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2019年2月

2019年2月28日 (木)

ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 (仮称)ヨドバシ梅田タワー 2019/02/27 更に2層上に伸びる!

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-
 
「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。2017年9月13日に、「地鎮祭」が行われ本格着工しました。2019年12月末日の竣工予定です。

● 阪急阪神ホテルズが出店
 「阪急阪神ホテルズ」は、「ヨドバシホールディングス」が開発する「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」に、ホテルを出店することが決まりました。

 ホテルは9階~35階に、大阪梅田エリアで最大級の約1,000室で出店予定です。ホテルブランド名は未定で、2020年初春の開業を予定しています。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2018/08/07)
 大阪梅田エリアで最大級の約1,000室 (仮称)ヨドバシ梅田タワーにおけるホテル出店のお知らせ 2020年初春開業予定

(仮称)ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.340m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,275.68㎡(施設全体)、6.371.70㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-220,352.60㎡(施設全体)、111,527.16㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-170,225.45㎡(施設全体)、92,287.68㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-約1,000室
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年09月13日(地鎮祭)
◆ 竣工-2019年12月末日予定
◆ 開業-2020年初春予定(ホテル)

(注意) 上記の概要は「建築計画のお知らせ」の数値です。「国土交通省」の資料では、延床面積219,857.71㎡(施設全体)、110,820.64㎡(ヨドバシ梅田タワー)となっています。


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「概要図」です。

 引用資料 国土交通省(PDF:2017/09/29)
 株式会社ヨドバシホールディングス、株式会社ヨドバシカメラの民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)を認定 


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「阪急グランドビル(阪急32番街)」の展望ロビーから見た様子です。


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タワークレーン3基で建設しています。


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「鉄骨建方」がどんどん進んでいます。


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最高部です。


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更に2層上に伸びています。まだ確定できませんが、「塔屋」を構築していると思われます。


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ほぼ最高部に到達したと思われますが、中央のタワークレーンが「フロアクライミング」を行っていました。なんで? もしかしてもう少し上に伸びるのかな? 


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作業ヤードとして使用されていたため後施工だった北東角の「鉄骨建方」も始まりました。


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「グランフロント大阪 北館」から見た「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です。


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「グランフロント大阪 北館テラスガーデン」から見た様子です。6階の階段を少し上がるとこんな感じに見えます。


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こうやってみると商業施設は本当に巨大ですね!


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「グランフロント大阪 北館テラスガーデン」の7階から見た様子です。


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ホテル部分です。


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ホテル部分の「カーテンウォール」の取り付けがどんどん進んでいます。


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北東側から見た様子です。



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約2年ぶりに再開 グランフロント大阪の「北館テラスガーデン(9階・7階・6階)」に行ってみました!

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グランフロント大阪 北館テラスガーデン-
 「グランフロント大阪」は、「北館」と「南館」に建物が別れていますが、南北それぞれのビルに屋上庭園が整備されています。植栽も綺麗に行われており、ゆったりして雰囲気も良く、おまけに無料です。

 しかし、諸事情により2017年2月から、「北館、南館」共にテラスガーデンが閉鎖されて、立入禁止になっていました。「南館」は2018年7月頃に再開されましたが、「北館」は閉鎖されたままでした。

● 約2年ぶりに再開!
 再開に向けての工事が行われていましたが、閉鎖から2年が経過してやっと一部ですが再開されました。再開範囲は限られていますが、再開をずっと楽しみにしていので嬉しいです。


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北館テラスガーデン(9階)
 
2017年2月の閉鎖から約2年ぶりに再開されたグランフロント大阪の「北館テラスガーデン(9階)」です。


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「ウッドデッキ」の部分です。


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新しいフェンスは、ガラス製で、高さが高く、更に上部がオーバーハングしているので、乗り越えるのはほぼ不可能です。どうしても圧迫感がありますが、安全のためにはしかたがないですね。


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「北館テラスガーデン(9階)」の南側です。


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再開された部分は、フェンスが高く、更に上部がオーバーハングしています。


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「北館テラスガーデン(9階)」の北側です。


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北側の「グランフロント大阪オーナーズタワー」側に下りる階段は閉鎖されています。


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北館テラスガーデン(7階)
 
2017年2月の閉鎖から約2年ぶりに再開されたグランフロント大阪の「北館テラスガーデン(7階)」です。


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「ウッドデッキ」の部分です。


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6階の東側に下りる階段は閉鎖されています。


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北館テラスガーデン(6階)
 
2017年2月の閉鎖から約2年ぶりに再開されたグランフロント大阪の「北館テラスガーデン(6階)」です。


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新しいフェンスは、ガラス製で、高さが高く、更に上部がオーバーハングしているので、乗り越えるのはほぼ不可能です。


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以前は外側のフェンスギリギリまで行けましたが、内側に高いフェンスが設置されたので入れなくなりました。


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この階段を上がると「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建設現場がよく見えます。


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フェンスが設置されてここから北側には行けません。


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閉鎖区間は以前のフェンスのままです。以前のフェンスは、高さが低かったのでその気になれば乗り越える事が出来ました。フェンスを高くして、この部分もいつか再開してほしいですね。



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2019年2月27日 (水)

地上56階、高さ約191mの「(仮称)梅田曽根崎計画」 共同住宅は全戸が高級賃貸住宅「ラ・トゥール」 ラ・トゥールシリーズはこんなマンション!

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-もと大阪北小学校・もと曾根崎幼稚園跡地-
 
児童数の減少により、「大阪市立大阪北小学校」は2007年3月に閉校し、「大阪市立扇町小学校」に統合されています。併設されていた「大阪市立曽根崎幼稚園」も閉園されています。

 「住友不動産」は、大阪市北区曽根崎二丁目にて開発を推進していた「(仮称)梅田曽根崎計画」の建築工事に2018年7月4日に着工しました。ホテルは「住友不動産ヴィラフォンテーヌ」が運営業務を行います。

 引用資料 住友不動産(PDF:2018/07/04)
 大阪市中心部に誕生する地上56 階建て大規模複合タワー 「(仮称)梅田曽根崎計画」 着工 ~旧大阪北小学校跡地開発、曽根崎の記憶と共に街と人をつなぐ~

共同住宅は全戸が高級賃貸住宅「ラ・トゥール」に!
 「日本経済新聞」によると「(仮称)梅田曽根崎計画」の総戸数836戸の全住戸を賃貸にするそうです。住友不動産の高級賃貸住宅「ラ・トゥール」となる予定です。

 日本経済新聞(2019/02/25)
 
関西最大級 56階建て賃貸タワマン 住友不動産、梅田に 

  私は、一部が高級賃貸住宅「ラ・トゥール」となり、他の多くの部分が従来のシティタワーシリーズとして分譲するのかと思っていたので、全住戸賃貸との報道にビックリしました。

(仮称)梅田曽根崎計画の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区曽根崎二丁目73番2
◆ 階数-地上56階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部191.675m
◆ 敷地面積-6,837.63㎡
◆ 建築面積-4,940.65㎡
◆ 延床面積-107,560.37㎡(容積対象面積75,160.24㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-共同住宅(賃貸)、ホテル、店舗、貸会議室(文化交流施設)、大阪市管理施設
◆ 総戸数-836戸
◆ 客室数-202戸
◆ 建築主-住友不動産
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2018年07月04日
◆ 竣工-2022年03月下旬予定


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「大阪駅前第3ビル」の展望台から見た「(仮称)梅田曽根崎計画」の建設現場です(撮影日2019年1月29日)。

 
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1棟がすべてラ・トゥールのタイプ
 
1棟がすべてラ・トゥールのタイプは、意外と少なく「セントラルパークタワー・ラ・トゥール新宿」がこれに該当します。街区全体は「新宿セントラルパークシティ」という名称です。

 超高層タワーマンションの「セントラルパークタワー・ラ・トゥール新宿」とオフィスビルの「住友不動産新宿セントラルパークビル」の2棟で構成されています。
 
セントラルパークタワー・ラ・トゥール新宿の概要 
◆ 計画名-西新宿六丁目西第6地区第一種市街地再開発事業施設建築物
◆ 所在地-東京都新宿区西新宿六丁目13番1他
◆ 階数-地上45階、塔屋2階(住宅棟)
◆ 高さ-最高部167.43m、建築物166.73m(住宅棟棟)
◆ 敷地面積-12,615.87㎡(オフィス棟を含む街区全体)
◆ 建築面積-7,278.95㎡(オフィス棟を含む街区全体)
◆ 延床面積-153,463.60㎡(オフィス棟を含む街区全体)
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 用途-共同住宅(賃貸)
◆ 総戸数-842戸(権利者住戸含む)
◆ 建築主-西新宿六丁目西第6地区市街地再開発組合
◆ 設計・監理-日本設計
◆ 施工者-鹿島建設、大成建設JV
◆ 着工-2007年06月05日
◆ 竣工-2010年02月15日(工事完了)、2010年02月24日(竣工)


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UR賃貸住宅+ラ・トゥールのタイプ
 
賃貸住宅(UR都市機構)+ラ・トゥールを組み合わせた珍しいタイプです。汐留シオサイトのUR都市機構所有の「アクティ汐留」の45階~56階を「民間事業者賃貸住宅制度」により住友不動産が「ラ・トゥール汐留」として賃貸しています。

アクティ汐留(ラ・トゥール汐留)の概要 
◆ 計画名-汐留H街区超高層棟
◆ 所在地-東京都港区海岸一丁目1番1号
◆ 階数-地上56階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部190.25m、軒高183.6m
◆ 敷地面積-11,279.72㎡(H街区全体)
◆ 建築面積-4,334.02㎡
◆ 延床面積-87,814.01㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート
◆ 用途-共同住宅(賃貸)
◆ 総戸数-683戸(ラ・トゥール汐留85戸)
◆ 建築主-都市基盤整備公団
◆ 設計者-都市基盤整備公団、竹中工務店、三井建設、安藤建設
◆ 施工者-竹中工務店、三井建設、安藤建設JV
◆ 着工-2000年04月
◆ 竣工-2004年02月12日


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オフィスフロア+ラ・トゥールのタイプ
 
ラ・トゥールシリーズの中で一番多いのが、超高層オフィスビルの上層階を「ラ・トゥール」として使用しているタイプです。

 「住友不動産新宿ガーデンタワー」の24階~37階が、総戸数363戸の高級賃貸レジデンス「ラ・トゥール新宿ガーデン」となっています。 

住友不動産新宿ガーデンタワーの概要
◆ 計画名-(仮称)大久保三丁目西地区開発計画(A-1棟)
◆ 所在地-東京都新宿区大久保三丁目8番2号
◆ 階数-地上37階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部159.657m、軒高149.657m
◆ 敷地面積-16,820.18㎡
◆ 建築面積-6,864.75㎡
◆ 延床面積-142,569.14㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 用途-オフィス、共同住宅、店舗、多目的ホール、貸会議室
◆ 総戸数-363戸
◆ 建築主-住友不動産
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2013年06月初旬
◆ 竣工-2016年03月31日



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南本町四丁目 地上29階、高さ約89mのホテル「(仮称)ユニゾインエクスプレス大阪南本町」 2019年2月21日の建設状況

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(仮称)ユニゾインエクスプレス大阪南本町-
 「ユニゾホテル」は、2017年3月に大阪市中央区南本町四丁目の土地を取得していました。地上29階、地下1階、高さ89.08m、客室数487室の高層ホテル「(仮称)ユニゾインエクスプレス大阪南本町」を建設します。

 西側に「オリックス本町ビル」、東側に「ブランズタワー御堂筋本町」と「アパホテル&リゾート<御堂筋本町駅タワー>」の建設現場があります。

(仮称)ユニゾインエクスプレス大阪南本町の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区南本町四丁目1-1、1-4、1-10(地名地番)
◆ 交通-大阪市営地下鉄御堂筋線・中央線・ 四つ橋線「本町」駅すぐ
◆ 階数-地上29階、地下1階
◆ 高さ-89.08m
◆ 敷地面積-855,71㎡
◆ 建築面積-494.48㎡
◆ 延床面積-9,719.00㎡(容積対象面積8,539.87㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-487室
◆ 建築主-ユニゾホテル
◆ 設計者・監理者-大建設計
◆ 施工者-熊谷組
◆ 着工-2018年04月下旬(3月準備・調査工事)
◆ 竣工-2020年12月下旬予定


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「仮囲い」からバリアングルで撮影しました。


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地下躯体を構築中です。


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建築計画のお知らせの概要部分の拡大です。


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建築計画のお知らせの「北立面図」です。非常にスリムな高層ホテルになります。どの部分の高さが89.08mなのかは不明です。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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2019年2月26日 (火)

淀屋橋の日本生命村の北端 日本生命淀屋橋ビル解体工事 2019年2月21日の状況

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-日本生命淀屋橋ビル-

 大阪淀屋橋の「日本生命村」の北端に「日本生命淀屋橋ビル」があります。この街区はかなり前から周囲のビルを集約化して再開発するウワサがありました。

 「日本生命淀屋橋ビル」のテナントがはすべて退去して、ビルは閉鎖されています。先行して周囲のビルの解体工事が行われていました。

● 日本生命淀屋橋ビル解体工事
 
「日本生命淀屋橋ビル」の解体工事も始まりました。解体工事の工事名は「日本生命淀屋橋ビル解体工事」で、「労災保険関係成立票」によると、工期は2018年7月28日~2020年1月31日(予定)となっています。


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解体工事の工事名は「日本生命淀屋橋ビル解体工事」で、「大林組」の施工により行われています。「労災保険関係成立票」によると、工期は2018年7月28日~2020年1月31日(予定)となっています。


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「日本生命淀屋橋ビル解体工事」を南東側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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淀屋橋ホワイトビル・淀屋橋松栄ビル

 街区を南西側から見た様子です。南側が「淀屋橋ホワイトビル」、北側が「淀屋橋松栄ビル」です。これらのビルが再開発に参加するかは不明です。


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オリックス淀屋橋ビル

 街区を北西側から見た様子です。北西側に「オリックス淀屋橋ビル」があります。地上9階、地下2階で、「三菱UFJ信託銀行」が所有しています。1991年に竣工、2006年に増築しています。再開発に参加するかは不明です。



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(仮称)阪急古書のまち跡リニューアル工事 新たな飲食街「茶屋町あるこ」 2019年3月28日(木)オープン!

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-茶屋町あるこ-

 「阪急電鉄、阪急阪神不動産」、ならびに「阪急阪神ビルマネジメント」では、阪急梅田駅北側の高架下に新たな飲食街「茶屋町あるこ」を、2019年3月28日(木)にオープンします。

 引用資料 阪急電鉄(PDF:2019/02/12)
 梅田・茶屋町エリアに新しい飲食街が誕生! 3月28日(木)に「茶屋町あるこ」がオープンします ~バラエティ豊かな7店舗が登場~

 現在、「大阪市」と「阪急電鉄」は、阪急梅田駅高架の東側「(市道)梅田北野線」の歩道を拡幅・美装化する等の整備工事を進めています。

 これにあわせて、梅田・茶屋町エリアの“まち歩き”をより楽しんでいただけるよう、歩道沿いに路面型の店舗を新たに配置し、飲食街「茶屋町あるこ」をスタートさせます。


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旧「阪急古書のまち」跡(高架下1階部分)に、バラエティ豊かな7店舗が登場します。


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工事名は「(仮称)阪急古書のまち跡リニューアル工事」で、「竹中工務店」の施工により行われています。


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歩道には屋根が架けられます。


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北東側から見た様子です。


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南側から見た様子です。2階部分の「阪急かっぱ横丁」の飲食店舗は、引き続き現行どおり営業します。



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2019年2月25日 (月)

御堂筋高さ制限解除第一号プロジェクト 地上25階、高さ約116mの「オービック御堂筋ビル」 2019年2月21日の建設状況

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-オービック御堂筋ビル-
 
大阪のメインストリート御堂筋に面した場所に、独立系システムインテグレーターの「オービック」が、大阪本社ビルを建てるためなどとして、2002年12月に土地を取得していました。

 敷地には、「オービック」が、地上25階、塔屋2階、地下2階、高さ116.35mの超高層複合ビル「オービック御堂筋ビル新築工事」を建設中です。正式名称は「オービック御堂筋ビル」に決定しています。

 引用資料 公式ホームページ
 オービック御堂筋ビル

 三菱地所グループのホテル統括会社である「ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツ」は、オービックが新たに建設するビルの一部を賃借し、2020年春に新規ホテルを出店します。宿泊主体型における関西地区の「フラッグシップホテル」とすることを予定しています。

 客室数はツインルームを中心に352室です。上層階の24階・25階はエグゼクティブフロアと位置づけ、上質な滞在空間を提供します。最上階の25階には宿泊者専用のエグゼクティブラウンジを設けます。

オービック御堂筋ビルの概要
◆ 計画名-オービック御堂筋ビル新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区平野町四丁目13-1 他27筆(地名地番)
◆ 交通-地下鉄御堂筋線 「淀屋橋」駅徒歩3分、地下鉄御堂筋線・中央線「本町」駅徒歩4分、京阪電車京阪本線「淀屋橋」駅徒歩7分
◆ 階数-地上25階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-116.35m
◆ 敷地面積-3,924.19㎡
◆ 建築面積-3,109.37㎡
◆ 延床面積-55,533.82㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-オフィス、ホテル、店舗、ホール、貸会議室、駐車場
◆ 客室数-352室(ロイヤルパークホテルズ)
◆ 建築主-オービック
◆ 設計者・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 解体工事-2016年05月30日~2017年04月30日
◆ 着工-2017年05月01日
◆ 竣工-2020年01月31日予定
◆ 開業日-2020年春予定(ホテル)


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「御堂筋に面した1F東側のスタイリッシュなたたずまい」です。


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「オービック御堂筋ビル」の建設現場を北東側から見た様子です。

● 御堂筋高さ制限解除 第一号プロジェクト
 
「オービック御堂筋ビル」の公式ホームページによると、「オービック御堂筋ビル」が「御堂筋高さ制限解除 第一号プロジェクト(新しい街並み誘導のルールに基づき、高さ・容積緩和・にぎわい創出等を地区計画で適用する第一号)」となっています。


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セットバックした高層部です。


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北東側から見た下層階の様子です。


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東側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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南東側から見た下層階の様子です。


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南東側から引いて見た様子です。


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塔屋も含め最高部に到達しているようです。



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大阪駅前地下道改良事業 東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備 少しずつ姿を現しつつある拡幅された地下道

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-大阪駅前地下道改良事業-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神百貨店梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画である「梅田1丁目1番地計画」を進めています。

 「阪神百貨店梅田本店」の建て替えに伴い、JR大阪駅と阪神百貨店梅田本店の間を東西に走る「大阪駅前地下道」も大規模に改良されます。安全性確保のため歩道幅を約8mから約15mに拡幅します。

 「大阪駅前地下道」は、昭和17年に完成、大阪市が管理しています。地下道ですが、名称は「都市計画道路大阪駅前1号線」となっています。


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「大阪駅前地下道整備範囲図」です。


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阪神電気鉄道 梅田駅の改良工事
 東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備と同時に、「阪神電気鉄道」は梅田駅の大規模改良工事を行います。

 引用資料 阪神電気鉄道(PDF:2015/02/12)
 梅田駅の改良工事を実施(3月3日着手)します ~お客さまに、より快適で、安心してご利用いただけるよう、 ホームの拡幅、可動式ホーム柵の整備、バリアフリー化を行います~ 

 駅の北側に上下2層の地下構造物を構築します。上層部を地下道、下層部を駅施設とし、駅空間を拡大します。


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既存の「大阪駅前地下道」の北側で、歩道幅を約8mから約15mに拡幅する工事が行われています。


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地下経路を確保するために、拡幅された「大阪駅前地下道」が姿を現している部分があります。


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奥が既存の「大阪駅前地下道」です。


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天井はまだコンクリートがむき出しになっています。


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天井の「配管類」の設置も行われています。


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「路面タイル」は本設になっています。



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2019年2月24日 (日)

地上32階、高さ約108mの「アパホテル&リゾート<御堂筋本町駅タワー>」 2019年2月21日の建設状況

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-アパホテル&リゾート<御堂筋本町駅タワー>-
 「アパグループ」は、「ブランズタワー御堂筋本町」の東隣りのオフィスビル「本町永和ビル」をグループ会社のアパマンションを通じて2015年10月30日に取得しました。

 跡地には、地上32階、地下2階、高さ108.200mの超高層ホテル「(仮称)アパホテル&リゾート<御堂筋本町駅タワー>新築工事」が建設されます。 2017年7月21日に「起工式」が挙行されました。2019年9月オープン予定です。

 引用資料 アパグループ(2017/07/21)
 地下鉄「本町」駅直結 超高層タワーホテル アパホテル&リゾート〈御堂筋本町駅タワー〉 本日起工式開催 

アパホテル&リゾート<御堂筋本町駅タワー>の概要
◆ 計画名-(仮称)アパホテル&リゾート<御堂筋本町駅タワー>新築工事 
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区南本町四丁目40番5
◆ 交通-Osaka Metro御堂筋線・中央線・ 四つ橋線「本町」駅直結
◆ 階数-地上32階、地下2階
◆ 高さ-最高部108.200m、建築物100.000m
◆ 敷地面積-1,222.48㎡
◆ 建築面積-879.43㎡
◆ 延床面積-17,005.12㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-ホテル(地下1階大浴場・露天風呂、1階テナント、2階レストラン、3階屋外プール)
◆ 客室数-917室(ダブル811室、ツイン105室、デラックスツイン1室)
◆ 建築主-アパマンション
◆ 設計者・監理者-日企設計
◆ 施工者-熊谷組
◆ 解体工事-2016年06月21日~2017年03月31日
◆ 着工-2017年07月21日(起工式)
◆ 竣工-2019年08月下旬予定
◆ 開業-2019年09月予定

(備考) 面積等は「建築計画のお知らせ」の数値です。公式ホームページでは、延床面積16,970.47㎡となっています。


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「アパホテル&リゾート<御堂筋本町駅タワー>」の建設現場を南東側から引いて見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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南西側から見た下層階の様子です。


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北西側から見た様子です。



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うめきた2期区域基盤整備 JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 「北3工区」の未着工部分 2019年2月19日の建設状況

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JR東海道線支線地下化・新駅設置工事-
 
大阪市とJR西日本がうめきた2期区域(北区)の基盤整備に合わせて行う東海道線支線の「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事(約2,400m)」が、2016年10月28日に全工区で着工しました。総事業費は約690億円で、新駅の開業は2023年3月を予定しています。


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区間別の構造概要と工事の進め方
 大阪市が事業主体となって行う地下化(連続立体交差事業)の工事延長は、北区豊崎六丁目から福島区福島七丁目に至る約2,400mで、途中、ボトルネック踏切1ヶ所(西梅田1番踏切)の除却や既設交差道路の改良(2ヶカ所)などにより、踏切事故の解消や道路交通の円滑化、市街地の分断解消をが図られます。

 引用資料 大阪市・公式ホームページ
 JR東海道線支線地下化事業


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工区割図
 
「北1工区~南2工区」までの工区割図です。

各工区の施工者
◆ 北1工区-奥村組・鉄建建設JV
◆ 北2工区-錢高組・西松建設JV、
◆ 北3工区-鴻池組・前田建設工業JV
◆ 駅部工区-大鉄工業・清水建設JV
◆ 南1工区-大林組・淺沼組JV
◆ 南2工区-大成建設・大鉄工業JV


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北3工区の未着工だった区間
 「北3工区」です。「北3工区」は、「鴻池組・前田建設工業JV」の施工により行われています。この部分は、地下道があったため「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事」の工事が未着工でしたが、地下道が撤去されて工事が始まりました。


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この下に何かが埋まっているようです。


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「開口部」です。


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アップすると太い「配管」らしきものが見えます。このままでは工事が行なえないので、「配管」を移設すると思われます。



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最終的には南側部分と接続されますが、まだその気配がありません。


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最終的には北側部分と接続されますが、まだその気配がありません。



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2019年2月23日 (土)

地上48階、高さ約171mの「シティタワー大阪本町」 2019年2月21日の建設状況

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-(仮称)備後町計画-

 「住友不動産」が取得した3棟のオフィスビルは堺筋本町駅の近く、「大阪国際ビル」の北側、「りそな銀行大阪本店ビル」の西側というバリバリのビジネス街にあります。

 「備後町」は、地域によって「ビンゴチョウ」と読んだり「ビンゴマチ」と読んだりしますが、大阪府大阪市中央区の「備後町」は、「ビンゴマチ」と読みます。

 同一区画に3棟のビルがありました。北西側が「瀧定大阪旧本社ビル」、南西側が「SPP大阪ビル(旧:大阪三幸ビル)」、南東側が名称不明のビルです。
 「住友不動産」は更に街区北東側の「りそな銀行備後町別館」を2016年9月末に取得しました。敷地面積は合計で5,594.24㎡です。

 跡地には、地上48階、塔屋2階、地下1階の超高層タワーマンションが建設されます。建築物の高さは165.00mです。「立面図(西)」を拡大して測ってみると最高部は約171mです。

● シティタワー大阪本町
 「住友不動産」は、大阪市中央区備後町二丁目で開発を推進していた「(仮称)備後町計画」の建築工事に2019年1月7日より着手しました。正式名称は「シティタワー大阪本町」です。

 引用資料 住友不動産(PDF:2019/01/17)
 単独事業主で市内最大 大阪の中心地に誕生する全854戸・地上48階建て超高層免震タワー「シティタワー大阪本町」着工

 公式ホームページ → シティタワー大阪本町

シティタワー大阪本町の概要
◆ 計画名-(仮称)備後町計画
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区備後町二丁目30番の一部ほか6筆、安土町二丁目33番の一部ほか10筆
◆ 交通-Osaka Metro御堂筋線・中央線・四つ橋線「本町」駅徒歩5分、Osaka Metro堺筋線「堺筋本町」駅徒歩3分、Osaka Metro堺筋線・京阪本線「北浜」駅徒歩9分、Osaka Metro御堂筋線・京阪本線「淀屋橋」駅徒歩10分
◆ 階数-地上48階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部約171m(立面図から推測)、建築物165.00m
◆ 敷地面積-5,594.24㎡
◆ 建築面積-3,308.51㎡
◆ 延床面積-88,188.90㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-共同住宅、一部店舗
◆ 総戸数-854戸
◆ 建築主-住友不動産
◆ 設計者・監理者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2019年01月07日
◆ 竣工-2021年11月中旬予定
◆ 入居開始-2022年03月上旬予定


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「エントランス外観完成予想図」です。


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「現地案内図」です。


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「シティタワー大阪本町」の建設現場です。


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「アースドリル掘削機」で、「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築しています。


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表面にスパイラル状のラインが入った「鋼管」が置かれています。基礎杭は、少なくとも一部は「場所打ち鋼管コンクリート拡底杭」の可能性が高いです。


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「場所打ちコンクリート拡底杭」にコンクリートを打設しています。


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「スライムクリーナー」です。


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南西側のゲートが開いていました。


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「安定液タンク」が見えます。


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「鉄筋かご」を建込んでいます。


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「(仮称)備後町計画」の建築計画のお知らせです。


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建築計画のお知らせの「立面図(西)」です。高さ165.00mは「建築物」の高さです。「立面図(西)」を拡大して測ってみると最高部は約171mでした。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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JR西日本 大阪駅に「昇降式ホーム柵」を設置 Part2・2019年3月9日(土)に使用開始予定の8番のりばの「昇降式ホーム柵」

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-JR大阪駅-

 JR高槻駅の「新快速電車」が停車するプラットホームには、JR西日本が開発を進めてきた「昇降式ホーム柵」が設置されました。
 ホームドアの代わりにワイヤーロープを設置し、列車のドアが開く際にワイヤーロープを上昇させる方式のホーム柵です。これまでのホームドアとは異なり、車両のドアの位置や数が変わっても対応出来ます。

 JR高槻駅の「昇降式ホーム柵の運用が順調なため、JR大阪駅の「5番のりば」および「8番のりば」にも「昇降式ホーム柵」が設置されます。
 使用開始日は、「5番のりば」が2019年2月16日(土)の始発列車から、「8番のりば」が2019年3月9日(土)の始発列車からです。

 JR西日本 ニュースリリース(2019/01/31)
 ~駅のホームの安全性向上にむけて~ 大阪駅5・8番のりばの昇降式ホーム柵、高槻駅5番のりばの可動式ホーム柵を使用開始します。 

JR大阪駅の昇降式ホーム柵
◆ 設置箇所-5番のりば(JR神戸線):主に三ノ宮方面への新快速・快速電車が発着、8番のりば(JR京都線):主に京都方面への新快速・快速電車が発着
◆ 諸元-高さ約1.3m、最大開口約13m、柵延長約240m
◆ 使用開始日-<5番のりば>2019年02月16日(土)の始発列車から、<8番のりば>  2019年03月09日(土)の始発列車から


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8番のりば
 2019年3月9日(土)の始発列車から使用開始予定の「8番のりば」の「昇降式ホーム柵」です。


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撮影時(2月19日)には、「昇降式ホーム柵」のユニットのみで、まだ「ワイヤーロープ」が設置されていませんでした。


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大阪駅で採用されたタイプから横のセンサーの穴の数が大幅に少なくなり非常にスッキリしました。


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本格的に稼働するまでは警備員さんが見守っています。ホームドア関連の「あるある風景」です(笑)。


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裏側から見た「昇降式ホーム柵」のユニットです。



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2019年2月22日 (金)

日本IBMの大阪事業所跡地 地上36階、高さ約128mの「(仮称)西区靭本町計画」 建築計画のお知らせ掲示!

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-(仮称)西区靭本町計画-

 「日本IBM」の大阪事業所が入っていた大阪市西区の「四つ橋筋」」沿いのビルを2017年8月末に「大和ハウス工業」が取得していました。

 現在は「長谷工コーポレーション」により、「(仮称)西区靭本町1丁目計画解体工事」が行われています。「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は、2018年4月10日~2019年12月31日(予定)となっています。

 跡地には、「大和ハウス工業」により、地上36階、地下1階、高さ122.8mの超高層タワーマンション「(仮称)西区靭本町計画」が建設されます。南側立面図を見ると高さ122.8mは建築物の高さで、最高部は南側立面図より推定すると128.7mくらいあります。このブログでは最高部約128mとしておきます。

(仮称)西区靭本町計画の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市西区靭本町一丁目60番3
◆ 階数-地上36階、塔屋あり、地下1階
◆ 高さ-最高部約128m(南側立面図より推定)、建築物122.80m(塔屋を除く)
◆ 敷地面積-2,395.95㎡
◆ 建築面積-約1,100㎡
◆ 延床面積-約39,390㎡(容積対象面積26,300㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-(不明)
◆ 建築主-大和ハウス工業
◆ 設計者-長谷工コーポレーション
◆ 施工者-長谷工コーポレーション
◆ 解体工事-2018年04月10日~2019年12月31日予定
◆ 着工-2019年11月末日予定
◆ 竣工-2023年03月末日予定


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「(仮称)西区靭本町計画」の建設予定地を北東側から見た様子です。2月19日の「建設ニュース」を見て写真から「日本IBM」の大阪事業所跡地だと推測して見に行きました。

 昨日は、京セラドーム大阪で行われた「乃木坂46 7th YEAR BIRTHDAY LIVE」に行ったのですが、待ち合わせ時間前に猛ダッシュで撮影してきました。


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南東側から見た様子です。


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重機でバリバリ解体しています。


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南西側から見た様子です。


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現在は「長谷工コーポレーション」により、「(仮称)西区靭本町1丁目計画解体工事」が行われています。「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は、2018年4月10日~2019年12月31日(予定)となっています。


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「(仮称)西区靭本町計画」の建築計画のお知らせです。解体工事は1丁目が入って「(仮称)西区靭本町1丁目計画解体工事」となっています。どちらが正しいのでしょうか?


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建築計画のお知らせの「南側立面図」です。高さ122.80mは建築物の高さで、最高部は自宅で拡大して測ってみると128.7mくらいありました。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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京セラドーム大阪 「乃木坂46」のバースデーライブ 「乃木坂46 7th YEAR BIRTHDAY LIVE」に行ってきました!

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乃木坂46-
 昨日(2月21日)、「京セラドーム大阪」に「乃木坂46」のデビュー7周年を記念した「乃木坂46 7th YEAR BIRTHDAY LIVE」に行ってきました。

 バースデーライブはデビュー以来ずっと首都圏で行われていましたが、今年は初めて関西で行われました。2月21日(木)~2月24日(日)の4日間で合計20万人を動員する予定です。

 オリコンニュース(2019/02/22)
 乃木坂46 西野七瀬サプライズ登場に大歓声 7周年記念ライブ開幕

 「バースデーライブ」は、基本的には全楽曲披露です。唯一、2018年は「明治神宮野球場&秩父宮ラグビー場」同時開催という形で、全楽曲披露とは異なる形のライブを行いましたが、今年は、例年の形に戻り、2年ぶりの全楽曲披露となりました。

 「乃木坂46」は、2019年2月時点までにシングル22枚(全142曲)、アルバム4枚(既発曲を除く全35曲)の計177曲を発表しました。これらの楽曲が4日間にわたり、現メンバーにより全曲披露します。


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「京セラドーム大阪」にライブに行ったのは、2016年の「Perfume」、2017年の「西野カナ」、2018年の「安室奈美恵」に続き、4連連続になりました。


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「乃木坂46」は女性ファンも非常に多いです。


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「乃木坂46」の旗がはためいていました。


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苗字が「あ~し」までの「乃木坂46」のメンバーです。現在の「乃木坂46」のメンバーは48名(1期生15名、2期生10名、3期生12名、4期生11名)です。この中で「衛藤美彩」は、2019年3月末に卒業します。


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苗字が「し~わ」までのメンバーです。この中で「西野七瀬」は、「乃木坂46 7th YEAR BIRTHDAY LIVE」の卒業コンサートとなる最終日公演をもって、乃木坂46メンバーとしての全活動を終了します。


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ちなみに私は、大阪府出身の「松村沙友理(26)」のファンです。


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グッズのラインナップです。


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グッズ売場です。このようにファンの中には全身をグッズで覆った強者もいます(笑)。


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私は貧乏人なのでマフラータオル以外では、「クリアファイル 4枚セット」と「サインブレードキーホルダー」しか買いませんでした。スティックライト2本は過去のライブの使い回しです。


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チケットです。座席はスタンドでした。


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5万人弱の観客で凄い迫力!

 「松村沙友理」ファンの私、「山下美月」ファンの友人、「賀喜遥香」ファンの友人の知人の3人でライブを見に行きました。

 観客は約5万人と発表されていました。ステージ裏の演者が全く見え無い部分も「音席」として客席になっていました。360度客席だと物凄い迫力があります。普段は解放しない最上段も客席になっていました。こんなに観客の入った「京セラドーム大阪」を初めて見ました。

 乃木坂のライブは必ずインストゥルメンタル曲の「OVERTURE」で始まります。その時に揃って一斉にコールするのですが、乃木ヲタ5万人弱のコールは凄まじかったです。

 ちなみに「OVERTURE」はこんな感じです。2年前の「さいたまスーパーアリーナ」の様子ですが、私はこのライブが乃木坂初ライブだったので、「なんなんだ!この異様な4万人は!」と面食らってしまいました(笑)。

 YouTube(1分13秒)
 オープニング映像「overture」[乃木坂46 5th YEAR BIRTHDAY LIVE 2017.2.20-22 SAITAMA SUPER ARENA] DAY2

 慣れとは恐ろしいもので、今では「OVERTURE」が一番楽しみです(笑)。初日公演は5時5分頃始まって、8時55分頃に終わりました。公演時間は3時間50分でした。

 1stシングル「ぐるぐるカーテン」から7thシングル「バレッタ」収録曲やアルバム収録曲、その他のシングルのカップリング曲も数曲披露されました。合計45曲でした。メチャメチャ楽しかったです!



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2019年2月21日 (木)

京都市 元植柳小学校跡地活用 「安田不動産」を契約候補事業者に選定 タイのラグジュアリーホテル「デュシタニ」が進出」!

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-元植柳小学校跡地活用-

 京都市では、市民の貴重な財産である学校跡地の有効活用に向け、民間等の事業者から長期にわたり学校跡地を全面的に活用する事業の提案を広く募集しています。

 「元植柳小学校跡地活用に係る契約候補事業者選定のための募集要項」に基づく選定委員会での審査を踏まえ、「安田不動産」が契約候補事業者として最も相応しいと判断されました。

 引用資料 京都市情報館(2019/02/20)
 元植柳小学校跡地活用に係る契約候補事業者の選定について

 タイのラグジュアリーホテル「デュシタニ」が出店します。仏教に縁が深く、観光立国であるタイと日本の「おもてなし」文化の融合により、新たな上質な宿泊施設が誕生します。

● 小学校跡地活用の高級ホテルは4例目?
 
京都市は、小学校跡地活用が非常に上手いです。小学校跡地が次々と高級ホテルに生まれ変わろうとしています。私が把握している限りですが、今回が4例目だと思われます。

 すでに、「元清水小学校跡地活用、立誠小学校跡地活用」の工事が行われており、「元白川小学校(元粟田小学校)跡地活用」も動き出そうとしています。


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「位置図」です。地積4,697.47㎡(実測面積)です。「西本願寺」と「東本願寺の」間にある好立地です。ちなみに「植柳小学校」は、「しょくりゅうしょうがっこう」と読みます。


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(仮称)元清水小学校跡地活用計画
 「元清水小学校跡地」については,校舎を改修し外観及び主たる機能を保存したうえで,ホテル又はブライダルを主たる事業として活用を進めるため、公募型プロポーザル方式による契約候補事業者の選定を行い、「NTT都市開発」に決定しています。

 引用資料 NTT都市開発(2018/10/11)
 歴史的価値ある小学校をホテルへとコンバージョン 2019年度冬開業予定 元清水小学校跡地活用計画 新築工事着手
 
(仮称)元清水小学校跡地活用計画の概要
◆ 所在地-京都府京都市東山区清水二丁目204番2他
◆ 階数-地上4階、地下0階
◆ 階数-最高部18.2m、軒高13.4m
◆ 敷地面積-7,120.67㎡
◆ 建築面積-3,198.19㎡ 
◆ 延床面積-6,820.20㎡(容積対象外面積118.45㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 用途-ホテル、レストラン
◆ 客室数-48室(平均客室面積50㎡以上)
◆ 建築主-エヌ・ティ・ティ都市開発(ホテル運営 プリンスホテル)
◆ 基本設計-東急設計コンサルタント
◆ デザイン監修-工藝社A.N.D.
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2018年10月
◆ 開業-2019年度冬予定


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(仮称)立誠小学校跡地活用計画
 京都市は、「元立誠小学校跡地活用」の公募型プロポーザルを実施し、「ヒューリック」を契約候補事業者に特定しています。

 引用資料 京都市情報館(2017/11/22)
 元立誠小学校跡地活用計画の合意に関する覚書締結式について

(仮称)ザ・ゲート立誠京都の概要
◆ 計画名-(仮称)立誠小学校跡地活用計画
◆ 所在地-京都府京都市中京区蛸薬師通河原町東入備前島町310番2他
◆ 階数-地上8階、地下1階
◆ 高さ-最高部34.99m、軒高30.73m
◆ 敷地面積-4,851.68㎡
◆ 建築面積-3,174.06㎡
◆ 延床面積-14,,991.98㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル、ホール、飲食店、自治会館、図書館、駐輪場
◆ 客室数-185室
◆ 建築主-ヒューリック
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中・古瀬 建設工事共同企業体(竹中工務店、古瀬組JV)
◆ 着工-2018年11月01日
◆ 竣工-2020年05月31日予定
◆ 開業-2020年07月中旬予定


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元白川小学校(元粟田小学校)跡地活用
 京都市が実施した「元白川小学校(元粟田小学校)跡地活用」の公募型プロポーザルにおいて、「住友商事」を契約候補事業者として選定し、基本協定書の締結式を行っています。

 引用資料 京都市情報館(2018/03/16)
 元白川小学校(元粟田小学校)跡地活用に係る基本協定書の締結式について

元白川小学校(元粟田小学校)跡地活用の概要
◆ 所在地-京都府京都市東山区三条通白川橋東入三丁目夷町175番2外
◆ 階数-地上5階、地下1階
◆ 高さ-(不明)
◆ 敷地面積-6,531.55㎡  
◆ 建築面積-3,108.97㎡
◆ 延床面積-12,770.71㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 用途-地域交流施設、ホテル、飲食、物販
◆ 客室数-約200室(東急ホテルズ)
◆ 契約候補事業者-住友商事
◆ 開業-2022年予定



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JR西日本 大阪駅に「昇降式ホーム柵」を設置 Part1・2019年2月16日(土)に使用開始した5番のりばの「昇降式ホーム柵」

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-JR大阪駅-

 JR高槻駅の「新快速電車」が停車するプラットホームには、JR西日本が開発を進めてきた「昇降式ホーム柵」が設置されました。
 ホームドアの代わりにワイヤーロープを設置し、列車のドアが開く際にワイヤーロープを上昇させる方式のホーム柵です。これまでのホームドアとは異なり、車両のドアの位置や数が変わっても対応出来ます。

 JR高槻駅の「昇降式ホーム柵の運用が順調なため、JR大阪駅の「5番のりば」および「8番のりば」にも「昇降式ホーム柵」が設置されます。
 使用開始日は、「5番のりば」が2019年2月16日(土)の始発列車から、「8番のりば」が2019年3月9日(土)の始発列車からです。

 JR西日本 ニュースリリース(2019/01/31)
 ~駅のホームの安全性向上にむけて~ 大阪駅5・8番のりばの昇降式ホーム柵、高槻駅5番のりばの可動式ホーム柵を使用開始します。 

JR大阪駅の昇降式ホーム柵
◆ 設置箇所-5番のりば(JR神戸線):主に三ノ宮方面への新快速・快速電車が発着、8番のりば(JR京都線):主に京都方面への新快速・快速電車が発着
◆ 諸元-高さ約1.3m、最大開口約13m、柵延長約240m
◆ 使用開始日-<5番のりば>2019年02月16日(土)の始発列車から、<8番のりば>2019年03月09日(土)の始発列車から


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2019年2月16日(土)の始発列車から使用開始された「5番のりば」の「昇降式ホーム柵」です。


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「ワイヤーロープ」が下降した状態です。


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「ワイヤーロープ」が上昇した状態です。


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「昇降式ホーム柵」の幅に広いユニットです。


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「昇降式ホーム柵」の幅に狭いユニットです。


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最大開口約13mもあるので、車両のドアの位置や数が変わっても対応出来ます。


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裏側から見た「昇降式ホーム柵」のユニットです。


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(おまけ)使用開始前は、このように「ワイヤーロープ」が常に上昇した状態で固定されていました。



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2019年2月20日 (水)

地上38階、高さ約189mの「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」 Ⅱ期工事 2019年2月19日の状況

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-大阪梅田ツインタワーズ・サウス-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 ビルの正式名称は「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」です。Ⅰ期棟が2018年4月27日(金)に竣工し、「阪神百貨店」が2018年6月1日(金)に部分開業しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2018/04/09)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画) 2018年4月27日(金)にⅠ期棟が竣工、6月1日(金)には阪神百貨店が部分開業 ~ビル名称を「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定

大阪梅田ツインタワーズ・サウスの概要
◆ 計画名-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅠ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)-2018年04月27日 ※新百貨店の部分開業2018年06月01日
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年06月予定
⑥ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分新築工事着手-2019年春予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春予定


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大阪梅田ツインタワーズ
 
名称が「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定しました。全体竣工を迎える2022年春に、阪急百貨店(阪急うめだ本店)が入居する「梅田阪急ビル」を「大阪梅田ツインタワーズ・ノース」に改称し、近接する両ビルを「大阪梅田ツインタワーズ」と総称する予定です。

 「阪急阪神ホールディングスグループ」の最重要拠点である大阪梅田の中心に位置し、グループを象徴する2棟の高層タワーを、大阪以外の地域や海外の方々からの分かりやすさを考えて命名したものです。


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撮影日2019年2月19日
 「サウスゲートビルディング」から見た様子です。窓ガラスに雨粒がビッシリと付いていたのでボケボケになっている部分があります。Ⅱ期の解体工事の工期は、2018年6月19日~2019年5月31日(予定)となっています。


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撮影日2019年2月19日 西側部分です。


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撮影日2019年2月19日 どんどん解体が行われています。


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撮影日2019年2月19日 東側部分です。東側は地上躯体の解体がほぼ終わっています。


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撮影日2019年2月19日 解体用のタワークレーンを撤去してからこの部分の解体を行います。


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撮影日2019年2月19日 「梅田阪急ビル」から見た様子です。


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撮影日2019年2月19日 地上から重機で解体しています。


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撮影日2019年2月19日 東側は地上躯体の解体がほぼ終わっています。


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撮影日2019年2月19日 北側から見た様子です。



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中日ビル(中部日本ビルディング) 地上31階、高さ約170mの超高層ビルに建て替え 高層部には「ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツ」が出店!

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-中日ビル建替計画-

 「中日新聞社」と「中部日本ビルディング」は、2019年3月末をもって「中日ビル(中部日本ビルディング)」を閉館し、新ビルに建て替えることを決定しています。

 「中日ビル」は、1966年4月の開館以来、名古屋の中心部・栄のランドマークとして、半世紀にわたって営業を続けてきました。一方、設備の老朽化が目立ち始めて十分な機能を発揮できていないのも事実です。

 耐震性能は、2006年10月に阪神大震災クラスの地震でもほぼ倒壊しない強度を目指して補強しましたが、東日本大震災後に公表された「南海トラフ巨大地震の被害想定」で名古屋市の最大震度が引き上げられ、対応を迫られていました。

● 地上31階、高さ約170mの超高層ビルに建て替え!
 「中日新聞社」と子会社の「中部日本ビルディング」は2月15日に、名古屋・栄の「中日ビル(中部日本ビルディング)」建て替えの基本計画を発表しました。
 
 引用資料 中日ビル(PDF:2019/02/15)
 中日ビル建て替えの基本計画について

 23階~31階の高層部には、三菱地所グループの「ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツ」が約250室のホテルを出店します。ホテルは高級感のある宿泊主体型となる予定です。

 三菱地所(PDF:2019/02/15)
 「中日ビル」建て替えを三菱地所グループがサポート ~新ビルにはロイヤルパークホテルズが出店~

中日ビル(中部日本ビルディング)建て替えの概要
◆ 計画名-中日ビル建替計画
◆ 所在地-愛知県名古屋市中区栄四丁目1番1号
◆ 階数-地上31階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部約170m
◆ 敷地面積-約6,857㎡
◆ 建築面積-約5,950㎡
◆ 延床面積-約113,000㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、ホテル、商業施設、多目的ホール、駐車場、地域冷暖房施設(DHC)
◆ 客室数-約250室
◆ 建築主-中日新聞社、中部日本ビルディング
◆ プロジェクトマネジメント-三菱地所
◆ コンストラクションマネジメントー三菱地所設計
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店 
◆ 解体-2019年度~2020年度予定
◆ 着工-2020年度予定
◆ 竣工-2024年度予定


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「フロア構成」です。最高部の高さが約170mで、軒高は高さ150mより低いです。


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「中日ビル(中部日本ビルディング)」を北西側から見た様子です。現在の中日ビルは、2019年3月末に閉館し、2020年度までに解体される予定です。

中日ビル(中部日本ビルディング)の概要
◆ 所在地-愛知県名古屋市中区栄四丁目1番1号 
◆ 階数-地上12階、塔屋4階、地下4階
◆ 高さ-最高部約53m
◆ 敷地面積-約6,857㎡
◆ 建築面積-5,772.4㎡
◆ 延床面積-84,491.7㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、劇場、文化センター、飲食店、ショッピング街、催事場・宴会場、他
◆ 建築主-中部日本ビルディング、中日新聞
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-1963年11月
◆ 竣工-1966年04月26日
◆ 閉館-2019年03月末予定


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外観の特徴である最上階の円盤状の構造物です。回転展望レストランのイメージを活用できないか検討中です。



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2019年2月19日 (火)

ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 (仮称)ヨドバシ梅田タワー 2019/02/19 2年ぶりに再開した「グランフロント大阪 北館テラスガーデン」から見ると迫力満点!

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-
 
「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。2017年9月13日に、「地鎮祭」が行われ本格着工しました。2019年12月末日の竣工予定です。

● 阪急阪神ホテルズが出店
 「阪急阪神ホテルズ」は、「ヨドバシホールディングス」が開発する「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」に、ホテルを出店することが決まりました。

 ホテルは9階~35階に、大阪梅田エリアで最大級の約1,000室で出店予定です。ホテルブランド名は未定で、2020年初春の開業を予定しています。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2018/08/07)
 大阪梅田エリアで最大級の約1,000室 (仮称)ヨドバシ梅田タワーにおけるホテル出店のお知らせ 2020年初春開業予定

(仮称)ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.340m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,275.68㎡(施設全体)、6.371.70㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-220,352.60㎡(施設全体)、111,527.16㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-170,225.45㎡(施設全体)、92,287.68㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-約1,000室
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年09月13日(地鎮祭)
◆ 竣工-2019年12月末日予定
◆ 開業-2020年初春予定(ホテル)

(注意) 上記の概要は「建築計画のお知らせ」の数値です。「国土交通省」の資料では、延床面積219,857.71㎡(施設全体)、110,820.64㎡(ヨドバシ梅田タワー)となっています。


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「概要図」です。

 引用資料 国土交通省(PDF:2017/09/29)
 株式会社ヨドバシホールディングス、株式会社ヨドバシカメラの民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)を認定 


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「グランフロント大阪 北館」から見た「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です。

● 今日から本格的に更新を再開します!
 
東京(首都圏)に撮影に行っていて更新を休んでいました。今日から本格的に更新を再開しますのでよろしくお願いします。オリンピックを控えた東京の開発は凄まじく(横浜も凄い)、もう笑うしかありませんでした・・・


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グランフロント大阪 北館テラスガーデン
 
諸事情により2017年2月から、「北館、南館」共にテラスガーデンが閉鎖されて、立入禁止になっていました。「南館」は2018年7月頃に再開されましたが、「北館」は閉鎖されたままでした。

 閉鎖から2年が経過してやっと一部ですが再開されました。ここから「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建設現場を見るのをずっと楽しみにしていので嬉しいです。


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「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の一番の観測ポイントだった南西角です。以前は外側のガラスギリギリまで行けましたが、フェンスが高くなった上に、フェンスが2重になり入れなくなりました。


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ここから北側には行けません。


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目の前に見えるので迫力があります。


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巨大な商業施設の全容が見られます。こうやってみると商業施設は本当に巨大ですね!


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「グランフロント大阪 北館テラスガーデン」の別の部分から見た様子です。


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「鉄骨建方」がどんどん進んでいます。


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32階・33階・34階(35FL)部分の鉄骨建方がほぼ完了しています。


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「ノースゲートビルディング」から見た「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です。


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32階・33階・34階(35FL)部分の鉄骨建方がほぼ完了しています。


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北東側から見た様子です。


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「アトリウム広場」からもよく見えるようになりました。



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2019年2月 9日 (土)

「サンフレッチェ広島」の新たな本拠地 サッカースタジアム建設構想 3候補地の中から「中央公園広場」で一致!

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-サッカースタジアム建設構想-
 
「広島県、広島市、広島商工会議所」は、サッカースタジアムの建設候補地となっている「広島みなと公園、旧広島市民球場跡地、中央公園広場」の比較検討内容を公表しています。

 引用資料 広島市・公式ホームページ
 サッカースタジアムの検討

 私は全国各地のプロジェクトを見て来て立地の重要性を肌身で感じています。施設は素晴らしいのに立地の選択ミスによって失敗したプロジェクトを数々と見てきました。

 「Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島」が成功しているのも広島駅に近い立地の良さだと私は思っています。新しい「サッカースタジアム」は、立地の選択ミスによって失敗して欲しくないと思っていました。

● 4者会談「中央公園広場」で一致
 J1の「サンフレッチェ広島」の新たな本拠地となる広島市中心部でのサッカースタジアム建設を巡り、「広島市、広島県、広島商工会議所、サンフレッチェ広島」の4者トップ会談が2月6日、広島市内で開かれました。

 建設候補地3案の中でアクセス性や経費面、都市活性化の観点から最も適しているとして、「中央公園広場」とすることで一致しました。これにより長年の懸案にめどが付き、事業が大きく動き出します。

 広島市・公式ホームページ(PDF:2019/02/06)
 ◆ サッカースタジアム建設に係る広島県、広島市及び広島商工会議所の合意事項
 ◆ サッカースタジアムの建設候補地の比較評価

 今後、公園を管理する広島市が事業主体となり、年間を通した集客が見込める多目的型複合施設を開発します。3万人規模のスタジアムを想定した概算事業費は約190億円で、国の交付金や企業の寄付などを活用し、2019年度に基本計画を策定し、2024年春開業を目指します。

 私的には「旧広島市民球場跡地」が無理だったら、第3の候補地として浮上した「中央公園広場」に決まって欲しいと思っていました。当初は「広島みなと公園」が優位でした。不便な「広島みなと公園」に決まらなくて本当に良かったと思います。


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「中央公園広場(スタジアム単体)」の配置図です。南北方国にギリギリ収まります。東西方向にすればもっと余裕がありますが、サッカースタジアムは南北方向が基本です。

● サッカースタジアムは南北方向が基本
 
サッカースタジアムは、南北方向であることが多いです。「日本サッカー協会」は、ゴール裏を南北方向・メインスタンドを西側にするのが望ましいとしています。一番の理由は「西日対策」です。


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中央公園広場(スタジアム単体)の「1階平面図、2階平面図」です。


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中央公園広場(スタジアム単体)の「3階平面図、4階平面図」です。


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中央公園広場(スタジアム単体)の「5階平面図、6階平面図」です。



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高さの最高限度195mの「堂島二丁目特定街区」 旧電通ビル既存建物解体工事 2019/02/06 地上躯体の解体工事がほぼ完了!

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-旧電通ビル既存建物解体工事-

 日本最大手の広告代理店である「電通」の本社は「汐留シオサイト」にありますが、関西支社は大阪市北区堂島の「電通大阪ビル」にありました。「電通大阪ビル」は、1985年には「BCS賞(第26回受賞作品)」を受賞しています。

 「電通」の関西支社は、2017年11月13日から「中之島フェスティバルタワー・ウエスト」に移転しています。「電通大阪ビル」は、「東京建物」に売却されています。

 現在は「旧電通ビル既存建物解体工事」が行われています。「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は、2018年3月20日~2019年2月28日(予定)となっています。

大阪都市計画特定街区の決定(堂島二丁目特定街区) 
 「堂島二丁目」において、 国際競争力の強化に資する宿泊施設及びにぎわい・交流機能等の導入、にぎわい施設と一体なった緑や文化と触れ合える高質な歩行者空間の整備とあわせて、良好な環境と健全な形態を有する建築物の建設及び有効な空地を確保する等により、適正な街区を形成します。

 引用資料 大阪市・公式ホームページ(2018/08/30)
 報道発表資料 大阪都市計画案の公衆縦覧及び意見書の受付を実施します

 主要用途は東京建物の「ブリリア」を冠する共同住宅ですが、宿泊施設及びにぎわい・交流機能等の導入により容積率が割り増しされて、容積率の最高限度が1,200%となります。

 敷地地面積約4,830㎡×1,200%=約57,960㎡ですが、容積対象外面積も含めると8万㎡~9万㎡クラスの超高層ビルが建設可能です。

電通大阪ビル
の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区堂島二丁目4-5
◆ 階数-地上13階、塔屋1階、地下2階
◆ 敷地面積-約4,830㎡
◆ 建築面積-約1,716㎡
◆ 延床面積-約22,866㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス
◆ 建築主-電通
◆ 設計者-槇文彦+株式会社槇総合計画事務所
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 竣工-1983年03月
◆ 解体工事-2018年03月20日~2019年2月28日予定


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「堂島二丁目特定街区」の範囲です。高さの最高限度は195mとなっています。


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「特定街区を決定する区域」です。


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南東側から見た様子です。


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ゲートの隙間から覗いてみました。地上躯体の解体工事がほぼ完了しています。


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南側から見た様子です。解体用の重機が見えます。


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南西側から見た様子です。


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解体工事の工事名は「旧電通ビル既存建物解体工事」です。解体工事の工期は、2018年3月20日~2019年2月28日(予定)となっています。



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2019年2月 8日 (金)

中之島4丁目用地における未来医療国際拠点整備・開発事業 「日本生命、京阪ホールディングス、関電不動産開発」を選定!

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-中之島4丁目用地-

 「日本生命保険相互会社、京阪ホールディングス、関電不動産開発」は、大阪市主催の「中之島4丁目用地における未来医療国際拠点整備・運営事業に関する開発事業者募集プロポーザル」に、3社グループで応募し、優先交渉権者に選定されました。

 引用資料 大阪市・公式HP(2019/02/07)
 中之島4丁目用地における未来医療国際拠点整備・運営事業に関する開発事業者募集プロポーザルにかかる優先交渉権者を決定しました

 日本生命保険相互会社(PDF:2019/02/07)
 中之島4丁目用地における未来医療国際拠点整備・開発事業について

 中之島4丁目用地については、再生医療国際拠点の実現に向け、大阪府・大阪市や経済界が連携をとり、「中之島4丁目再生医療国際拠点検討協議会」において、「未来医療国際拠点基本計画(案)」が取りまとめられています。

 「日本生命保険相互会社、京阪ホールディングス、関電不動産開発」は、「中之島MultiーlinkS」と銘打ち、未来医療の産業化・国際化の加速に向け、未来医療に関わる人や最先端の情報が集まる"知の循環"を促進する仕組として、未来医療の創造を牽引するR&Dセンター、実践を牽引するMEDセンター、共有を推進する国際フォーラムの3つの施設を整備することを提案しました。

中之島4丁目用地の概要
◆ 計画名-中之島4丁目用地における未来医療国際拠点整備・運営事業
◆ 所在地-大阪府大阪市北区中之島四丁目32番12内
◆ 階数-地上17階、地下0階
◆ 高さ-最高部86.10m
◆ 敷地面積-約8,600㎡
◆ 建築面積-約5,247㎡
◆ 延床面積-約57,799㎡(容積対象面積約52,441㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-複合研究施設、複合医療・健診施設、交流施設
◆ 優先交渉権者-日本生命保険相互会社(代表事業者)、京阪ホールディングス(共有者) 、関電不動産開発(共有者)
◆ 竣工-2023年10月予定


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「配置図」です。


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「施設構成」です。


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「中之島4丁目用地における未来医療国際拠点整備・運営事業」の予定地を北西側から見た様子です。


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北側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。



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地上38階、高さ約189mの「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」 Ⅱ期工事 2019年2月6日の状況

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-大阪梅田ツインタワーズ・サウス-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 ビルの正式名称は「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」です。Ⅰ期棟が2018年4月27日(金)に竣工し、「阪神百貨店」が2018年6月1日(金)に部分開業しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2018/04/09)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画) 2018年4月27日(金)にⅠ期棟が竣工、6月1日(金)には阪神百貨店が部分開業 ~ビル名称を「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定

大阪梅田ツインタワーズ・サウスの概要
◆ 計画名-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅠ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)-2018年04月27日 ※新百貨店の部分開業2018年06月01日
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年06月予定
⑥ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分新築工事着手-2019年春予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春予定


Hanshin18040913
大阪梅田ツインタワーズ
 
名称が「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定しました。全体竣工を迎える2022年春に、阪急百貨店(阪急うめだ本店)が入居する「梅田阪急ビル」を「大阪梅田ツインタワーズ・ノース」に改称し、近接する両ビルを「大阪梅田ツインタワーズ」と総称する予定です。

 「阪急阪神ホールディングスグループ」の最重要拠点である大阪梅田の中心に位置し、グループを象徴する2棟の高層タワーを、大阪以外の地域や海外の方々からの分かりやすさを考えて命名したものです。


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撮影日2019年2月6日
 「サウスゲートビルディング」から見た様子です。Ⅱ期の解体工事の工期は、2018年6月19日~2019年5月31日(予定)となっています。


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撮影日2019年2月6日 アップです。


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撮影日2019年2月6日 西側部分です。


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撮影日2019年2月6日 どんどん解体が行われています。


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撮影日2019年2月6日 東側部分です。


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撮影日2019年2月6日 地上に到達して、地上からの重機での解体が行われています。


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撮影日2019年2月6日 解体用のタワークレーンの「ベース架台」は、1階床に固定されているのかと思っていましたが、2階の床に固定されていました。


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撮影日2019年2月6日 「梅田阪急ビル」から見た様子です。


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撮影日2019年2月6日 アップです。


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撮影日2019年2月6日 どんどん解体が行われています。


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撮影日2019年2月6日 地上に到達しています。


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撮影日2019年2月6日 北側から見た様子です。



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2019年2月 7日 (木)

ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 (仮称)ヨドバシ梅田タワー 2019/02/06 32階・33階・34階(35FL)部分の鉄骨建方が始まる!

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-
 
「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。2017年9月13日に、「地鎮祭」が行われ本格着工しました。2019年12月末日の竣工予定です。

● 阪急阪神ホテルズが出店
 「阪急阪神ホテルズ」は、「ヨドバシホールディングス」が開発する「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」に、ホテルを出店することが決まりました。

 ホテルは9階~35階に、大阪梅田エリアで最大級の約1,000室で出店予定です。ホテルブランド名は未定で、2020年初春の開業を予定しています。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2018/08/07)
 大阪梅田エリアで最大級の約1,000室 (仮称)ヨドバシ梅田タワーにおけるホテル出店のお知らせ 2020年初春開業予定

(仮称)ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.340m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,275.68㎡(施設全体)、6.371.70㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-220,352.60㎡(施設全体)、111,527.16㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-170,225.45㎡(施設全体)、92,287.68㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-約1,000室
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年09月13日(地鎮祭)
◆ 竣工-2019年12月末日予定
◆ 開業-2020年初春予定(ホテル)

(注意) 上記の概要は「建築計画のお知らせ」の数値です。「国土交通省」の資料では、延床面積219,857.71㎡(施設全体)、110,820.64㎡(ヨドバシ梅田タワー)となっています。


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「概要図」です。

 引用資料 国土交通省(PDF:2017/09/29)
 株式会社ヨドバシホールディングス、株式会社ヨドバシカメラの民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)を認定 


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「阪急グランドビル(阪急32番街)」の展望ロビーから見た様子です。


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午前中は雨が降っていました。


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タワークレーン3基で建設しています。


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「鉄骨建方」がどんどん進んでいます。


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早くも32階・33階・34階(35FL)部分の鉄骨建方が始まりました。


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「ノースゲートビルディング」から見た「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です。


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ここ最近は、大阪に行った時は、昼食は友人とルクア10階のバイキング「ザ プラチナム ルクア大阪 (THE PRLATINUM)」でとる事が多いですが、昼食前は雨が降っていましたが、昼食後は快晴になっていました。


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「鉄骨建方」がどんどん進んでいます。


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早くも32階・33階・34階(35FL)部分の鉄骨建方が始まりました。


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「グランフロント大阪 北館」から見た「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です。


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ホテル部分です。


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ホテル部分の「カーテンウォール」の取り付けが行われています。


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北東側から見た様子です。



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「パレスホテル」が進出 (仮称)堂島浜プロジェクト 2016/02/06 地上部分の「鉄骨建方」が本格化!

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-(仮称)堂島浜プロジェクト-

 「関電不動産開発」は、大阪・堂島浜の「アクア堂島」の北側で、2016年に取得した「コスモ堂島中町ビル」の解体を行いました。跡地には、関電不動産開発により「(仮称)堂島浜プロジェクト」が建設」が建設中です。用途は「ホテル、共同住宅」となっています。

 ホテル部分には、東京の高級ホテル「パレスホテル東京」を運営するパレスホテルチェーンが関西進出を検討していましたが、「関電不動産開発」と「パレスホテル」は、定期建物賃貸借予約契約を締結しました。

 引用資料 関電不動産開発(PDF:2018/06/14)
 大阪市北区堂島浜におけるホテル開発のお知らせ

 1階~13階が客室数212室のホテル、14階~16階が総戸数27戸の高級賃貸 レジデンスの複合施設となります。2020年3月末竣工、初夏の開業を目指します。

 「パレスホテル」は、宿泊主体型の新ブランドを創設し、施設はコンパクトでありながらも洗練されたデザインとサービスで、国内外のゲストに上質で快適なホテルステイを提供します。

(仮称)堂島浜プロジェクトの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区堂島浜一丁目19番地(地名地番)
◆ 交通-Osaka Metro四つ橋線「西梅田」駅より徒歩6分、Osaka Metro四つ橋線「肥後橋」駅より徒歩7分、JR東西線「北新地」駅より徒歩5分、京阪電鉄中之島線「大江橋」駅より徒歩5分
◆ 階数-地上16階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-59.95m
◆ 敷地面積-1,582.67㎡
◆ 建築面積-815.29㎡
◆ 延床面積-12,198.63㎡(容積率対象面積10,739.18㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル、共同住宅
◆ 客室数-212室
◆ 総戸数-27戸
◆ 建築主-関電不動産開発
◆ 設計者-鹿島建設、(株)都市建
◆ 監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 解体工事-2017年07月03日~2018年03月31日予定
◆ 着工-2018年05月18日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2020年03月予定
◆ オープン-2020年初夏予定


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「(仮称)堂島浜プロジェクト」の建設現場を南西側から見た様子です。


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地上部分の「鉄骨建方」が本格化しています。


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北西側から見た様子です。


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タワークレーン1基で「鉄骨建方」を行っています。


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建築計画のお知らせの「北立面図」です。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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2019年2月 6日 (水)

近代洋風建築「ファミリアホール」の跡地 地上33階、高さ約117mの「ザ・パークハウス 神戸タワー」 2019年2月3日の建設状況

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ザ・パークハウス 神戸タワー
 
神戸の近代洋風建築「ファミリアホール(旧三菱銀行神戸支店)」の外観を保存、復元するための解体作業が行われました。

 「ファミリアホール」は、1900(明治33)年に建てられ、ルネサンス様式の石造りの外観などが特徴です。子ども服メーカーの「ファミリア」が1977年に取得しました。
 老朽化によりファミリアは本社を移転しており、「ファミリアホール」や隣接する「ファミリア旧本社屋」などが建つ敷地面積3,051.00㎡を「三菱地所レジデンス」など4社に売却しています。

 跡地には、地上33階、塔屋2階、地下1階、高さ116.95m、総戸数352戸の超高層タワーマンションが建設されます。マンション建設の際には、石積みを解体、組み直して外壁を復元する計画です。正式名称は「ザ・パークハウス 神戸タワー」です。

 引用資料 公式ホームページ
 ザ・パークハウス 神戸タワー

ザ・パークハウス 神戸タワーの概要 
◆ 計画名-(仮称)神戸市中央区相生町1丁目計画
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区相生町一丁目1番1号(地番)
◆ 交通-JR東海道本線「神戸」駅より徒歩5分、神戸高速線東西線「西元町」駅より徒歩2分、神戸高速線東西線「高速神戸」駅より徒歩6分、市営海岸線「みなと元町」駅より徒歩6分、市営海岸線「ハーバーランド」駅より徒歩6分、神戸高速線東西線「花隈」駅より徒歩7分、市営西神・山手線「大倉山」駅より徒歩9分
◆ 階数-地上33階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-116.95m
◆ 敷地面積-3,051.00㎡(売買対象面積)
◆ 建築面積-1,594.29㎡
◆ 延床面積-39.520.55㎡(容積対象面積27,426.74㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-連結制振デュアル・フレーム・システム(建物の心柱のフリーウォールと外側の住棟部をダンパーで連結) 
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-352戸
◆ 建築主-三菱地所レジデンス、JR西日本不動産開発、三菱倉庫、安田不動産
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2017年04月01日
◆ 竣工-2019年11月下旬予定
◆ 入居開始-2020年02月下旬予定


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低層部は、「ファミリアホール」の石積みを解体、組み直して外壁を復元する計画です。


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東側から見た様子です。地震対策として、大林組独自の「デュアル・フレーム・システム(DFS)」を採用します。建物の中央に剛強な心棒を構築し、その外周に柱と梁による柔構造の建物を配置、この2つの建物を「制振装置(オイルダンパー)」で連結させる超高層制振構造です。


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低層部に「ファミリアホール」の外壁を復元する工事が行われています。


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復元工事を行うための構造物です。


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「テルハクレーン」です。


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北側から見た様子です。


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北側から見た下層階の様子です。


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南側から見た様子です。


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南側から見た下層階の様子です。


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南側から引いて見た様子です。



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新大阪 地上24階、高さ約94mの「からくさホテルグランデ新大阪タワー」 2019年1月29日の建設状況

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-からくさホテルグランデ新大阪タワー-
 
佐川急便を中核とする「SGホールディングスグループ」は、デリバリー事業(各種輸送サービス)・ロジスティクス事業(各種物流サービス)等の事業を行うために、多くの不動産施設を保有または賃借しています。

 それら不動産施設の大多数を保有し、管理・運営全般を集約すると共に、有効活用や新規開発を行う総合不動産会社として誕生したのが、「SGリアルティ」です。

 「SGリアルティ」が、新大阪駅近くに、地上24階のホテル「(仮称)SGリアルティ新大阪ホテル計画」を「清水建設」の設計・監理・施工で建設中です。「ザイマックス」は、グループ会社を通じて運営に参画します。

 ホテル名は「からくさホテルグランデ新大阪タワー(karaksa hotel grande Shin-Osaka Tower)」です。客室数は396室、開業は2019年11月末予定です。

からくさホテルグランデ新大阪タワーの概要
◆ 計画名-(仮称)SGリアルティ新大阪ホテル計画
◆ 所在地-大阪府大阪市淀川区宮原三丁目3番9、3番10、3番11、3番12
◆ 階数-地上24階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-94.650m
◆ 敷地面積-2,080.24㎡
◆ 建築面積-1,040.58㎡
◆ 延床面積-18,521.34㎡(容積対象床面積16,105.35㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-396室(内コネクティングルーム160室)
◆ 建築主-SGリアルティ(ザイマックスグループが運営)
◆ 設計者・監理者-清水建設、INA新建築研究所
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2017年06月20日
◆ 竣工-2019年08月末予定
◆ オープン-2019年11月末予定


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全天候カバー

 現場では、施工中の建物の頂部を「全天候カバー(幅30m×奥行き40m×高さ40m)」ですっぽり覆い、その中で各ロボットが稼働するとともに、新型クレーン「Exter」が鉄骨柱をはじめとする資材をカバー内に吊り込みます。

● 一部をロボット施工!
 「清水建設」は、施工中の高層ホテルの工事現場において、2018年秋から「清水建設」が開発した建設ロボットが稼働し、作業員とコラボしながら資材搬送、鉄骨柱溶接、天井ボード貼りなどの作業の一部を担います。

 引用資料 清水建設(2018/06/12)
 新大阪で施工中の高層ホテルの一部をロボット施工へ ~建設ロボットが資材搬送、鉄骨柱溶接、天井ボード貼り~


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世界初の水平スライドクレーン「Exter」

 「清水建設」は、新たに構築した次世代型生産システム「Shimz Smart Site」の一翼を担う新型建機として、水平方向に伸縮するブームにより作業半径を自由に調整できる世界初の水平スライドクレーン「Exter」を開発しました。

 清水建設 公式ホームページ(2017/08/24)
 Shimz Smart Site(シミズ・スマート・サイト)対応の新型タワークレーンが完成


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「からくさホテルグランデ新大阪タワー」の建設現場を北側から見た様子です。工事が終盤に入って、「全天候カバー」が撤去されています。


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北側から見た下層階の様子です。


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北西側から見た様子です。


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北西側から見た下層階の様子です。


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南西側から見た様子です。


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南西側から見た下層階の様子です。


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南西側から引いて見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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南東側から引いて見た様子です。


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「全天候カバー」が撤去されて、世界初の水平スライドクレーン「Exter」の全体が見えるようになりました。


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「(仮称)SGリアルティ新大阪ホテル計画」の建築計画のお知らせです。概要が正確な数値にやっと修正されました。最高部の高さは94.650mです。



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2019年2月 5日 (火)

サンテレビジョン JR神戸駅前に本社社屋を移転する「神戸駅前プロジェクト 新築工事」 2019年2月3日の建設状況

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神戸駅前プロジェクト 新築工事
 
「サンテレビジョン」は、1969年5月に神戸市長田区で開局、1981年3月から神戸ポートアイランド博覧会に合わせて、現在の神戸国際交流会館内に移転しました。

 「NTT都市開発」は、「サンテレビジョン」及び「聚楽」との間で三者協定を締結し、神戸駅前敷地における放送局とホテルの複合開発について協議を進めることとなりました。

 「サンテレビジョン」は、本社社屋を神戸市中央区のポートアイランドから、JR神戸駅前の住宅展示場敷地内(ABCハウジング神戸駅前住宅公園)に建設予定のビルに移転します。2020年12月に竣工する見通しで、放送切替は2021年上期を予定しています。

 計画名は「神戸駅前プロジェクト 新築工事」で、概要は、地上12階、地下1階、延床面積約14,000㎡です。社屋移転は、災害時の放送体制を強化するためで、地震などで停電した際、72時間放送を継続できる非常用電源を備え、放送設備も更新します。
 
 ホテルは、客室数250室程度になる見込みで、関東や東北などでホテルやレストランを展開する「聚楽(じゅらく)」が運営します。「聚楽」は、西日本で初めてのホテル進出となります。
 
神戸駅前プロジェクト 新築工事の概要
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区東川崎町一丁目1番3の一部、外7筆
◆ 階数-地上12階、地下1階
◆ 高さ-55.0m
◆ 敷地面積-約3,000㎡
◆ 建築面積-約1,800㎡
◆ 延床面積-約14,000㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-事務所(放送局)及びホテル
◆ 客室数-250室程度
◆ 建築主-エヌ・ティ・ティ都市開発(放送局事業者:サンテレビジョン、 ホテル事業者:聚楽(じゅらく))
◆ 設計者・監理者-東急設計、NTTファシリティーズ、鴻池組
◆ 施工者-鴻池組
◆ 着工-2019年01月07日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2020年12月25日予定(労災保険関係成立票より)
◆ 放送切替-2021年上期予定


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「神戸駅前プロジェクト 新築工事」の建設現場を西側から見た様子です。「労災保険関係成立票」によると2019年1月7日に着工したようです。施工者は「鴻池組」となっています。


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北側から見た様子です。敷地の南西側半分に建設されています。


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「三点式パイルドライバ」が稼働しています。


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敷地全体を北側から見た様子です。


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敷地の北東側半分には再び「住宅展示場」が建設されています。


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敷地全体を東側から見た様子です。


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「神戸駅前プロジェクト」の建築計画のお知らせです(現在は撤去されています)。



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新大阪駅より徒歩2分 客室数全657室の「アパホテル〈新大阪駅前〉」 2019年1月29日の建設状況

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-アパホテル〈新大阪駅前〉-
 「アパグループ」は2018年10月26日に、大阪市東淀川区東中島一丁目21番7他(地番)の計画地において、「アパホテル〈新大阪駅前〉」起工式を執り行いました。

 引用資料 アパホテル(2018/10/26)
 新大阪駅前に大型657室ホテル アパホテル〈新大阪駅前〉 本日起工式開催

 「アパホテル〈新大阪駅前〉」は、JR東海道・山陽新幹線と在来線の東海道本線、大阪市営地下鉄御堂筋線が乗り入れている大阪有数のターミナル駅である「新大阪」駅より徒歩2分、ビジネスやレジャーに適した至便な立地です。

 地上15階、全657室で、設計は「日企設計」、施工は「熊谷組」、デザイン監修は「辻本デザイン事務所」が担当し、2020年5月の開業を予定しています。

アパホテル〈新大阪駅前〉の概要
◆ 計画名-(仮称)アパホテル〈新大阪駅前〉新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市東淀川区東中島一丁目21番7他(地番)
◆ 交通-JR「新大阪」より徒歩2分
◆ 階数-地上15階、地下0階
◆ 高さ-最高部48.590m、建築物44.590m
◆ 敷地面積-1,586.76㎡
◆ 建築面積-1,233.87㎡
◆ 延床面積-10,544.60㎡(容積率対象面積9,518.16㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-全657室 (スタンダードルーム:652室、デラックスツイン:4室、スイートルーム1室) 
◆ 建築主-アパホーム(管理・運営 アパホテル)
◆ 設計者・監理者-日企設計
◆ 施工者-熊谷組
◆ 着工-2018年10月26日(起工式)
◆ 開業-2020年05月予定


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「(仮称)アパホテル〈新大阪駅前〉新築工事」の建設現場を北東側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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「(仮称)アパホテル〈新大阪駅前〉新築工事」の建築計画のお知らせです。


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建築計画のお知らせの「東立面図」です。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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2019年2月 4日 (月)

三宮の新たなランドマーク 神戸阪急ビル東館 建替計画 2019年2月3日の建設状況 & 西野カナのライブ・ビューイング

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-神戸阪急ビル東館 建替計画-
 阪急電鉄では、2021年春の竣工を目指して、地上29階、地下3階、高さ約120mの「神戸阪急ビル東館 建替計画」を進めています。既存建物等の解体工事が完了し、2017年7月3日より新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急電鉄(PDF:2017/07/03)
 神戸の中心地・三宮に相応しいランドマークを目指して 神戸阪急ビル東館の新築工事に着手します

 新しいビルは、ホテル、オフィス、商業施設等から構成され、このうちホテルは、阪急阪神ホテルズが展開している宿泊主体型ホテル「remm(レム)」が入居する予定です。

 最上階となる29階に展望フロアを整備し、みなと街神戸の景観を楽しめるようにするとともに、オフィスフロアの最上階(15階)には神戸市が検討している産学交流拠点を誘致する考えです。

神戸阪急ビル東館 建替計画の概要
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区加納町四丁目2番1号
◆ 階数-地上29階、地下3階
◆ 高さ-約120m
◆ 敷地面積-約7,100㎡(駅高架下範囲等を含む)
◆ 延床面積-約28,850㎡
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル、オフィス、商業施設、駅施設等
◆ 建築主-阪急電鉄
◆ 設計者・監理者-久米設計
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2017年07月03日
◆ 竣工-2021年春予定


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(段階1) 東側部分の新築工事(2017年7月~2018年秋頃)


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(段階2) 西側部分の解体工事・新築工事及び高層部工事(2018年秋頃~2021年春)


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北東側から見た様子です。


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少し角度を変えた様子です。


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西側から見た地上躯体です。


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「段階2」の西側部分の解体工事・新築工事及び高層部工事は、2018年秋頃~2021年春の予定です。西側部分の解体工事は終わっています。


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一部ですが、建物内を通行する事が出来ます。


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「東出口」付近の天井です。


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神戸市営地下鉄西神・山手線「三宮駅」のコンコースなどがある地下1階への「エスカレーター」と「階段」です。


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上下の「エスカレーター」が1基ずつ設置されています。


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「エスカレーター」を地下1階から見た様子です。


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「階段です。


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「階段」を地下1階から見た様子です。


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西野カナのライブ・ビューイング
 
昨日、活動休止を発表している「カナやん(西野カナ)」の「Kana Nishino Love Collection Live 2019」のライブ・ビューイングに「OSシネマズミント神戸」に行ってきました。公演は47都道府県のほか、台湾、香港の映画館でも生中継されました。

 午後5時4分~7時33分までの約2時間半でした。「カナやん」のライブでは初めてのセンターステージでした。私は、「カナやん」の曲の中で「好き」が一番好きですが、さすがのこの曲の時は涙がこぼれてしまいました。

 「カナやん」は、ずっと涙をこらえていましたが、ダブルアンコールの最後の「Best Friend」を歌い終えると、一気に涙があふれてきました。
 エンディングでは、シングル34曲のミュージックビデオ集、この日までの全211公演の秘蔵ライブ集など、活動の軌跡をたどる映像が、スタッフからサプライズで流れました。
 最後に、手を振りながら「また笑顔で会いましょう! ありがとうね~。ありがとう。みんな、またね~。ありがとう」と笑顔で去って行きました。

 いつの日か、再び帰ってくることを約束したような終わり方でしたが、私は「カナやん」はもうこの世界には帰って来ないと思います。顔は「やり切って、思い残す事は無い!」という感じの表情でした。

 「カナやん」のライブには、2014年に1回、2015年に2回、2016年に4回、2017年に2回、2018年に2回の合計11回行きました。「カナやん」には感謝の気持ちしかありません。
 2018年の「安室ちゃん」に続き、2019年の「カナやん」と2人の私の大好きな歌姫が去って行きました。帰りの電車の中での喪失感が半端無かったです・・・


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Kana Nishino Love Collection Live 2019(横浜アリーナ)
 「Kana Nishino Love Collection Live 2019」のチケットです。友人が行ったので、チケットを撮影させてもらいました。「カナやん」の最後のライブチケットになってしまいました。

 「横浜アリーナ」で、2019年2月1日(金)、2月2日(土)、2月3日(日)の3日間行われました。まさか「活動休止」するとは思ってもいなかったので、私は申し込むませんでした。当落の発表後に「活動休止」が発表されたので、ネットでは物凄い高額で取引されていました。



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うめきた2期区域基盤整備 JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 「北3工区」の未着工部分 2019年1月29日の建設状況

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JR東海道線支線地下化・新駅設置工事-
 
大阪市とJR西日本がうめきた2期区域(北区)の基盤整備に合わせて行う東海道線支線の「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事(約2,400m)」が、2016年10月28日に全工区で着工しました。総事業費は約690億円で、新駅の開業は2023年3月を予定しています。


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区間別の構造概要と工事の進め方
 大阪市が事業主体となって行う地下化(連続立体交差事業)の工事延長は、北区豊崎六丁目から福島区福島七丁目に至る約2,400mで、途中、ボトルネック踏切1ヶ所(西梅田1番踏切)の除却や既設交差道路の改良(2ヶカ所)などにより、踏切事故の解消や道路交通の円滑化、市街地の分断解消をが図られます。

 引用資料 大阪市・公式ホームページ
 JR東海道線支線地下化事業


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工区割図
 
「北1工区~南2工区」までの工区割図です。

各工区の施工者
◆ 北1工区-奥村組・鉄建建設JV
◆ 北2工区-錢高組・西松建設JV、
◆ 北3工区-鴻池組・前田建設工業JV
◆ 駅部工区-大鉄工業・清水建設JV
◆ 南1工区-大林組・淺沼組JV
◆ 南2工区-大成建設・大鉄工業JV


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北3工区

 ノースゲートビルディング11階の「風の広場」から見た「北3工区」です。「北3工区」は、「鴻池組・前田建設工業JV」の施工により行われています。


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「北3工区」の南側です。


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北3工区の未着工だった区間

 この部分は、地下道があったため「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事」の工事が未着工でしたが、地下道が撤去されて工事が始まりました。


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東側から見た様子です。準備工事を行っていますが、何の工事を行っているのかさっぱり分かりません。


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あふれ出た「ソイルセメント」を固化しています。固化したら産業廃棄物として処理されます。


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「ソイルセメント」は、「ボーリングマシン」からあふれ出ています。この段階でどうして「ボーリングマシン」が稼働しているのか私にはさっぱり分かりません。簡易な「土留め壁」を構築しているのでしょうか?


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「セメントミルクプラント」です。


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最終的には南側部分と接続されますが、まだその気配がありません。


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最終的には北側部分と接続されますが、まだその気配がありません。


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「北3工区」の北側を南東側から見た様子です。



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2019年2月 3日 (日)

地上38階、高さ約189mの「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」 Ⅱ期工事 2019/01/29 地上からの重機での解体が始まる!

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-大阪梅田ツインタワーズ・サウス-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 ビルの正式名称は「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」です。Ⅰ期棟が2018年4月27日(金)に竣工し、「阪神百貨店」が2018年6月1日(金)に部分開業しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2018/04/09)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画) 2018年4月27日(金)にⅠ期棟が竣工、6月1日(金)には阪神百貨店が部分開業 ~ビル名称を「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定

大阪梅田ツインタワーズ・サウスの概要
◆ 計画名-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅠ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)-2018年04月27日 ※新百貨店の部分開業2018年06月01日
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年06月予定
⑥ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分新築工事着手-2019年春予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春予定


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大阪梅田ツインタワーズ
 
名称が「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定しました。全体竣工を迎える2022年春に、阪急百貨店(阪急うめだ本店)が入居する「梅田阪急ビル」を「大阪梅田ツインタワーズ・ノース」に改称し、近接する両ビルを「大阪梅田ツインタワーズ」と総称する予定です。

 「阪急阪神ホールディングスグループ」の最重要拠点である大阪梅田の中心に位置し、グループを象徴する2棟の高層タワーを、大阪以外の地域や海外の方々からの分かりやすさを考えて命名したものです。

 
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撮影日2019年1月29日
 「サウスゲートビルディング」から見た様子です。Ⅱ期の解体工事の工期は、2018年6月19日~2019年5月31日(予定)となっています。


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撮影日2019年1月29日 西側部分です。


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撮影日2019年1月29日 どんどん解体が行われています。


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撮影日2019年1月29日 東側部分です。


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撮影日2019年1月29日 遂に地上に到達して、地上からの重機での解体が始まりました。


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撮影日2019年1月29日 「梅田阪急ビル」から見た様子です。


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撮影日2019年1月29日 アップです。


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撮影日2019年1月29日 どんどん解体が行われています。


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撮影日2019年1月29日 北側から見た様子です。


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「大阪ステーションシティ駐車場・駐輪場」を6階分増築して地上13階に! (仮称)大阪駅新北ビル別棟駐車場 2019年1月29日の建設状況

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-(仮称)大阪駅新北ビル別棟駐車場-

 JR大阪駅近くの「大阪ステーションシティ駐車場・駐輪場」を地上13階てに増築します。既存の駐車場の上に、6階分(延床面積15,790.79㎡)を上乗せして、延床面積35,501.05㎡に増床します。

 計画名は「(仮称)大阪駅新北ビル別棟駐車場」で、用途は「自動車車庫(駐車場)、オフィス」となっています。「 梅田3丁目計画(仮称)」が始まると、「大阪ステーションシティ西梅田駐車場」が閉鎖されるので、そのための対策だと思われます。

(仮称)大阪駅新北ビル別棟駐車場の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町19-10の一部、梅田三丁目141-1の一部
◆ 階数-地上13階、地下0階
◆ 高さ-最高部44.785m
◆ 敷地面積-7,121.21㎡
◆ 建築面積-2,910.37㎡(施設全体)、2.55㎡(計画部分)
◆ 延床面積-35,501.05㎡(施設全体)、15,790.79㎡(計画部分)
◆ 容積率対象面積-28,400.84㎡(施設全体)、12,632.63㎡(計画部分)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-自動車車庫(駐車場)、オフィス
◆ 建築主-大阪ターミナルビル、JR西日本(西日本旅客鉄道)
◆ 設計者・監理者-ジェイアール西日本コンサルタンツ
◆ 施工者-大阪ステーションシティ駐車場棟増築他工事特定建設工事共同企業体(大林組、その他)
◆ 着工-2018年04月01日
◆ 竣工-2019年07月31日予定


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グランフロント大阪9階の「南館テラスガーデン」から見た「(仮称)大阪駅新北ビル別棟駐車場」の建設現場です。


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クローラークレーンで建設しています。


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「阪急グランドビル(阪急32番街)」の展望ロビーから見た様子です。


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最高部です。


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上部2層のオフィスフロアにガラスが取り付けられました。


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隣りの「日通ビル(日本通運大阪支店)」が閉鎖されて「仮囲い」で囲われました。大阪支店の新社屋は、2018年12月19日に竣工しました。


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「(仮称)大阪駅新北ビル別棟駐車場」の建築計画のお知らせです。


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建築計画のお知らせの「北立面図」です。



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2019年2月 2日 (土)

心斎橋のランドマーク 「心斎橋プラザビル本館」等の4棟を一体的に再開発 地上31階、延床面積約54,000㎡の超高層複合ビルを建設!

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-心斎橋プラザビル本館-
 「建設ニュース」によると「ヒューリック」は、「心斎橋プラザビル本館」等の建替えを計画しています。概要は、地上31階、地下3階、延床面積約54,000㎡で、ホテル・商業で構成された超高層複合ビルです。2024年の竣工を目指しています。

 建設予定地は、心斎橋新橋交差点北東側の一角で、心斎橋のランドマークである
「心斎橋プラザビル本館」を含む4棟を集約化して一体的に建て替えます。

 「心斎橋プラザビル本館」には、「ルイ・ヴィトン 大阪心斎橋店」が入居していますが、「ルイ・ヴィトン ジャパン」は、心斎橋筋二丁目に「(仮称)大阪Mプロジェクト」を建設中です。

 「(仮称)大阪Mプロジェクト」の竣工は2019年11月15日予定なので、移転後の2020年頃から「心斎橋プラザビル本館」等の解体工事が始まる事が予想されます。


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(仮称)大阪Mプロジェクト
 現在、「ルイ・ヴィトン」は大阪市に6店舗あります。「(1)ルイ・ヴィトン 阪急梅田店(2階と5階)、(2)ルイ・ヴィトン 阪急メンズ店、(3)ルイ・ヴィトン 大阪ヒルトンプラザ店、(4)ルイ・ヴィトン 大阪心斎橋店、(5)ルイ・ヴィトン 大阪髙島屋店、(6)ルイ・ヴィトン 近鉄阿倍野店」です。

 「ルイ・ヴィトン 大阪心斎橋店」が入居している「心斎橋プラザビル本館」等の建替え計画が、2024年の竣工を目指しているということで、「(仮称)大阪Mプロジェクト」が移転先だとほぼ確定しました。

 インバウンド人気の大阪ミナミでも3店舗を営業するかも? と思っていましたが、「心斎橋プラザビル本館」等の再開発が私が予想していたよりかなり早かったので、「心斎橋プラザビル本館」から「(仮称)大阪Mプロジェクト」に移転するだけで、店舗は増えない可能性が高くなりました。

(仮称)大阪Mプロジェクトの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区心斎橋筋二丁目1番他(地名地番)
◆ 階数-地上7階、地下1階
◆ 高さ-36.55m
◆ 敷地面積-748.77㎡
◆ 建築面積-640.77㎡
◆ 延床面積-4,182.22㎡(容積対象面積3,814.77㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-物販店舗、飲食店、展示場、駐車場
◆ 建築主-ルイ・ヴィトン ジャパン
◆ 設計者・監理者-大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2018年06月01日
◆ 竣工-2019年11月15日予定


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「(仮称)大阪Mプロジェクト」の建築計画のお知らせです。


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W OSAKA
 「心斎橋プラザビル本館」近くの「ヨドコウ第2ビル」と「日本生命御堂筋ビル」の間では、「積水ハウス」が、超高層ビル「(仮称)心斎橋ホテル計画」を建設中です。

 高級ホテル「W(ダブリュー)ホテル」が進出します。ホテル名は「W OSAKA」で、概要は、地上31階、地下1階、高さ117.34mです。御堂筋の超高層化に拍車がかかってきました。

 引用資料 積水ハウス(PDF:2018/01/10)
 「Wホテル」日本上陸~「W OSAKA」が2021年、大阪に誕生

W OSAKAの概要
◆ 計画名-(仮称)心斎橋ホテル計画
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区南船場四丁目25番11 他22筆
◆ 階数-地上31階、地下1階
◆ 高さ-最高部117.34m
◆ 敷地面積-2,544.46㎡
◆ 建築面積-2,008.82㎡
◆ 延床面積-35,887.97㎡(容積対象床面積32,515.07㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-ホテル、レストラン、ボールルーム、スパ、プール、ジム他
◆ 客室数-337室(予定)
◆ 建築主-積水ハウス(ホテル運営 マリオット・インターナショナル)
◆ 設計者・監理者-日建設計(設計顧問 安藤忠雄)
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2018年10月01日
◆ 竣工-2020年10月31日予定
◆ 開業-2021年02月予定



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西梅田 (仮称)新サンケイビル立替プロジェクト 「ホテルインターゲート大阪 梅田」を2019年2月1日に開発着手!

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-(仮称)新サンケイビル立替プロジェクト-
 大阪市北区梅田二丁目に「新サンケイビル」と「サンケイビル別館」がありましたが、閉鎖されての解体工事が行われています。

 解体工事の工事名は「新サンケイビル解体工事」で、「竹中工務店」の施工により行われています。解体工事の工期は、「労災保険関係成立票」によると、2018年2月1日~2019年1月31日(予定)となっています。

 跡地には、地上18階、塔屋1階、地下1階、高さ69.745m、延床面積16,961.30㎡のホテル、オフィス、店舗で構成される複合ビル「(仮称)新サンケイビル立替プロジェクト」が建設されます。

● ホテルインターゲート大阪 梅田の開発着手!
 「サンケイビル」は、大阪市北区梅田二丁目における複合ビル開発事業「(仮称)新サンケイビル建替プロジェクト」を2019年2月1日に着手しました。

 引用資料 サンケイビル(PDF:2019/02/01)
 ホテル 「INTERGATE HOTELS」第5号物件 『ホテルインターゲート大阪 梅田』開発着手のお知らせ

 グループ傘下の「グランビスタ ホテル&リゾー」の新ホテルブランド「INTERGATE HOTELS」の第5号物件となる「ホテルインターゲート大阪 梅田」として、2021年春の開業を予定しいます。

ホテルインターゲート大阪 梅田の概要
◆ 計画名-(仮称)新サンケイビル立替プロジェクト
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田二丁目33-1、33-2、34-1、34-8(地名地番)
◆ 交通-Osaka Metro四つ橋線「西梅田駅」徒歩3分、JR東西線「北新地駅」徒歩5分・「大阪駅」徒歩5分、阪神電鉄本線「阪神梅田駅」徒歩5分
◆ 階数-地上18階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-69.745m
◆ 敷地面積-1,738.29㎡
◆ 建築面積-1,052.62㎡
◆ 延床面積-16,961.30㎡(容積対象面積15,303.81㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル、オフィス、店舗
◆ 客室数-389室(予定)
◆ 建築主-サンケイビル
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2018年02月01日~2019年01月31日
◆ 着工-2019年02月01日
◆ 竣工-2020年10月末予定
◆ 開業-2021年春予定


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「位置図」です。


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「(仮称)新サンケイビル立替プロジェクト」の建設予定地です(撮影日2018年12月19日)。


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「(仮称)新サンケイビル立替プロジェクト」の建築計画のお知らせです。


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建築計画のお知らせの「立面図」です。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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2019年2月 1日 (金)

関西国際空港 1期島の「A滑走路」 高波の流入を抑制するために1m嵩上げ! 嵩上げ工事は実際には大変な作業

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-関西国際空港-
 
2018年9月の台風21号で浸水被害を受けた関西空港1期島の「A滑走路」について、国土交通省は嵩上げ工事を行う方針を固めました。
 高波の流入を抑えるため行う護岸の上積みに伴うもので、全長3500m×幅60mの滑走路を「アスファルト」で1m程度厚くする大規模工事となります。

 引用資料 読売新聞(2019/01/31)
 関空滑走路、1mかさ上げ…高波の流入を抑制 

 離着陸に支障が出ないよう区域を分け、約10cmずつ舗装を重ねる特殊工法を導入します。完成まで少なくとも3年程度かかる見通しです。国土交通省は、空港を運営する関西エアポートと協議を始めており、2019年度にも工事に着手します。

 滑走路は現在、海面からの高さが約3mで、1m程度高くなる見通しです。航空機の運航を妨げないよう、工事は主に夜間に行うほか、傷みにくいアスファルトを使って徐々に厚みを増していく工法を採用します。


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「関西空港で行う工事のイメージ」です。護岸を2段階に分けて上積みするのは、護岸は航空機が安全に離着陸できるように滑走路からの高さに制限があるためです。

 そのために、第一段階で緊急避難的に「護岸を上積み」、第二段階で「滑走路などの嵩上げ」、第三段階で「再度護岸を上積み」を行います。


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滑走路などのかさ上げが行われる「A滑走路」です。1期島は現在も1年に約6cm地盤沈下しているようです。たかが1mですが、効果大きいと思います。しかし、今のペースで地盤沈下が続くと、嵩上げから16年~17年後には再度嵩上げする必要があります。


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航空機の運航を妨げないよう、工事は主に夜間に行います。


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写真は2期島の「B滑走路」ですが、間近で見る滑走路はこんな感じです。2007年3月25日に行われた「関空 第2滑走路ウォーク」で撮影しました。


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航空機の中からは気が付きませんが、実際の滑走路のはこのように表面にたくさんの溝が刻まれています。タイヤのグリップ力をアップさせるためです。嵩上げ時には毎回この処理を行う必要があります(撮影日2007年3月25日)。


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滑走路のマーキング類も嵩上げ時には毎回引き直す必要があります(撮影日2007年3月2日5)。


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「滑走路末端灯(RTHL)」などの灯光類も嵩上げ時には毎回設置し直す必要があります(撮影日2007年3月25日)。


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「誘導路灯」などの灯光類も設置し直す必要があります(撮影日2007年3月25日)。


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「滑走路番号」などの標識類も設置し直す必要があります(撮影日2007年3月25日)。 


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滑走路下の配管類も浅い場所に埋め直す必要があります。ここから下の写真は、更に1年前の2006年3月26日に行われた「みんなで歩こう! 4000m新滑走路」で撮影しました。


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滑走路の「アスファルト」は何層にも舗装されています(撮影日2006年3月26日)。


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平らに見える滑走路ですが、実際は排水をよくするために中央部分が盛り上がっています(撮影日2006年3月26日)。



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もと大阪北小学校・もと曾根崎幼稚園跡地 地上56階、高さ約191mの「(仮称)梅田曽根崎計画」 2019年1月29日の建設状況

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-もと大阪北小学校・もと曾根崎幼稚園跡地-
 
児童数の減少により、「大阪市立大阪北小学校」は2007年3月に閉校し、「大阪市立扇町小学校」に統合されています。併設されていた「大阪市立曽根崎幼稚園」も閉園されています。

 「住友不動産」は、大阪市北区曽根崎二丁目にて開発を推進していた「(仮称)梅田曽根崎計画」の建築工事に2018年7月4日に着工しました。ホテルは「住友不動産ヴィラフォンテーヌ」が運営業務を行います。

 引用資料 住友不動産(PDF:2018/07/04)
 大阪市中心部に誕生する地上56 階建て大規模複合タワー 「(仮称)梅田曽根崎計画」 着工 ~旧大阪北小学校跡地開発、曽根崎の記憶と共に街と人をつなぐ~


(仮称)梅田曽根崎計画の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区曽根崎二丁目73番2
◆ 階数-地上56階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部191.675m
◆ 敷地面積-6,837.63㎡
◆ 建築面積-4,940.65㎡
◆ 延床面積-107,560.37㎡(容積対象面積75,160.24㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-共同住宅(分譲・賃貸)、ホテル、店舗、貸会議室(文化交流施設)、大阪市管理施設
◆ 総戸数-836戸
◆ 客室数-202戸
◆ 建築主-住友不動産
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2018年07月04日
◆ 竣工-2022年03月下旬予定


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「外観完成予想図・南立面」です。設計者・施工者は「大林組」です。地震対策として、大林組独自の制震テクノロジーである「DFS(デュアル・フレーム・システム)」を採用すると思われます。


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「お初天神通り商店街から望む・『リンクプラザ』」です。


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「大阪駅前第3ビル」の展望台から見た「(仮称)梅田曽根崎計画」の建設現場です。


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「乗入れ構台」が設置されています。


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東側です。


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「場所打ちコンクリート拡底杭」の頭部分がまだ見えないので、もう少し深く掘削すると思われます。


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「クラムシェル」が見えます。



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