京都市の「元白川小学校(元粟田小学校)跡地活用」 現代和風の素晴らしい施設を建設 2019/04/03 標識の掲示 & ボーリング調査
-元白川小学校(元粟田小学校)跡地活用-
京都市では、市民の貴重な財産である学校跡地の有効活用に向け、民間等の事業者から長期にわたり学校跡地を全面的に活用する事業の提案を広く募集しています。
「元白川小学校(元粟田小学校)跡地」については、「賑わいと文化交流が生まれる施設」の整備に向けて、2017年3月に「元白川小学校(元粟田小学校)跡地活用に係る契約候補事業者選定委員会」を設置し、プロポーザルによる契約候補事業者の選定に向けた審議を行ってきました。
京都市が実施した「元白川小学校(元粟田小学校)跡地活用」の公募型プロポーザルにおいて、「住友商事」を契約候補事業者として選定し、基本協定書の締結式を行っています。
引用資料 京都市情報館(2018/03/16)
元白川小学校(元粟田小学校)跡地活用に係る基本協定書の締結式について
「住友商事」は計画地において、文化事業と賑わい事業を融合し、伝統文化や伝統産業を取り込み体現した、文化複合施設を開発する予定です。
● ホテルは東急ホテルズ
「宿泊施設棟」には、「東急ホテルズ」の進出が決まったようです。「東急ホテルズ」は、白川小学校跡地にホテルやミュージアムなどを備えた複合施設を整備します。
日本経済新聞(2019/01/15 )
京都の小学校跡地に複合施設 東急ホテルズ、22年開業
ホテルは1泊1室あたり2万~3万円程度とし、客室数は約200室を想定しています。地域住民の協力を得て着付けや茶道などの体験プランも設け、好調な観光需要に対応します。2022年の開業を見込んでいます。
元白川小学校(元粟田小学校)跡地活用の概要
◆ 所在地-京都府京都市東山区三条通白川橋東入三丁目夷町164番1外
◆ 階数-地上5階、地下1階
◆ 高さ-約18m
◆ 敷地面積-6,532.49㎡
◆ 建築面積-約3,130㎡
◆ 延床面積-約13,000㎡(ホテル11,400㎡ 、地域交流施設1,600㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 用途-ホテル、地域交流施設
◆ 客室数-約200室(東急ホテルズ)
◆ 契約候補事業者-住友商事
◆ 開業-2022年予定
「ゾーニングイメージ」です。「平安神宮」と「八坂神社」の中間に位置する抜群のロケーションです。
「三条通」沿いの北西側から見た様子です。
北東側から見た様子です。2019年2月に既存建物の解体工事に着手するとの報道がありましたが、まだ解体工事は行われていませんでした。
南東側から見た様子です。
南側の通りを東側から見た様子です。
南側の門です。
グラウンドです。
まだ解体工事は行われていませんでしたが、「ボーリング調査」が行われていました。
西側方向を見た様子です。
南側の通りを西側から見た様子です。景観に調和した現代和風の素晴らしい施設が建設されるので、それに合わせて南側の道路は「電線類地中化」を行って欲しいです。
南西側から見た様子です。
敷地の一部が西側の「神宮道(じんぐうみち)」に面しています。これは集客において非常に有利です。
● 神宮道(じんぐうみち)
「神宮道」は、北から「平安神宮、青蓮院 、知恩院、円山公園」などに接しており、風光明媚な東山の観光地を結ぶため観光客が多いです。
「神宮道」側の内部です。
「開発構想に関する説明会の概要」の標識です。
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