高さの最高限度195mの「堂島二丁目特定街区」 (仮称)堂島2丁目計画に伴う地下解体工事 2019年2月27日の状況
-(仮称)堂島2丁目計画に伴う地下解体工事-
日本最大手の広告代理店である「電通」の本社は「汐留シオサイト」にありますが、関西支社は大阪市北区堂島の「電通大阪ビル」にありました。「電通大阪ビル」は、1985年には「BCS賞(第26回受賞作品)」を受賞しています。
「電通」の関西支社は、2017年11月13日から「中之島フェスティバルタワー・ウエスト」に移転しています。「電通大阪ビル」は、「東京建物」に売却されています。
「旧電通ビル既存建物解体工事」が完了し、現在は「(仮称)堂島2丁目計画に伴う地下解体工事」が行われています。「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は、2019年2月15日~2020年2月28日(予定)となっています。
● 大阪都市計画特定街区の決定(堂島二丁目特定街区)
「堂島二丁目」において、 国際競争力の強化に資する宿泊施設及びにぎわい・交流機能等の導入、にぎわい施設と一体なった緑や文化と触れ合える高質な歩行者空間の整備とあわせて、良好な環境と健全な形態を有する建築物の建設及び有効な空地を確保する等により、適正な街区を形成します。
引用資料 大阪市・公式ホームページ(2018/08/30)
報道発表資料 大阪都市計画案の公衆縦覧及び意見書の受付を実施します
主要用途は東京建物の「ブリリア」を冠する共同住宅ですが、宿泊施設及びにぎわい・交流機能等の導入により容積率が割り増しされて、容積率の最高限度が1,200%となります。
敷地地面積約4,830㎡×1,200%=約57,960㎡ですが、容積対象外面積も含めると8万㎡~9万㎡クラスの超高層ビルが建設可能です。
「堂島二丁目特定街区」の範囲です。高さの最高限度は195mとなっています。
「特定街区を決定する区域」です。
南西側から見た様子です。
敷地北側寄りです。「仮囲い」から内部が覗ける現場は有難いです。
敷地南側寄りです。
解体工事の工事名は「(仮称)堂島2丁目計画に伴う地下解体工事」です。施工者は既存建物解体工事から変更になって、「竹中工務店」となっています。解体工事の工期は、2019年2月15日~2020年2月28日(予定)となっています。
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