将来的には「第二滑走路」を整備? 中部国際空港沖公有水面埋め立て事業 環境アセス準備書の手続き開始!
-中部国際空港沖公有水面埋め立て事業-
国土交通省中部地方整備局は3月25日に、名古屋港の新土砂処分場となる中部国際空港沖公有水面埋め立て事業の環境影響評価(環境アセス)準備書の手続きを開始しました。埋立面積は約290haです。
引用資料 国土交通省
「中部国際空港沖公有水面埋立事業」について
名古屋港で発生する浚渫土砂は現在、「名古屋港ポートアイランド」に搬入していますが、受け入れ容量が限界のため、「中部国際空港(セントレア)」に隣接して新たに処分場を整備します。
単なる「浚渫(しゅんせつ)」の土砂の埋め立て処分場なら大きな意味を持ちませんが、将来的には「中部国際空港(セントレア)」の第二滑走路を整備する用地として大きな意味を持っています。
「概略工事工程」です。約32年かけて段階的に実施します。
見直し後の比較三案から「案-2」が選ばれました。地元の政財界は「中部国際空港(セントレア)」の 第二滑走路の早期実現を国に求めています。表向きには表明されていませんが、将来的に第二滑走路を整備する用地となるのは暗黙の了解です。
「埋立区域の位置」です。
「名古屋港で浚渫が必要となる範囲」です。名古屋港で発生する浚渫土砂は現在、「名古屋港ポートアイランド」に搬入しています。
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