« 地上51階、高さ約178mの「グランドメゾン新梅田タワー THE CLUB RESIDENCE」 2019/05/15 地上躯体の構築が始まる! | トップページ | JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 南1工区 旧「日通ビル(日本通運大阪支店)」の解体工事 2019年5月15日の状況 »

2019年5月17日 (金)

うめきた2期区域基盤整備 JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 「北3工区」の未着工だった部分 2019/05/15 遂に開削工法による掘削が始まる!

Kita19051511
JR東海道線支線地下化・新駅設置工事-
 
大阪市とJR西日本がうめきた2期区域(北区)の基盤整備に合わせて行う東海道線支線の「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事(約2,400m)」が、2016年10月28日に全工区で着工しました。総事業費は約690億円で、新駅の開業は2023年3月を予定しています。


Kita1511053_3
区間別の構造概要と工事の進め方
 大阪市が事業主体となって行う地下化(連続立体交差事業)の工事延長は、北区豊崎六丁目から福島区福島七丁目に至る約2,400mで、途中、ボトルネック踏切1ヶ所(西梅田1番踏切)の除却や既設交差道路の改良(2ヶカ所)などにより、踏切事故の解消や道路交通の円滑化、市街地の分断解消をが図られます。

 引用資料 大阪市・公式ホームページ
 JR東海道線支線地下化事業


Kita171011
工区割図
 
「北1工区~南2工区」までの工区割図です。

各工区の施工者
◆ 北1工区-奥村組・鉄建建設JV
◆ 北2工区-錢高組・西松建設JV、
◆ 北3工区-鴻池組・前田建設工業JV
◆ 駅部工区-大鉄工業・清水建設JV
◆ 南1工区-大林組・淺沼組JV
◆ 南2工区-大成建設・大鉄工業JV


Kita19051512
北3工区

 ノースゲートビルディング11階の「風の広場」から見た「北3工区」です。「北3工区」は、「鴻池組・前田建設工業JV」の施工により行われています。


Kita19051513
北3工区の未着工だった区間
 この部分は、地下道があったため「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事」の工事が未着工でしたが、地下道が撤去されて工事が始まりました。


Kita19051514
東側から見た様子です。


Kita19051515
南側部分です。


Kita19051516
「地中障害物(旧下水道の本線)」の撤去が終わり、完全に埋め戻されました。


Kita19051517
最終的には南側部分と接続されます。


Kita19051518
北側部分です。


Kita19051519
遂に開削工法による掘削が始まりました。箱型のトンネル構造物を構築します。


Kita19051520
掘削が始まって「土留め壁」が姿を現しています。


Kita19051521
「土留め壁」は、昨年の夏頃に「三点式パイルドライバ」により「ソイルセメント柱列壁工法」で構築が終わっています。


Kita19051522
「土留め壁」を支える「切梁」が準備されています。


Kita19051523
遂に北側部分と接続されました。


Kita19051524
一番着工が早かった「北2工区」は、箱型のトンネル構造物の構築が進んで、どんどん埋め戻されています。



|

« 地上51階、高さ約178mの「グランドメゾン新梅田タワー THE CLUB RESIDENCE」 2019/05/15 地上躯体の構築が始まる! | トップページ | JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 南1工区 旧「日通ビル(日本通運大阪支店)」の解体工事 2019年5月15日の状況 »

91 鉄道編・JR」カテゴリの記事

03 グランフロント大阪(うめきた)」カテゴリの記事