じで、それを取り囲む2km四方にもおよぶ惣構を備えた大城郭でした。


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徳川期大坂城(1620年~1868年)
 
1615年の大坂夏の陣で豊臣方が敗れた後、徳川幕府により豊臣大坂城を覆い隠すように徳川大坂城が築かれました。


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徳川幕府は、豊臣期大坂城の上に盛り土をして、新たな大坂城を築きました。そのため豊臣期大坂城の石垣は、今も地下に眠り続けています。



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名古屋市 地上28階、高さ約101mのホテル型高級賃貸マンション「栄タワーヒルズ」 2019年1月10日の建設状況

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-栄タワーヒルズー
 リーマンショック前に、「白川公園」の東側の映画館「ヘラルドシネプラザ」跡地に超高層タワーマンション「(仮称)栄タワーヒルズ」が計画されていました。

 その後、一向に着工される気配はなく、地上21階、地下1階、高さ80.395mと規模を縮小して、「建築計画の概要」まで掲示されましたが、2015年2月1日の着工予定日を過ぎても着工される事はありませんでした。

 その後「建築計画の概要」が変更されて、地上28階、地下1階、高さ100.80m、延床面積26,866.69㎡と規模が大幅に拡大されました。
 2016年10月5日に「地鎮祭」が行われ着工しました。 計画名は「(仮称)新・栄タワーヒルズ」で、正式名は「栄タワーヒルズ」に決定います。

 引用資料 公式ホームページ → 栄タワーヒルズ

 高さですが、公式ホームページの物件概要で、高さ100.80mとなっています。「東建ビル管理」の公式ホームページには、 ”2019年、名古屋市中区栄に28階(地上28階、地下1階)建て、高さ107メートルの「栄タワーヒルズ」が完成予定となっております。” と書いてあるので、最高部は約107mの可能性があります。

 東建ビル管理 → 公式ホームページ 

栄タワーヒルズの概要
◆ 計画名-(仮称)新・栄タワーヒルズ
◆ 所在地-愛知県名古屋市中区栄三丁目3517番地1
◆ 交通-名古屋市営地下鉄名城線「矢場町」駅徒歩8分、名古屋市営地下鉄鶴舞線「大須観音」駅徒歩9分、名古屋市営地下鉄東山線「伏見」駅徒歩12分
◆ 階数-地上28階、地下1階  
◆ 高さ-100.80m  *最高部は約107mの可能性あり
◆ 敷地面積-3,102.41㎡
◆ 建築面積-1,970.80㎡
◆ 延床面積-26,866.69㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎工法-既成コンクリート杭(73本)
◆ 地震対策-制振構造(制震ダンパー)
◆ 用途-共同住宅、ショールーム、オフィス、店舗
◆ 総戸数-156戸
◆ 建築主-(有限会社)東建大津通B
◆ 設計者-日本設計
◆ 施工者-東建コーポレーション、清水建設
◆ 着工-2016年10月05日(地鎮祭)
◆ 竣工-2019年02月末予定
◆ 総工費-約200億円(土地代含む)


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「階層概要」です。


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西側の「白川公園」から見た「栄タワーヒルズ」の建設現場です。


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アップです。


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最高部です。


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北側から見た最高部です。


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南西側から見た様子です。


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南西側から見た下層階の様子です。


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南東側から見た様子です。


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南東側から見た下層階の様子です。


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東側の「若宮八幡宮」から見た様子です。


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東側から見た下層階の様子です。



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2019年1月25日 (金)

阪急京都線「長岡天神駅」周辺を高架化 「阪急長岡天神駅周辺整備基本計画」(案)

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-阪急長岡天神駅-

 阪急京都線の「長岡天神駅」周辺では、慢性的な渋滞を招いている長岡天神駅周辺の踏切除去に関し、立体交差化される予定です。

 2019年1月21日(月)~2019年2月15日(金)まで、「阪急長岡天神駅周辺整備基本計画」(案)の意見公募(パブリックコメント)が行われています。

 引用資料 長岡京市(2019/01/21)
 「阪急長岡天神駅周辺整備基本計画」(案)意見公募

 計画の対象区域は、阪急長岡天神駅の周辺に位置する幹線道路(アゼリア通り、天神通り、大山崎大枝線、西京高槻線)に囲まれた、東西に約1km、南北に約0.5kmの各幹線道路の沿道を含んだ範囲とします。


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「土地利用計画図」です。

● 阪急線路の高架化の推進
 東西市街地の分断と交通混雑を解消するため、鉄道高架事業を推進し、鉄道の高架化を図りつつ、道路ネットワーク整備を推進します。

● 駅前広場の整備
 交通結節機能の強化を図るため、阪急長岡天神駅の東西両側に交通特性に応じた駅前広場を整備します。


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「西側駅前広場のイメージ」です。

● 駅西側
 駅西側は、“長岡天神らしさ”を感じさせる、まちの顔にふさわしいシンボリックで緑豊かな魅力ある景観を形成するとともに、民間事業者が主体となり官民が連携しながら、魅力あるにぎわいを創出する仕掛けや仕組みづくりを推進します。


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「東側駅前広場のイメージ」です。

● 駅東側
 駅東側は、ビジネスや市民の利用の拠点として、交流機能を配置したまとまりのある広場空間や、ゆとりと緑陰のある休憩・待ち合わせの場などを配置します。


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「阪急高架の東側から西山方向を望む」です。


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「阪急高架の西側から市役所方向を望む」です。



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梅小路公園 嵯峨野線の新駅「梅小路京都西駅」 2019年3月16日の開業に合わせて行われている「七条入口広場の再整備」

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-梅小路京都西駅(うめこうじきょうとにしえき)-

 梅小路公園には、「京都水族館」があり、2016年4月29日には「京都鉄道博物館」もオープンしました。京都駅から離れていてアクセスが悪いため、新駅の設置が検討され、2015年2月にJR西日本と京都市が基本合意書を締結していました。

 工事着工に先立ち、2016年9月19日には、安全祈願祭と起工式典を開催しました。駅名は「梅小路京都西駅(うめこうじきょうとにしえき)」に決定し、2019年3月16日に開業予定です。

 引用資料 JR西日本・ ニュースリリース(2018/07/20)
 JR嵯峨野線 京都・丹波口間新駅 駅名決定について

 ホームは相対式2面、延長165m、ホーム幅は3.0m~6.7mとなります。ホーム上の安全設備として、「可動式ホーム柵」を設置します。

 駅舎の基本コンセプトは、「梅小路公園および京都市西部地区の玄関口として、鉄道を意識しつつ、地域との連携を育むデザイン」とします。
 京都の町並みの「縦格子・縦縞」や、京友禅の反物の「縦長矩形」などを引用するともとに、ホームの外壁や入口部を曲面にして「京都らしい色彩計画」とします。

梅小路京都西駅の概要
◆ 所在地-京都府京都市下京区観喜寺町(京都駅←約1.7km→新駅←0.8km→丹波口駅)
◆ ホーム(相対式2面、延長165m、幅員3.0m~6.7m)
◆ 旅客上家(屋根)
◆ エレベーター(2基 各ホーム1基)
◆ エスカレーター(4基 各ホーム上下1基ずつ)
◆ 自動改札4通路、券売機2台、みどりの券売機1台
◆ 着工-2016年09月19日(安全祈願祭と起工式典)
◆ 開業-2019年03月16日予定
◆ 事業費-約49億円(JR西日本約19億円、京都市約15億円、国約15億円)


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「位置図」です。


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2019年3月16日に開業予定の「梅小路京都西駅」です。


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「梅小路公園」の北西側は、新駅に面する玄関口になります。そのため改修工事が行われています。


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「七条入口広場の再整備」が行われています。工期は2019年3月29日(予定)までとなっているので、「梅小路京都西駅」の開業後も工事は続くようです。


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北西側から見た様子です。どんな感じに仕上がるのか楽しみです。


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北側から見た様子です。


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東側から見た様子です。


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南側から見た様子です。南側の再整備は終わっています。「路面ブロック」が綺麗に敷き直されています。



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2019年1月24日 (木)

名古屋市 栄広場と大丸松坂屋百貨店が所有する隣接地を一体開発再開発 「錦三丁目25番街区」の正確な範囲が判明!

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-名古屋市中区錦三丁目25番街区-
 
「栄広場」の再開発については1月15日にUPしたばかりですが、正式なリリースがあったので再度UPします。「大丸松坂屋百貨店」は1月23日に、大丸松坂屋百貨店および名古屋市が所有する敷地において、共同開発を実施すると発表しました。

 引用資料 J.フロント リテイリング(PDF:2019/01/23)
 錦三丁目25番街区の開発を 名古屋市と共同で推進 

 計画地は、名古屋市中区錦三丁目25番街区内の大丸松坂屋百貨店が所有する3,040.82㎡と名古屋市が所有する1,822.14㎡の合計4,862.96㎡です。大丸松坂屋百貨店と市有地を購入した事業参画者とが共同開発を行います。

 名古屋市が公募型プロポーザル方式により事業者を募集します。提案にあたっては、大丸松坂屋百貨店が求める条件について、大丸松坂屋百貨店が確認する機会を設けます。

 大丸松坂屋百貨店は、商業専門店事業を行い、名古屋市は、魅力ある機能導入をすすめ、周辺道路、公園、地下街との一体性に配慮した、求心性・シンボル性のある再開発を目指します。

スケジュール
◆ 2019年度-募集要項の公表、事業候補者の決定・公表
◆ 2020年度-基本協定の締結、土地売買契約の締結
◆ 2022年度-土地引渡し、着工
◆ 2024年度-竣工、供用開始


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「錦三丁目25番街区の概要」です。今回のニュース&トピックスで正確な範囲が判明しました。残念ながら北東側のビル群は参加しません。


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名古屋市が所有する「栄広場」は1,822.14㎡の広さがあります。


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「栄広場」の東側は駐車場となっています。この敷地も含まれます。


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街区を北東側から見た様子です。「大丸松坂屋」が所有する3,040.82㎡には、北東側の黒っぽいビル「日生・村瀬ビル」や奥の細いビルは含まれません。



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「京都駅」の北東側 バブル崩壊後の塩漬けの土地が動き出す 客室数472室の「(仮称)京都七条ホテル計画」 2019年1月4日の建設状況

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-(仮称)京都七条ホテル計画-

 JR京都駅北東側に、バブル崩壊後ずっと塩漬けになっていた土地があります。「京都新聞」によると、経営破綻した消費者金融大手「武富士」がかつて所有していましたが、バブル経済の崩壊で地価が下落、未開発のまま別会社に売却後、2017年8月に外資系の信託会社名で信託登記されていたそうです。

 京都市はホテルの建設ラッシュになっています。この土地も駅に近い好立地と旺盛な宿泊需要で高い稼働率が見込めると判断したとみられ動き出しました。

 「京都新聞」によるとホテルは、宴会場などを設けない宿泊主体型の施設で、国内外でホテル事業を手掛ける「共立メンテナンス」が運営するようです。

(仮称)京都七条ホテル計画の概要
◆ 所在地-京都府京都市下京区七条通間之町東入材木町491番地 他
◆ 階数-地上9階、地下1階
◆ 高さ-最高部33.93m、軒高31.0m
◆ 敷地面積-2,435.03㎡
◆ 建築面積-1,932.94㎡
◆ 延床面積-16,829.89㎡(容積対象外⾯積946.64㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-472室
◆ 建築主-ウィンチェスター特定目的会社
◆ 設計者-戸田建設、東洋設計事務所
◆ 監理者-戸田建設
◆ 施工者-戸田建設
◆ 着工-2018年08月01
◆ 竣工-2020年03月15日予定


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「(仮称)京都七条ホテル計画」の建設現場を北東側から見た様子です。JR京都駅北東側になります。


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西隣は駐車場となっています。ここも遠くない先に開発されると思われます。


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更に西側です。


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内部では「埋蔵文化財発掘調査」が行われていましが、完了して再び駐車場になっています。



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2019年1月23日 (水)

名古屋市 2018年6月末に閉店した栄の百貨店「丸栄」 跡地を事業費最大2,000億円で再開発!

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-丸栄-
 名古屋・栄の百貨店「丸栄」が、2018年6月30日に閉店しました。親会社の「興和」は、周辺で所有する「栄町ビル、ニューサカエビル」の2棟とともに一体開発する考えです。事業費は最大2,000億円程度とされています。 

 「丸栄」は外商の営業を続け、会社も存続します。ただし、1953年に建てられた「本館」は耐震性に問題があるため、2018年11月から建物の解体に着工しました。

● 名古屋の百貨店「4M」の1つ
 「ジェイアール名古屋タカシマヤ」が開業するまで、名古屋の百貨店は「4M(松坂屋、三越、名鉄、丸栄」と言われていました。ちなみに「名古屋三越」は、1980年まで「オリエンタル中村」と言う名称でした。

 「丸栄」は、前身の呉服店を含めて約400年の伝統を誇った老舗です。バブル末期の1992年2月期には売上高が過去最高の825億円を記録しました。
 バブル崩壊後は売上高が25期連続の右肩下がりが続き、2017年2月期は168億円と最盛期の約5分の1まで減りました。2017年には名古屋に本社を置く「興和」の完全子会社となりました。


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解体工事に着手
 「丸栄」は2018年6月30日に閉店しました。シャッターが閉められています。2018年11月12日から建物の解体作業が始まっているようですが、外からは分かりませんでした。2020年3月末までに解体を終えるようです。


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柱に貼られた顧客への感謝文です。


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道路北側の街区を南東側から見た様子です。写真の左端が「栄町ビル」、右端が「ニューサカエビル」です。間に別のビルが挟まっています。

 当初は、2027年の完成をメドにしていましたが、一部地権者との交渉が難航しているため完成が遅れるようです。地権者と合意しないと敷地形状が「凹」状になっていまします。


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「ニューサカエビル」の北側は駐車場になっています。


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道路北側の街区を北東側から見た様子です。写真の右端が「栄町ビル」です。この部分は「名古屋国際ホテル」となっています。



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京都駅前 (仮称)ダイワロイネットホテル京都八条東口PJ新築工事 2019年1月4日の建設状況

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-(仮称)ダイワロイネットホテル京都八条東口-
 京都駅前は空前のホテル建設ラッシュになっています。京都八条東口で「(仮称)ダイワロイネットホテル京都八条東口PJ新築工事」が行われています。

 「建築基準法による確認済」の標識では、建築主が「三井住友トラスト・パナソニックファイナンス」、「開発構想の概要」の標識では、建築主が「ダイワロイヤル」となっていました。「三井住友トラスト・パナソニックファイナンス」が建物を建設して、「ダイワロイヤル」がホテルを運営するのだと思われます。

(仮称)ダイワロイネットホテル京都八条東口PJ新築工事の概要
◆ 所在地-京都府京都市南区東九条東山王町14番1
◆ 階数-地上9階、地下1階
◆ 高さ-31.0m
◆ 敷地面積-1,081.76㎡
◆ 建築面積-870.00㎡
◆ 延床面積-7,103.00㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-179室
◆ 建築主-三井住友トラスト・パナソニックファイナンス
◆ 設計者・監理者-ダイワハウス工業、(基本設計、監修)梓設計
◆ 施工者-ダイワハウス工業
◆ 着工-2018年01月10日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年05月31日予定(労災保険関係成立票より)


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「(仮称)ダイワロイヤルホテル京都八条東口PJ新築工事」の建設現場を北西側から見た様子です。


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西側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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「開発構想の概要」です。


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「旅館業施設計画の概要」です。



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2019年1月22日 (火)

JR西日本グループ 京都駅前 ホテルヴィスキオ京都 by GRANVIA 2019年5月30日オープン!

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ホテルヴィスキオ京都 by GRANVIA
 JR西日本グループは、JR京都駅八条口から徒歩2分という抜群のロケーションに、「ジェイアール西日本ホテル開発」の運営するハイクラス宿泊特化型ホテルの新規ブランド「ヴィスキオ」と、「ジェイアール西日本デイリーサービスネット」の100%出資子会社である「JR西日本ヴィアイン」が運営する宿泊特化型ホテル「ヴィアイン」の2ホテルを出店します。

 土地所有者の「松原興産」からホテル建築物を賃借します。設計者・監理者は「東急設計コンサルタント」、施工者は「奥村組・日本国土開発特定建設工事共同企業体」です。

● 東棟(ホテルヴィスキオ京都 by GRANVIA)
 敷地東側の敷地面積約3,150㎡に、地上9階、地下0階、延床面積約17,750㎡、客室数423室のホテルを建設します。「ジェイアール西日本ホテル開発」がハイクラス宿泊特化型ホテルを運営します。

 ホテルの名称は「ホテルヴィスキオ京都 by GRANVIA」です。「ヴィスキオ(VISCHIO)」は、イタリア語で「宿り木」の意味です。北欧神話で宿り木は幸福、安全、幸運をもたらす聖なる木とされています。

 引用資料 公式ホームページ
 ホテルヴィスキオ京都 by GRANVIA

ホテルヴィスキオ京都 by GRANVIAの概要
◆ 計画名-(仮称)京都駅八条口前ホテル計画(東敷地)
◆ 所在地-京都府京都市南区東九条上殿田町44-1
◆ 階数-地上9階、地下0階)
◆ 高さ-最高部34.4m
◆ 敷地面積-約3,150㎡
◆ 建築面積-約2,510㎡
◆ 延床面積-約17,750㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル、店舗、駐車場
◆ 客室数-全423室(モデレートダブル56室、モデレートツイン・スーペリアツイン・デラックスツイン312室、ユニバーサルツイン1室、トリプルルーム49室、ファミリールーム5室)
◆ 建築主-松原興産
◆ 設計者・監理者-東急設計コンサルタント
◆ 施工者-奥村組・日本国土開発特定建設工事共同企業体(東敷地は奥村組の施工)
◆ 着工-2018年01月15日
◆ 竣工-2019年03月15日予定
◆ 開業-2019年05月30日予定


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「ホテルヴィスキオ京都 by GRANVIA」を北東側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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東面の外壁です。


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南西側から見た様子です。ロゴが取り付けられています。西隣は「ヴィアイン京都駅八条口」です。同じ2019年5月30日にオープン予定です。


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南西側から見た下層階の様子です。



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JR西日本グループ 京都駅前 ヴィアイン京都駅八条口 2019年5月30日オープン!

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-ヴィアイン京都駅八条口-

 JR西日本グループは、JR京都駅八条口から徒歩2分という抜群のロケーションに、「ジェイアール西日本ホテル開発」の運営するハイクラス宿泊特化型ホテルの新規ブランド「ヴィスキオ」と、「ジェイアール西日本デイリーサービスネット」の100%出資子会社である「JR西日本ヴィアイン」が運営する宿泊特化型ホテル「ヴィアイン」の2ホテルを出店します。

 土地所有者の「松原興産」からホテル建築物を賃借します。設計者・監理者は「東急設計コンサルタント」、施工者は「奥村組・日本国土開発特定建設工事共同企業体」です。

● 西棟(ヴィアイン京都駅八条口
 敷地西側の敷地面積約2,800㎡に、地上10階、地下0階、延床面積約14,100㎡、客室数468室のホテルを建設します。「ジェイアール西日本デイリーサービスネット」の100%出資子会社である「JR西日本ヴィアイン」が、宿泊特化型ホテル「ヴィアイン」を運営します。

 引用資料 公式ホームページ
 ヴィアイン京都駅八条口

ヴィアイン京都駅八条口の概要
◆ 計画名-(仮称)京都駅八条口前ホテル計画(西敷地)
◆ 所在地-京都府京都市南区室町通針小路東入ル東九条上殿田町44-1
◆ 階数-地上10階、地下0階
◆ 高さ-最高部34.4m
◆ 敷地面積-約2,800㎡
◆ 建築面積-約1,700㎡
◆ 延床面積-約14,100㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル、店舗、駐車場
◆ 客室数-全468室(シングル72室、ダブル162室、ツイン55室、スーペリアツイン115室、デラックスダブル27室、デラックスツイン27室、ユニバーサルツイン1室 、トリプル9室)
◆ 建築主-松原興産
◆ 設計者・監理者-東急設計コンサルタント
◆ 施工者-奥村組・日本国土開発特定建設工事共同企業体(西敷地は日本国土開発の施工)
◆ 着工-2018年01月15日
◆ 竣工-2019年03月15日予定
◆ 開業-2019年05月30日予定


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「ヴィアイン京都駅八条口」を南西側から見た様子です。奥に「ホテルヴィスキオ京都 by GRANVIA」の建設現場が見えます。


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北西側から見た様子です。


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敷地北側の道路です。奥に「ホテルヴィスキオ京都 by GRANVIA」の建設現場が見えます。


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「ホテルヴィスキオ京都 by GRANVIA」との境目です。



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2019年1月21日 (月)

国土交通省発表 2018年の訪日クルーズ旅客数とクルーズ船の寄港実績(速報値) 1位「博多港」・2位「那覇港」・3位「長崎港」

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-訪日クルーズ旅客数とクルーズ船の寄港実績
 1月18日に、「国土交通省」から「2018年の訪日クルーズ旅客数とクルーズ船の寄港回数(速報値)」の発表がありました。2018年(1月~12月)の訪日クルーズ旅客数は、前年比3.3%減の244.6万人となりました。

 引用資料 国土交通省(2019/01/18)
 2018年の訪日クルーズ旅客数とクルーズ船の寄港回数(速報値) 

 方面別に見ると、最大のシェアを持つ中国発の訪日クルーズ旅客が202万人(対前年比7.0%減)と減少、一方で、我が国発着クルーズで入国した訪日クルーズ旅客は7.3万人(対前年比43.1%増)と増加しました。

 外国船社が運航するクルーズ船の寄港回数は、少し前までは「博多港」が2位に圧倒的な差をつけてダントツで日本一でしたが、2年連続減少しています。「博多港」を猛追していた「長崎港」も減少し、「那覇港」に2位の座を明け渡しました。

 それでも、外国船社が運航するクルーズ船の寄港回数は、「博多港、那覇港、長崎港、平良港(宮古島)、石垣港、佐世保港、鹿児島港」などの九州・沖縄の港湾がベスト7を占めています。

 外国船社が運航するクルーズ船は、需要が圧倒的に多い中国を母港として、中国→台湾→沖縄→九州→韓国→中国(またはその逆)の東シナ海を運航するルートが主力となっています。

● ベラビスタマリーナ(広島県尾道市)
 日本船社が運航するクルーズ船の寄港回数で、「ベラビスタマリーナ(広島県尾道市)」がいきなり1位になりました。調べてみると独自の小型クルーズ船で、「ベラビスタマリーナ」を母港として、瀬戸内海クルーズ行っているようです。

 アメリカの有力紙であるNYタイムズが選ぶ「2019年に行くべき52ヶ所」で、日本から唯一「瀬戸内の島々」が選ばれ、7位にランクインしました。ここ最近、瀬戸内海は海外でも評判が上がっています。

 私は世界遺産のベトナムの「ハロン湾」を見て、 ”こんな場所が日本にあったらなあ!” と何度も思った事があります。「ハロン湾」ほどではありませんが、瀬戸内海の島々の風景もかなりレベルが高いと思います。


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我が国港湾へのクルーズ船の寄港回数

 順調に伸びていた外国船社が運航するクルーズ船の寄港回数ですが、前年比5.0%減の1,913 回となりました。今後は今までのような急激な伸びは見込めないと思いますが、上下を繰り返しながらなだらかに伸びて行くと思われます。


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国船社及び日本船社が運航するクルーズ船の寄港回数
 2018年(1月~12月)、外国船社及び日本船社が運航するクルーズ船の国内港湾への寄港回数の港湾別ランキングです。


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外国船社が運航するクルーズ船の寄港回数

 2018年(1月~12月)、外国船社が運航するクルーズ船の国内港湾への寄港回数の港湾別ランキングです。


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日本船社が運航するクルーズ船の寄港回数

 2018年(1月~12月)、日本船社が運航するクルーズ船の国内港湾への寄港回数の港湾別ランキングです。



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JR京都駅前 2019年1月29日(火)オープンする京阪グループのフラッグシップホテル「THE THOUSAND KYOTO(ザ サウザンド キョウト)」

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-THE THOUSAND KYOTO

 「京阪電気鉄道、京都センチュリーホテル、京都タワー」では、京都駅前にある「京都センチュリーホテル」および「京都第2タワーホテル」の一体的再開発により、グローバルマーケットに対応する京阪グループのフラッグシップホテルの開業をめざす「京都駅前新ホテルプロジェクト」を推進しています。第1弾として「京都センチュリーホテル」の客室全面リニューアルを実施しました。

 隣接する「京都第2タワーホテル」は、2016年1月に閉館しました。第2弾として跡地には、ハイグレードの「(仮称)京都駅前新ホテル計画」を建設し、京都センチュリーホテルと地下1階~3階部分で接続した一体的施設「THE THOUSAND KYOTO(ザ サウザンド キョウト)」として、2019年1月29日(火)にオープン予定です。

 引用資料 京阪ホテルズ&リゾーツ(PDF:2018/08/31)
 開業日2019年1月29日(火)に決定!京阪グループのフラッグシップホテル【THE THOUSAND KYOTO-ザ・サウザンド キョウト-】2018年9月16日(日)より宿泊予約受付スタート

 公式ホームページ
 THE THOUSAND KYOTO(ザ サウザンド キョウト)

THE THOUSAND KYOTOの概要
◆ 計画名-(仮称)京都駅前新ホテル計画
◆ 所在地-京都府京都市下京区塩小路通下ル東塩小路町570番
◆ 交通-JR「京都」駅より徒歩2分
◆ 階数-地上9階、地下1階
◆ 高さ-最高部34.90m、軒高30.90m
◆ 敷地面積-6,798.09㎡(施設全体)
◆ 建築面積-3,301.72㎡
◆ 延床面積-18,977.70㎡(容積対象外面積3,034.10㎡) *京阪のHPでは約22,063㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル(宴会場、控室、料飲施設、チャペル、ブライダルサロン、衣装室、美容室、スパ、ジム、駐車場)
◆ 客室数-222室
◆ 建築主-京阪ホールディングス
◆ 設計者・監理者-東畑建築事務所、竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2017年01月23日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2018年12月17日予定(労災保険関係成立票より)
◆ オープン-2019年01月29日予定


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「全体イメージ」です。「京都センチュリーホテル」と地下1階~3階部分で接続した一体的施設として運営する予定です。


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「THE THOUSAND KYOTO(ザ サウザンド キョウト)」の建設現場を南西側から見た様子です。


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「THE THOUSAND KYOTO(ザ サウザンド キョウト)」は、2019年1月29日(火)にオープンします。


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「京都センチュリーホテル」との連結部分です。上の部分は「チャペル」になります。


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北西側から見た下層階の様子です。


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北西側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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北東側から引いて見た様子です。


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南側から見た様子です。



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2019年1月20日 (日)

JR九州 博多コネクティッド(容積率緩和) 「JR博多シティ(博多駅ビル)」を在来線ホーム上に拡張!

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-JR博多シティ-

 「JR九州」が福岡市博多区の博多駅ビル「JR博多シティ」を拡張する計画を固めたことが分かりました。現在の駅ビル南側の在来線ホームなどの上に、新たなビルを建設します。

 2019年~2021年度の中期経営計画に盛り込み、事業に着手する方針です。博多駅周辺の活性化を促す福岡市の新たなプロジェクト「博多コネクティッド」による容積率の緩和などを活用する考えです。

 引用資料 西日本新聞(2019/01/19)
 博多駅ビル拡張へ JR九州、容積率緩和を活用 在来線ホーム上 19−21年度着手

 拡張部分は、在来線ホームと線路上に数百億円かけて建設します。福岡市は老朽ビル建て替えを促すため、コネクティッドエリア内で容積率や高さ制限の緩和などを検討しており、JR九州は新プロジェクトを生かし、現状の駅ビルの高さ約60mより上乗せを目指します。

 現在の駅ビルは2011年3月3日に開業し、地上10階、地下3階、延床面積約20万㎡です。2017年度の売上高は1,130億円と開業から6年連続で過去最高を更新しています。


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拡張部分は、在来線ホームと線路上の南側(熊本方面)を想定しています。


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「JR博多シティ」です。


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「JR博多シティ」は、まるで街のような巨大駅ビルです。


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改札外コンコースです。


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現在の博多駅ビル「JR博多シティ」も在来線ホームと線路上を覆っています。



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地上38階、高さ約189mの「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」 Ⅱ期工事 2019年1月15日の状況

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-大阪梅田ツインタワーズ・サウス-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 ビルの正式名称は「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」です。Ⅰ期棟が2018年4月27日(金)に竣工し、「阪神百貨店」が2018年6月1日(金)に部分開業しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2018/04/09)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画) 2018年4月27日(金)にⅠ期棟が竣工、6月1日(金)には阪神百貨店が部分開業 ~ビル名称を「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定

大阪梅田ツインタワーズ・サウスの概要
◆ 計画名-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅠ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)-2018年04月27日 ※新百貨店の部分開業2018年06月01日
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年06月予定
⑥ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分新築工事着手-2019年春予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春予定


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大阪梅田ツインタワーズ
 
名称が「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定しました。全体竣工を迎える2022年春に、阪急百貨店(阪急うめだ本店)が入居する「梅田阪急ビル」を「大阪梅田ツインタワーズ・ノース」に改称し、近接する両ビルを「大阪梅田ツインタワーズ」と総称する予定です。

 「阪急阪神ホールディングスグループ」の最重要拠点である大阪梅田の中心に位置し、グループを象徴する2棟の高層タワーを、大阪以外の地域や海外の方々からの分かりやすさを考えて命名したものです。


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撮影日2019年1月15日
 「サウスゲートビルディング」から見た様子です。Ⅱ期の解体工事の工期は、2018年6月19日~2019年5月31日(予定)となっています。


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撮影日2019年1月15日 どんどん解体が行われています。


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撮影日2019年1月15日 沢山の「ワイヤーソーマシン」で床を切断しています。


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撮影日2019年1月15日 床にたくさんの目印が付けられています。


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撮影日2019年1月15日 東側部分です。


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撮影日2019年1月15日 「Ⅰ期工事」は「コンクリートカッター」などで切断しながら解体しましたが、「Ⅱ期工事」は重機も併用しています。



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撮影日2019年1月15日 「梅田阪急ビル」から見た様子です。


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撮影日2019年1月15日 アップです。


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撮影日2019年1月15日 沢山の「ワイヤーソーマシン」で床を切断しています。


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撮影日2019年1月15日 床を切断しても床が抜け落ちないのは、このようにたくさんのパイプで床を支えているためです。


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撮影日2019年1月15日 北側から見た様子です。



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2019年1月19日 (土)

関西国際空港連絡橋 2月12日と13日の夜間に修復した橋桁の架設 2019年3月中の対面通行規制解除!

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-関西国際空港連絡橋-
 
国土交通省は、「台風第21号」の影響によりタンカー船が衝突した「関西国際空港連絡橋」については、橋桁の損傷の程度が著しいことから再利用可能な一部分を除き、新しい橋桁を製作して架け直す方針としました。

 この方針を踏まえ、海上での作業を予定している2019年春頃の天候が安定し、作業に支障が生じなければ、2019年のゴールデンウィークまでに、連絡橋を完全復旧することを目標に作業を進める事になりました。

 損傷した「関西国際空港連絡橋」の片方の橋桁は、大阪府堺市にある「IHIインフラシステム」の本社(堺工場)に運ばれています。全長約98m、重さ約1000トンで、衝突の衝撃で穴が開き歪んでいるため修復ができず、新たに作り直しています。

 もう片方の橋桁は、和歌山県海南市の「高田機工(和歌山工場)」に陸揚げされています。和歌山の方の「橋桁」は、全長約90mの半分程度が使える状態です。

● 2019年3月中の対面通行規制解除!
 「国土交通省」は1月18日に、「台風第21号」の影響でタンカーが衝突した関西空港と対岸を結ぶ連絡橋について、3月中にも対面通行規制を解除できる見通しが立ったと発表しました。

 引用資料 国土交通省(2019/01/18)
 関西国際空港連絡橋対面通行規制解除の見込みについて ~平成31年3月中の対面通行規制解除~

 
2月12日および13日の夜間に修復した橋桁の架設を行います。その後の舗装、照明設置等の工事が順調に進めば、3月中には、現在実施している対面通行規制を解除し、上下線各2車線の4車線を確保できる見込みです。6車線での完全復旧については、ゴールデンウィークまでに完了する目標で作業を進めます。


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「関西国際空港連絡橋」の空港側の付け根部分にタンカーが衝突しました。2018年9月12日から損傷した「道路桁」をクレーン船で吊り上げて撤去する作業を行いました。


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「位置図」です。


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「橋桁の工場における組立状況」です。「IHIインフラシステム」の本社(堺工場)での組立状況のようです。


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「橋桁の工場における組立状況」です。高田機工の名称が見えるので、「高田機工(和歌山工場)」での組立状況のようです。



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JPタワー名古屋の西隣のオフィスビル (仮称)名駅一丁目計画 2019年1月10日の建設状況

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-(仮称)名駅一丁目計画-

 「三菱倉庫」および「名古屋鉄道」は、名古屋市西区名駅一丁目に建設予定のオフィスビルについて、共同事業を行うことを決定しました。

 リニア中央新幹線の開通により、ますます利便性が高まることが期待される名古屋駅から徒歩4分の立地に地上14 階の賃貸オフィスビルを建設するものです。

 引用資料 名古屋鉄道(PDF:2018/06/25)
 オフィスビル「(仮称)名駅一丁目計画」の開発を決定 ―三菱倉庫と名古屋鉄道の共同事業―

(仮称)名駅一丁目計画の概要
◆ 所在地-愛知県名古屋市西区名駅一丁目1004番他
◆ 交通-JR「名古屋」駅から徒歩4分、(利用可能路線)JR東海道新幹線、名鉄名古屋本線、市営地下鉄東山線・桜通線、JR東海道本線・中央本線・関西本線、近鉄名古屋線、名古屋臨海高速鉄道あおなみ線
◆ 階数-地上14階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-66.83m
◆ 敷地面積-2,236.15㎡
◆ 建築面積-1,361.33㎡
◆ 延床面積-18,859.99㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途- オフィス、店舗
◆ 建築主-三菱倉庫、名古屋鉄道(現地の標識では建築主は鹿島建設)
◆ 設計者・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2018年10月03日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2020年05月31日予定(労災保険関係成立票より)


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「位置図」です。


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「(仮称)名駅一丁目計画」の建設現場を北西側から見た様子です。


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北東側から見た見た様子です。


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東隣の「JPタワー名古屋」から見た様子です。


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「アースドリル掘削機」です。「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築しています。


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「拡底バケット」です。


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表面にスパイラル状のラインが入った「鋼管」が置かれています。基礎杭は。「場所打ち鋼管コンクリート拡底杭」の可能性が高いです。


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「場所打ちコンクリート拡底杭」にコンクリートを打設しています。


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「安定液プラント」です。



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2019年1月18日 (金)

うめきた2期区域基盤整備 JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 「北3工区」の未着工部分 2019年1月15日の建設状況

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JR東海道線支線地下化・新駅設置工事-
 
大阪市とJR西日本がうめきた2期区域(北区)の基盤整備に合わせて行う東海道線支線の「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事(約2,400m)」が、2016年10月28日に全工区で着工しました。総事業費は約690億円で、新駅の開業は2023年3月を予定しています。


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区間別の構造概要と工事の進め方
 大阪市が事業主体となって行う地下化(連続立体交差事業)の工事延長は、北区豊崎六丁目から福島区福島七丁目に至る約2,400mで、途中、ボトルネック踏切1ヶ所(西梅田1番踏切)の除却や既設交差道路の改良(2ヶカ所)などにより、踏切事故の解消や道路交通の円滑化、市街地の分断解消をが図られます。

 引用資料 大阪市・公式ホームページ
 JR東海道線支線地下化事業


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工区割図
 
「北1工区~南2工区」までの工区割図です。

各工区の施工者
◆ 北1工区-奥村組・鉄建建設JV
◆ 北2工区-錢高組・西松建設JV、
◆ 北3工区-鴻池組・前田建設工業JV
◆ 駅部工区-大鉄工業・清水建設JV
◆ 南1工区-大林組・淺沼組JV
◆ 南2工区-大成建設・大鉄工業JV


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北3工区

 ノースゲートビルディング11階の「風の広場」から見た「北3工区」です。「北3工区」は、「鴻池組・前田建設工業JV」の施工により行われています。

● 米中貿易摩擦は想像以上に深刻
 昨日、かなりショックなニュースがありました。順風満帆だった「日本電産」が、2019年3月期の決算を従来の最高益予想から一転して6年ぶりの最終減益に下方修正しました。

 日本経済新聞(2019/01/18)
 日本電産・永守会長「尋常でない変化」    

 背景にあるのは中国事業での想定を超える逆風です。中国での需要が急減し、車載向けや家電向けのモーター事業が急激に悪化しているそうです。永守重信会長によると「11、12月と、ガタンガタンと落ち込んだ。」、「尋常でない変化が起きた」そうです。

 米中貿易摩擦に端を発した経済の不確実性が、中国経済を中心とした世界の実体経済に深刻な影響を及ぼしてきているようです。
 これは、「日本電産」に限らず他の企業の中国事業も同じ状況だと予想出来ます。日本企業の決算下方修正が続出しそうで心配です。

 まさか「リーマンショックの再来」にはなならいと思いますが、景気が後退するとプロジェクトの延期や凍結が次々と起きるので、世界の英知でなんとか回避して欲しいです。リーマンショックの悪夢は2度と味わいたくないです。


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「北3工区」の南側です。


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北3工区の未着工だった区間

 この部分は、地下道があったため「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事」の工事が未着工でしたが、地下道が撤去されて工事が始まりました。


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何かの工事は始まっています。


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東側から見た様子です。


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何かを建込んでいます。


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「シートパイル(鋼矢板)」がダンプトラックで運ばれてきました。


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「シートパイル(鋼矢板)」が東西方向に2列建て込まれています。まだ本工事では無く、準備工事のようです。この段階で「シートパイル(鋼矢板)」を東西方向に建込むのは何のため? 

 まだ「地中障害物」が残っている? 「梅田スカイビル」への通路をこの部分の地上に移設するために、地下空間を先に掘削? よく分かりません・・・


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技研製作所の「サイレントパイラー」で、「シートパイル(鋼矢板)」を建込んでいます。


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「北3工区」の北側を南東側から見た様子です。



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地上48階、高さ約171mの「シティタワー大阪本町」が着工 「外観完成予想図」も公開!

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-(仮称)備後町計画-

 「住友不動産」が取得した3棟のオフィスビルは堺筋本町駅の近く、「大阪国際ビル」の北側、「りそな銀行大阪本店ビル」の西側というバリバリのビジネス街にあります。

 「備後町」は、地域によって「ビンゴチョウ」と読んだり「ビンゴマチ」と読んだりしますが、大阪府大阪市中央区の「備後町」は、「ビンゴマチ」と読みます。

 同一区画に3棟のビルがありました。北西側が「瀧定大阪旧本社ビル」、南西側が「SPP大阪ビル(旧:大阪三幸ビル)」、南東側が名称不明のビルです。
 「住友不動産」は更に街区北東側の「りそな銀行備後町別館」を2016年9月末に取得しました。敷地面積は合計で5,594.24㎡です。

 跡地には、地上48階、塔屋2階、地下1階の超高層タワーマンションが建設されます。建築物の高さは165.00mです。「立面図(西)」を拡大して測ってみると最高部は約171mです。

● シティタワー大阪本町
 「住友不動産」は、大阪市中央区備後町二丁目で開発を推進していた「(仮称)備後町計画」の建築工事に2019年1月7日より着手しました。正式名称は「シティタワー大阪本町」です。

 引用資料 住友不動産(PDF:2019/01/17)
 単独事業主で市内最大 大阪の中心地に誕生する全854戸・地上48階建て超高層免震タワー「シティタワー大阪本町」着工

 公式ホームページ → シティタワー大阪本町

シティタワー大阪本町の概要
◆ 計画名-(仮称)備後町計画
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区備後町二丁目30番の一部ほか6筆、安土町二丁目33番の一部ほか10筆
◆ 交通-Osaka Metro御堂筋線・中央線・四つ橋線「本町」駅徒歩5分、Osaka Metro堺筋線「堺筋本町」駅徒歩3分、Osaka Metro堺筋線・京阪本線「北浜」駅徒歩9分、Osaka Metro御堂筋線・京阪本線「淀屋橋」駅徒歩10分
◆ 階数-地上48階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部約171m(立面図から推測)、建築物165.00m
◆ 敷地面積-5,594.24㎡
◆ 建築面積-3,308.51㎡
◆ 延床面積-88,188.90㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-共同住宅、一部店舗
◆ 総戸数-854戸
◆ 建築主-住友不動産
◆ 設計者・監理者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2019年01月07日
◆ 竣工-2021年11月中旬予定
◆ 入居開始-2022年03月上旬予定


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「エントランス外観完成予想図」です。


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「現地案内図」です。


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「シティタワー大阪本町」の建設予定地です(撮影日2018年10月31日)。


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「(仮称)備後町計画」の建築計画のお知らせです。


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建築計画のお知らせの「立面図(西)」です。高さ165.00mは「建築物」の高さです。「立面図(西)」を拡大して測ってみると最高部は約171mでした。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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2019年1月17日 (木)

JR名古屋駅 太閤通口(西口新幹線側)の再整備計画案 交通ターミナル機能を備えた超高層ツインタワーを建設?

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-JR名古屋駅太閤通口(西口新幹線側)-

 名古屋市が策定している名古屋駅前の再整備計画案が明らかになりました。JR名古屋駅太閤通口(西口新幹線側)に民間資金を活用し、官民で名駅西口に交通ターミナル機能を備えた超高層ビルを2棟建設する案が持ち上がっています。

 日本経済新聞(2018/12/14)
 名駅西口にターミナル型高層ビル案 名古屋市、高速道路と接続も      

 地下には「高速バス」の乗降場などを設け、名古屋高速と接続することも検討します。2027年の「リニア中央新幹線」の開業に向け、東口(桜通口)に比べ遅れていた西口でも再開発に弾みが付きます。

 これだけではまだ何のことかよく分かりませんが、下層階が商業施設、上層階がオフィスやホテルの超高層ツインタワーが西口に建設される可能性があります。

 将来的にはJR名古屋駅を挟んで、東西にJR東海の超高層ビルが5棟聳える事になるかも知れません。そうなると駅ビルとしては驚異的な総延床面積100万㎡超えも夢ではありません。

 ちなみに「JRセントラルタワーズ」の延床面積が約416,000㎡、「JRゲートタワー」の延床面積が約265,000㎡です。これだけで約681,000㎡あります。


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構想が実現したらこのあたりに超高層ツインタワーが建設されます。


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駅前広場は東西に奥行きがあるので、超高層ツインタワーは余裕で建設可能です。


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将来的にはJR名古屋駅を挟んで、東西にJR東海の超高層ビルが5棟聳える事になるかも知れません(JPタワー名古屋を含めると6棟)。


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「リニア中央新幹線」の名古屋駅の工事も本格的に行われています。



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JR西日本グループ 京都市の梅小路公園 新ブランドホテル「Umekoji Potel KYOTO(梅小路ポテル京都)」 2019年1月4日の状況

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-梅小路社宅跡地-

 JR西日本は、京都市の梅小路公園内に国内最大級の「京都鉄道博物館」を建設しましたが、「鉄道博物館」の建設場所は、京都市の土地だったため代替地として「梅小路公園」の北側にあったJR西日本の「JR梅小路社宅」の一部を廃止して京都市に提供しました。

 京都市は、「JR梅小路社宅」跡地を活用して、公園の中心にあたる広場を拡張整備しました。2014年3月8日に、2つの新広場「すざくゆめ広場」と「市電ひろば」を開園しました。

 しかし、「JR梅小路社宅」跡地の一部が更地として残っていました。JR西日本グループは、観光など国内外からの観光や個人レジャーを主体とするホテルを開発すること発表しています。

● Umekoji Potel KYOTO(梅小路ポテル京都)
 
「JR西日本ホロニック」は、観光など国内外からの観光や個人レジャーを主体とした新たなホテル業態「コミュニティ型カジュアルホテル」の開発を、新ホテル業態のブランド名およびロゴマークを決定しています。

 新ブランド「Potel」は、充実した「過ごし」と地域・文化交流を提供する、JR西日本グループの直営ホテルとして、滞在自体が思い出になる「心地よい空間」と「地域を感じる工夫」に溢れたホテルを目指します。第1号店の「Umekoji Potel KYOTO(梅小路ポテル京都)」の開業は2020年春頃を予定しています。

 引用資料 JR西日本(PDF:2018/05/23)
 JR西日本グループの新ブランドホテル「Potel(ポテル)」誕生

Umekoji Potel KYOTO(梅小路ポテル京都)の概要
◆ 計画名-梅小路ポテル京都新築工事
◆ 所在地-京都府京都市下京区観喜寺町15他
◆ 階数-地上5階、地下0階
◆ 高さ-最高部21.95m、軒高18.95m
◆ 敷地面積-4,958.75㎡
◆ 建築面積-2,067.70㎡
◆ 延床面積-8,310.34㎡(容積対象外面積176.74㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル、店舗、公衆浴場
◆ 客室数-144室
◆ 事業スキーム-(土地所有者)JR西日本、(建物所有者)JR西日本不動産開発、(運営会社)JR西日本ホロニック
◆ 建築主-JR西日本不動産開発
◆ 設計者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2019年01月初旬予定
◆ 竣工-2020年04月下旬予定
◆ オープン-2020年春頃予定


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「計画地」です。


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「梅小路ポテル京都新築工事」の建設予定地を北西側から見た様子です。東隣は「京都水族館」です。


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南東側から見た様子です。


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「梅小路ポテル京都新築工事」の建築計画の概要です。


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「梅小路ポテル京都新築工事」の旅館業施設の計画の概要です。



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2019年1月16日 (水)

ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 (仮称)ヨドバシ梅田タワー 2019/01/15 26階・27階・28階(29FL)部分の鉄骨建方!

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-
 
「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。2017年9月13日に、「地鎮祭」が行われ本格着工しました。2019年12月末日の竣工予定です。

● 阪急阪神ホテルズが出店
 「阪急阪神ホテルズ」は、「ヨドバシホールディングス」が開発する「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」に、ホテルを出店することが決まりました。

 ホテルは9階~35階に、大阪梅田エリアで最大級の約1,000室で出店予定です。ホテルブランド名は未定で、2020年初春の開業を予定しています。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2018/08/07)
 大阪梅田エリアで最大級の約1,000室 (仮称)ヨドバシ梅田タワーにおけるホテル出店のお知らせ 2020年初春開業予定

(仮称)ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.340m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,275.68㎡(施設全体)、6.371.70㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-220,352.60㎡(施設全体)、111,527.16㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-170,225.45㎡(施設全体)、92,287.68㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-約1,000室
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年09月13日(地鎮祭)
◆ 竣工-2019年12月末日予定
◆ 開業-2020年初春予定(ホテル)

(注意) 上記の概要は「建築計画のお知らせ」の数値です。「国土交通省」の資料では、延床面積219,857.71㎡(施設全体)、110,820.64㎡(ヨドバシ梅田タワー)となっています。


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「概要図」です。

 引用資料 国土交通省(PDF:2017/09/29)
 株式会社ヨドバシホールディングス、株式会社ヨドバシカメラの民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)を認定 


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「阪急グランドビル(阪急32番街)」の展望ロビーから見た様子です。


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タワークレーン3基で建設しています。


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「鉄骨建方」がどんどん進んでいます。


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26階・27階・28階(29FL)部分の鉄骨建方が行われています。


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「ノースゲートビルディング」から見た「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です。


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「鉄骨建方」がどんどん進んでいます。


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26階・27階・28階(29FL)部分の鉄骨建方が行われています。


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「カーテンウォール」の取り付けが行われています。


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「グランフロント大阪 北館」から見た「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です。


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ホテル部分です。


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ホテル部分の「カーテンウォール」の取り付けが行われています。


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アップです。


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北東側から見た様子です。



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京都市の「元白川小学校(元粟田小学校)跡地活用」 現代和風の素晴らしい施設を建設 客室数約200室の「東急ホテルズ」が進出!

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-元白川小学校(元粟田小学校)跡地活用-

 京都市では、市民の貴重な財産である学校跡地の有効活用に向け、民間等の事業者から長期にわたり学校跡地を全面的に活用する事業の提案を広く募集しています。

 「元白川小学校(元粟田小学校)跡地」については、「賑わいと文化交流が生まれる施設」の整備に向けて、2017年3月に「元白川小学校(元粟田小学校)跡地活用に係る契約候補事業者選定委員会」を設置し、プロポーザルによる契約候補事業者の選定に向けた審議を行ってきました。

 京都市が実施した「元白川小学校(元粟田小学校)跡地活用」の公募型プロポーザルにおいて、「住友商事」を契約候補事業者として選定し、基本協定書の締結式を行っています。

 引用資料 京都市情報館(2018/03/16)
 元白川小学校(元粟田小学校)跡地活用に係る基本協定書の締結式について

 「住友商事」は計画地において、文化事業と賑わい事業を融合し、伝統文化や伝統産業を取り込み体現した、文化複合施設を開発する予定です。

● ホテルは東急ホテルズ!
 「宿泊施設棟」には、「東急ホテルズ」の進出が決まったようです。「東急ホテルズ」は、白川小学校跡地にホテルやミュージアムなどを備えた複合施設を整備します。

 日本経済新聞(2019/01/15 ) 
 京都の小学校跡地に複合施設 東急ホテルズ、22年開業

 ホテルは1泊1室あたり2万~3万円程度とし、客室数は約200室を想定しています。地域住民の協力を得て着付けや茶道などの体験プランも設け、好調な観光需要に対応します。2022年の開業を見込んでいます。

元白川小学校(元粟田小学校)跡地活用の概要
◆ 所在地-京都府京都市東山区三条通白川橋東入三丁目夷町175番2外
◆ 階数-地上5階、地下1階
◆ 高さ-(不明)
◆ 敷地面積-6,531.55㎡  
◆ 建築面積-3,108.97㎡
◆ 延床面積-12,770.71㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 用途-地域交流施設、ホテル、飲食、物販
◆ 客室数-約200室(東急ホテルズ)
◆ 契約候補事業者-住友商事
◆ 開業-2022年予定


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「ゾーニングイメージ」です。「平安神宮」と「八坂神社」の中間に位置する抜群のロケーションです。


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「三条通」沿いの北東側から見た様子です(撮影日2019年1月4日)。


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北西側から見た様子です。2019年2月に既存建物の解体工事に着手する予定です。


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敷地の一部が西側の「神宮道(じんぐうみち)」に面しています。これは集客において非常に有利です。


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南西側から見た様子です。景観に調和した現代和風の素晴らしい施設が建設されるので、それに合わせて南側の道路は「電線類地中化」を行って欲しいです。


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神宮道(じんぐうみち)
 
「神宮通」です。正面に「平安神宮」の鳥居が見えます。「神宮道」は、北から「平安神宮、青蓮院 、知恩院、円山公園」などに接しており、風光明媚な東山の観光地を結ぶため観光客が多いです。



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2019年1月15日 (火)

名古屋市 「栄広場」と大丸松坂屋百貨店が所有する隣接地を一体開発再開発 低層階に高級商業専門店を誘致!

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-栄広場再開発-

 「名古屋市」は、中区の繁華街「栄地区」にある市有地「栄広場」を売却することを明らかにしました。地下階を含む低層階には高級商業専門店を誘致します。「J.フロント リテイリング」傘下の大丸松坂屋百貨店が所有する隣接地と一体開発し、2019年度に開発事業者を公募します。

 日本経済新聞(2018/12/04)
 名古屋市、栄広場再開発で 低層階に高級商業専門店を誘致 

 「栄広場」は、約1,800㎡の広さがあります。「大丸松坂屋」が所有する約3,000㎡の土地と一体開発する予定です。名古屋市は、再開発の主な条件として地下鉄や地下街と接続するほか、街のシンボルとなるデザインなどを提示します。

 宿泊施設や映画館など幅広く提案を募ります。大丸松坂屋は、J.フロントグループの既存施設との相乗効果や、高級商業専門店の誘致などを条件に挙げています。

 開発事業者の提案内容は有識者が評価し、事業者を決定します。名古屋市は事業者の決定後、栄広場がある土地の売買契約を事業者と締結し、新施設の2024年度開業を目指します。 


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「栄広場」は、約1,800㎡の広さがあります。


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「栄広場」の東側は駐車場となっています。


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街区を北東側から見た様子です。「大丸松坂屋」が所有する約3,000㎡は、東側のビル群を指すと思われます。すべてのビルなのか? 一部のビルなのかは不明です。ただ、北東側の黒っぽいビルは「日生・村瀬ビル」と書いてあるので、「大丸松坂屋」の所有ではないと思われます。


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道路(錦通)を挟んだの北側には、「ルイ・ヴィトン 名古屋栄店」があります。


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西野カナの活動無期限休止
 「安室ちゃん」の引退に続いて、「カナやん(西野カナ)」も活動を無期限休止することを発表しました。もうショック過ぎて言葉もありません・・・(涙)

 再開発計画がある「栄広場」のすぐ西側に観覧車のサンシャイン栄の「スカイポート」があります。建物の北側に観覧車があり、街のランドマークとなっています。

 「西野カナ」の5枚目のシングル「遠くても feat.WISE」という曲の中に、  ♪観覧車から見た街並み テレビ塔前の大通り なんで君なしでは冷たく映るの?♪ という歌詞があります。

 観覧車はサンシャイン栄の「スカイポート」、テレビ塔は「名古屋テレビ塔」、大通りは「久屋大通」がモデルとなっています。「西野カナ」は名古屋市内の女子大を卒業しています。

 サンシャイン栄の「スカイポート」を眺めていると「カナやん(西野カナ)」の活動無期限休止が頭をよぎり、涙が出そうになりました・・・



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「梅小路公園」の隣接地 「日本通運 梅小路倉庫」の跡地 (仮称)ザ ロイヤルパークホテル 京都梅小路 2019年1月4日の状況

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-(仮称)ザ ロイヤルパークホテル 京都梅小路-

 「梅小路公園」周辺は、急速に観光の拠点化が進んでいます。「京都水族館」の開業前までは、ほとんど何も無かったので、凄まじい変化です。

 「三菱地所」と三菱地所グループのホテル事業会社である「ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツ」は、京都市下京区観喜寺町において「(仮称)ザ ロイヤルパークホテル 京都梅小路」の新規出店を決定しています。

 引用資料 三菱地所(PDF:2018/10/04)
 ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツ、「(仮称)ザ ロイヤルパークホテル 京都梅小路」の新規出店決定   

 建設予定地は、解体工事が行われた「日本通運 梅小路倉庫」の跡地です。「日本通運」が所有する土地に「三菱地所」がホテルを開発し、「ロイヤルパークホテルズ」が経営・運営を行います。開業は2020年秋を予定しています。

 JR嵯峨野線「京都~丹波口」駅間に2019年3月16日に開業を予定している新駅「梅小路京都西」駅から徒歩約1分であり、改札を出て正面に位置する利便性に優れた立地です。

(仮称)ザ ロイヤルパークホテル 京都梅小路の概要
◆ 計画名-(仮称)京都梅小路ホテル計画
◆ 所在地-京都府京都市下区観喜寺13番他(地番)
◆ 交通-JR嵯峨野線「梅小路京都西」駅徒歩1分
◆ 階数-地上6階、地下0階
◆ 高さ-約20m
◆ 敷地面積-3,544.24㎡
◆ 建築面積-約2,250㎡
◆ 延床面積-約11,040㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル、飲食施設等
◆ 客室数-246室
◆ 建築主-三菱地所(土地所有者=日本通運、建物所有者=三菱地所、ホテル経営・運営=ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツ(三菱地所100%出資))
◆ 設計者-三菱地所設計
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2019年04月初旬予定
◆ 開業-2020年秋頃予定


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「広域図」です。


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「(仮称)京都梅小路ホテル計画」の建設予定地を南西側から見た様子です。


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「日本通運 梅小路倉庫」の解体工事は完了しています。


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南東側から見た様子です。


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影が写り込んで見づらいですが、「開発構想に関する説明会の概要」です。


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「旅館業施設計画の概要」です。


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梅小路公園「賑わい施設」
 
「梅小路公園」は、「京都駅西部エリア活性化将来構想」において、その魅力をますます高め、更なる人の流れを生み出すこととされています。

 この間、京都水族館や京都鉄道博物館等の開業を契機に、梅小路公園への来園者数は飛躍的に増えており、今後予定されている「JR梅小路京都西駅」やホテル・商業施設の開業により、来園者数は更なる増加が見込まれます。

 一方で、公園利用者からは、休憩や飲食ができる場所を求める意見が多く寄せられており、このようなニーズはより一層高まっていくと考えられます。

 こうした状況の下、公園利用者の利便性を向上させ、公園及び周辺地域の更なる活性化を図るため、新駅予定地に近接する七条入口広場に、民間事業者からの提案による新たな賑わい施設を設置することとし、施設の整備及び運営を行う事業者を募集します。

 引用資料 京都市情報館(2018/09/07)
 梅小路公園「賑わい施設」の設置に係る公募の実施について

賑わい施設の概要
◆ 所在地-京都府京都市下京区観喜寺町(京都市梅小路公園 七条入口広場東側の敷地) 
◆ 敷地面積-約1,200㎡ 
◆ 募集する施設-(便益施設)飲食店、売店、トイレ、(休養施設)無料の休憩所



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2019年1月14日 (月)

星野リゾート 2019年3月着工予定の「(仮称)大阪・新今宮駅前ホテル建設プロジェクト」 敷地をじっくり見てみました!

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-浪速区恵美須西3丁目16番街区用地-

 JR環状線新今宮駅前に13,907.34㎡の広大な更地が広がっています。昭和50年代に大阪市が取得以降、長年開発される事も無く更地ままでした。

 大阪市は、売却にあたって、宿泊施設(ホテル)を主な用途とする業務商業系施設の設置等を条件としたプロポーザル方式により開発事業予定者を募集しました。計画通り2017年3月8日に事業予定者を選定しました。

 事業予定者は「ミナミホテルマネジメント(ホテル運営事業者 星野リゾート)」に決定しました。応募申込件数は1件で、土地取得の提案価格は予定価格の18億830万円を少しだけ上回る18億1111万1111円でした。

● (仮称)大阪・新今宮駅前ホテル建設プロジェクト
 提案では、地上20階、高さ約90m、延床面積約48,610㎡を想定していましたが、「建築計画のお知らせ」では、地上14階、高さ約70m、延床面積37,922.06㎡と大幅に規模が縮小されました。2019年3月1日着工予定です。

(仮称)大阪・新今宮駅前ホテル建設プロジェクトの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市浪速区恵美須西三丁目38番22(地名地番)、大阪府大阪市浪速区恵美須西三丁目16番以下未定(住居表示)
◆ 交通-JR「新今宮駅」駅・南海「新今宮」駅すぐ
◆ 階数-地上14階、塔屋2階 
◆ 高さ-70.0m
◆ 敷地面積-13,907.34㎡
◆ 建築面積-7,648.33㎡
◆ 延床面積-37,922.06㎡(容積対象面積34,247.41㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造 
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-(不明)
◆ 建築主-株式会社ミナミホテルマネジメント(ホテル運営 星野リゾート)
◆ 設計者-日本設計
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2019年03月01日予定
◆ 竣工-2021年10月31日予定


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2017年3月8日公開のイメージ
 
提案では、地上20階、高さ約90m、延床面積約48,610㎡を想定していました

 引用資料 大阪市・公式ホームページ(2017/03/08)
 報道発表資料 浪速区恵美須西3丁目16番街区用地の開発事業者募集プロポーザルにかかる事業予定者を決定しました
 
浪速区恵美須西3丁目16番街区用地の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市浪速区恵美須西三丁目38番2
◆ 交通-JR「新今宮駅」駅・南海「新今宮」駅すぐ
◆ 階数-地上20階
◆ 高さ-約90m
◆ 敷地面積-13,909.90㎡
◆ 延床面積-約48,610㎡
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-608室(4階~19階)
◆ 事業予定者-ミナミホテルマネジメント
◆ ホテル運営事業者-星野リゾート
◆ 着工-2019年06月頃予定(工事期間約24ヶ月)
◆ 竣工-2021年06月頃予定
◆ グランドオープン-2022年03月頃予定
◆ 土地取得の提案価格-18億1111万1111円


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「(仮称)大阪・新今宮駅前ホテル建設プロジェクト」の予定地を南西側から見た様子です。広大な更地がJR環状線新今宮駅の北側に広がっています。


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南側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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敷地北西側の道路です。正面に「通天閣」が見えます。この道路に沿って地上14階のホテルが建設されます。


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南西側から見た様子です。


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「JR新今宮駅駅」との間には道路があります。


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南東側から見た様子です。


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「(仮称)大阪・新今宮駅前ホテル建設プロジェクト」の建築計画のお知らせです。


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建築計画のお知らせの「立面図」です。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。


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用地は「新今宮」駅前に位置し、「新世界・通天閣」、「天王寺・阿倍野」等多くの市民・観光客が訪れる集客エリアと隣接しており、国内外の観光客に人気の高い道頓堀や日本橋等の「ミナミ」エリアへのアクセスもよく、また関西国際空港と直結しているなど、宿泊施設の立地には非常に好適な交通至便な場所に位置しています。



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2020年から交付される自動車の「飛鳥ナンバー」 デザインがカッコよすぎ! 乃木坂ファン狙い? 

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-飛鳥ナンバーー

 数日前にプッと笑える微笑ましいニュースがありました。2020年から、奈良県の5市町村で交付が予定されている自動車の「飛鳥ナンバー」の「デザインがカッコよすぎと話題」になっています。

 話題になったのは、「飛鳥ナンバー協議会」がデザインの決定を発表した際に紹介したイメージ図です。朱雀がダイナミックに羽ばたく姿に、サンプルとして「飛鳥599 あ 20-46」というナンバーが記されています。

 withnews(2019/01/12)
 飛鳥ナンバーの見本、乃木坂ファン狙い?「2046」に反応、真相は……

 見本として紹介されたナンバー「20-46」に注目が集まりました。「20-46」という番号に「齋藤飛鳥」に関連づけるツイートが急増しました。
 「齋藤飛鳥」は20歳、それに乃木坂の「46」という偶然、「狙っている、偶然じゃない、寄せすぎだろ、絶対に関係ある」などのつぶやきが急増したそうです。

 私もこのナンバーを見た時には「狙っているな!」と思いましたが、どうやら違うようです。それは、まさに「奇跡のナンバー」だったというお話です。


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惜しくも落選したデザインです。

 引用資料 → 飛鳥ナンバー協議会


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惜しくも落選したデザインです。


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国土交通省のフォーマット

 「国土交通省」のフォーマットは決まっているそうです。「599 あ 20-46」は、直線や曲線を網羅しているので、ナンバープレートの例になっているそうです。当たり前ですが、乃木坂ファン狙いではありませんでした(笑)。

 引用資料 国土交通省(PDF)
 地方版図柄入りナンバープレートデザイン


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齋藤飛鳥
 写真は、マウスコンピューターのテレビCM「マウスダイナー ウェイトレス」篇の駅広告を撮影したものです。ノートパソコンを持っている一番手前のメンバーが「齋藤飛鳥(20)」です。

 「齋藤飛鳥」は、1998年8月10日に日本人の父とミャンマー人の母との間に生まれたハーフです。ライブで間近で見た事がありますが、ビックリするくらい顔が小さかったです。顔が大きい「秋元真夏」と並べて笑いを取るのが、ライブやバラエティ番組での鉄板ネタになっています(笑)。

● 2月に京セラドーム大阪で4日間ライブ
 「乃木坂46」は、2019年2月21日(木)~2月24日(日)までの4日間、京セラドーム大阪で「乃木坂46 7th YEAR BIRTHDAY LIVE」を行います。

 「乃木坂46」は今は異常な程人気があるので、物凄い競争率だったようです。約半数は全落ちしていて、当たっている人も1公演以上は当たっていないようです。私も1公演だけ当選しました。



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2019年1月13日 (日)

名古屋市 (仮称)N3計画 三菱UFJ銀行名古屋ビル(旧東海銀行本店)の解体工事 2019年1月10日の状況

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三菱UFJ銀行名古屋ビル-
 「東海銀行本店」は、1961年に竣工しました。1962年には「BCS賞」を受賞しています。東海地区唯一の都市銀行であった「東海銀行」の本店ビルとして長らく使用されました。

 2002年の「三和銀行」との合併後は、「UFJ銀行本店」として、2006年に「東京三菱銀行」に吸収合併されされた後は、「三菱東京UFJ銀行名古屋ビル」して使用されました。正に日本の銀行再編の生き字引のような建物です。

(仮称)N3計画
 
「三菱UFJ銀行名古屋ビル」は建て替えられます。街区の西側に建設された「広小路クロスタワー」に「三菱UFJ銀行」をはじめとする「三菱UFJフィナンシャル・グループ」の名古屋本部機能が、2018年6月11日に移転しました。

 「三菱UFJ銀行」は、建て替えに向け、「三菱UFJ銀行名古屋ビル」の解体工事に着手しました。工事名は「(仮称)N3計画 解体工事」で、施工者は「大林組・徳倉建設・名工建設・矢作建設工業 特定建設工事共同企業」です。
 
 解体後に建設する新施設の規模は、地上10階、地下2階、高さ56.45m、延床面積48,489.05㎡です。私は超高層ビルが建設されるのかと思っていましたが、既存建物とほぼ同規模の低層のビルなりました。

 旧三和銀行の拠点であった東京と大阪のビルは建て替え済みです。旧東海銀行の拠点も建て替えられると旧UFJ銀行の東京、名古屋、大阪の拠点がすべて消える事になります。

(仮称)N3計画の概要
◆ 所在地-愛知県名古屋市中区栄町三丁目21番24号
◆ 階数-地上10階、地下2階
◆ 高さ-56.45m
◆ 敷地面積-5,221.47㎡
◆ 建築面積-4,405.85㎡
◆ 延床面積-48,489.05㎡
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-銀行、オフィス、展示場、物販店舗
◆ 建築主-三菱UFJ銀行
◆ 設計者・監理者-N3計画 三菱地所設計・日建設計・伊藤建築設計事務所 設計監理共同企業体
◆ 施工者-大林組・徳倉建設・名工建設・矢作建設工業 特定建設工事共同企業体
◆ 解体工事-2018年07月15日~2019年08月31日予定
◆ 着工-2019年05月01日予定
◆ 竣工-2021年06月末予定


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営業中だった頃の「三菱UFJ銀行名古屋ビル」を北西側から見た様子です。

三菱UFJ銀行名古屋ビルの概要
◆ 旧称-東海銀行本店、UFJ銀行本店、三菱東京UFJ銀行名古屋ビル
◆ 所在地-愛知県名古屋市中区栄町三丁目21番24号
◆ 階数-地上9階、地下3階
◆ 敷地面積-5,221.47㎡
◆ 延床面積-約50,000㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 建築主-東海銀行
◆ 設計者-日建設計工務
◆ 施工者-大林組
◆ 竣工-1961年03月01日


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「(仮称)N3計画 解体工事」を北東側から見た様子です。


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「(仮称)N3計画 解体工事」を南西側から見た様子です。南側は幅が狭いです。「三菱UFJ銀行名古屋ビル」は、北側が広い「L字型」の建物でした。


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解体工事の工事名は「(仮称)N3計画 解体工事」で、施工者は「大林組・徳倉建設・名工建設・矢作建設工業 特定建設工事共同企業」です。「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は、2018年7月15日~2019年8月31日(予定)となっていました。


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「(仮称)N3計画」の建築計画の概要です。



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旅館再生型モデル第一弾 ファーストキャビンST.京都梅小路 RYOKAN JR嵯峨野線「梅小路京都西駅」近くに2019年3月28日開業!

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-ファーストキャビンST.京都梅小路 RYOKAN-

 「ファーストキャビン」と「JR西日本ファーストキャビン」は、キャビンスタイルホテル「ファーストキャビンST. 京都梅小路RYOKAN」を2019年3月28日(木)に開業します。

 引用資料 公式ホームページ
 ファーストキャビンST.京都梅小路 RYOKAN

 「ファーストキャビンステーション」は、ファーストキャビンのコンセプト「コンパクト&ラグジュアリー」はそのままに、夜行列車の個室をイメージしたキャビンスタイルホテルの姉妹ブランドです。

 「ファーストキャビンST. 京都梅小路RYOKAN」は、JR嵯峨野線「京都~丹波口」駅間に2019年3月16日に開業を予定している新駅「梅小路京都西」駅から徒歩4分のアクセス至便な立地です。

 徒歩圏内にある「京都鉄道博物館」や「京都水族館」、新幹線などと連動したプランの販売も予定しており観光拠点としてもビジネス拠点としても利用可能です。

ファーストキャビンST.京都梅小路 RYOKANの概要
◆ 所在地-京都府京都市下京区夷馬場町49-2
◆ 交通-JR嵯峨野線「梅小路京都西」駅徒歩4分
◆ 階数-地上2階、地下0階
◆ 高さ-9.10m
◆ 敷地面積-1,146.07㎡
◆ 建築面積-150.88㎡
◆ 延床面積-1,205.92㎡
◆ 構造-木造、鉄骨造
◆ 用途-簡易宿所
◆ キャビン数-計57キャビン(最大収容人数108名)
◆ 建築主-京都青果合同株式会社(事業運営者:JR西日本ファーストキャビン、開発協力者:ファーストキャビン)
◆ 設計者・監理者-プランテック総合計画事務所
◆ 施工者-プランテックファシリティーズ
◆ 着工-2018年08月20日
◆ 竣工-2019年01月31日予定
◆ 開業-2019年03月28日予定


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外部からも利用可能なカフェを併設しています。


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京町家の小屋組を生かしたフロントエリアです。


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「ファーストキャビンST. 京都梅小路RYOKAN」の建設現場を北東側から見た様子です。


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東側の館です。


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西側の館です。


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北西側から見た様子です。


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「建築計画の概要」です。



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2019年1月12日 (土)

ウェスティン都ホテル京都 大規模リニューアルを実施 京都を代表する高級ラグジュアリーホテルに進化! 2019年1月4日の状況

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-ウェスティン都ホテル京都-

 「近鉄・都ホテルズ」および「近鉄不動産」は、「ウェスティン都ホテル京都」が2020年に創業130年の節目を迎えるにあたり、京都を代表する高級ラグジュアリーホテルへの大規模リニューアルを実施します。

 引用資料 近鉄・都ホテルズ(PDF:2018/08/03)
 ウェスティン都ホテル京都をリニューアルします ~京都を代表する高級ラグジュアリーホテルに~

 積み重ねてきた伝統の価値を将来に受け継ぐために、昭和を代表する建築家である村野藤吾氏のデザインの特徴である優美さや曲線美を承継するとともに、新しい時代にふさわしい設えやサービスを加え、ラグジュアリー層に満足してもらえるホテルとします。

 平均客室面積をこれまでの約35㎡から約50㎡へと広げます。このため、全館の客室数は、改装前の半数に近い約270室(現在499室)とします。このリニューアルにより、京都を代表する高級ラグジュアリーホテルとしての位置付けをさらに確かなものとします。

リニューアルの主なポイント
● 平均客室面積を約50㎡に拡大し、京都・東山の自然をイメージした内装デザインとして、浴室すべてに独立した洗い場を設ける。
● ホテル敷地内で掘削する温泉を活用した約1,000㎡のスパを新設し、華頂山に続く庭園と一体となった半露天風呂で、日本らしいくつろぎ感を楽しめる。
● 海外からの顧客にも人気の数寄屋風別館「佳水園」は、原設計を承継しつつ客室面積を大幅に拡大し、浴室では温泉も楽しめる。
● 本格的なフランス料理を提供するメインダイニングや、ライブキッチンなどを備え京都市街を一望できるビュッフェレストランが誕生する。

ウェスティン都ホテル京都のリニューアル後の施設概要
◆所在地-京都府京都市東山区粟田口華頂町1番地
◆階数-地上11階、塔屋3階、地下2階(変更なし)
◆延床面積-約74,000㎡
◆客室数-約270室(現在499室)
◆宴会場数-17会場(変更なし)
◆料飲施設数-5施設(現在7施設)
◆着工-2018年06月(一部の客室改修工事を開始)
◆グランドオープン-2020年春予定
◆投資額-198億円


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「リニューアルの概要」です。


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「ビュッフェ レストラン(現山城の間 )外観イメージ(三条通沿い)」です。


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「東館客室イメージ」です。


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「佳水園客室イメージ」です。


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「ウェスティン都ホテル京都」を北西側から見た様子です。


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2018年6月から一部の客室改修工事を開始しているようですが、外からは工事の気配が感じられませんでした。三条通沿いにも標識類が一切掲示されていませんでした。


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更に東側です。


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この部分は「ビュッフェ レストラン(現山城の間 )」となります。


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北東側から見た様子です。



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名古屋駅前 地上20階、高さ約100mの「(仮称)名古屋三井ビルディング北館」 2019年1月10日の建設状況

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(仮称)名古屋三井ビルディング北館-
 名古屋駅前の「ミッドランド スクエア」と「モード学園スパイラルタワーズ」の間の一等地に、西側から「三井ビル北館、菱信ビル、白川第三ビル」の3棟が重なるように建っていました。

 最初に一番西側の「三井ビル北館」の解体工事が行われました。次に一番東側の「白川第三ビル」の解体工事が行われました。最後に中央の「菱信ビル」が解体されました。

 西側の「三井ビル北館」の跡地には、2014年4月17日に数年間の暫定的な商業施設となる「M4テラス」が開業しました。「菱信ビル」跡地の北側部分には、2017年5月27日に「KOMEHYO名古屋駅店」と併設のカフェ「THE CUPS MEIEK」がオープンしています。

 「三井不動産」は、暫定営業していた地上2階の商業施設「M4テラス」などを解体し、新たな超高層複合ビル「(仮称)名古屋三井ビルディング北館」を建設します。概要は、地上20階、地下2階、高さ99.75m、延床面積29,450.98㎡です。

 「三井不動産株」は、「(仮称)名古屋三井ビルディング北館」を2018年6月22日に着工しました。竣工は2021年1月末を予定しています。

 引用資料 三井不動産(2018/06/22)
 名古屋駅前に新たなランドマーク 「(仮称)名古屋三井ビルディング北館」着工

(仮称)名古屋三井ビルディング北館の概要
◆ 計画名-(仮称)名古屋三井ビルディング北館 新築工事
◆ 所在地-愛知県名古屋市中村区名駅四丁目804他
◆ 交通-JR在来線・東海道新幹線「名古屋」駅徒歩4分、地下鉄東山線・桜通線「名古屋」駅徒歩3分、名鉄名古屋本線「名鉄名古屋」駅徒歩3分、近鉄名古屋線「近鉄名古屋」駅徒歩2分 
◆ 階数-地上20階、地下2階
◆ 高さ-最高部99.75m
◆ 敷地面積-2,248.53㎡
◆ 建築面積-1,543.68㎡
◆ 延床面積-29,450.98㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、店舗、自動車車庫
◆ 建築主-三井不動産
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2018年06月22日
◆ 竣工-2021年01月末予定


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「低層商業施設 外観イメージ」です。


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「位置図」です。残念ながら街区の一体開発にはなりませんでした。


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ミッドランドスクエアの「スカイプロムナード」から見た様子です。「スカイプロムナード」にはオープン以来30回以上行ったのですが、カメラを首からぶら下げていたら受付の方から今回初めて「撮影理由」を聞かれました。「個人の趣味です。」と答えたら撮影OKでした。


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「(仮称)名古屋三井ビルディング北館」の建設現場です。


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既存建物の地下外壁を「山留め壁」の代わりに使用しています。


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更に深く掘削しています。


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「(仮称)名古屋三井ビルディング北館」の建設現場を南西側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。



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2019年1月11日 (金)

地上38階、高さ約189mの「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」 Ⅱ期工事 2019年1月7日の状況

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-大阪梅田ツインタワーズ・サウス-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 ビルの正式名称は「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」です。Ⅰ期棟が2018年4月27日(金)に竣工し、「阪神百貨店」が2018年6月1日(金)に部分開業しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2018/04/09)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画) 2018年4月27日(金)にⅠ期棟が竣工、6月1日(金)には阪神百貨店が部分開業 ~ビル名称を「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定

大阪梅田ツインタワーズ・サウスの概要
◆ 計画名-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅠ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)-2018年04月27日 ※新百貨店の部分開業2018年06月01日
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年06月予定
⑥ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分新築工事着手-2019年春予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春予定


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大阪梅田ツインタワーズ
 
名称が「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定しました。全体竣工を迎える2022年春に、阪急百貨店(阪急うめだ本店)が入居する「梅田阪急ビル」を「大阪梅田ツインタワーズ・ノース」に改称し、近接する両ビルを「大阪梅田ツインタワーズ」と総称する予定です。

 「阪急阪神ホールディングスグループ」の最重要拠点である大阪梅田の中心に位置し、グループを象徴する2棟の高層タワーを、大阪以外の地域や海外の方々からの分かりやすさを考えて命名したものです。


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撮影日2019年1月7日
 「サウスゲートビルディング」から見た様子です。Ⅱ期の解体工事の工期は、2018年6月19日~2019年5月31日(予定)となっています。

● 今、最も注目すべきは大阪
 いつもはちゃんと調べて書けよ! と心の中で叫ぶ私ですが、下記の記事にはほぼ同意しました。 ”日本で勢いのある都市と言えば、おそらく福岡、京都、横浜である。だが、今、最も注目すべきは大阪である。” 私が、実際にいろいろな都市を歩いて肌で感じた実感も正に同意見です。

 Yahoo!ニュース(2019/01/11)
 数字でみる大都市「大阪」の復活ーー橋下改革から10年の成果


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撮影日2019年1月7日 どんどん解体が行われています。


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撮影日2019年1月7日 沢山の「ワイヤーソーマシン」で床を切断しています。


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撮影日2019年1月7日 解体したブロックは、「開口部」からタワークレーンで地上に降ろしています。


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撮影日2019年1月7日 東側部分です。


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撮影日2019年1月7日 「Ⅰ期工事」は「コンクリートカッター」などで切断しながら解体しましたが、「Ⅱ期工事」は重機も併用しています。


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撮影日2019年1月7日 この角度からは背伸びして、なおかつバリアングルで撮影してもほぼ無理になりました。


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撮影日2019年1月7日 「梅田阪急ビル」から見た様子です。


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撮影日2019年1月7日 アップです。


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撮影日2019年1月7日 「ワイヤーソー工法」や「コンクリートカッター」などで切断しているので、切断面が刃物でスパッと切ったように滑らかです。


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撮影日2019年1月7日 床を切断しても床が抜け落ちないのは、このようにたくさんのパイプで床を支えているためです。


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撮影日2019年1月7日 「コンクリートカッター」で床を切断しています。


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撮影日2019年1月7日 北側から見た様子です。かなり低くなりました。



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名古屋市 地上20階、高さ約96mの「東桜一丁目1番地区(高層棟A)」 住友商事名古屋ビル解体撤去工事 2019年1月10日の状況

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東桜一丁目1番地区(高層棟A)
 名古屋テレビ塔」の近くの「東桜一丁目1番地区」は、都市再生特別地区の指定を受け、地上20階、地下1階、高さ約96mの高層複合ビルを建設します。

 計画地は、東区東桜1と中区錦3にまたがる約1.6haで、街区内には商業ビル「ブロッサ」とオフィスビル「アーバンネット名古屋ビル」、清水建設が担当し取り壊しを進めている旧住友商事名古屋ビルがあります。

 ビルの地下と1階に店舗が入り、2階以上がオフィスになります。久屋大通側の2~4階部分にテラスを設け、街との一体化を図ります。

東桜一丁目1番地区(高層棟A)の概要
◆ 所在地-愛知県名古屋市東区東桜一丁目及び中区錦三丁目の各一部
◆ 階数-地上20階、地下1階
◆ 高さ-約96m
◆ 地区面積-約16,000㎡
◆ 敷地面積-約1,934㎡(高層棟A)
◆ 延床面積-約30,900㎡(高層棟A)
◆ 用途-オフィス、店舗
◆ 建築主-NTT都市開発
◆ 基本設計・コンサルタント業務-日建設計
◆ 着工-2019年10月予定
◆ 竣工-2022年内予定


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「計画図」です。

 引用資料 名古屋市・公式ホームページ リンク切れ
 計画提案に係る都市計画の素案の閲覧(都市再生特別地区/東桜一丁目1番地区)


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「東桜一丁目1番地区」の拡大です。対象は、街区北西側の旧住友商事名古屋ビル跡地の敷地面積約1,934㎡の「高層棟A」です。


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「東桜一丁目1番地区(高層棟A)」の建設予定地を北西側から見た様子です。1日中晴れ予報だったので名古屋に行ったのですが、1日中曇りでした・・・


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北側から見た様子です。「建築計画の概要」はまだ掲示されていませんでした。


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ゲートから内部を覗いてみました。地上躯体の解体はほぼ終わっています。


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南西側から見た様子です。

 
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解体工事の工事名は「住友商事名古屋ビル解体撤去工事」です。「労災保険関係成立票」によると、工期は2017年12月1日~2019年2月28日(予定)となっていました。


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高層棟B(アーバンネット名古屋ビル)

 高層棟Bは、「アーバンネット名古屋ビル」です。地上22階、塔屋2階、地下3階、高さ(最高部)99.58mで、2005年9月28日に竣工しています。

 「高層棟B」は、高さ93mとなっています。最高部は99.58mあるので、「高層棟A」は最高部が100mを超える可能性が高いです。



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2019年1月10日 (木)

「宝塚ホテル」が宝塚大劇場の西側隣接地に移転・新築 (仮称)宝塚ホテル建設計画 2019年1月7日の建設状況

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-(仮称)宝塚ホテル建設計画-
 「阪急阪神ホールディングスグループ」は、兵庫県宝塚市の「宝塚ホテル」の移転計画を進めていくことになりました。「宝塚ホテル」は、1926年(大正15年)に、当時としては先進的な洋館ホテルとして開業し、その後、ホテル機能の充実と規模の拡大を図りながら、90年余にわたり営業を続けてきました。

 しかし、経年により躯体や基幹設備の老朽化が進んでいることに加え、現行法上の耐震基準を満たしていないこと等から、「宝塚大劇場」の西側隣接地(現西駐車場)に移転・新築することになりました。

● 2018年4月2日に着工
 「(仮称)宝塚ホテル建設計画」は、2018年4月2日に新築工事に着手しました。新しい「宝塚ホテル」は、現在のホテルのデザインを継承するなど伝統を受け継ぐとともに、これまで以上に宝塚歌劇と連携して新たな魅力を発信すること等により、地域の良好な都市イメージのさらなる向上に努めます。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2018/04/06)
 4月2日に「宝塚ホテル」の新築工事に着手しました 

 新ホテルは、阪神間モダニズムと称されるクラシカルな現ホテルのデザインを継承することとしており、切妻屋根の壁面などに描かれている植物モチーフのレリーフや、建物の外壁を特徴づけるドーマー窓と半円形屋根のほか、アーチ天井を持つ回廊、階段の手すりに施された装飾など、温もりが感じられる色彩や細やかな装飾を復元する予定です。

(仮称)宝塚ホテル建設計画の概要
◆ 所在地-兵庫県宝塚市栄町一丁目292番1ほか(地番)
◆ 階数-地上5階、地下1階
◆ 高さ-29.9m
◆ 敷地面積-12,283.67㎡
◆ 延床面積-約23,000㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-約200室
◆ 建築主-阪急電鉄(開発マネジメントは阪急阪神不動産、ホテル運営は阪急阪神ホテルズ)
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2018年04月02日
◆ 竣工-2020年春予定
◆ 開業-2020年春予定


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「計画地周辺図」です。


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西側から見た様子です。「(仮称)宝塚ホテル建設計画」の建設現場を見に行かなくては! と思っていましたが、やっと行く事が出来ました。

 「宝塚」を訪れたのは2011年12月24日以来で実に7年ぶりでした。「ジオタワー宝塚」や「ザ・宝塚タワー」が建設中の頃は年に3回訪問していたのですが・・・


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「(仮称)宝塚ホテル建設計画」の建設現場です。


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南西側から見た様子です。


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アップです。


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南東側から見た様子です。


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「花のみち」側から見た様子です。


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正面です。


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この部分が「メインエントランス」となります。


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南東側です。


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南東側の奥は「平面駐車場」になります。将来的に何かを建設する用地として確保しておくのだと思われます。


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写真はありませんが、宝塚ファンの「出待ち」に遭遇しました。物凄い一眼レフカメラを持った女性が結構いたので驚きました。「タカラジェンヌ」が出て来たら物凄い連写で、まるで「鉄ちゃん」の電車の撮影風景でした(笑)。


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「開発構想のお知らせ」です。


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「土地利用計画図・配置図」です。


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ホテル部分のアップです。


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現在の宝塚ホテル
 現在の「宝塚ホテル」は、新ホテルの開業まで営業を継続する予定です。ただし、開業準備のための期間は除きます。



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JR草津駅前 地上26階、高さ約99mの「アトラスタワー草津」 2019年1月4日の建設状況

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-アトラスタワー草津-

 「旭化成不動産レジデンス」が参加組合員として参画する「北中西・栄町地区市街地再開発組合」によるJR草津駅前の「北中西・栄町地区第一種市街地再開発事業」が、2017年10月5日に起工式を開催しました。

 再開発によって誕生するマンションは、分譲マンションを中心とする地上26階の「高層棟」と、地上4階の「低層棟」が建設され、1階・2階に魅力ある店舗が軒を連ねるほか、低層棟に「サービス付き高齢者向け住宅」を併設します。

 「北中西・栄町地区第一種市街地再開発事業」の正式名称は、売主が「旭化成不動産レジデンス」なので、予想通り「アトラスタワー草津」となりました。

 引用資料 公式ホームページ
 アトラスタワー草津
 
アトラスタワー草津の概要
◆ 計画名-北中西・栄町地区第一種市街地再開発事業 施設建築物新築工事
◆ 所在地-滋賀県草津市大路一丁目字西浦926番(地番)
◆ 交通-JR「草津」駅より徒歩3分
◆ 階数-(高層棟)地上26階、地下1階、(低層棟)地上4階、地下0階
◆ 高さ-最高部99.057m
◆ 敷地面積-5,708.89㎡(建築確認面積)
◆ 建築面積-3,818.25㎡(建築確認面積)
◆ 延床面積-40,160.15㎡(建築確認面積)
◆ 構造-(高層棟)鉄筋コンクリート造、(低層棟)鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ち鋼管コンクリート拡底杭(37本)
◆ 地震対策-免震構造(高層棟)
◆ 用途-(高層棟)1階・2階「店舗」、3階「共用部」、4階~26階「共同住宅」、(低層棟)1階・2階「店舗」、3階・4階「サービス付高齢者向け住宅」
◆ 総戸数-265戸(非分譲住戸19戸含む)、サービス付高齢者向け住宅39戸
◆ 建築主-北中西・栄町地区市街地再開発組合(売主 旭化成不動産レジデンス) 
◆ 設計者・監理者-昭和設計
◆ 施工者-西松建設
◆ 着工-2017年10月05日(起工式)、2017年10月20日(着工)
◆ 竣工-2020年02月下旬予定
◆ 入居開始-2020年03月下旬予定


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「建物概要」です。

 引用資料 旭化成不動産レジデンス(2017/10/05)
 JR草津駅前に「商業・サ高住・住宅」の一体再開発マンション着工


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「位置図」です。


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「アトラスタワー草津」の建設現場を西側から見た様子です。


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躯体が地上に姿を現しています。


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南側から見た様子です。


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タワークレーン2基で建設しています。


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東側から見た様子です。こちら側に「仮設店舗」が設けられています。


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2018年9月下旬から地上躯体の工事を行っています。4階床までは約1ヶ月で1フロア、4階柱からは約1週間で1フロアのペースで上に伸びるようです。



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2019年1月 9日 (水)

「Nidecシティ」が動き出す! JR向日町駅東側の「日本電産グループ新拠点の建設構想」 第二本社など総額約2,000億円投資!

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-日本電産(Nidec)-
 
「日本電産」の本社は、京都市南区久世殿城町338番地にあります。直近の日経平均の大幅下落で、「日本電産」の株価も大幅に下がっていますが、2019年1月8日終値時点の時価総額は3,676,094百万円と3兆円を超えています。時価総額は日本企業の中で31位です。

 世界首位のHDD用など精密小型モーターから車載、産業用など中大型モーターまで展開しています。創業者である「永守重信氏」は超ワンマンですが、卓越した経営手腕により一代で巨大企業グループを築き上げました。ちなみに創業者である「永守重信氏」は、京都府向日市出身です。

 2017年7月1日に「京都新聞」は、「日本電産」が京都市南区の本社ビルと近接する向日市のJR向日町駅東側に、第2本社ビルや傘下企業の本社機能、研究所、ハイテク技術を扱う工場などを進出させる方針を固めたと報道しました。

 進出方針を固めた地域は、本社ビルとJR向日町駅東側の間に広がる向日市森本町の土地です。地権者でつくる「森本東部地区まちづくり協議会」が約12haについて農地を集約し、開発用地に転用する地区計画案策定に向けて準備を進めています。

● 正に「Nidecシティ」の誕生!
 
私は、プロジェクトの正式発表を待ちに待っていました。関西で一番楽しみにしていたプロジェクトの1つと言っても過言ではありません。そして2019年1月8日にドッカーン!と正式発表しました。リリースを見て私は狂喜乱舞でした(笑)。

 引用資料 日本電産(PDF:2019/01/08)
 日本電産グループ新拠点の建設構想について

 「日本電産」は、本社に隣接するJR向日町駅東側の農地約60,000㎡を取得し、第二本社やグループ企業の新拠点計4棟を2030年までに建設する構想を正式発表しました。
 現本社を含めて一帯で最大5,000人が働く見込みで、総投資額は約2,000億円、関西でも屈指の規模となる企業拠点が整備に向けて動き出します。

 これらが完成するとJR向日町駅の東側一帯は正に「Nidecシティ」になります。「Nidec」は日本電産グループのブランド名です。ちなみに「Nidecシティ」は私が妄想で付けた名称です(笑)。

新拠点概要
◆ 所在地-京都府向日市森本町
◆ 敷地面積-約60,000㎡
◆ 延床面積-約154,700㎡
◆ 建物構成-事務所棟×1棟(第二本社:地上15階、延床面積約33,600㎡)、生産研究棟×3棟(A棟:地上6階、延床面積約24,200㎡、B棟:地上8階、延床面積約50,100㎡、C棟:地上9階、延床面積約46,800㎡)
◆ 投資予定額-土地・建物、設備等 総額約2,000億円

竣工時期(予定)
◆ 第一期-2022年03月予定(A棟、C棟一部)
◆ 第二期-2025年~2026年予定(B棟、C棟残り)
◆ 第三期-2030年予定(第二本社)


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日本電産の本社 
 
「日本電産」の本社は、京都市南区久世殿城町338番地にあります。2018年3月期の売上高1,488,090百万円、営業利益167,637百万円です。

 2019年3月期の業績予想は、売上高1兆6000億円です。2021年3月期の売上高2兆円を目指しています。2030年度のグループ売上目標10兆円という壮大な構想を掲げています。

● 永守重信氏は京都のタニマチのような存在
 創業者でる「永守重信氏」は京都のタニマチのような存在です。今回は地元京都府向日市への2,000億円の投資ですが、向日市には私財約32億円を投じて「永守重信市民会館」を建設し、建物を寄附しています。

 更に、「京都先端科学大学」に改称予定の「学校法人京都学園理事長」に就任し、工学部の新設準備や運転資金などに私財100億円以上を投じる予定です。

 他にも、約70億円をかけて建設した京都府内初のがんの陽子線治療装置を備えた研究施設「永守記念最先端がん治療研究センター」を京都府立医科大学へ寄贈しています。

 かつての神戸市は、ダイエーの創業者である「中内功氏」がタニマチのような存在でした。今の神戸に勢いが無いは、損得を度外視して投資してくれるタニマチのような存在がいないのも大きな理由です。


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日本電産グループ新拠点の予定地です。「森本東部地区」の約122,500㎡の約半分の約60,000㎡を取得します。創業者でる「永守重信氏」は京都府向日市出身です(国土交通省の資料を引用)。


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「日本電産グループ新拠点」の建設予定地を西側から見た様子です。この日に備えて事前に撮影しておきました。


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「東海道新幹線」の高架橋の先に「日本電産」の本社があります。このあたりに京都市と向日市の境目がありちょっと分かりにくいです。


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「日本電産グループ新拠点」の建設予定地には農地が広がっています。「森本東部地区まちづくり協議会」が農地を集約し開発用地に転用します。


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JR向日町駅
 最寄りの駅は「JR向日町駅」ですが、日本電産側の駅の東側に改札口がありません。そこで、駅の東側に「東口」を整備する構想が持ち上がっています。「JR向日町駅」です。島式2面4線の地上駅です。駅舎は線路西側にしかありません。


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「東口駅ビル」および「東口駅前広場」の整備予定地です。奥に「日本電産本社・中央開発技術研究所」が一部見えます。


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「JR向日町駅東側地域航空写真」です(国土交通省の資料を引用)。


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「JR向日町駅東口関連事業用地」です。敷地面積約8,600㎡を想定しています(国土交通省の資料を引用)。


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「JR向日町駅関連事業基本構想(案)」です。「駅橋上駅舎、東西自由通路、東口駅ビル、東口駅前広場」を新設する予定です(国土交通省の資料を引用)。



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JR嵯峨野線の新駅「梅小路京都西駅」近く (仮称)京都市中央卸売市場第一市場「賑わいゾーン」新築工事 2019年1月4日の建設状況 

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-京都市中央卸売市場第一市場「賑わいゾーン」-
 
京都市では、「京都駅西部エリア活性化将来構想」において、京都市中央卸売市場第一市場の施設整備に伴い生み出される七条通に面した土地を「賑わいゾーン」と位置付け、新たな賑わいを創出するために活用することとしています。

 京都市は、京都市中央卸売市場第一市場「賑わいゾーン」の活用に向けて契約候補事業者を選ぶ公募型プロポーザルを実施し、「スターツコーポレーション」を契約候補事業者に選定しました。

 引用資料 京都市情報館(2017/10/13)
 京都市中央卸売市場第一市場「賑わいゾーン」に係る基本協定書の締結式について

 「スターツコーポレーション」は、地上8階、地下1階の ”京都の「食」と「職」をテーマにした商業施設とホテルの複合施設” を建設します。
 3階~8階のホテル「(仮称)ホテルエミオン京都」は、客室数214室です。1階・2階は商業施設となります。開業は2020年度を予定しています。

京都市中央卸売市場第一市場「賑わいゾーン」の概要
◆ 計画名-(仮称)京都市中央卸売市場第一市場「賑わいゾーン」新築工事
◆ 所在地-京都府京都市下京区朱雀正会町1番30、朱雀堂ノ口町20番4
◆ 交通-JR嵯峨野線「梅小路京都西駅」駅直結(予定)
◆ 階数-地上8階、地下1階
◆ 高さ-最高部34.98m、軒高30.98m
◆ 敷地面積-4,000.00㎡
◆ 建築面積-3,057.33㎡
◆ 延床面積-17,673.71㎡(容積率対象外面積380.71㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル、飲食店、物販店舗
◆ 客室数-214室
◆ 建築主-スターツコーポレーション
◆ 設計者-スターツCAM
◆ 施工者-スターツCAM
◆ 着工-2018年12月01日
◆ 竣工-2020年06月30日予定
◆ 開業-2020年07月01日予定


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南東側から見た「完成イメージ図」です。


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「商業施設(1階・2階)」の配置図とフロア構成図です。2階には「連絡デッキ」を整備します。


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(仮称)京都市中央卸売市場第一市場「賑わいゾーン」新築工事の建設現場を南西側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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内部の様子です。2018年12月1日に着工しています。


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東端で、「梅小路京都西駅」と結ぶ「横断歩道橋」の工事が行われています。


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「梅小路京都西駅」の開業を控えて、「七条通」が綺麗に再舗装されました。


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(仮称)京都市中央卸売市場第一市場「賑わいゾーン」新築工事の建築計画の概要です。


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梅小路京都西駅(うめこうじきょうとにしえき)
 梅小路公園には、「京都水族館」があり、2016年4月29日には「京都鉄道博物館」もオープンしました。京都駅から離れていてアクセスが悪いため、新駅の設置が検討され、2015年2月にJR西日本と京都市が基本合意書を締結していました。

 工事着工に先立ち、2016年9月19日には、安全祈願祭と起工式典を開催しました。駅名は「梅小路京都西駅(うめこうじきょうとにしえき)」に決定し、2019年3月16日に開業予定です。

● 短絡線を利用した屋根付きの歩道
 「梅小路京都西駅」から七条通北側への回遊性を高めるため、廃止されてJR西日本から無償譲渡された「短絡線」を利用した横断歩道橋を整備します。

 梅小路京都西駅と(仮称)京都市中央卸売市場第一市場「賑わいゾーン」新築工事が、屋根付きの歩道橋で結ばれ、雨にぬれることなくアクセスできるようになります。



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2019年1月 8日 (火)

ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 (仮称)ヨドバシ梅田タワー 2019/01/07 23階・24階・25階(26FL)部分の鉄骨建方!

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-
 
「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。2017年9月13日に、「地鎮祭」が行われ本格着工しました。2019年12月末日の竣工予定です。

● 阪急阪神ホテルズが出店
 「阪急阪神ホテルズ」は、「ヨドバシホールディングス」が開発する「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」に、ホテルを出店することが決まりました。

 ホテルは9階~35階に、大阪梅田エリアで最大級の約1,000室で出店予定です。ホテルブランド名は未定で、2020年初春の開業を予定しています。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2018/08/07)
 大阪梅田エリアで最大級の約1,000室 (仮称)ヨドバシ梅田タワーにおけるホテル出店のお知らせ 2020年初春開業予定

(仮称)ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.340m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,275.68㎡(施設全体)、6.371.70㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-220,352.60㎡(施設全体)、111,527.16㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-170,225.45㎡(施設全体)、92,287.68㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-約1,000室
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年09月13日(地鎮祭)
◆ 竣工-2019年12月末日予定
◆ 開業-2020年初春予定(ホテル)

(注意) 上記の概要は「建築計画のお知らせ」の数値です。「国土交通省」の資料では、延床面積219,857.71㎡(施設全体)、110,820.64㎡(ヨドバシ梅田タワー)となっています。


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「概要図」です。

 引用資料 国土交通省(PDF:2017/09/29)
 株式会社ヨドバシホールディングス、株式会社ヨドバシカメラの民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)を認定 


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「阪急グランドビル(阪急32番街)」の展望ロビーから見た様子です。


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タワークレーン3基で建設しています。


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「鉄骨建方」がどんどん進んでいます。


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23階・24階・25階(26FL)部分の鉄骨建方が行われています。


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「グランフロント大阪 南館テラスガーデン」から見た「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です。


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「カーテンウォール」の取り付けが行われています。


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「グランフロント大阪 北館」から見た「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です。


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ホテル部分です。


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ホテル部分の西面の「制振装置」です。


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ホテル部分の「カーテンウォール」の取り付けが行われています。


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アップです。


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クローラークレーンとタワークレーンでリレー
 この「クローラークレーン」で、商業施設の屋上に建設資材を吊り上げています。そこから西側の「タワークレーン」で更に上に吊り上げています。2つのクレーンでリレーしています。


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北東側から見た様子です。


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一番東側の「タワークレーン」は役目が終わったのか? と思っていましたが、新たな用途で使用されていました。


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2基のタワークレーンでリレー

 一番東側の「タワークレーン」で、商業施設の屋上に建設資材を吊り上げています。そこから中央の「タワークレーン」で更に上に吊り上げています。2基のタワークレーンでリレーしています。



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長崎市 総工費500億円超 ジャパネットホールディングスの「長崎スタジアムシティプロジェクト」 計画を大幅に見直し!

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-三菱重工業長崎造船所幸町工場跡地-

 今の「長崎市」には2つの追風が吹いています。1つ目は「九州新幹線長崎ルート」の建設です。もう一つはインバウンド観光によるクルーズ船の「長崎港」への寄港実績の急増です。2つの追風を受けて、長崎の街は戦後最大の変化を遂げようとしています。

 長崎市の「三菱重工業長崎造船所幸町工場跡地(約7ha)」の再開発事業の優先交渉権者に選ばれた企業グループの中心となる通信販売大手「ジャパネットホールディングス」が、4月26日に約23,000人収容の球技専用スタジアムなどを整備する計画概要を発表しました。総事業費は500億円を超える見通しで、2023年の開業を目指します。

● 長崎スタジアムシティプロジェクト
 
ちょっとUPするのが遅くなりましたが、2018年12月26日に「ジャパネットホールディングス」は、長崎・幸町工場跡地活用事業について、2018年12月時点のプロジェクトの進捗を発表しました。今後は計画名称を「長崎スタジアムシティプロジェクト」とし、随時進捗を発表する予定です。

 引用資料 ジャパネットホールディングス(PDF:2018/12/26)
 長崎・幸町工場跡地活用事業 進捗のご報告 ~大型多機能複合施設からワクワクを創出~

 計画が大幅に見直され、「大型多機能複合施設」として一体化させる構想となりました。「浦上川に停泊するクルーズ船」をイメージしています。
 
 ”初期構想イメージのため、今後変更する可能性があります。” とは書いてありましたが、全く別のプロジェクトと言っていいくらいの変更になりました。500億円超とする総工費に変更はありません。


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変更後のイメージです(2018年12月26日発表)。


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変更後のイメージです(2018年12月26日発表)。


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変更後のイメージです(2018年12月26日発表)。


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2018年4月26日発表のイメージ
 
2018年4月26日の発表では、23,000人収容の「サッカー専用スタジアム」、17,900㎡の「商業施設」、18,400㎡の「オフィス」、地上36階、高さ約150m、客室数300室の「ホテル」、地上34階、高さ約115m、総戸数300室の「マンション」を建設する予定となっていました。

 引用資料 ジャパネットホールディングス(PDF:2018/04/26)
 ジャパネットが提案する「長崎を生きる楽しさ」を! ~長崎・幸町工場跡地活用事業に向けた優先交渉権獲得のお知らせ~   

 総工費500億円超としていましたが、これを具体化すると素人目に見ても700億円~800億円くらいかかりそうでした。一体化させることにより総工費を500億円超に収める事が出来そうです。



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2019年1月 7日 (月)

京都東山計画 世界的なラグジュアリーホテル「パーク ハイアット 京都」 2019年1月4日の建設状況


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-パーク ハイアット 京都-

 京都市東山区で料亭「山荘京大和」を運営する「京大和」と「竹中工務店」は、「山荘京大和」敷地内にホテルを新たに建設することで合意し、計画に着手しました。

 「山荘京大和」は改築のうえ、引き続き「京大和」が料亭営業を継続します。「竹中工務店」は敷地を借地のうえ、70室程度の高級ホテルを建築・所有する計画です。料亭とホテルが同居する珍しい形態となります。

 高級ホテル部分は、ハイアット ホテルズ コーポレーションの関連会社であるハイアット インターナショナル アジアパシフィック リミテッドと運営委託契約を締結し、「パーク ハイアット 京都」として開業することが決定しています。

 引用資料 竹中工務店(2016/11/01)
 京都東山にて料亭とホテル事業の計画に向けて合意 「パーク ハイアット 京都」2019年開業予定

 計画名は「京都東山計画」もしくは「(仮称)京都東山ホテル」です。世界的なラグジュアリーホテルの要素を取り入れながら、「二寧坂」に面した街並みや周辺との景観に配慮した低層建築とするとともに、歴史的建築物や庭園などは保存・復元し、常に伝統と新しい文化を融合させてきた京都らしさを取り入れたホテル・料亭とする計画です。

 「パークハイアット」の展開は国内では「パーク ハイアット 東京(新宿)」のみで、西日本は初めてとなります。訪日客の富裕層などを取り込みます。

パーク ハイアット 京都の概要
◆ 計画名-「京都東山計画」もしくは「(仮称)京都東山ホテル」
◆ 所在地-京都府京都市東山区高台寺南門通下河原東入桝屋町358、359-1、360-1
◆ 階数-地上2階、地下4階
◆ 高さ-最高部9.511m、軒高9.511m
◆ 敷地面積-8,796.47㎡(施設全体)
◆ 建築面積-3,157.72㎡
◆ 延床面積-13,698.11㎡(容積対象外面積1,410.98㎡)
◆ 構造-木造(既存)、鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-70室程度
◆ 建築主-竹中工務店
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ インテリア設計-tonychi and associates・竹中工務店の共同設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2017年03月14日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年09月30日予定(労災保険関係成立票より)
◆ 開業-2019年予定


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「パーク ハイアット 京都」のイメージです。周辺との景観に配慮した低層建築となっています。かなりの傾斜地に建設されるので、地上2階、地下4階と地下階の方が多い構造になります。


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建設現場は、「二寧坂」と「維新の道」が交差する観光地としては抜群の好立地です。


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東西に細長い敷地です。


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かなりの急傾斜地に建設しています。


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敷地北側が「京都霊山護国神社」の参道に接します。この道は「維新の道」と呼ばれています。


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振り返ると「八坂の塔(法観寺)」が見えます。


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「維新の道」沿いに建設現場が続きます。


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敷地の東端です。


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東端から西側に振り返った様子です。


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敷地西側が「二寧坂」に接します。


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敷地の南側です。


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「二寧坂」は新年から国内外の観光客で賑わっていました。



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世界遺産「清水寺」近く 歴史的価値ある小学校をホテルへとコンバージョン (仮称)元立清水小学校跡地活用計画 2019年1月4日の建設状況

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-(仮称)元清水小学校跡地活用計画-

 京都市は、市民の貴重な財産である学校跡地の活用について、「京都市資産有効活用基本方針」の理念の下、「学校跡地の長期・全面的な活用に関する提案の募集要領」を策定し、民間等事業者の活力を生かした提案を広く募集しています。

 「元清水小学校跡地」については,校舎を改修し外観及び主たる機能を保存したうえで,ホテル又はブライダルを主たる事業として活用を進めるため、公募型プロポーザル方式による契約候補事業者の選定を行い、「NTT都市開発」に決定しています。
 
● 2018年10月に着工!
 「NTT都市開発」は、京都市東山区清水において開発を進めている「(仮称)元清水小学校跡地活用計画」について、2018年10月に新築着工しました。

 引用資料 NTT都市開発(2018/10/11)
 歴史的価値ある小学校をホテルへとコンバージョン 2019年度冬開業予定 元清水小学校跡地活用計画 新築工事着手

 元清水小学校開発プロジェクトは、「NTT都市開発」が開発から経営までを行う初の直営ホテル(運営はプリンスホテルへ委託)となります。歴史情緒溢れる清水の地と、そこで人々の記憶を刻んできた建物にふさわしいホテル名を検討します。

 敷地は「清水寺」へ続く松原通に面しており、敷地周辺は路面店が立ち並び季節や時間を問わず国内外からの観光客で賑わっています。

(仮称)元清水小学校跡地活用計画の概要
◆ 所在地-京都府京都市東山区清水二丁目204番2他
◆ 階数-地上4階、地下0階
◆ 階数-最高部18.2m、軒高13.4m
◆ 敷地面積-7,120.67㎡
◆ 建築面積-3,198.19㎡ 
◆ 延床面積-6,820.20㎡(容積対象外面積118.45㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 用途-ホテル、レストラン
◆ 客室数-48室(平均客室面積50㎡以上)
◆ 建築主-エヌ・ティ・ティ都市開発(ホテル運営 プリンスホテル)
◆ 基本設計-東急設計コンサルタント
◆ デザイン監修-工藝社A.N.D.
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2018年10月
◆ 開業-2019年度冬予定


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「中庭の景観」です。小学校が素晴らしいホテルに生まれ変わります。


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「元清水小学校跡地」の所在地は、「清水寺」の参道である「松原通」の北側の好立地です。


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本格的に工事が行われています。


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南側の「松原通」に面して「ゲスト動線」が設けられます。



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2019年1月 6日 (日)

福岡市 「天神ビッグバン」に続く新たな規制緩和 博多駅周辺の「博多コネクティッド」が始動!!

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-博多コネクティッド-
 
福岡市の博多駅周辺では、2011年の九州新幹線開業とあわせて駅を中心に賑わいをみせている一方で、九州の陸の玄関口として更なる発展が期待されています。

 このため、地下鉄七隈線延伸やはかた駅前通り再整備など、交通基盤の拡充とあわせ、容積率などの規制緩和により、耐震性の高い先進的なビルへの建替えや歩行者ネットワークを拡大するとともに、歴史ある博多旧市街との回遊性を高めることで、都市機能の向上を図っていきます。

 この「博多コネクティッド」をハード・ソフト両面から取り組んでいくことで、多くの人が訪れる九州の陸の玄関口である博多駅の活力と賑わいを、さらに周辺につなげていきます。

 引用資料 福岡市・公式HP(PDF:2019/01/04)
 博多駅の活力と賑わいをさらに周辺につなげていく 『博多コネクティッド』始動!!

 「福岡市」は本当に次から次えと規制緩和の施策を出してきて凄いですね。私は、兵庫県の住人ですが、県都である「神戸市」の体たらくを見ていると本当に羨ましいです。

 「乃木坂46」は、ライブの前に気合を入れるためにメンバーが円陣を組んで、「努力、感謝、笑顔、うちらは乃木坂上り坂46!!!」と掛け声をかけます。これを今の神戸市に当てはめると「規制、停滞、無策、うちらは神戸下り坂・・・」です(涙)。

博多コネクティッドの概要
◆ 対象エリア-博多駅から半径約500m、約80ha
◆ 主な誘導策-<福岡市独自の支援制度等>福岡市都心部容積率特例制度、ビルへのテナント優先紹介、行政によるビルのPR、<国の支援制度>特定都市再生緊急整備地域(金融支援,税制優遇など)、<国家戦略特区関連>国家戦略道路占用事業

(備考) 航空法の高さ制限の承認については、計画毎に周辺の既存物件の高さを踏まえ、国土交通省との相談となります。


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「博多コネクティッド」の範囲です。


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KITTE博多 & JRJP博多ビル
 博多駅前の「博多郵便局」の建て替えが行われ、「KITTE博多」として2016年4月21日にグランドオープンしました。日本郵政グループにとって初の全館商業施設で、キーテナントは「博多マルイ」となっています。

 ほぼ同時期に、「JR九州」と「日本郵便」は、博多駅中央街南西街区において、九州最大級のオフィスビル「JRJP博多ビル」を建設しました。2016年4月25日(月)に先行して「郵便局・ゆうちょ銀行」が開業、4月27日(水)に地下1階~地上2階の「商業ゾーン」が開業しました。

 「KITTE博多」は、容積率が800%→1,100%への割り増し、「JRJP博多ビル」は、800%→1,100%への割り増しが行われました(写真提供タイム氏)。

KITTE博多の概要
◆ 計画名-博多駅中央街SW計画(仮称)新築工事
◆ 所在地-福岡県市博多区駅中央街9番1号(住居表示 )
◆ 階数-地上11階、地下3階(建築基準法上 地上12階、 地下4階)
◆ 高さ-約60m(航空法の高さ制限から推測)
◆ 敷地面積-5,073.90㎡
◆ 延床面積-64,296.53㎡
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄筋コンクリート造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-店舗(キーテナント 博多マルイ/売場面積約15,000㎡)、駐車場
◆ 建築主-日本郵便株式会社
◆ 設計者・監理者-日本郵政株式会社一級建築事務所
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2014年02月13日(起工式)
◆ 竣工-2016年04月15日(労災保険関係成立票より)
◆ 開業-2016年04月21日(グランドオープン)

JRJP博多ビルの概要
◆ 計画名-新博多ビル(仮称)新築工事
◆ 所在地-福岡県福岡市博多区博多駅中央街8番1号
◆ 交通-JR鹿児島本線「博多」駅徒歩1分、地下鉄空港線「博多」駅徒歩1分
◆ 階数-地上12階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-最高部59.42m
◆ 敷地面積-約3,354㎡
◆ 延床面積-約44,000㎡(総貸付面積 オフィス約24,000㎡、店舗約2,800㎡/郵便局・ゆうちょ銀行の面積を含む)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 用途-オフィス、店舗、駐車場
◆ 建築主-JR九州(九州旅客鉄道)、日本郵便
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2014年05月09日(安全祈願祭)
◆ 竣工-2016年04月末
◆ 開業- 2016年04月25日(郵便局・ゆうちょ銀行)、2016年04月27日(商業ゾーン)


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都ホテル 博多
 「近鉄不動産」および「近鉄・都ホテルズ」は福岡市博多区において、「博多都ホテル」の建替えを進めています。福岡市の掲げる「アジアの交流拠点都市」形成に貢献すべく、博多駅筑紫口駅前の新たなランドマークとなるビルを建設中です。正式名称は「都ホテル 博多」です。

 引用資料 公式ホームページ
 都ホテル 博多 

 ビルの外観コンセプトは「緑と水と光のビル」とし、壁面や最上階に水が流れ落ちる滝や緑を設置し、「見える滝」「見える緑」を演出します。夜間も建物全体のライトアップを行い、にぎわいを演出するなど、海外からも注目されるビルを目指します。

都ホテル 博多の概要
◆ 計画名-(仮称)近鉄博多ビル計画新築工事
◆ 所在地-福岡県福岡市博多区博多駅東二丁目1番1号
◆ 交通-JR「博多」駅徒歩1分、地下鉄空港線「博多」駅徒歩1分
◆ 階数-地上13階、地下3階
◆ 高さ-(不明)
◆ 敷地面積-2,260.62㎡
◆ 建築面積-1,762.70㎡
◆ 延床面積-23,038.10㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル(3階~13階)、商業施設(地下1階、1階、2階)、自動車車庫、自転車駐輪場
◆ 客室数-208室
◆ 建築主-近鉄不動産(営業 近鉄・都ホテルズ) 
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計
◆ 施工者-大林組・大日本土木共同企業体(大林組・大日本土木JV)
◆ 着工-2017年09月01日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年07月31日予定(労災保険関係成立票より)
◆ オープン-2019年秋予定



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JR西日本 嵯峨野線の新駅 梅小路京都西駅(うめこうじきょうとにしえき) 2019/01/04 Part3・新駅と七条通の北側を結ぶ短絡線を利用した屋根付きの歩道

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-梅小路京都西駅(うめこうじきょうとにしえき)-
 梅小路公園には、「京都水族館」があり、2016年4月29日には「京都鉄道博物館」もオープンしました。京都駅から離れていてアクセスが悪いため、新駅の設置が検討され、2015年2月にJR西日本と京都市が基本合意書を締結していました。

 工事着工に先立ち、2016年9月19日には、安全祈願祭と起工式典を開催しました。駅名は「梅小路京都西駅(うめこうじきょうとにしえき)」に決定し、2019年春の開業予定です。

● 短絡線を利用した屋根付きの歩道
 「梅小路京都西駅」から七条通北側への回遊性を高めるため、廃止されてJR西日本から無償譲渡された「短絡線」を利用した横断歩道橋を整備します。

 梅小路京都西駅と(仮称)京都市中央卸売市場第一市場「賑わいゾーン」新築工事が、屋根付きの歩道橋で結ばれ、雨にぬれることなくアクセスできるようになります。


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「梅小路京都西駅」と廃止された「短絡線」が結ばれます。


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「エレベーター」も設置されます。今は屋根がありませんが、雨にぬれることなくアクセスできるように屋根を設置します。


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北側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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廃止された「短絡線」の橋桁を再利用していますが、橋脚から1度外して、少し西側に架け替えています。


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「七条通」をオーバーパスします。


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(仮称)京都市中央卸売市場第一市場「賑わいゾーン」新築工事の東端まで結ばれます。



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2019年1月 5日 (土)

JR西日本 嵯峨野線の新駅 梅小路京都西駅(うめこうじきょうとにしえき) 2019/01/04 Part2・地上から見た編

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-梅小路京都西駅(うめこうじきょうとにしえき)-

 梅小路公園には、「京都水族館」があり、2016年4月29日には「京都鉄道博物館」もオープンしました。京都駅から離れていてアクセスが悪いため、新駅の設置が検討され、2015年2月にJR西日本と京都市が基本合意書を締結していました。

 工事着工に先立ち、2016年9月19日には、安全祈願祭と起工式典を開催しました。駅名は「梅小路京都西駅(うめこうじきょうとにしえき)」に決定し、2019年春の開業予定です。

 引用資料 JR西日本・ ニュースリリース(2018/07/20)
 JR嵯峨野線 京都・丹波口間新駅 駅名決定について

 ホームは相対式2面、延長165m、ホーム幅は3.0m~6.7mとなります。ホーム上の安全設備として、「可動式ホーム柵」を設置します。

 駅舎の基本コンセプトは、「梅小路公園および京都市西部地区の玄関口として、鉄道を意識しつつ、地域との連携を育むデザイン」とします。
 京都の町並みの「縦格子・縦縞」や、京友禅の反物の「縦長矩形」などを引用するともとに、ホームの外壁や入口部を曲面にして「京都らしい色彩計画」とします。

梅小路京都西駅の概要
◆ 所在地-京都府京都市下京区観喜寺町(京都駅←約1.7km→新駅←0.8km→丹波口駅)
◆ ホーム(相対式2面、延長165m、幅員3.0m~6.7m)
◆ 旅客上家(屋根)
◆ エレベーター(2基 各ホーム1基)
◆ エスカレーター(4基 各ホーム上下1基ずつ)
◆ 自動改札4通路、券売機2台、みどりの券売機1台
◆ 着工-2016年09月19日(安全祈願祭と起工式典)
◆ 開業-2019年春予定
◆ 事業費-約49億円(JR西日本約19億円、京都市約15億円、国約15億円)


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「位置図」です。


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(上り線ホーム側)南東側から見た様子です。


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(上り線ホーム側)外観はほぼ完成しています。


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(上り線ホーム側)東面です。


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(上り線ホーム側)外側に弧を描いた特徴的なホームの外壁です。


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(上り線ホーム側)北側部分です。


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(上り線ホーム側)北東側から見た様子です。


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デルタ線
 
写真右側が「JR山陰線(嵯峨野線)」で、写真左側が東海道線の大阪駅方面と山陰線を接続していた連絡線(短絡線)です。上空から見ると線路が三角形になっており、このような配線は「デルタ線」と呼ばれています。

 新駅は「相対式ホーム2面」になりますが、合流部分のため連絡線を廃止しないと西側の「二条・亀岡方面」のホームが設置出来ないので、連絡線(短絡線)は廃止されました。


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(下り線ホーム側)南西側から見た様子です。


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新駅と七条通の北側を結ぶ歩行者空間の整備
 新駅から七条通北側への回遊性を高めるため、廃止された短絡線を利用した横断歩道橋を整備します。雨にぬれることがなくアクセスできるようにするため、屋根を設置します。


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(下り線ホーム側)西面です。


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「七条通」の橋桁を北側から見た様子です。


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(上り線ホーム側)「七条通」の橋桁を東側から見た様子です。


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「七条通」の橋桁を南側から見た様子です。


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「七条通」の北側では、橋脚を「鋼板巻立て工法」により耐震補強工事が行われました。


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(上り線ホーム側)ホームは「七条通」より更に北側に伸びています。


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(上り線ホーム側)「七条通」の北側では、橋脚を「鋼板巻立て工法」により耐震補強工事が行われました。


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道路上空にホームを設置
 
耐震補強工事と同時に「仕口」が設置されて、「梁」を道路上空に伸ばしてホームを支えています。ホームの設置場所が無い中で、道路上空を利用する素晴らしいアイデアです。


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(上り線ホーム側)ホームの北端です。



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JR西日本 嵯峨野線の新駅 梅小路京都西駅(うめこうじきょうとにしえき) 2019/01/04 Part1・車窓から見た編 二重引き戸式の可動式ホーム柵も姿を現す!

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-梅小路京都西駅(うめこうじきょうとにしえき)-

 梅小路公園には、「京都水族館」があり、2016年4月29日には「京都鉄道博物館」もオープンしました。京都駅から離れていてアクセスが悪いため、新駅の設置が検討され、2015年2月にJR西日本と京都市が基本合意書を締結していました。

 工事着工に先立ち、2016年9月19日には、安全祈願祭と起工式典を開催しました。駅名は「梅小路京都西駅(うめこうじきょうとにしえき)」に決定し、2019年春の開業予定です。

 引用資料 JR西日本・ ニュースリリース(2018/07/20)
 JR嵯峨野線 京都・丹波口間新駅 駅名決定について

 ホームは相対式2面、延長165m、ホーム幅は3.0m~6.7mとなります。ホーム上の安全設備として、「可動式ホーム柵」を設置します。

 駅舎の基本コンセプトは、「梅小路公園および京都市西部地区の玄関口として、鉄道を意識しつつ、地域との連携を育むデザイン」とします。
 京都の町並みの「縦格子・縦縞」や、京友禅の反物の「縦長矩形」などを引用するともとに、ホームの外壁や入口部を曲面にして「京都らしい色彩計画」とします。

梅小路京都西駅の概要
◆ 所在地-京都府京都市下京区観喜寺町(京都駅←約1.7km→新駅←0.8km→丹波口駅)
◆ ホーム(相対式2面、延長165m、幅員3.0m~6.7m)
◆ 旅客上家(屋根)
◆ エレベーター(2基 各ホーム1基)
◆ エスカレーター(4基 各ホーム上下1基ずつ)
◆ 自動改札4通路、券売機2台、みどりの券売機1台
◆ 着工-2016年09月19日(安全祈願祭と起工式典)
◆ 開業-2019年春予定
◆ 事業費-約49億円(JR西日本約19億円、京都市約15億円、国約15億円)


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二重引き戸式の可動式ホーム柵
 安全面の配慮からホーム柵を設置します。ホーム柵は、2018年3月に開業したJR総持寺駅で採用した開口部の広い「二重引き戸式の可動式ホーム柵」となります。

 「可動式ホーム柵」の導入は嵯峨野線では初めてとなります。「二重引き戸式の可動式ホーム柵」の採用は、JR西日本ではJR総持寺駅に次いで2例目となります。


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「位置図」です。


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車窓から見た様子です。電車前面のガラスが思いっきり汚れていたのでかなり見づらいですが、雰囲気は分かると思います。


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カーブの先が「梅小路京都西駅(うめこうじきょうとにしえき)」の建設現場です。


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「梅小路京都西駅」の工事は最終段階を迎えています。


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ホームには嵯峨野線で初めて「可動式ホーム柵(ホームドア)」を設置します。「下り(亀岡・園部・福知山方面)」には、すでに設置が完了しています。


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トリミングしてみました。ボケボケで見づらいですが、「二重引き戸式の可動式ホーム柵」である事が分かります。


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色が違う部分は、「七条通」に架かる橋桁部分です。


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ホーム北端です。



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2019年1月 4日 (金)

京都市役所が生まれ変わります! 京都市新庁舎整備 本庁舎改修・北庁舎建替え・西庁舎建替え 2018年12月21日の建設状況

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-京都市新庁舎整備-
 京都市役所の市庁舎は、近代建築物として歴史的・文化的価値を有しつつも、震度6強の地震で倒壊や崩壊の危険性が高いとされ、防災拠点としての機能に課題がありました。
 また、本庁所属職員の約3分の1にあたる約1,100人が、近隣の民間ビル(10ヶ所)に分散して入居していました。

 それらの課題の解消とともに、防災拠点としての市庁舎の整備が急務であることから、「市庁舎整備基本計画」を策定し、整備に向けた取組を進めてきました。

 「本庁舎」を改修し、「北庁舎」と「西庁舎」を建て替え、「分庁舎」を新築します。2017年4月に着工しました。本体工事費は320億円を見込んでいました。

 引用資料 京都市情報館(2016/09/05)
 新庁舎整備に係る実施設計について(PDFに詳細)

● 新庁舎の全体完工は当初予定より1年遅れ
 「京都市」は、新庁舎の完成時期が当初予定より1年遅れ、2023年秋になる見通しです。工事で想定以上の振動や騒音が起き、工法を見直すためで、約3億円の追加経費も発生します。


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「配置図」です。「本庁舎」の改修、「西庁舎」の建替え、「北庁舎」の建替え、「分庁舎」の新築が行われます。


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「各庁舎概要」です。


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仮囲いに掲示されていた「全体スケジュール」です。修正されていました。全体の完成時期は、当初予定より1年遅れ、2023年秋になる見通しです。

全体スケジュール(変更後)
◆ 本庁舎-2017年04月着工、2020年11月竣工予定
◆ 西庁舎-2017年04月着工、2019年02月竣工予定
◆ 北庁舎-2010年10月着工、2023年秋竣工予定
◆ 分庁舎-2017年04月着工、2019年05月竣工予定

全体スケジュール(当初計画)
◆ 本庁舎-2017年04月着工、2020年11月竣工予定
◆ 西庁舎-2017年04月着工、2018年07月竣工予定
◆ 北庁舎-2022年09月竣工予定
◆ 分庁舎-2017年04月着工、2019年05月竣工予定


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「河原町通上空より」の完成イメージです。


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「本庁舎屋上庭園のイメージ」です。本庁舎屋上に庭園が整備されます。


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京都市役所の市庁舎を南東側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。先行して、「本庁舎」を改修と「西庁舎」を建て替えを行っています。計画名は「京都市本庁舎改修工事及び新西庁舎(仮称)新築工事」です。


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本庁舎(外観を保存して改修)

 歴史的価値の高い「本庁舎」は、外観を保存し、耐震補強工事を施します。地下1階に「免震層」を設け、「基礎免震」のビルに生まれ変わります。2020年年11月の竣工予定です。


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地下街「ゼスト御池」と直結する地下通路の工事だと思われます。


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西庁舎(建て替え)

 「西庁舎」の建設現場を南西側から見た様子です。地震対策として「地下1階柱頭免震」を採用します。2019年2月竣工予定です。


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「西庁舎」の建設現場を北西側から見た様子です。


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北庁舎(建て替え)

 既存の「北庁舎」は解体されて建て替えられます。本庁舎と階高を合わせ、一体的に利用可能とします。地震対策として「地下2階柱頭免震」を採用します。

 着工が一番遅くなります。2022年9月竣工予定でしたが、着工が2010年10月と遅れるため、完成時期が当初予定より1年遅れ、2023年秋になる見通しです。


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「北庁舎」を北西側から見た様子です。


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「京都市新庁舎整備・本庁舎・西庁舎・北庁舎」の建築計画の概要です(現在は撤去されています)。



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京都市役所が生まれ変わります! 京都市新庁舎整備 分庁舎新築 2018年12月21日の建設状況

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-京都市新庁舎整備-
 京都市役所の市庁舎は、近代建築物として歴史的・文化的価値を有しつつも、震度6強の地震で倒壊や崩壊の危険性が高いとされ、防災拠点としての機能に課題がありました。
 また、本庁所属職員の約3分の1にあたる約1,100人が、近隣の民間ビル(10ヶ所)に分散して入居していました。

 それらの課題の解消とともに、防災拠点としての市庁舎の整備が急務であることから、「市庁舎整備基本計画」を策定し、整備に向けた取組を進めてきました。

 「本庁舎」を改修し、「北庁舎」と「西庁舎」を建て替え、「分庁舎」を新築します。2017年4月に着工しました。本体工事費は320億円を見込んでいました。

 引用資料 京都市情報館(2016/09/05)
 新庁舎整備に係る実施設計について(PDFに詳細)

● 新庁舎の全体完工は当初予定より1年遅れ
 「京都市」は、新庁舎の完成時期が当初予定より1年遅れ、2023年秋になる見通しです。工事で想定以上の振動や騒音が起き、工法を見直すためで、約3億円の追加経費も発生します。


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「配置図」です。「本庁舎」の改修、「西庁舎」の建替え、「北庁舎」の建替え、「分庁舎」の新築が行われます。


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「各庁舎概要」です。


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仮囲いに掲示されていた「全体スケジュール」です。修正されていました。全体の完成時期は、当初予定より1年遅れ、2023年秋になる見通しです。

全体スケジュール(変更後)
◆ 本庁舎-2017年04月着工、2020年11月竣工予定
◆ 西庁舎-2017年04月着工、2019年02月竣工予定
◆ 北庁舎-2010年10月着工、2023年秋竣工予定
◆ 分庁舎-2017年04月着工、2019年05月竣工予定

全体スケジュール(当初計画)
◆ 本庁舎-2017年04月着工、2020年11月竣工予定
◆ 西庁舎-2017年04月着工、2018年07月竣工予定
◆ 北庁舎-2022年09月竣工予定
◆ 分庁舎-2017年04月着工、2019年05月竣工予定


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「分庁舎鳥瞰 南西より」です。


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分庁舎(新築)

 「分庁舎」の建設現場を南東側から見た様子です。押小路通りを挟んで北側にある駐車場跡地(妙満寺跡地)に「分庁舎」を新築しています。

 計画名は「京都市分庁舎(仮称)新築工事 ただし、建築主体その他工事」です。「労災保険関係成立票」によると工期は、2017年4月5日~2019年5月31日(予定)となっています。「分庁舎」の竣工時期は当初予定通りです。


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南西側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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南東側から引いて見た様子です。


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「京都市新庁舎整備・分庁舎」の建築計画の概要です(現在は撤去されています)。


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京都ホテルオークラ(旧京都ホテル)
 
京都市役所周辺は高さ制限が非常に厳しいですが、「京都ホテルオークラ」は、地上17階、地下4階、高さ約60mもあります。「京都ホテルオークラ」は、「京都ホテル」として1994年に竣工しました。

 当時の高さ規制は45mでしたが、総合設計制度の導入により、例外的に高さ60mまで認められました。景観が破壊されるという事で、当時激しい論争が繰り広げられました。特に京都仏教会が激しい反対運動を展開しました。



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2019年1月 3日 (木)

北区堂島浜一丁目 建て替えが予定されている「大阪三菱ビル」がある街区をじっくり見てみました!

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-大阪三菱ビル-

 新年あけましておめでとうございます。今年も頑張ってホームページやブログを更新する予定ですのでよろしくお願い致します。

 「三菱UFJ銀行」は、大阪市北区堂島浜一丁目の「大阪三菱ビル(敷地面積約3,500㎡)の売却手続きを進めていると伝えられています。売却先は「三菱地所」が有力で、オフィスビルなどの開発用地になる見込みです。

 大阪のメーンストリート「御堂筋」に面する「三菱東京UFJ銀行大阪ビル(旧三和銀行本店ビル)」の建て替えプロジェクトの受け皿として使用されていましたが、「三菱UFJ銀行大阪ビル」の竣工により、三菱UFJ銀行の「大阪営業部、大阪中央支店」が、2018年8月27日に移転したため建て替えが可能になりました。

 再開発は「大阪三菱ビル」の単独になるのか? 街区西側の他のビルも含むのかは不明です。街区西側には「大阪ビジネスカレッジ専門学校、堂島パークビル、堂浜第Ⅱビル、堂浜ビルディング」の4棟のビルが建っています。


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「大阪三菱ビル」を南東側から見た様子です。


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「大阪三菱ビル」の下層階を南東側から見た様子です。


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「大阪三菱ビル」を北東側から見た様子です。


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「大阪三菱ビル」の下層階を北西側から見た様子です。


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「大阪三菱ビル」の西側には4棟のビルが建っています。


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大阪ビジネスカレッジ専門学校

 大阪三菱ビル」の西隣は「大阪ビジネスカレッジ専門学校」です。建物は南北に細長く、北側の道路にも面しています。


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堂島パークビル

 街区の南西側には「堂島パークビル」が建っています。


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堂浜ビルディング

 北側の道路沿いは、大阪ビジネスカレッジ専門学校の西側に「堂浜ビルディング」が建っています。


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堂浜第Ⅱビル

 街区の北西側には「堂浜第Ⅱビル」が建っています。



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JR姫路駅南口が大きく変わる 姫路駅南駅前広場の再整備 2018年12月28日の建設状況

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姫路駅南駅前広場の再整備
 JR姫路駅の北駅前広場は、大規模整備によって日本でも有数の素晴らしい駅前広場に生まれ変わりました。そうなると今度は、南駅前広場がみずぼらしく見えます。

 JR姫路駅南駅前広場は、山陽新幹線の開通に合わせて、1972年に整備されました。広さは約12,300㎡です。1972年の供用開始以来後は大規模な再整備は行われていません。

 現在は、送迎などでの利用のほか、広場を通り抜けるだけの一般車が多く、朝夕の通勤通学時間帯を中心に混雑が常態化しています。

 これらの問題を解消するために大規模な再整備を行い、新幹線も発着する姫路駅の南の玄関口としてふさわしい空間を創出します。
 北駅前広場は全国最大規模の歩行者空間を整えましたが、南駅前広場は市民による一般車の利用も重視する方針です。

 引用資料 姫路市ホームページ
 姫路駅南駅前広場の再整備について

 工事工程(PDF) → ステップ図


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JR姫路駅中央口・駅正面の歩行者空間

 駅正面の歩行者空間は、「JR姫路駅中央コンコース」の動線から西側にずれていましたが、東側に振る事により動線を合わせます。「JR姫路駅中央口」には屋根が設置されます。


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「計画平面図」です。駅正面に安全かつゆとりある歩行者空間を創出します。公共交通と一般車を完全分離することにより、交通混雑を解消します。更に、一般車スペースを増設します。


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中央の「歩行者通路」です。


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「JR姫路駅中央口」に設置された膜素材の屋根です。


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膜素材の屋根を別角度から見た様子です。


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「JR姫路駅中央口」から「歩行者通路」の中心はかなり西側にずれていましたが、再整備により「JR姫路駅中央口」の正面に移設されました。


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歩行者通路東側の「一般車乗降場」です。


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広場東側部分の北側の「一般車乗降場」の工事の様子です。


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歩行者通路西側の「バス乗車場」と「観光バス乗降場」です。


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「バス乗車場」です。


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「バス乗車場」には、風雨を遮るガラスが設置されています。範囲は狭いですが、これは利用者にとって助かります。ベンチも設置されています。


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北口のバス停と同じく、液晶表示の時刻表が設置されます。


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「観光バス乗降場」です。


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広場西側部分の北側の「タクシー乗降場」です。


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「タクシー乗降場」の屋根です。


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広場西側部分の「バス降車場」と「一般車乗降場」です。両方共に屋根が設置されています。


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東側の「バス降車場」です。


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西側の「一般車乗降場」です。


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広場西側部分の工事を北西側から見た様子です。


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広場西側部分の工事を南西側から見た様子です。



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