「宝塚ホテル」が宝塚大劇場の西側隣接地に移転・新築 (仮称)宝塚ホテル建設計画 2019年1月7日の建設状況
-(仮称)宝塚ホテル建設計画-
「阪急阪神ホールディングスグループ」は、兵庫県宝塚市の「宝塚ホテル」の移転計画を進めていくことになりました。「宝塚ホテル」は、1926年(大正15年)に、当時としては先進的な洋館ホテルとして開業し、その後、ホテル機能の充実と規模の拡大を図りながら、90年余にわたり営業を続けてきました。
しかし、経年により躯体や基幹設備の老朽化が進んでいることに加え、現行法上の耐震基準を満たしていないこと等から、「宝塚大劇場」の西側隣接地(現西駐車場)に移転・新築することになりました。
● 2018年4月2日に着工
「(仮称)宝塚ホテル建設計画」は、2018年4月2日に新築工事に着手しました。新しい「宝塚ホテル」は、現在のホテルのデザインを継承するなど伝統を受け継ぐとともに、これまで以上に宝塚歌劇と連携して新たな魅力を発信すること等により、地域の良好な都市イメージのさらなる向上に努めます。
引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2018/04/06)
4月2日に「宝塚ホテル」の新築工事に着手しました
新ホテルは、阪神間モダニズムと称されるクラシカルな現ホテルのデザインを継承することとしており、切妻屋根の壁面などに描かれている植物モチーフのレリーフや、建物の外壁を特徴づけるドーマー窓と半円形屋根のほか、アーチ天井を持つ回廊、階段の手すりに施された装飾など、温もりが感じられる色彩や細やかな装飾を復元する予定です。
(仮称)宝塚ホテル建設計画の概要
◆ 所在地-兵庫県宝塚市栄町一丁目292番1ほか(地番)
◆ 階数-地上5階、地下1階
◆ 高さ-29.9m
◆ 敷地面積-12,283.67㎡
◆ 延床面積-約23,000㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-約200室
◆ 建築主-阪急電鉄(開発マネジメントは阪急阪神不動産、ホテル運営は阪急阪神ホテルズ)
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2018年04月02日
◆ 竣工-2020年春予定
◆ 開業-2020年春予定
「計画地周辺図」です。
西側から見た様子です。「(仮称)宝塚ホテル建設計画」の建設現場を見に行かなくては! と思っていましたが、やっと行く事が出来ました。
「宝塚」を訪れたのは2011年12月24日以来で実に7年ぶりでした。「ジオタワー宝塚」や「ザ・宝塚タワー」が建設中の頃は年に3回訪問していたのですが・・・
「(仮称)宝塚ホテル建設計画」の建設現場です。
南西側から見た様子です。
アップです。
南東側から見た様子です。
「花のみち」側から見た様子です。
正面です。
この部分が「メインエントランス」となります。
南東側です。
南東側の奥は「平面駐車場」になります。将来的に何かを建設する用地として確保しておくのだと思われます。
写真はありませんが、宝塚ファンの「出待ち」に遭遇しました。物凄い一眼レフカメラを持った女性が結構いたので驚きました。「タカラジェンヌ」が出て来たら物凄い連写で、まるで「鉄ちゃん」の電車の撮影風景でした(笑)。
「開発構想のお知らせ」です。
「土地利用計画図・配置図」です。
ホテル部分のアップです。
現在の宝塚ホテル
現在の「宝塚ホテル」は、新ホテルの開業まで営業を継続する予定です。ただし、開業準備のための期間は除きます。
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