南海電気鉄道 難波駅にホームドア設置 1番線にて「大開口ホーム柵(2段式)」を運用開始!
-南海電鉄の難波駅にホームドア設置-
鉄道各社は、より安全に鉄道を利用してもらうために「可動式ホーム柵(ホームドア)」の設置工事を進めています。しかし、車両の長さ、ドアの数、ドアの位置などの相違や、設置コストなどの課題があり、それらに対応可能な新たなタイプのホームドアが開発されています。
「南海電気鉄道」では、プラットホームの更なる安全性向上のため、難波駅の一部ホーム(1番線)においてホームの安全性を一層向上させるべく「大開口ホーム柵」の設置に向け準備を進めていましたが、2019年3月16日(土)初列車より 1 番線にて「大開口ホーム柵」の運用を開始しました。
南海電気鉄道 ニュースリリース(PDF:2019/03/12)
難波駅でのホームドア運用開始について ~3月16日(土)初列車より 1 番線にて「大開口ホーム柵」運用開始~
● 一般的になりつつある二重引戸式
東京メトロ東西線で最初に「二重引戸式」の大開口ホームドアの実証実験が行われた時には、「これは凄い!夢にような技術だ!」と思いましたが、鉄道各社の採用により一般的になりつつあります。
仕様はほぼ同じですが、東京メトロは「大開口ホームドア」、JR西日本は「可動式ホーム柵(二重引戸式)」 、JR東日本は「ホー ムドア(多段式)」、南海電鉄は「大開口ホーム柵(2段式)」と名称が異なります。
難波駅の大開口ホーム柵の概要
◆ 設置個所-難波駅1番線乗車ホーム(高野線)、全車両扉対応(最大6両編成)
◆ 形式-大開口ホーム柵(三菱重工交通機器エンジニアリング製ホームドア・ドア開閉方式(2段式))
◆ 特徴-ドア部を二重引き戸構造とし、開口幅を最大3,480mmと大きくとることが可能。高さは、1,300mm。利用者の安全性向上のために、戸挟防止機能やホームドアと車両扉の間の居残りも検知できるものとした。
◆ 運用開始-2019年03月16日(土) 初列車より
「南海電気鉄道」の難波駅の1番線に設置された「大開口ホーム柵(2段式)」です。2019年3月16日(土)初列車より運用を開始しました。
大開口ホーム柵(2段式)は、「三菱重工交通機器エンジニアリング製」です。ドア部を二重引き戸構造とし、開口幅を最大3,480mmと大きくとることが可能となっています。
「戸袋」の奥行きが厚いです。利用者の安全性向上のために、戸挟防止機能やホームドアと車両扉の間の居残りも検知できるものとしました。
裏側から見た様子です。
ホームを一部削って「戸袋」を取り付けています。
「大開口ホーム柵(2段式)」が開いた状態です。
車両のドアがほぼ閉まってから「大開口ホーム柵(2段式)」が閉まり始めます。
「2段式」ですが、動きはスムーズです。
「大開口ホーム柵(2段式)」が完全に閉まりました。

大開口ホームドア・東京メトロ
東京メトロ東西線には、「東京メトロ」の車両の他に、「JR東日本」と「東葉高速鉄道」の車両が乗り入れています。
車両は各社共に20m級車両10両編成で統一されています。いずれの車両も4ヶ所のドアが設けられていますが、ドアの幅や位置は統一されていません。
「東京メトロ」は、ドアの位置や幅が異なる車両が混在している路線へのホームドアの早期設置を目指し、二重引き戸による「大開口ホームドア」が導入しました。
JRの在来線、私鉄、地下鉄では、日本で最初の二重引き戸による「大開口ホームドア」の本格稼働になりました。「大開口ホームドア」は、「ナブテスコ」製です。
可動式ホーム柵(二重引戸式)・JR西日本
2018年3月17日に開業したJR京都線・JR総持寺駅の「可動式ホーム柵(二重引戸式)」です。JR西日本で初となる「二重引戸式」を採用しており、開口部が3.3mと広く確保されています。
ホー ムドア (多段式)・JR東日本
JR桜木町駅には、京浜東北線・根岸線の10両編成と横浜線から直通してくる8両編成の車両が停車するため 、一部の車両でドア位置が異なります。そのため、8号車(横浜方)付近に従来よりも広い開口幅に対応したホー ムドア(多段式)を、「JR東日本」で初めて導入しました。
「JR桜木町駅」のホームドアは、2018年8月10日から使用開始していますが、2018年12月27日から使用開始した「JR東神奈川駅」も同様の事象が起こるので、一部に多段式が採用されています。
可動式ホーム柵(二重引戸式)・JR西日本
2019年3月16日に開業したJR嵯峨野線・梅小路京都西駅の「可動式ホーム柵(二重引戸式)」です。 「二重引き戸式の可動式ホーム柵」の採用は、JR西日本ではJR総持寺駅に次いで2例目です。
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