名鉄古屋駅4線化計画 「名鉄 名古屋駅地区再開発」と連動 駅範囲を拡張して線路を2線から4線に増設!
-名鉄古屋駅4線化計画-
「名古屋鉄道」は2019年度設備投資計画をまとめ、3月25日に発表しました。この中で、鉄道事業におけるサービス改善工事などの一環で、新型通勤車両9500系を16両新造することを明らかにしました。また名鉄名古屋駅を4線化する計画についても発表しました。
引用資料 名古屋鉄道(ODF:2019/03/25)
名鉄名古屋駅4線化計画
「名鉄名古屋駅」については、2017年3月29日に発表された「名鉄 名古屋駅地区再開発」の中で、現在の2倍に拡張され、新たなホームや線路などを設けるという方針が示されました。
今回発表された計画では、駅範囲を拡張するとともに、線路を上下2本ずつ、計4線に増やします。名古屋駅地区の再開発にあわせ、駅のスペースを広げる計画です。完成は「リニア中央新幹線」が開業する2027年の見込みです。
ただし、「本資料は現時点での検討段階のイメージを示したものであり、決定したものではありません。今後の周辺地権者・行政等との協議により変更となる場合があります。」との注釈が付けられています。
「計画」です。線路を上下2本ずつ、計4線に増設する計画です。
「現況」です。「名鉄名古屋駅」は、 名古屋鉄道最大のターミナル駅ですが、3面2線(ホームは上下各1線を3面で挟み込む配置)しかありません。
名鉄 名古屋駅地区再開発
「名鉄古屋駅4線化計画」は、「名鉄 名古屋駅地区再開発」と一体的に行われます。「名古屋鉄道」は、名古屋駅周辺のビル6棟を一体開発する再開発計画の全体概要を発表しています。南北約400mの細長いビルで、階数は30階程度、高さは約180mを想定しています。
引用資料 名古屋鉄道(PDF:2017/03/29)
名鉄 名古屋駅地区再開発全体計画
再開発される6棟は、北側から「(1)名鉄百貨店本館、(2)名古屋近鉄ビル、(3)名鉄バスターミナルビル、(4)大手町建物名古屋駅前ビル、(5)名鉄レジャック、(6)日本生命笹島ビル」です。敷地面積は約28,000㎡です。
交通量の多い「太閤通」がビルの下部を通る一体再開発となります。商業施設、オフィス、ホテル、共同住宅などが入居する予定で、2022年度に着工、「リニア中央新幹線」が開業する2027年の完成を目指します。
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