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2019年6月

2019年6月30日 (日)

JR西日本とデザインがそっくり JR東日本の「成田空港駅及」び「空港第2ビル駅」に設置する昇降式ホーム柵 もしかしてJR西日本テクシア製?

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-成田空港駅と空港第2ビル駅-

 「成田空港駅」と「空港第2ビル駅」の話題なので、本来ならもう1つの東日本のブログにUPするべき記事ですが、「JR西日本」にも関連する可能性もある話題なので、こちらのブログにUPします。

 JR東日本千葉支社と成田空港高速鉄道は2019年6月25日に、「成田空港駅」と「空港第2ビル駅」のJR線ホームに、ホーム柵を整備すると発表しました。

 引用資料 JR東日本千葉支社(PDF:2019/06/25)
 成田空港駅及び空港第2ビル駅に設置する昇降式ホーム柵について

 両駅に設置するのは、ロープを用いた柵部分が昇降する昇降式ホーム可動柵です。JR線ホームでは、発着する特急用車両と一般列車用車両でドア位置が異なります。通常のホームドアでは、全車両に対応するには最大開口部が長大となるため、昇降式の導入を決定しました。ロープを用いたものはJR東日本では初めての導入とります。

 ちなみに、「成田空港駅」と「空港第2ビル駅」は、第三セクター方式である「成田空港高速鉄道」が駅施設を保有し、「JR東日本」が使用する駅です。ホーム柵の供用開始予定は、2019年度末です。

● デザインがJR西日本テクシア製そっくり!
 このニュースを見た時に「昇降式ホーム柵」のデザインがJR西日本テクシア製にそっくりだったので驚きました。JR東日本千葉支社のリリースには、どこの製造か書いていませんが、あまりにそっくりなので、「JR西日本テクシア」の可能性があります。

 「JR東日本」と「JR東海」は火花バチバチのライバル関係ですが、「JR東日本」と「JR西日本」は、「新幹線E7系・W7系電車」の共同運行など比較的良好な関係を保っています。そのため採用の可能性は充分はあります。


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「昇降式ホーム柵 設置イメージ写真」です。


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「昇降式ホーム柵 設置イメージ図」です。


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JR大阪駅で稼働している「昇降式ホーム柵」です。「成田空港駅」と「空港第2ビル駅」のJR線ホームに整備予定の昇降式ホーム柵とロープの数とロープの色が全く同じです。


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「ワイヤーロープ」が上昇した状態です。「支柱」の上昇方法も同じです。



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「昇降式ホーム柵」のユニットです。センサーの数などの差はありますが、「戸袋」のデザインもほぼ同じです。


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裏側から見た「昇降式ホーム柵」のユニットです。裏面はちょっとデザインが異なります。



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大阪駅前地下道改良事業 東広場の地下空間の大規模な改築とリニューアルを実施 2019年7月1日に着工!

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-大阪駅前地下道改良事業-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神百貨店梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画である「梅田1丁目1番地計画」を進めています。

 「阪神百貨店梅田本店」の建て替えに伴い、JR大阪駅と阪神百貨店梅田本店の間を東西に走る「大阪駅前地下道」も大規模に改良されます。安全性確保のため歩道幅を約8mから約15mに拡幅します。

 「大阪駅前地下道」は、昭和17年に完成、大阪市が管理しています。地下道ですが、名称は「都市計画道路大阪駅前1号線」となっています。

● 東広場の地下空間の通行制限
 大阪駅前地下道東広場は、建設後80年近くが経過し老朽化が進行していることから、大規模な改築とリニューアルを行います。工事期間中は、広場の地上部分を通っている国道176号(阪神前交差点及び周辺エリア)の交通を規制し、通行できる車線を減少させ、東広場の地下空間も一部通行を制限しながら工事を行うことになります。工期は、2019年7月1日~2025年3月31日までの終日を予定しています。

 引用資料 大阪市・公式HP(2019/06/05)
 大阪駅前地下道東広場改築工事に伴う国道176号(阪神前交差点及び周辺エリア)の車線規制並びに東広場の地下空間の通行制限について


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「大阪駅前地下道整備範囲図」です。


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阪神電気鉄道 梅田駅の改良工事
 東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備と同時に、「阪神電気鉄道」は梅田駅の大規模改良工事を行います。

 引用資料 阪神電気鉄道(PDF:2015/02/12)
 梅田駅の改良工事を実施(3月3日着手)します ~お客さまに、より快適で、安心してご利用いただけるよう、 ホームの拡幅、可動式ホーム柵の整備、バリアフリー化を行います~

 駅の北側に上下2層の地下構造物を構築します。上層部を地下道、下層部を駅施設とし、駅空間を拡大します。


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大阪駅前地下道東広場

 多くの人々が行き交う「大阪駅前地下道東広場」です。建設後80年近くが経過し老朽化が進行していることから、大規模な改築とリニューアルを行います。工期は、2019年7月1日(令和元年7月1日) ~2025年3月31日(令和7年3月31日)までの終日を予定しています。


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南西側から見た様子です。


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多くの人々が行き交う場所なので、柱の広告はほぼ週単位で入れ替わります。2019年6月26日時点ではUSJで行われている「美少女戦士セーラームーン・ザ・ミラクル 4-D」の広告になっていました。


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南東側から見た様子です。


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「美少女戦士セーラームーン・ザ・ミラクル 4-D」の広告です。


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北東側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。



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2019年6月29日 (土)

大阪中央郵便局跡地 動き出した「梅田3丁目計画(仮称)建設工事」 「ポストよしもと」が8月24日、「よしもと西梅田劇場」が8月25日に閉館!

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-梅田3丁目計画(仮称)建設工事-
 
大阪中央郵便局跡地の「梅田3丁目計画(仮称)」は、事業再開の可能性検討を続けてきた結果、暫定活用期間をさらに3年延長することとし、着工を2019年7月頃予定、竣工を2022年2月頃予定していました。

 「梅田3丁目計画(仮称)」が、2018年10月15日の「官報」に掲載されました。遅れに遅れている「梅田3丁目計画(仮称)」ですが、今度こそ動き出します。

 「日本郵便」は2019年6月21に、施工者を決める「梅田3丁目計画(仮称)建設工事」の一般競争入札を公告しました。2020年7月から解体に着手し、2024年3月の竣工を目指しています。

● よしもと西梅田劇場とポストよしもとが2019年8月に閉館!
 「なんばグランド花月」の改修工事に伴い、2017年9月25日に「よしもと西梅田劇場」がオープン、2018年3月31日には、次世代の才能を発掘する場と位置付ける「ポストよしもと」がオープンしました。

 暫定利用するかたちで運営されてきましたが、再開発事業が動き出したため、「ポストよしもと」が2019年8月24日に閉館、「よしもと西梅田劇場」が2019年8月25日に閉館します。

梅田3丁目計画(仮称)建設工事の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田三丁目2番4号、14号、18号
◆ 階数-地上39階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-約190m(航空法での高さ制限と同じ)
◆ 敷地面積-約12,920㎡(JP約8,900㎡+JR約4,000㎡)
◆ 建築面積-約8,900㎡
◆ 延床面積-約227,000㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 用途-オフィス、郵便局窓口、劇場、店舗
◆ 建築主-日本郵便、西日本旅客鉄道(JR西日本)、大阪ターミナルビル、JTB
◆ 設計者-日建設計
◆ 解体工事着手-2020年07月予定
◆ 竣工-2024年03月予定


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変更後の作業工程

 「梅田3丁目計画(仮称)」の作業工程です。

 引用資料 大阪市・環境アセスメント
 梅田3丁目計画(仮称) 

(1) 大阪中央郵便局解体撤去、仮設郵便局(プレハブ)建設
(2) 3年間の暫定的活用(仮設郵便局仮設営業、イベント広場)
(3) 解体工事(大弘ビル解体、仮設郵便局解体)
(4) 暫定活用期間をさらに3年延長
(5) 解体工事(大阪ステーションシティ西梅田駐車場解体)
(6) 新築工事(保存部分を北側に移設)
(7) 仕上工事・外構工事
(8) 全体完成


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写真左側が「よしもと西梅田劇場」、写真右側が「ポストよしもと」です。


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よしもと西梅田劇場

 「よしもと西梅田劇場」は、暫定施設として2017年9月25日にオープンしました。2019年8月25日に閉館します。


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ポストよしもと

 「ポストよしもと」は、暫定施設として2018年3月31日にオープンしました。2019年8月24日に閉館します。


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イベント広場「西梅田スクエア」の閉鎖も近いと思われます。


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旧大阪中央郵便局の保存部分は、北側中央に移設されます。


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「梅田3丁目計画(仮称)建設工事」の予定地の西側です。


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大阪ステーションシティ西梅田駐車場

 「大阪ステーションシティ西梅田駐車場」の代替施設として、「(仮称)大阪駅新北ビル別棟駐車場」が建設中です。竣工は2019年7月31日予定です。2020年7月から解体工事が始まります。


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「梅田3丁目計画(仮称)建設工事」の予定地を東側から見た様子です。


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「梅田3丁目計画(仮称)建設工事」の予定地を南西側から見た様子です。



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また魅力的な施設が誕生! 京都市中央卸売市場第一市場「賑わいゾーン(南関連棟跡地)」の活用に係る契約候補事業者の選定 本格的な町家風建築を整備 

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-京都市中央卸売市場第一市場「賑わいゾーン」-

 京都市では、「京都駅西部エリア活性化将来構想」において、京都市中央卸売市場第一市場の施設整備に伴い生み出される七条通に面した土地を「賑わいゾーン」と位置付け、新たな賑わいを創出するために活用することとしています。

 京都市は、京都市中央卸売市場第一市場「賑わいゾーン」の活用に向けて契約候補事業者を選ぶ公募型プロポーザルを実施し、「スターツコーポレーション」を契約候補事業者に選定しました。

 「七条通」の北側に続き、「七条通」の南側でも公募型プロポーザルを実施します。「中央倉庫」の北側の727.47㎡(実測面積)の東西に細長い敷地です。

● 中央倉庫を契約候補事業者に選定!
 京都市では、「京都市中央卸売市場第一市場「賑わいゾーン」の活用に係る契約候補事業者選定委員会」を設置し、民間等の事業者から「賑わいゾーン」を活用する事業の提案を広く募集のうえ、選定委員会における審査を経て、「中央倉庫」を優先的に交渉する契約候補事業者に選定しました。

 引用資料 京都市情報館(2019/06/25)
 京都市中央卸売市場第一市場「賑わいゾーン(南関連棟跡地)」の活用に係る契約候補事業者の選定について

 本格的な町家風建築を整備し、賑わい施設内には“和”を基調とした京都の飲食店舗等を配することにより、京都らしい落ち着いた空間と賑わいを創出することとしています。

 また、賑わいゾーンと隣接する「中央倉庫」が所有の土地において自ら開発を予定している宿泊施設と賑わい施設を直結させ、宿泊施設の利用客など、更なる集客の効果を生み出します。

 上記のイメージ図には、うっすらと「中央倉庫」が建設を予定しているホテルが描かれています。ホテルは客室数200室超で、運営は「共立メンテナンス」が行う予定です。

 
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京都市中央卸売市場第一市場「賑わいゾーン(南関連棟跡地)」の位置です。


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北西側から見た様子です。「中央倉庫」の北側の727.47㎡(実測面積)の東西に細長い敷地です。「中央倉庫」が、自ら開発を予定している宿泊施設と賑わい施設を直結させ、宿泊施設の利用客など、更なる集客の効果を生み出します(撮影日2019年3月16日)。


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北西側から見た様子です(撮影日2019年3月16日)。


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西端から見た内部の様子です(撮影日2019年3月16日)。


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京都市中央卸売市場第一市場「賑わいゾーン」
 「七条通」の北側には、「スターツコーポレーション」が、地上8階、地下1階の ”京都の「食」と「職」をテーマにした商業施設とホテルの複合施設” を建設中です。3階~8階のホテル「(仮称)ホテルエミオン京都」は、客室数214室です。1階・2階は商業施設となります。開業は2020年度を予定しています。

 引用資料 京都市情報館(2017/10/13)
 京都市中央卸売市場第一市場「賑わいゾーン」に係る基本協定書の締結式について

京都市中央卸売市場第一市場「賑わいゾーン」の概要
◆ 計画名-(仮称)京都市中央卸売市場第一市場「賑わいゾーン」新築工事
◆ 所在地-京都府京都市下京区朱雀正会町1番30、朱雀堂ノ口町20番4
◆ 交通-JR嵯峨野線「梅小路京都西駅」駅直結(予定)
◆ 階数-地上8階、地下1階
◆ 高さ-最高部34.98m、軒高30.98m
◆ 敷地面積-4,000.00㎡
◆ 建築面積-3,057.33㎡
◆ 延床面積-17,673.71㎡(容積率対象外面積380.71㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル、飲食店、物販店舗
◆ 客室数-214室
◆ 建築主-スターツコーポレーション
◆ 設計者-スターツCAM
◆ 監理者-岩崎晃太郎
◆ 施工者-スターツCAM
◆ 着工-2018年12月01日
◆ 竣工-2020年06月30日予定
◆ 開業-2020年07月01日予定



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2019年6月28日 (金)

ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 西側のペデストリアンデッキの躯体工事 2019/06/26 北西側のデッキの一部が姿を現す!

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-
 「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。2017年9月13日に、「地鎮祭」が行われ本格着工しました。

● 建物名称が「ヨドバシ梅田タワー」に決定!
 
「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の正式名称が「ヨドバシ梅田タワー」に決定しました。「ヨドバシ梅田タワー」は、既存のヨドバシカメラマルチメディア梅田に、約200店舗を集積する商業施設、約1,000室のホテルを併設した大阪・梅田の新しいランドマークとして、2019年秋に開業を迎えます。

 引用資料 ヨドバシホールディングス(2019/06/03)
 建物名称を「ヨドバシ梅田タワー」に決定 約200店舗を集積する複合商業施設として大阪駅前に新たなランドマークが誕生

 地下2階~地上8階の10フロアにまたがる売場面積91,954㎡の大規模商業施設は、カメラ・家電量販店を展開する「ヨドバシカメラ」を核にした新たな複合商業施設となります。商業施設の各フロアは隣接する既存のヨドバシカメラマルチメディア梅田とも接続します。

 商業部分の延床面積は、既存ビルの地下2階~地上8階の約80,300㎡+新棟の地下1階~地上8階の約53,200㎡=約133,500㎡です。その中で売場面積は91,954㎡となります。91,954㎡(売場面積)÷約133,500㎡(商業部分の延床面積)=約69%です。残りの約31%は、商業部分の事務室、倉庫、トイレ、階段、飲食スペースなどのバックヤードで、売場面積には含みません。

 宿泊施設は、「阪急阪神ホテルズ」が新たに立ち上げた宿泊主体型ホテルブランドの日本初の1号店となる「Hotel Hankyu RESPIRE OSAKA(ホテル阪急レスパイア大阪)」で、2019年11月27日(水)に開業します。 客室数は1,032 室(ダブル 414室、ツイン399室、トリプル171室、フォース48室)を予定しています。

ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 計画名-(仮称)ヨドバシ梅田タワー
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.340m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,685.89㎡(施設全体)、6,923.99㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-218.941.75㎡(施設全体)、110,104.53㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-169.603.10㎡(施設全体)、91,756.73㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-1,032室予定(ダブル 414室、ツイン399室、トリプル171室、フォース48室)
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年09月13日(地鎮祭)
◆ 竣工-2019年12月末日予定
◆ 開業-2019年11月27日予定(ホテル)


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「全体構成図」です。


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建物の西側では、ペデストリアンデッキの工事が行われています。


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この部分で「グランフロント大阪 南館」の2階と接続されます。


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ペデストリアンデッキの屋根が姿を現しました。


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北西側部分です。


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南側です。


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「グランフロント大阪 南館」から見た様子です。


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この部分で「グランフロント大阪 南館」の2階と接続されます。


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ペデストリアンデッキの工事の様子です。


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既存ビルとの接続部分です。


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南西側から見たペデストリアンデッキの工事の様子です。


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南西側から引いて見た様子です。



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ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 ヨドバシ梅田タワー 2016/06/26 最後のタワークレーンを一回り小型に入れ替え!

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-
 「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。2017年9月13日に、「地鎮祭」が行われ本格着工しました。

● 建物名称が「ヨドバシ梅田タワー」に決定!
 
「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の正式名称が「ヨドバシ梅田タワー」に決定しました。「ヨドバシ梅田タワー」は、既存のヨドバシカメラマルチメディア梅田に、約200店舗を集積する商業施設、約1,000室のホテルを併設した大阪・梅田の新しいランドマークとして、2019年秋に開業を迎えます。

 引用資料 ヨドバシホールディングス(2019/06/03)
 建物名称を「ヨドバシ梅田タワー」に決定 約200店舗を集積する複合商業施設として大阪駅前に新たなランドマークが誕生

 地下2階~地上8階の10フロアにまたがる売場面積91,954㎡の大規模商業施設は、カメラ・家電量販店を展開する「ヨドバシカメラ」を核にした新たな複合商業施設となります。商業施設の各フロアは隣接する既存のヨドバシカメラマルチメディア梅田とも接続します。

 商業部分の延床面積は、既存ビルの地下2階~地上8階の約80,300㎡+新棟の地下1階~地上8階の約53,200㎡=約133,500㎡です。その中で売場面積は91,954㎡となります。91,954㎡(売場面積)÷約133,500㎡(商業部分の延床面積)=約69%です。残りの約31%は、商業部分の事務室、倉庫、トイレ、階段、飲食スペースなどのバックヤードで、売場面積には含みません。

 宿泊施設は、「阪急阪神ホテルズ」が新たに立ち上げた宿泊主体型ホテルブランドの日本初の1号店となる「Hotel Hankyu RESPIRE OSAKA(ホテル阪急レスパイア大阪)」で、2019年11月27日(水)に開業します。 客室数は1,032 室(ダブル 414室、ツイン399室、トリプル171室、フォース48室)を予定しています。

ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 計画名-(仮称)ヨドバシ梅田タワー
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.340m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,685.89㎡(施設全体)、6,923.99㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-218.941.75㎡(施設全体)、110,104.53㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-169.603.10㎡(施設全体)、91,756.73㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-1,032室予定(ダブル 414室、ツイン399室、トリプル171室、フォース48室)
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年09月13日(地鎮祭)
◆ 竣工-2019年12月末日予定
◆ 開業-2019年11月27日予定(ホテル)


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「全体構成図」です。


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「完成イメージパース(北東側)」です。


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「完成イメージパース(夜景北東側)」です。


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「完成イメージパース(1階北東エントランス)」です。


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「阪急グランドビル(阪急32番街)」の展望ロビーから見た様子です。


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外観はほぼ完成しています。


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アップです。


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最高部です。


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最後まで残った中央のタワークレーンを一回り小型のタイプに入れ替えています。


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「ノースゲートビルディング」から見た「ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です。


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最高部です。


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「Hotel Hankyu RESPIRE」のロゴが取り付けられました。


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「グランフロント大阪 北館」から見た「ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です。


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下層階の「商業施設」です。


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北東側から見た様子です。


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北東側から見た下層階の「商業施設」です。商業部分の総延床面積約133,500㎡、総売場面積91,954㎡の巨大な「商業施設」が誕生します。


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下層階のガラスが見える範囲が更に広がりました。


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高級感があります。


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北東角部分です。1度姿を現していましたが、再度「養生シート」で覆われてしまいました。



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2019年6月27日 (木)

地上56階、高さ約191mの「(仮称)梅田曽根崎計画」 2019/06/26 1基目のタワークレーン登場!

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-もと大阪北小学校・もと曾根崎幼稚園跡地-
 
児童数の減少により、「大阪市立大阪北小学校」は2007年3月に閉校し、「大阪市立扇町小学校」に統合されています。併設されていた「大阪市立曽根崎幼稚園」も閉園されています。

 「住友不動産」は、大阪市北区曽根崎二丁目にて開発を推進していた「(仮称)梅田曽根崎計画」の建築工事に2018年7月4日に着工しました。ホテルは「住友不動産ヴィラフォンテーヌ」が運営業務を行います。
 引用資料 住友不動産(PDF:2018/07/04)
 大阪市中心部に誕生する地上56 階建て大規模複合タワー 「(仮称)梅田曽根崎計画」 着工 ~旧大阪北小学校跡地開発、曽根崎の記憶と共に街と人をつなぐ~

● 共同住宅は全戸が高級賃貸住宅「ラ・トゥール」に!
 「日本経済新聞」によると「(仮称)梅田曽根崎計画」の総戸数836戸の全住戸を賃貸にするそうです。住友不動産の高級賃貸住宅「ラ・トゥール」となる予定です。

 日本経済新聞(2019/02/25)
 関西最大級 56階建て賃貸タワマン 住友不動産、梅田に

(仮称)梅田曽根崎計画の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区曽根崎二丁目73番2
◆ 階数-地上56階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部191.675m
◆ 敷地面積-6,837.63㎡
◆ 建築面積-4,940.65㎡
◆ 延床面積-107,560.37㎡(容積対象面積75,160.24㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-共同住宅(賃貸)、ホテル、店舗、貸会議室(文化交流施設)、大阪市管理施設
◆ 総戸数-836戸
◆ 客室数-202戸
◆ 建築主-住友不動産
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2018年07月04日
◆ 竣工-2022年03月下旬予定


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「外観完成予想図・南立面」です。設計者・施工者は「大林組」です。地震対策として、大林組独自の制震テクノロジーである「DFS(デュアル・フレーム・システム)」を採用すると思われます。


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「お初天神通り商店街から望む・『リンクプラザ』」です。
 

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「大阪駅前第3ビル」の展望台から見た様子です。


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「(仮称)梅田曽根崎計画」の建設現場です。


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大林組カラーのオレンジの「マスト」の1基目のタワークレーンが姿を現しました。


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タワークレーンの「ベース架台」です。


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大規模に「乗入れ構台」が設置されています。


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地下躯体を構築しています。「鉄筋」の「配筋」が行われています。


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「山留め壁」に鉄筋の配筋が行われています。「山留め壁」は地下外壁の役目も果たします。


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「梅田阪急ビル」から見た様子です。タワークレーンが見えます。


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G20大阪サミット

 「G20大阪サミット」が近づいて警備がどんどん厳しくなっています。大きな駅ではお巡りさんが台の上に仁王立ちしてして警備しています。駅のお巡りさんの仁王立ちは、東京ではよく見る光景ですが、大阪では珍しいので身構えてしまいます。駅の「コインロッカー」もほとんど閉鎖されました。

 大阪は「MICE(マイス)」に力を入れて、これからどんどん国際会議を誘致する方針ですが、大阪市民や大阪府民は、プラス面だけではなく、窮屈さや不便さが伴うマイナス面も享受する覚悟が必要です。真の国際都市にステップアップするというのはそういうことです。



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曽根崎一丁目の「新宇治電ビル」跡地 「関電不動産開発」がホテル開発 「(仮称)曽根崎1丁目地点新築工事」 2019年6月26日の建設状況

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-(仮称)曽根崎1丁目地点新築工事-

 北区曽根崎一丁目にあった関電グループの関電不動産開発が所有していた「新宇治電ビル」が解体されました。跡地にはホテルが建設されます。

 引用資料 関電不動産開発(2018/09/25)
 大阪市北区曽根崎1丁目におけるホテル開発のお知らせ

 竣工後は、関電グループの「関電アメニックス」がホテル運営を行います。「関電アメニックス」は、「エルイン京都(京都市南区)」をはじめ、「くろよんロイヤルホテル(長野県大町市)」、「中之島プラザ(大阪市北区)」においてホテル事業を展開しており、本物件が4軒目となります。

(仮称)曽根崎1丁目地点新築工事の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区曽根崎一丁目45番1他(地名地番)
◆ 交通-大阪メトロ「東梅田」駅から徒歩7分
◆ 階数-地上17階、塔屋1階
◆ 高さ-65.28m
◆ 敷地面積-986.42㎡
◆ 建築面積-791.01㎡
◆ 延床面積-8,666.00㎡(容積対象延床面積7,881.16㎡)
◆ 構造-鉄骨造(柱の一部CFT造)
◆ 用途-ホテル(ホテル運営 関電アメニックス)
◆ 客室数-253室
◆ 建築主-関電不動産開発
◆ 設計者・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 解体工事-2017年07月31日(労災保険関係成立票より)
◆ 着工-2018年09月21日
◆ 竣工-2020年04月30日予定
◆ 開業-2020年07月予定


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「大阪駅前第3ビル」の展望台から見た様子です。


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「(仮称)曽根崎1丁目地点新築工事」の建設現場です。タワークレーン1基で建設しています。


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今回は手抜きでここからの撮影のみです。だだし、現地に行っても「新御堂筋」への高架橋があるので、撮影ポイントがありません。


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最高部です。


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「(仮称)曽根崎1丁目地点新築工事」の建築計画のお知らせです。


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建築計画のお知らせの「南立面図」です。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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2019年6月26日 (水)

総850邸の大規模マンションプロジェクト リバーガーデン福島木漏れ日の丘 メルヘンチックにデザインされた「公開空地」が素晴らしい!

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-リバーガーデン福島木漏れ日の丘-

 「リバー産業」は、大阪市福島区の塩野義製薬旧中央研究所・福島分室の敷地面積15,001.22㎡を2014年12月11日に取得しました。

 「塩野義製薬」は、「中央研究所、新薬研究所、油日ラボラトリーズ、医科学研究所」の4事業に分散していた研究機能を、2011年に「医薬研究センター(大阪府豊中市)」に統合しました。

 跡地には6棟・総戸数850戸の大規模なマンション「(仮称)福島区鷺洲5丁目計画」を建設しています。正式名称は「リバーガーデン福島木漏れ日の丘」です。すでに全戸完売しています。

 引用資料 公式ホームページ(全戸完売)
 リバーガーデン福島木漏れ日の丘 

リバーガーデン福島木漏れ日の丘の概要
◆ 計画名-(仮称)福島区鷺洲5丁目計画
◆ 所在地-大阪市福島区鷺洲五丁目12番1、12番5(地番)
◆ 交通-阪神本線「野田」駅徒歩7分、 Osaka Metro千日前線「野田阪神」駅徒歩7分、JR東西線「海老江」駅徒歩8分、JR大阪環状線「福島」駅徒歩12分
◆ 階数-地上20階、地下1階
◆ 高さ-59.89m
◆ 敷地面積-14,998.04㎡(施設全体)
◆ 建築面積-5,506.43㎡(施設全体)
◆ 延床面積-82,321.87㎡(施設全体)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-耐震構造
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-850戸
◆ 建築主-リバー産業
◆ 設計者・監理者-日企設計
◆ 施工者-リバー建設
◆ 着工-2016年03月01日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2018年07月(A棟、B棟)、2019年01月(E棟、F棟)、2019年09月予定(C棟、D棟)
◆ 入居開始-2018年08月(A棟、B棟)、2019年02月(E棟、F棟)、2019年10月予定(C棟、D棟)


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「A棟、B棟、C棟、D棟、E棟、F棟」の6棟が建設されます。


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A棟、B棟、C棟、D棟、E棟、F棟の「配置図」です。


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「C棟」の西側の「公開空地」の整備の様子です。普通は「公開空地」を見てもどこの不動産会社のマンションか分かりませんが、「リバー産業」は、メルヘンチックにデザインされているのですぐに分かります。


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レンガ調の構造物です。


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童話に出てきそうな構造物です。


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「植栽」が行われています。


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この構造物もメルヘンチックにデザインされています。


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「E棟」の南側の「公開空地」です。


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範囲が狭くても「植栽」の密度が高いです。


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高低差を設けているので緑がより濃くなります。


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小さな「滝」もあります。


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「B棟」の東側の「公開空地」です。


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南側です。


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北側です。「ベンチ」が設置されています。


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「広場」です。芝生が「ハート形」になっています。


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東側の「公開空地」の歩道です。緑が多いので気持ちがいいです。



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総850邸の大規模マンションプロジェクト リバーガーデン福島木漏れ日の丘 2019年6月19日の建設状況

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-リバーガーデン福島木漏れ日の丘-

 「リバー産業」は、大阪市福島区の塩野義製薬旧中央研究所・福島分室の敷地面積15,001.22㎡を2014年12月11日に取得しました。

 「塩野義製薬」は、「中央研究所、新薬研究所、油日ラボラトリーズ、医科学研究所」の4事業に分散していた研究機能を、2011年に「医薬研究センター(大阪府豊中市)」に統合しました。

 跡地には6棟・総戸数850戸の大規模なマンション「(仮称)福島区鷺洲5丁目計画」を建設しています。正式名称は「リバーガーデン福島木漏れ日の丘」です。すでに全戸完売しています。

 引用資料 公式ホームページ(全戸完売)
 リバーガーデン福島木漏れ日の丘 

リバーガーデン福島木漏れ日の丘の概要
◆ 計画名-(仮称)福島区鷺洲5丁目計画
◆ 所在地-大阪市福島区鷺洲五丁目12番1、12番5(地番)
◆ 交通-阪神本線「野田」駅徒歩7分、Osaka Metro千日前線「野田阪神」駅徒歩7分、JR東西線「海老江」駅徒歩8分、JR大阪環状線「福島」駅徒歩12分
◆ 階数-地上20階、地下1階
◆ 高さ-59.89m
◆ 敷地面積-14,998.04㎡(施設全体)
◆ 建築面積-5,506.43㎡(施設全体)
◆ 延床面積-82,321.87㎡(施設全体)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-耐震構造
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-850戸
◆ 建築主-リバー産業
◆ 設計者・監理者-日企設計
◆ 施工者-リバー建設
◆ 着工-2016年03月01日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2018年07月(A棟、B棟)、2019年01月(E棟、F棟)、2019年09月予定(C棟、D棟)
◆ 入居開始-2018年08月(A棟、B棟)、2019年02月(E棟、F棟)、2019年10月予定(C棟、D棟)


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「A棟、B棟、C棟、D棟、E棟、F棟」の6棟が建設されます。


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A棟、B棟、C棟、D棟、E棟、F棟の「配置図」です。


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「リバーガーデン福島木漏れ日の丘」を北東側から見た様子です。第1街区の「A棟(奥)、B棟(手前)」です。2018年7月に竣工し、2018年8月に入居開始しました。


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下層階を北東側から見た様子です。


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「B棟」のエントランスです。「リバー産業」お得意のメルヘンチックなデザインになっています。


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「A棟」を南東側から見た様子です。


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下層階を南東側から見た様子です。


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「A棟」と「F棟」の間です。


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第2街区の「E棟(奥)、F棟(手前)」を北東側から見た様子です。


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「E棟(手前)、F棟(奥)」を南東側から見た様子です。2019年1月に竣工し、2019年2月に入居開始しました。


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下層階を南東側から見た様子です。


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「E棟」のエントランスです。


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第3街区の「C棟(奥)、D棟(手前)」の建設現場を南西側から見た様子です。2019年9月竣工(予定)、2019年10月入居開始(予定)となっています。


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下層階を南西側から見た様子です。


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「D棟」のエントランスです。


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「C棟(奥)、D棟(手前)」の建設現場を南西側から引いて見た様子です。


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「C棟(手前)、D棟(奥)」の建設現場を北西側から見た様子です。



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2019年6月25日 (火)

うめきた2期区域基盤整備 JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 「北3工区」の未着工だった部分 2019年6月19日の状況

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JR東海道線支線地下化・新駅設置工事-
 
大阪市とJR西日本がうめきた2期区域(北区)の基盤整備に合わせて行う東海道線支線の「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事(約2,400m)」が、2016年10月28日に全工区で着工しました。総事業費は約690億円で、新駅の開業は2023年3月を予定しています。


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区間別の構造概要と工事の進め方
 大阪市が事業主体となって行う地下化(連続立体交差事業)の工事延長は、北区豊崎六丁目から福島区福島七丁目に至る約2,400mで、途中、ボトルネック踏切1ヶ所(西梅田1番踏切)の除却や既設交差道路の改良(2ヶカ所)などにより、踏切事故の解消や道路交通の円滑化、市街地の分断解消をが図られます。

 引用資料 大阪市・公式ホームページ
 JR東海道線支線地下化事業


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工区割図
 
「北1工区~南2工区」までの工区割図です。

各工区の施工者
◆ 北1工区-奥村組・鉄建建設JV
◆ 北2工区-錢高組・西松建設JV
◆ 北3工区-鴻池組・前田建設工業JV
◆ 駅部工区-大鉄工業・清水建設JV
◆ 南1工区-大林組・淺沼組JV
◆ 南2工区-大成建設・大鉄工業JV


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北3工区

 ノースゲートビルディング11階の「風の広場」から見た「北3工区」です。「北3工区」は、「鴻池組・前田建設工業JV」の施工により行われています。


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北3工区の未着工だった区間
 この部分は、地下道があったため「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事」の工事が未着工でしたが、地下道が撤去されて工事が始まりました。


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東側から見た様子です。


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南側部分です。「三点式パイルドライバ」姿を消しました。「土留め壁」の構築が終わったようです。


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「途中障害物」があった部分の土砂が再び撤去されています。


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新たに構築された東側の「土留め壁」です。


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新たに構築された西側の「土留め壁」です。


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北側部分です。


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最終的には北側部分と接続されます。


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一番着工が早かった「北2工区(錢高組・西松建設JV)」の埋め戻しがどんどん行われています。



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「大日本住友製薬」の旧大阪総合センター跡地 「(仮称)レクサス大阪福島新築工事」の建設現場 & 「(仮称)イオン野田海老江ショッピングセンター」の建設予定地

 

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-海老江1丁目の商業施設予定地- 
 「阪神電気鉄道」は、大阪市福島区の大日本住友製薬の旧大阪総合センターの敷地面積27,864.43㎡を94億5000万円で2014年12月5日に取得しました。
 旧大阪総合センターは、2003年4月の閉鎖まで医薬品の生産拠点でしたが、閉鎖後の2003年4月~2014年9月末までは主に事務所と研究施設として使っていました。

 敷地を2分割して、南側の13,887.66㎡(建築確認対象面積)に、「阪急阪神不動産、阪神電気鉄道、住友商事」の3社により「(仮称)海老江1丁目計画新築工事」が建設中です。正式名称は「ジオ福島野田 The Marks」となっています。敷地北側には、商業施設が建設予定です。

 引用資料 公式ホームページ
 ジオ福島野田 The Marks 


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海老名一丁目の商業施設予定地を北西側から見た様子です。南側には「ジオ福島野田 The Marks」が建設中です。


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(仮称)レクサス大阪福島新築工事

 敷地の西側には、「大阪トヨタ自動車株式会社 (仮称)レクサス大阪福島新築工事」が建設中です。「レクサス」の販売店は、2019年6月25日現在、大阪府には13店舗あります。最も多いのが東京都の26店舗、次が愛知県の17店舗、3番目が大阪府の13店舗です。

(仮称)レクサス大阪福島新築工事の概要
◆ 計画名-大阪トヨタ自動車株式会社 (仮称)レクサス大阪福島新築工事
◆ 所在地-大阪市福島区海老名一丁目9の一部(地番) 
◆ 階数-地上2階、地下0階
◆ 高さ-11.35m
◆ 建築面積-2,766.16㎡
◆ 延床面積-4,577.18㎡(容積対象面積3,632.89㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-物販販売業を営む店舗
◆ 建築主-大阪トヨタ自動車
◆ 設計者・監理者-クオリクス
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2019年04月01日
◆ 竣工-2020年02月28日予定
◆ オープン-2020年春予定


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現在は基礎工事を行っています。


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北西角に「 2020年春グランドオープン」と書かれています。


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「大阪トヨタ自動車株式会社 (仮称)レクサス大阪福島新築工事」の建築計画のお知らせです。


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建築計画のお知らせの「立面図」です。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。


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(仮称)イオン野田海老江ショッピングセンター

 敷地の東側には、まだ着工していませんが、 「イオンリテール」により、「(仮称)イオン野田海老江ショッピングセンター」が建設予定です。店舗面積2,566㎡なので、食品を中心に取り扱う「マックスバリュ」になると思われます。



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2019年6月24日 (月)

地上38階、高さ約189mの「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」 Ⅱ期工事 2019年6月19日の建設状況

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-大阪梅田ツインタワーズ・サウス-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 ビルの正式名称は「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」です。Ⅰ期棟が2018年4月27日(金)に竣工し、「阪神百貨店」が2018年6月1日(金)に部分開業しました。

● Ⅱ期部分の新築工事に2019年6月1日に着手!
 「阪神電気鉄道」と「阪急電鉄(開発業務は阪急阪神不動産が担当)」は、2019年6月1日に、大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分の新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2019/05/27)
 梅田1丁目1番地計画 (大阪神ビルディング及び新阪急ビルの建替計画) 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分の新築工事に6月1日から着手します ~オフィスゾーンとカンファレンスゾーンが2022年春に開業~

 オフィスゾーン(地上11階~38階)では、心と体が満たされるワークプレイスとなることを目指して、「つながる梅田の中心」「おもてなしサービスのあふれるビル」「ウェルビーイングを実感」の3つのコンセプトを掲げています。それを実現するため専用フロアを12階に設置することとします。

大阪梅田ツインタワーズ・サウスの概要
◆ 計画名-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅠ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)-2018年04月27日 ※新百貨店の部分開業2018年06月01日
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年06月01日
⑥ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分新築工事着手-2019年06月01日
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春予定


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「WELLCO」のイメージパース 「カフェ」です。


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「WELLCO」のイメージパース 「ラウンジ&ワークスペース」です。


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「WELLCO」のイメージパース 「ウェルネスゾーン」です。


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撮影日2019年6月19日 「サウスゲートビルディング」から見た様子です。


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撮影日2019年6月19日 1台目の「三点式パイルドライバ」です。


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撮影日2019年6月19日 「ロックオーガ」で、「地中障害物」の撤去を行っています。


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撮影日2019年6月19日 2台目の「三点式パイルドライバ」です。


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撮影日2019年6月19日 「ロックオーガ」で、「地中障害物」の撤去を行っています。


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撮影日2019年6月19日 1基目の「オールケーシング掘削機」です。


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撮影日2019年6月19日 「オールケーシング掘削機」の本体です。「地中障害物」の撤去を行っています。


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撮影日2019年6月19日 2基目の「オールケーシング掘削機」です。


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撮影日2019年6月19日 「オールケーシング掘削機」の本体です。「地中障害物」の撤去を行っています。 


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撮影日2019年6月19日 「梅田阪急ビル」から見た様子です。


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撮影日2019年6月19日 アップです。


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撮影日2019年6月19日 北側から見た様子です。



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総566邸の大規模マンションプロジェクト ジオ福島野田 The Marks 2019年6月19日の建設状況

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-ジオ福島野田 The Marks-

 「阪神電気鉄道」は、大阪市福島区の大日本住友製薬の旧大阪総合センターの敷地面積27,864.43㎡を94億5000万円で2014年12月5日に取得しました。
 旧大阪総合センターは、2003年4月の閉鎖まで医薬品の生産拠点でしたが、閉鎖後の2003年4月~2014年9月末までは主に事務所と研究施設として使っていました。

 敷地を2分割して、南側の13,887.66㎡(建築確認対象面積)に、「阪急阪神不動産、阪神電気鉄道、住友商事」の3社により「(仮称)海老江1丁目計画新築工事」が建設中です。正式名称は「ジオ福島野田 The Marks」となっています。

 引用資料 公式ホームページ
 ジオ福島野田 The Marks 

ジオ福島野田 The Marksの概要
◆ 計画名-(仮称)海老江1丁目計画新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市福島区海老江一丁目1番30(地番)
◆ 交通-阪神本線「野田」駅徒歩4分、Osaka Metro千日前線「野田阪神」駅徒歩3分、JR東西線「海老江」駅徒歩4分
◆ 階数-地上20階、地下0階
◆ 高さ-建築物59.95m、軒高59.590m
◆ 敷地面積-13,890.02㎡(敷地面積)、13,887.66㎡(建築確認対象面積)
◆ 建築面積-6,792.88㎡(建築確認対象面積)
◆ 延床面積-52,198.82㎡(建築確認対象面積)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-耐震構造
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-566戸
◆ 建築主-阪急阪神不動産、阪神電気鉄道、住友商事
◆ 設計者・監理者-長谷工コーポレーション
◆ 施工者-長谷工コーポレーション
◆ 着工-2017年06月19日
◆ 竣工-2019年08月下旬予定
◆ 入居開始-2019年09月下旬予定


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北西側から見たイメージです。


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周辺図です。


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「ジオ福島野田 The Marks」の建設現場を南西側から見た様子です。


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南西側から引いて見た様子です。


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西側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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北西側から引いて見た様子です。



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2019年6月23日 (日)

ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 ヨドバシ梅田タワー 2019年6月19日の建設状況

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-
 「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。2017年9月13日に、「地鎮祭」が行われ本格着工しました。

● 建物名称が「ヨドバシ梅田タワー」に決定!
 
「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の正式名称が「ヨドバシ梅田タワー」に決定しました。「ヨドバシ梅田タワー」は、既存のヨドバシカメラマルチメディア梅田に、約200店舗を集積する商業施設、約1,000室のホテルを併設した大阪・梅田の新しいランドマークとして、2019年秋に開業を迎えます。

 引用資料 ヨドバシホールディングス(2019/06/03)
 建物名称を「ヨドバシ梅田タワー」に決定 約200店舗を集積する複合商業施設として大阪駅前に新たなランドマークが誕生

 地下2階~地上8階の10フロアにまたがる売場面積91,954㎡の大規模商業施設は、カメラ・家電量販店を展開する「ヨドバシカメラ」を核にした新たな複合商業施設となります。商業施設の各フロアは隣接する既存のヨドバシカメラマルチメディア梅田とも接続します。

 商業部分の延床面積は、既存ビルの地下2階~地上8階の約80,300㎡+新棟の地下1階~地上8階の約53,200㎡=約133,500㎡です。その中で売場面積は91,954㎡となります。91,954㎡(売場面積)÷約133,500㎡(商業部分の延床面積)=約69%です。残りの約31%は、商業部分の事務室、倉庫、トイレ、階段、飲食スペースなどのバックヤードで、売場面積には含みません。

 宿泊施設は、「阪急阪神ホテルズ」が新たに立ち上げた宿泊主体型ホテルブランドの日本初の1号店となる「Hotel Hankyu RESPIRE OSAKA(ホテル阪急レスパイア大阪)」で、2019年11月27日(水)に開業します。 客室数は1,032 室(ダブル 414室、ツイン399室、トリプル171室、フォース48室)を予定しています。

ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 計画名-(仮称)ヨドバシ梅田タワー
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.340m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,685.89㎡(施設全体)、6,923.99㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-218.941.75㎡(施設全体)、110,104.53㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-169.603.10㎡(施設全体)、91,756.73㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-1,032室予定(ダブル 414室、ツイン399室、トリプル171室、フォース48室)
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年09月13日(地鎮祭)
◆ 竣工-2019年12月末日予定
◆ 開業-2019年11月27日予定(ホテル)


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「全体構成図」です。


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「完成イメージパース(北東側)」です。


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「完成イメージパース(夜景北東側)」です。


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「完成イメージパース(1階北東エントランス)」です。


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「阪急グランドビル(阪急32番街)」の展望ロビーから見た様子です。


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外観はほぼ完成しています。


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アップです。


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最高部です。西側の「タワークレーン」が解体されて姿を消しました。


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「植栽」が行われています。


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「ノースゲートビルディング」から見た「ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です。


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最高部です。


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「Hotel Hankyu RESPIRE」のロゴを取り付けています。


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「グランフロント大阪 北館」から見た「ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です。


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下層階の「商業施設」です。


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北東側から見た様子です。


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北東側から見た下層階の「商業施設」です。商業部分の総延床面積約133,500㎡、総売場面積91,954㎡の巨大な「商業施設」が誕生します。


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下層階のガラスが見える範囲は前週と同じです。


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北東角部分です。


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この部分は完成していると思っていましたが、「足場」が組まれました。



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姫路駅北駅前広場 芝生広場 芝生を休ませるために土・日のみ解放する選択

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-姫路駅北駅前広場-

 姫路駅の駅前は、世界遺産・国宝「姫路城」を擁する城下町にふさわしく、「城を望み、時を感じ人が交流するおもてなし広場」というデザインコンセプトの下、国内最大級の駅前広場へと生まれ変わりました。

 広場は、再整備する大手前通り(十二所前線以南)や隣接する西側の街区を加えると、約5倍の面積約30,000㎡に拡張されました。


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「キャッスルガーデン北広場(芝生広場)」は、2014年7月1日から供用開始されました。


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しかし、あまりの利用者の多さに芝生が踏みつけられてほぼ全滅していました。


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先に東側の芝生が植え替えられて、長期間にわたって「芝生養生」のため閉鎖されていました。


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フカフカの芝生が復活しています。


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土・日のみ解放

 「てんしば(天王寺公園エントランスエリア)」や神戸市での「東遊園地」などどこも芝生の維持には苦労しています。「芝生広場」が「土広場」となっている場所を多々みかけます。姫路駅北駅前広場は、芝生を休ませるために土・日のみ解放する選択をしています。


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西側部分は、完全に「土広場」となっていましたが、 芝生が植え替えられました。


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西側部分は「芝生養生中」です。

● 「養生」の私の恥ずかしい間違い
 私は、つい最近まで「養生」を「ようせい」と読むと思っていました(笑)。自宅の近くの工事現場で「ようじょうテープ持って来て!」という会話を聞いて、「ようじょうって何?」と思いGoogleで調べてみると「養生」の事でした。あーあ恥ずかしい。顔から火が出る思いでした。

 他にもいい歳まで「黒毛和牛」を「黒部和牛」、黒部産の高級な和牛かと思っていました(笑)。「イベリコ豚」も「イベリ子豚」、イベリ産の高級な子豚かと思っていました(笑)。



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2019年6月22日 (土)

ついに始動! 大阪中央郵便局跡地 日本郵便が「梅田3丁目計画(仮称)建設工事」の一般競争入札を公告!

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-梅田3丁目計画(仮称)建設工事-
 
大阪中央郵便局跡地の「梅田3丁目計画(仮称)」は、事業再開の可能性検討を続けてきた結果、暫定活用期間をさらに3年延長することとし、着工を2019年7月頃予定、竣工を2022年2月頃予定していました。

 「梅田3丁目計画(仮称)」が、2018年10月15日の「官報」に掲載されました。遅れに遅れている「梅田3丁目計画(仮称)」ですが、今度こそ動き出します。

● 日本郵便が施工者を決める一般競争入札を公告!
 「建設ニュース」によると、「日本郵便」は2019年6月21に、施工者を決める「梅田3丁目計画(仮称)建設工事」の一般競争入札を公告しました。2020年7月から解体に着手し、2024年3月の竣工を目指しています。

 建設ニュース(2019/06/21)
 
【速報】梅田3丁目計画がついに始動/建設工事の一般競争入札を公告/日本郵便

 概要は、地上40階、塔屋2階、地下3階、高さ約187m、延床面積約217,000㎡から地上39階、塔屋2階、地下3階、高さ約190m、延床面積約227,000㎡と少し規模が大きくなるようです。

 建築主は「日本郵便、大阪ターミナルビル」の2社かと思っていましたが、「日本郵便、西日本旅客鉄道(JR西日本)、大阪ターミナルビル、JTB」の4社になるようです。

梅田3丁目計画(仮称)建設工事の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田三丁目2番4号、14号、18号
◆ 階数-地上39階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-約190m(航空法での高さ制限と同じ)
◆ 敷地面積-約12,920㎡(JP約8,900㎡+JR約4,000㎡)
◆ 建築面積-約8,900㎡
◆ 延床面積-約227,000㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 用途-オフィス、郵便局窓口、劇場、店舗
◆ 建築主-日本郵便、西日本旅客鉄道(JR西日本)、大阪ターミナルビル、JTB
◆ 設計者-日建設計
◆ 解体工事着手-2020年07月予定
◆ 竣工-2024年03月予定


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変更後の作業工程

 「梅田3丁目計画(仮称)」の作業工程です。

 引用資料 大阪市・環境アセスメント
 梅田3丁目計画(仮称) 

(1) 大阪中央郵便局解体撤去、仮設郵便局(プレハブ)建設
(2) 3年間の暫定的活用(仮設郵便局仮設営業、イベント広場)
(3) 解体工事(大弘ビル解体、仮設郵便局解体)
(4) 暫定活用期間をさらに3年延長
(5) 解体工事(大阪ステーションシティ西梅田駐車場解体)
(6) 新築工事(保存部分を北側に移設)
(7) 仕上工事・外構工事
(8) 全体完成


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「梅田3丁目計画(仮称)建設工事」の予定地を南側から見た様子です。「よしもと西梅田劇場」は、暫定施設として2017年9月25日にオープンしました。


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大阪ステーションシティ西梅田駐車場
 「大阪ステーションシティ西梅田駐車場」の代替施設として、「(仮称)大阪駅新北ビル別棟駐車場」が建設中です。竣工は2019年7月31日予定です。2020年7月から解体工事が始まります。


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(仮称)大阪駅新北ビル別棟駐車場
 JR大阪駅近くの「大阪ステーションシティ駐車場・駐輪場」を地上13階てに増築します。既存の駐車場の上に、6階分(延床面積15,790.79㎡)を上乗せして、延床面積35,501.05㎡に増床します。

 計画名は「(仮称)大阪駅新北ビル別棟駐車場」で、用途は「自動車車庫(駐車場)、オフィス」となっています。「 梅田3丁目計画(仮称)」が始まると、「大阪ステーションシティ西梅田駐車場」が閉鎖されるので、そのための対策だと思われます。

(仮称)大阪駅新北ビル別棟駐車場の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町19-10の一部、梅田三丁目141-1の一部
◆ 階数-地上13階、地下0階
◆ 高さ-最高部44.785m
◆ 敷地面積-7,121.21㎡
◆ 建築面積-2,910.37㎡(施設全体)、2.55㎡(計画部分)
◆ 延床面積-35,501.05㎡(施設全体)、15,790.79㎡(計画部分)
◆ 容積率対象面積-28,400.84㎡(施設全体)、12,632.63㎡(計画部分)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-自動車車庫(駐車場)、オフィス
◆ 建築主-大阪ターミナルビル、JR西日本(西日本旅客鉄道)
◆ 設計者・監理者-ジェイアール西日本コンサルタンツ
◆ 施工者-大阪ステーションシティ駐車場棟増築他工事特定建設工事共同企業体(大林組、その他)
◆ 着工-2018年04月01日
◆ 竣工-2019年07月31日予定



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名古屋市 (仮称)N3計画 三菱UFJ銀行の中部地区を統括する新本部ビル 2019年6月21日に起工式を挙行!

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三菱UFJ銀行名古屋ビル-
 「東海銀行本店」は、1961年に竣工しました。1962年には「BCS賞」を受賞しています。東海地区唯一の都市銀行であった「東海銀行」の本店ビルとして長らく使用されました。

 2002年の「三和銀行」との合併後は、「UFJ銀行本店」として、2006年に「東京三菱銀行」に吸収合併されされた後は、「三菱東京UFJ銀行名古屋ビル」して使用されました。正に日本の銀行再編の生き字引のような建物です。

 「三菱UFJ銀行名古屋ビル」は建て替えられます。街区の西側に建設された「広小路クロスタワー」に「三菱UFJ銀行」をはじめとする「三菱UFJフィナンシャル・グループ」の名古屋本部機能が、2018年6月11日に移転しました。

 「三菱UFJ銀行」は、建て替えに向け、「三菱UFJ銀行名古屋ビル」の解体工事に着手しました。工事名は「(仮称)N3計画 解体工事」で、施工者は「大林組・徳倉建設・名工建設・矢作建設工業 特定建設工事共同企業」です。

● 2019年6月21日に起工式を挙行!
 「三菱UFJ銀行」は2019年6月21日に、中部地区を統括する新本部ビルの起工式を挙行しました。2021年度の完成を予定しています。低層部には中部産の磁器タイルなどの建材を採用し、中部地区のランドマークになることを目指します。

 引用資料 日本経済新聞(2019/6/21)
 三菱UFJ銀、名古屋の新本部ビル着工 21年度に完成

 新本部ビルには、三菱UFJフィナンシャル・グループで中部地区を統括する銀行と信託銀行、証券会社を集約します。三菱UFJ銀行の貨幣資料館や外部テナントの誘致などを検討しています。

(仮称)N3計画の概要
◆ 所在地-愛知県名古屋市中区栄町三丁目21番24号
◆ 階数-地上10階、地下2階
◆ 高さ-56.45m
◆ 敷地面積-5,221.47㎡
◆ 建築面積-4,405.85㎡
◆ 延床面積-48,489.05㎡
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-銀行、オフィス、展示場、物販店舗
◆ 建築主-三菱UFJ銀行
◆ 設計者・監理者-N3計画 三菱地所設計・日建設計・伊藤建築設計事務所 設計監理共同企業体
◆ 施工者-大林組・徳倉建設・名工建設・矢作建設工業 特定建設工事共同企業体
◆ 解体工事-2018年07月15日~2019年08月31日予定
◆ 着工-2019年06月21日(起工式)
◆ 竣工-2021年06月末予定


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「(仮称)N3計画」の建築計画の概要です。


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営業中だった頃の「三菱UFJ銀行名古屋ビル」を北西側から見た様子です。

三菱UFJ銀行名古屋ビルの概要
◆ 旧称-東海銀行本店、UFJ銀行本店、三菱東京UFJ銀行名古屋ビル
◆ 所在地-愛知県名古屋市中区栄町三丁目21番24号
◆ 階数-地上9階、地下3階
◆ 敷地面積-5,221.47㎡
◆ 延床面積-約50,000㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 建築主-東海銀行
◆ 設計者-日建設計工務
◆ 施工者-大林組
◆ 竣工-1961年03月01日


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広小路クロスタワー
 「(仮称)錦二丁目計画」は、2018年2月28日に竣工しました。地域の新たなランドマークとなる超高層ビル「広小路クロスタワー」が竣工すると共に、地域に親しまれてきた歴史的建築物「旧名古屋銀行本店ビル」が保存・改修工事を経て生まれ変わりました。

 「広小路クロスタワー」のオフィス部分には、「三菱UFJ銀行」をはじめとする「三菱UFJフィナンシャル・グループ」の名古屋本部機能が、2018年6月11日に移転しました。

広小路クロスタワーの概要
◆ 計画名-(仮称)錦二丁目計画
◆ 所在地-愛知県名古屋市中区錦二丁目20番15号
◆ 交通-地下鉄東山線・鶴舞線「伏見」駅徒歩4分、地下鉄東山線・名城線「栄」駅徒歩7分
◆ 階数-地上21階、塔屋2階、地下1階(新棟)、地上6階、塔屋1階、地下1階(保存棟)
◆ 高さ-97.100m(新棟)、28.521m(保存棟)

敷地面積-4,581.79㎡(施設全体)
◆ 建築面積-2,373.80㎡(新棟)、989.99㎡(保存棟)
◆ 延床面積-45,410.13㎡(新棟)、4,956.82㎡(保存棟)

構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-オフィス、店舗、駐車場
◆ 建築主-名古屋デベロップメント特定目的会社(三菱地所が100%出資)、積水ハウス
◆ 設計者・監理者-(新棟)三菱地所設計、竹中工務店、(保存棟)三菱地所設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2015年08月01日~2016年02月29日
◆ 着工-2016年03月01日(新棟)、2016年06月(保存棟改修工事)
◆ 竣工-2018年02月28日
◆ オープン-2018年03月20日(グランドオープン)、2018年06月11日(三菱UFJフィナンシャル・グループの名古屋本部機能が移転)



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2019年6月21日 (金)

大阪都市再生環状道路の一部を構成 延長約4.3kmの「淀川左岸線2期事業」 2019年6月19日の建設状況

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-淀川左岸線2期事業-
 
「淀川左岸線2期事業」は、既に開通済みの1期区間に続くもので、「海老江JCT」から新御堂筋と直結する「豊崎IC」の延長約4.3kmの自動車専用道路です。完成は2026年度予定です。

 全線が堤防沿いの地下に建設される点では「6号大和川線」と似ていますが、こちらは道路構造物と堤防の構造物が一体となっているのが特徴です。

 引用資料 大阪市・公式ホームページ
 淀川左岸線2期 環境影響に関する説明会の開催について


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「路線概要」です。延長約4.3kmの自動車専用道路です。


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「断面イメージ」です。既存の堤防を強化した「スーパー堤防」となります。「淀川左岸線(2期)」の南側には「淀川南岸線」、上部には「歩行者専用道」が整備されます。


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阪神電車の車窓から見た「淀川左岸線2期事業」の建設現場です。


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阪神電気鉄道本線の「淀川駅」から見た様子です。


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アップです。


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淀川左岸線延伸部

 「淀川左岸線2期事業」の先には、更に「淀川左岸線延伸部」が計画されています。
「淀川左岸線延伸部」は、政府の「都市再生プロジェクト」に位置付けられた「大阪都市再生環状道路」の一部を構成する道路で、大阪市北区豊崎付近から門真市薭島付近までの延長約8.7km自動車専用道路です。

 引用資料 大阪市・公式ホームページ
 (仮称)淀川左岸線延伸部について

 この道路は、事業中の大和川線・淀川左岸線及び整備済みの湾岸線、近畿自動車道とともに、延長約60kmの「大阪都市再生環状道路」を形成します。



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総工費500億円超 ジャパネットホールディングスの「長崎スタジアムシティプロジェクト」 「A案」と「B案」を公表!

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-三菱重工業長崎造船所幸町工場跡地-

 ちょっと前まで「長崎市」には2つの追風が吹いていました。1つ目は「九州新幹線長崎ルート」の建設です。もう一つはインバウンド観光によるクルーズ船の「長崎港」への寄港実績の急増です。

 しかし、「九州新幹線長崎ルート」は迷走状態に入っています。クルーズ船の「長崎港」への寄港実績も伸び悩んでいます。このように常に追い風が吹くとは限りません。強い向かい風が吹くこともあります。それでも前に進まないと熾烈な都市間競争に生き残る事は出来ません。

 長崎市の「三菱重工業長崎造船所幸町工場跡地(約7ha)」の再開発事業の優先交渉権者に選ばれた企業グループの中心となる通信販売大手「ジャパネットホールディングス」が、球技専用スタジアムなどを整備する計画を発表しています。500億~600億円を投資して、2023年度の開業を目指します。

● 長崎スタジアムシティプロジェクト
 
ジャパネットグループは2019年6月1日に、「株式会社リージョナルクリエーション長崎」を設立しました。プロサッカーチーム「V ・ファーレン長崎」の新たな本拠地となるスタジアムを中心に、オフィス・商業施設・ホテル・マンションなどさまざまなワクワクが詰まったまちづくりを進める 「長崎スタジアムシティ」の戦略・企画から 現場の運用まで一気通貫で行います。

 引用資料 ジャパネットホールディングス(PDF:2019/06/11)
 ジャパネットグループ新会社設立と長崎スタジアムシティプロジェクト進捗のご報告

 今回は、開放感あふれるサッカースタジアムらしいデザインの「A案」と、平和の象徴であるリング型の商業スペースが特徴的な「B案」を公表しました。今後2案をベースにさらなる検討を進め、 生活をより豊かに長崎全体が活性化され、地元長崎において、ワクワクできるかたちでプロジェクトの実現を目指します。


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「B案」です(2019年6月11日公表)。


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2018年12月26日発表のイメージ

 2018年12月26日に「ジャパネットホールディングス」は、長崎・幸町工場跡地活用事業について、2018年12月時点のプロジェクトの進捗を発表しました。今後は計画名称を「長崎スタジアムシティプロジェクト」とし、随時進捗を発表する予定です。

 引用資料 ジャパネットホールディングス(PDF:2018/12/26)
 長崎・幸町工場跡地活用事業 進捗のご報告 ~大型多機能複合施設からワクワクを創出~

 計画が大幅に見直され、「大型多機能複合施設」として一体化させる構想となりました。「浦上川に停泊するクルーズ船」をイメージしています。


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2018年4月26日発表のイメージ
 
2018年4月26日の発表では、23,000人収容の「サッカー専用スタジアム」、17,900㎡の「商業施設」、18,400㎡の「オフィス」、地上36階、高さ約150m、客室数300室の「ホテル」、地上34階、高さ約115m、総戸数300室の「マンション」を建設する予定となっていました。

 引用資料 ジャパネットホールディングス(PDF:2018/04/26)
 ジャパネットが提案する「長崎を生きる楽しさ」を! ~長崎・幸町工場跡地活用事業に向けた優先交渉権獲得のお知らせ~

 総工費500億円超としていましたが、これを具体化すると素人目に見ても700億円~800億円くらいかかりそうでした。一体化させることにより総工費を500億円超に収める事が出来そうです。



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2019年6月20日 (木)

都市計画道路大阪駅前1号線整備事業に伴う3層エレベーター設置工事 2019/06/19 歩行者デッキの拡張部分に駐輪場設置???

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-3層エレベーター設置工事-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神百貨店梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画である「梅田1丁目1番地計画」を進めています。

 「阪神百貨店梅田本店」の建て替えに伴い、JR大阪駅と阪神百貨店梅田本店の間を東西に走る「大阪駅前地下道」も大規模に改良されます。安全性確保のため歩道幅を約8mから約15mに拡幅します。

 「スカイウォーク」と「東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)」を直結する「エレベーター」の設置工事が行われています。歩行者デッキも南側に拡張されています。


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施工者は阪神電気鉄道

 計画名は「都市計画道路大阪駅前1号線整備事業に伴う3層エレベーター設置工事」、工期は2018年9月~2019年9月末日(予定)、事業者は大阪市、施工者は阪神電気鉄道、施工業者は竹中工務店となっています。配置的に「JR西日本」の管轄かと思っていましたが、「阪神電気鉄道」なんですね。


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「都市計画道路大阪駅前1号線整備事業に伴う3層エレベーター設置工事」の様子です。


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「エレベーター」です。出入口が北側と南側の両方にあります。


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この部分は何でしょうか?


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アップです。


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私には「駐輪場」にしか見えません。観光振興の「レンタサイクル」でしょうか?  でも、「駐輪場」にしては隣との間隔が狭すぎるような気もします。それに場所的にも不自然です。いったいこれは何でしょうか?


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いずれにしてもコンクリートの「台座」が構築されているので、本節の施設です。


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西側から見た様子です。



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大阪駅前地下道改良事業 2019/06/19 東広場の地下空間は2025年3月31日までかけて大規模な改築とリニューアルを実施!

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-大阪駅前地下道改良事業-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神百貨店梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画である「梅田1丁目1番地計画」を進めています。

 「阪神百貨店梅田本店」の建て替えに伴い、JR大阪駅と阪神百貨店梅田本店の間を東西に走る「大阪駅前地下道」も大規模に改良されます。安全性確保のため歩道幅を約8mから約15mに拡幅します。

 「大阪駅前地下道」は、昭和17年に完成、大阪市が管理しています。地下道ですが、名称は「都市計画道路大阪駅前1号線」となっています。

● 東広場の地下空間の通行制限
 大阪駅前地下道東広場は、建設後80年近くが経過し老朽化が進行していることから、大規模な改築とリニューアルを行います。工事期間中は、広場の地上部分を通っている国道176号(阪神前交差点及び周辺エリア)の交通を規制し、通行できる車線を減少させ、東広場の地下空間も一部通行を制限しながら工事を行うことになります。工期は、2019年7月1日~2025年3月31日までの終日を予定しています。

 引用資料 大阪市・公式HP(2019/06/05)
 大阪駅前地下道東広場改築工事に伴う国道176号(阪神前交差点及び周辺エリア)の車線規制並びに東広場の地下空間の通行制限について


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「大阪駅前地下道整備範囲図」です。


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阪神電気鉄道 梅田駅の改良工事
 東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備と同時に、「阪神電気鉄道」は梅田駅の大規模改良工事を行います。

 引用資料 阪神電気鉄道(PDF:2015/02/12)
 梅田駅の改良工事を実施(3月3日着手)します ~お客さまに、より快適で、安心してご利用いただけるよう、 ホームの拡幅、可動式ホーム柵の整備、バリアフリー化を行います~

 駅の北側に上下2層の地下構造物を構築します。上層部を地下道、下層部を駅施設とし、駅空間を拡大します。


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「大阪駅前地下道改良事業」の全景です。


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大規模に工事が行われています。


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「大阪駅前地下道改良事業」の東側部分の工事の様子です。「スカイウォーク」と「東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)」を直結する「エレベーター」の設置工事が行われています。


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西側から見た様子です。


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この部分が何なのか? 未だによく分かりません・・・


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「大阪駅前地下道改良事業」の中央部分の工事の様子です。


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3台の「ボーリングマシン」が見えます。


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角度を変えて見た様子です。


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「大阪駅前地下道改良事業」の西側部分の工事の様子です。


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東側部分です。


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地下道の天井の「コンクリート打設」を行っています。


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オレンジ色の「コンクリート型枠」が見えます。


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西側部分です。


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大阪駅前地下道東広場

 多くの人々が行き交う「大阪駅前地下道東広場」です。建設後80年近くが経過し老朽化が進行していることから、大規模な改築とリニューアルを行います。工期は、2019年7月1日(令和元年7月1日) ~2025年3月31日(令和7年3月31日)までの終日を予定しています。


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「齋藤飛鳥」で癒されてください(笑)。



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2019年6月19日 (水)

JR西日本 山陽本線 姫路駅-英賀保駅間の「手柄山中央公園」付近に新駅設置構想

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JR姫路・英賀保間新駅整備
 「姫路市」と「JR西日本」は、山陽本線の姫路駅-英賀保(あがほ)駅間に新駅を設置することで合意し、覚書を交わしています。姫路市の「手柄山中央公園」の北西部付近に設ける方向で、具体的な場所や開業時期、費用負担などについて協議しています。

 姫路市の「手柄山中央公園」は、中心市街地の南西部に位置し、年間170万人以上の利用者が訪れる姫路市を代表する総合公園です。姫路市は、「手柄山中央公園整備基本計画」を策定し、手柄山中央公園の再整備に取り組んでいます。

 「手柄山中央公園整備基本計画」において、関連するスポーツ施設のうち、「陸上競技場、姫路球場、中央体育館、県立武道館」については存続します。「市民プール」は新規整備・全面改修とし、公園外に位置する「総合スポーツ会館」を廃止して公園内に新体育館の整備を行うこととしています。


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ペデストリアンデッキや駅前広場を整備
 
「手柄山中央公園整備基本計画」の北側に、JR新駅が整備される予定です。新駅は「手柄山中央公園」の玄関口になります。「市道幹第22号線(都市計画道路延末線)」をオーバーパスするペデストリアンデッキや駅前広場も整備する予定です。

 引用資料 姫路市・公式ホームページ
 手柄山中央公園の再整備について


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「新駅から各施設への動線」です。


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このあたりに姫路駅-英賀保駅間の新駅を設置する予定です。


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西側に「市道幹第22号線(都市計画道路延末線)」をオーバーパスする道路があります。


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東側は姫路駅に向かう高架になります。


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すぐ北側は道路なので拡張余地がほとんどありません。


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相対式2面2線は無理そうです。線路を少し移設して、島式1面2線だと可能なような気がします。駅舎は「橋上駅舎」にすればギリギリ可能なような気がします。


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すぐ南側は「市道幹第22号線(都市計画道路延末線)」なので拡張余地がほとんどありません。


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わずかですが、南側は拡張余地がありそうです。


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すぐ東側は姫路駅に向かう高架になります。


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このあたりに「市道幹第22号線(都市計画道路延末線)」をオーバーパスするペデストリアンデッキや駅前広場を整備する予定です。



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姫路市 手柄山中央公園内に位置するスポーツ施設 「手柄山スポーツ施設整備基本計画」の予定地

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-手柄山スポーツ施設整備基本計画-

 姫路市の「手柄山中央公園」は、中心市街地の南西部に位置し、年間170万人以上の利用者が訪れる姫路市を代表する総合公園です。手柄山中央公園内に位置するスポーツ施設は、屋内施設として中央体育館、県立武道館、屋外施設として陸上競技場、姫路球場、市民プール(手柄山遊園内)があり、周辺には公園の西側約200mのところに総合スポーツ会館が位置しています。

 手柄山中央公園の園内施設の老朽化等の課題、JR姫路・英賀保間新駅の整備構想及び文化センターの移転に対応するため、2017年1月に「手柄山中央公園整備基本計画」を策定し、手柄山中央公園の再整備に取り組んでいます。

 引用資料 姫路市・公式ホームページ
 手柄山中央公園の再整備について

 「手柄山中央公園整備基本計画」において、関連するスポーツ施設のうち、「陸上競技場、姫路球場、中央体育館、県立武道館」については存続します。「市民プール」は新規整備・全面改修とし、公園外に位置する「総合スポーツ会館」を廃止して公園内に新体育館の整備を行うこととしています。


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JR姫路・英賀保間新駅整備

 「手柄山中央公園整備基本計画」の北側に、JR新駅が整備される予定です。「市道幹第22号線(都市計画道路延末線)」をオーバーパスするペデストリアンデッキや駅前広場も整備する予定です。


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「新体育館」のイメージパースです。


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「新市民プール(屋内競技用・レジャープール)」のイメージパースです。


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「ゾーニング図」です。


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「新駅から各施設への動線」です。


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「公園内 施設紹介」です。


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手柄山中央公園内に位置するスポーツ施設です。


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少し角度を変えた様子です。


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「手柄山中央公園整備基本計画」の予定地です。


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「新体育館」の予定地です。


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「新市民プール(屋内競技用・レジャープール)」の予定地です。



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2019年6月18日 (火)

姫路市 (仮称)姫路市文化コンベンションセンター等新築工事 2019/06/17 「鉄骨建方」が本格化!

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-姫路市文化コンベンションセンター-

 「キャスティ21」は、JR姫路駅の北東側にあったホーム・線路・操車場等跡地の再開発プロジェクトです。「キャスティ21イベントゾーン」は、JR姫路駅とJR東姫路駅の中間にある約6.6haの広大な街区です。

 「キャスティ21イベントゾーン」のエリアは、姫路駅に近い西側が「文化・コンベンションエリア(約3.6ha)」、東側が「高等教育・研究エリア(約3.0ha)」です。
 東側の「高等教育・研究エリア」には、「兵庫県立姫路循環器病センター」と「製鉄記念広畑病院」の統合病院「県立はりま姫路総合医療センター(仮称)」が移転する予定です。

 「文化・コンベンションエリア」には、播磨の連携中枢都市にふさわしい交流の拠点施設として、文化、芸術の拠点としての機能と、「ものづくり力の強化」「地域ブランドの育成」「交流人口の増加」を促進する機能をあわせた「姫路市文化コンベンションセンター」を整備します。

 引用資料 姫路市・公式HP(2017/12/11)
 (仮称)姫路市文化コンベンションセンターについて

 姫路市は、「(仮称)姫路市文化コンベンションセンター等新築工事」を一般競争入札し、229億8000万円(税別)で「竹中工務店、神崎組、平錦建設JV」に決定しています。2018年10月4日に着工し、10月19日に起工式が執り行われました。

姫路市文化コンベンションセンターの概要
◆ 計画名-(仮称)姫路市文化コンベンションセンター等新築工事
◆ 所在地-兵庫県姫路市神屋町字河原田143-2他
◆ 階数- 地上5階、塔屋1階、地下1階
◆ 敷地面積-約36,423㎡
◆ 延床面積-約29,515㎡
◆ 構造- 鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 用途-ホール、スタジオ、展示場、会議室ほか
◆ ホール-大ホール(約2,000席)、中ホール(約700席)、小ホール(約180席)
◆ 建築主-姫路市
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-竹中・神崎・平錦特定建設工事共同企業体(竹中工務店、神崎組、平錦建設JV)
◆ 着工-2018年10月04日(着工)、2018年10月19日(起工式)
◆ 竣工-2021年02月26日予定
◆ オープン-2021年秋予定


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「新幹線から見た外観イメージ図」です。


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「大ホールのイメージ図」です。


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「配置図」です。文化ホールは、「大ホール(約2,000席)、中ホール(約700席)、小ホール(約180席)」が整備されます。


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「位置図」です。JR姫路駅の東約700mに位置します。姫路駅に近い西側が「文化・コンベンションエリア(約3.6ha)」、東側が「高等教育・研究エリア(約3.0ha)」です。

 JR姫路駅から「Aブロック-Bブロック-Cブロック-Dブロック」と接続する歩行者デッキを経由して、「外堀川」を橋で渡って、「JR播但線」をくぐって「1号公園」を経由すると、道路を一切横断することなく安全にアクセス出来るようになります。


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JR山陽本線の車窓から見た「(仮称)姫路市文化コンベンションセンター等新築工事」の建設現場です。


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更に東側です。


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「鉄骨建方」が本格的に始まっています。


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更に東側です。


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東端です。東側が「高等教育・研究エリア(約3.0ha)」です。「兵庫県立姫路循環器病センター」と「製鉄記念広畑病院」の統合病院「県立はりま姫路総合医療センター(仮称)」が移転する予定です。


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「(仮称)姫路市文化コンベンションセンター等新築工事」の建設現場を東側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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「クローラークレーン」で鉄骨を吊り上げていました。


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あらかじめ鉄骨を「地組(じぐみ)」しているようです。


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ゲートが開いていました。


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「鉄骨建方」の様子です。


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「タワークレーン」です。


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仮囲いに掲示されていた「配置図」と「施設概要」です。



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姫路市 概算事業費427億円 県立はりま姫路総合医療センター(仮称) 2019年6月17日の状況

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-県立はりま姫路総合医療センター(仮称)-
 
「県立はりま姫路総合医療センター(仮称)」は、「兵庫県立姫路循環器病センター(350床)」と「製鉄記念広畑病院(392床)」の統合再編に伴う新病院の整備プロジェクトです。病床数は兵庫県立病院で最大の736床を計画しています。

 整備場所はJR姫路駅東側の再開発地区「キャスティ21」のイベントゾーン高等教育・研究エリアの敷地面積約30,000㎡です。

 兵庫県は、「県立姫路循環器病センターと製鉄記念広畑病院の統合再編基本計画」に基づき、播磨姫路圏域において、安定的・継続的に高度で良質な医療を提供するため、2022年度上期の開院を目指し、新病院整備を推進しています。

 引用資料 兵庫県・公式HP(2018/08/23)
 はりま姫路総合医療センター(仮称)及び関連施設整備 基本設計概要

県立はりま姫路総合医療センター(仮称)の概要
◆ 所在地-兵庫県姫路市神屋町(キャスティ21イベントゾーン「高等教育・研究エリア」内)
◆ 階数-地上12階、塔屋2階(病院棟)、地上5階(教育研修棟)、地上2階(放射線治療棟)
◆ 高さ-57.5m(病院棟)、26.3m(教育研修棟)、10.3m(放射線治療棟)
◆ 敷地面積-約30,000㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約58,945㎡(病院棟)、約8,401㎡(教育研修棟)、約1,757㎡(放射線治療棟)
◆ 構造-鉄骨造(病院棟)、鉄筋コンクリート造(教育研修棟、放射線治療棟)
◆ 地震対策-免震構造(病院棟)、耐震構造(教育研修棟、放射線治療棟)
◆ 用途-病院、獨協学園の医療系高等教育・研究機関、兵庫県立大学の医産学連携拠点
◆ 診療科-34科
◆ 病棟数-736床(一般病床720床、精神病床16床)
◆ 建築主-兵庫県
◆ 基本・実施設計-2017年度、2018年度予定
◆ 着工-2019年度予定
◆ 竣工-2021年度予定
◆ 開院-2022年度予定
◆ 概算事業費-427億円(建築費343億円、医療機器整備費71億円、設計監理費13億円)


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「断面図」です。


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「配置図」です。姫路駅からイベントゾーンに至る賑わいの路を形成(2階レベルでのデッキ接続)します。


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「県立はりま姫路総合医療センター(仮称)」の建設予定地をJRの車窓から見た様子です。


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中央くらいです。


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東側寄りです。


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「県立はりま姫路総合医療センター(仮称)」の建設予定地を南東側から見た様子です。奥のクレーンは「(仮称)姫路市文化コンベンションセンター等新築工事」の建設現場です。


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北東側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。



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2019年6月17日 (月)

阪急電鉄 神戸三宮駅 全ホーム(1番・2番・3番・4番)に「可動式ホーム柵(ホームドア)」を設置!

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-阪急電鉄神戸三宮駅の可動式ホーム柵-

 「阪急電鉄」では、駅ホームからの転落事故等を防止する対策として、「神戸三宮駅」の全ホームに「可動式ホーム柵(ホームドア)」を設置します。可動式ホーム柵は、2018年度に設置した十三駅(宝塚本線・宝塚方面ゆき、宝塚本線・梅田方面ゆき、京都本線・河原町方面ゆき)の各ホームに続いて設置するもので、2021年春頃までに完成する予定です。

 引用資料 阪急電鉄(PDF:2019/05/31)
 神戸三宮駅における可動式ホーム柵の設置について


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設置箇所は、神戸本線の神戸三宮駅全ホーム(1番・2番・3番・4番ホーム)です。


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「設置イメージ」です。可動式ホーム柵は、「腰高式、一部透過型」となります。「設置イメージ」を見る限り「十三駅」と同じタイプのようです。


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阪急電鉄十三駅の可動式ホーム柵
 
「阪急電鉄」は、「十三駅」の3号線・4号線・5号線の各ホームに「可動式ホーム柵(ホームドア)」を設置しました。「阪急電鉄」の子会社で、先に使用開始した「北大阪急行電鉄」と同じ「京三製作所」の製造です。


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北大阪急行緑地公園駅の可動式ホーム柵
 
「阪急電鉄」の子会社の「北大阪急行電鉄」は、「千里中央駅、桃山台駅、緑地公園駅」の3駅に「可動式ホーム柵(ホームドア)」を設置しました。「京三製作所」の製造です。



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古城を思わせる琵琶湖のシンボル 休館中の「滋賀県立琵琶湖文化館」 何か活用方法は無いのか?

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-滋賀県立琵琶湖文化館-

 「大津市」の琵琶湖岸に3層5階の古城を思わせる「滋賀県立琵琶湖文化館 }があります。琵琶湖文化館は1948年設立の滋賀県立産業文化館を前身として、1961年に総合博物館として開館してから50年以上にわたり活動しています。

 建物の老朽化や入場者の減少等を理由に、2008年3月31日限りで休館しており、部外者は立入禁止になっています。休館後も、滋賀県内の文化財調査や資料の貸出、文化財講座の開催といった博物館業務は継続的に行っています。


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休館中の「滋賀県立琵琶湖文化館」を東側から見た様子です。古城を思わせる外観で、琵琶湖のシンボルとも言える思いっきりインスタ映えする建物です。何かいい活用方法は無いのでしょうか?


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「滋賀県立琵琶湖文化館」は、地上5階(外観は3層)、地下1階、1961年3月に竣工しました。


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南西側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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琵琶湖岸の絶好のロケーションです。


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東側には「滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール」があります。



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2019年6月16日 (日)

地上38階、高さ約189mの「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」 Ⅱ期工事 2019年6月12日の建設状況

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-大阪梅田ツインタワーズ・サウス-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 ビルの正式名称は「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」です。Ⅰ期棟が2018年4月27日(金)に竣工し、「阪神百貨店」が2018年6月1日(金)に部分開業しました。

● Ⅱ期部分の新築工事に2019年6月1日に着手!
 「阪神電気鉄道」と「阪急電鉄(開発業務は阪急阪神不動産が担当)」は、2019年6月1日に、大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分の新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2019/05/27)
 梅田1丁目1番地計画 (大阪神ビルディング及び新阪急ビルの建替計画) 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分の新築工事に6月1日から着手します ~オフィスゾーンとカンファレンスゾーンが2022年春に開業~

 オフィスゾーン(地上11階~38階)では、心と体が満たされるワークプレイスとなることを目指して、「つながる梅田の中心」「おもてなしサービスのあふれるビル」「ウェルビーイングを実感」の3つのコンセプトを掲げています。それを実現するため専用フロアを12階に設置することとします。

大阪梅田ツインタワーズ・サウスの概要
◆ 計画名-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅠ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)-2018年04月27日 ※新百貨店の部分開業2018年06月01日
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年06月01日
⑥ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分新築工事着手-2019年06月01日
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春予定


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「WELLCO」のイメージパース 「カフェ」です。


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「WELLCO」のイメージパース 「ラウンジ&ワークスペース」です。


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「WELLCO」のイメージパース 「ウェルネスゾーン」です。


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撮影日2019年6月12日 「サウスゲートビルディング」から見た様子です。Ⅱ期部分の新築工事に、2019年6月1日に着手しました。


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撮影日2019年6月12日 1台目の「三点式パイルドライバ」です。


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撮影日2019年6月12日 「ロックオーガ」で、「地中障害物」の撤去を行っています。


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撮影日2019年6月12日 2台目の「三点式パイルドライバ」です。


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撮影日2019年6月12日 「ロックオーガ」で、「地中障害物」の撤去を行っています。


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撮影日2019年6月12日 1基目の「オールケーシング掘削機」です。


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撮影日2019年6月12日 「オールケーシング掘削機」の本体です。「地中障害物」の撤去を行っています。


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撮影日2019年6月12日 新たに2基目の「オールケーシング掘削機」が登場しました。


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撮影日2019年6月12日 「オールケーシング掘削機」の本体です。「地中障害物」の撤去を行っています。


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撮影日2019年6月12日 「ケーシングチューブ」です。


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撮影日2019年6月12日 「梅田阪急ビル」から見た様子です。


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撮影日2019年6月12日 北側から見た様子です。



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下関港ウォーターフロント開発に係るホテル事業 山口県下関市あるかぽーと地区へ「星野リゾート OMO」が進出!

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-関港ウォーターフロント開発に伴うホテル事業-
 
山口県下関市は、「下関港ウォーターフロント開発あるかポート1番36、37、38事業」のホテル事業者を選定する公募型プロポーザルで、優先交渉権者に「星野リゾート」を選定しました。プロポーザルには2者が企画提案を提出していました。

 イメージ図引用 下関市・公式HP(PDF) 
 あるかぽーと開発推進協議会(第3 回)

● 星野リゾート OMO 下関(仮称)

 「星野リゾート」は、山口県下関市あるかぽーと地区において、「星野リゾート OMO 下関(仮称)」の2023年春の開業を目指し、2019年4月26日に下関市と基本協定を締結しました。

 星野リゾート(2019/06/13)
 山口県下関市あるかぽーと地区へ「星野リゾート OMO」が進出 「下関港ウォーターフロント開発に係るホテル事業の基本協定」締結のお知らせ

 施設計画では、周辺の連携を深め、共存共栄していく地域密着型のホテルとし、北前船のようなシルエットと海流やさざなみを彷彿とさせる水際で歴史性を継承しながら未来性を感じさせる施設とします。


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星野リゾートの「星野リゾート OMO 下関(仮称)」の概要です。


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惜しくも選ばれなかった「イ者」の提案イメージパースです。


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「あるかぽーと地区」の位置図です。「あるかぽーと岸壁」がある部分です。


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対岸の門司港レトロから見た「あるかぽーと地区」です。



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2019年6月15日 (土)

JR西日本 三宮ターミナルビル撤去他工事 2019/06/12 2基目の解体用のタワークレーンを設置!

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-三宮ターミナルビル撤去他工事-
 
「三宮ターミナルビル」は、神戸ポートアイランド博覧会に合わせて1981年3月に開業しました。1990年代後半からは、各政令指定都市のJR拠点駅の駅ビルは次々と巨大な駅ビルに建て替えられていきました。

 しかし、神戸市は「動かざること山の如し」を通り越して全く動きませんでした。その間に再開発を進める他都市に大幅な後れを取りました。1981年から三ノ宮駅前の風景はほとんど変わっていません。かつては都市開発の先頭を走っていた神戸市ですが、今は他都市よりも2周~5周の周回遅れ状態です。

 「三宮ターミナルビル」は、超高層複合ビルに建て替えるために2018年3月末に閉館しました。現在は解体工事が本格的に行われています。「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は、2018年9月25日~2010年5月31日(予定)です。

● 神戸市のタワーマンション規制
 「神戸市」は、新たに三宮の中心部での住宅建設を禁止した上、その周辺の新神戸や元町、JR神戸駅近辺でも高層のタワーマンション建設を規制する方針を固めました。

 10年以上前の2008年9月18日 (木)にこのブログに「神戸市はなぜ超高層ビルの高さ制限をするの(涙)・・・ そんなに超高層ビルは悪者?」を書きました。

 それ以来、何度もこのブログに、いろいろな規制は神戸市の衰退につながると書きましたが、神戸市に私の想いは届きませんでした。正直もう疲れました。大好きな彼女がどんどん変節していって、もうついていけなくなったような感覚です。

 小学校の時に習った「ポートアイランド」の建設以来、私のは日本の都市で「神戸市」が一番好きでした。それは2010年頃まで続きました。しかし、私の中で神戸市への関心は急速に薄れつつあります。
 私は、神戸市民ではありませんが、兵庫県民なので地元とも言えます。地元の私がこんな状態ですがら、多くのデベロッパーの神戸市への関心は「推して知るべし」です・・・


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 南西側から見た様子です。解体用の「タワークレーン」が2基になりました。


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「足場」がどんどん組まれています。解体工事の工事名は「三宮ターミナルビル撤去他工事」、解体工事はJR西日本グループの「大鉄工業」が行っています。「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は、2018年9月25日~2010年5月31日(予定)です。これは地上躯体の解体のみの工期だと思われます。


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少し角度を変えて見た様子です。


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南側の壁面に大きな「開口部」が設けられました。


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南東側から見た様子です。東隣のポートライナーの「三宮駅」です。「ポートライナー」は、輸送力を増強するために、編成車両を現在の6両から8両に増やす構想があります。北西側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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北側(JR線側)にも、「足場+防音壁」がどんどん組まれています。



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神戸の中心地・三宮の新たなランドマーク 神戸阪急ビル東館 建替計画 2019年6月12日の建設状況

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-神戸阪急ビル東館 建替計画-
 阪急電鉄では、2021年春の竣工を目指して、地上29階、地下3階、高さ約120mの「神戸阪急ビル東館 建替計画」を進めています。既存建物等の解体工事が完了し、2017年7月3日より新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急電鉄(PDF:2017/07/03)
 神戸の中心地・三宮に相応しいランドマークを目指して 神戸阪急ビル東館の新築工事に着手します

 新しいビルは、ホテル、オフィス、商業施設等から構成され、このうちホテルは、阪急阪神ホテルズが展開している宿泊主体型ホテル「remm(レム)」が入居する予定です。

 最上階となる29階に展望フロアを整備し、みなと街神戸の景観を楽しめるようにするとともに、オフィスフロアの最上階(15階)には神戸市が検討している産学交流拠点を誘致する考えです。

神戸阪急ビル東館 建替計画の概要
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区加納町四丁目2番1号
◆ 階数-地上29階、地下3階
◆ 高さ-約120m
◆ 敷地面積-約7,100㎡(駅高架下範囲等を含む)
◆ 延床面積-約28,850㎡
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル、オフィス、商業施設、駅施設等
◆ 建築主-阪急電鉄
◆ 設計者・監理者-久米設計
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2017年07月03日
◆ 竣工-2021年春予定


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(段階1) 東側部分の新築工事(2017年7月~2018年秋頃)


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(段階2) 西側部分の解体工事・新築工事及び高層部工事(2018年秋頃~2021年春)


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北東側から見た様子です。


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東側から見た地上躯体です。


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北側から見た地上躯体です。


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「(段階1) 東側部分の新築工事」の上に、「安定液プラント」が設置されました。敷地に余裕が無いので苦肉の策ですが、よく思いついたな!と感心します。


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「段階2」の西側部分の解体工事・新築工事及び高層部工事は、2018年秋頃~2021年春の予定です。


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「アースドリル掘削機」が登場しました。隙間から「拡底バケット」も見えました。「地中障害物」の撤去が終わって次の段階に移行しています。この現場は、上から定点観測する場所がありません。

 そのため、「直接基礎」なのか? 「杭基礎」なのか? 分かりません。神戸市は、大阪市と違って「直接基礎」の現場が非常に多いです。 また、「順打ち工法」なのか? 「逆打ち工法」なのか? も分かりません。ただ、「(段階1) 東側部分の新築工事」の時には、「逆打ち工法 」のように見えました。

アースドリル掘削機の用途
(1) 直接基礎で順打ち工法の場合-アースドリル掘削機は使用しないので、この現場には当てはまりません。
(2) 直接基礎で逆打ち工法の場合-アースドリル掘削機を「構真柱(こうしんちゅう)」を建込むために使用します(東京都心の超高層オフィスビルでは一般的)。
(3) 杭基礎で順打ち工法の場合-アースドリル掘削機で、「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築します。
(4) 杭基礎で逆打ち工法の場合-アースドリル掘削機で、「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築+「構真柱」の建込みを行います(大阪市内の超高層オフィスビルでは一般的)。


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「クローラークレーン」です。


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西側から見た様子です。



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2019年6月14日 (金)

ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 ヨドバシ梅田タワー 2019/06/12 西側のタワークレーン解体!

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-
 「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。2017年9月13日に、「地鎮祭」が行われ本格着工しました。

● 建物名称が「ヨドバシ梅田タワー」に決定!
 
「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の正式名称が「ヨドバシ梅田タワー」に決定しました。「ヨドバシ梅田タワー」は、既存のヨドバシカメラマルチメディア梅田に、約200店舗を集積する商業施設、約1,000室のホテルを併設した大阪・梅田の新しいランドマークとして、2019年秋に開業を迎えます。

 引用資料 ヨドバシホールディングス(2019/06/03)
 建物名称を「ヨドバシ梅田タワー」に決定 約200店舗を集積する複合商業施設として大阪駅前に新たなランドマークが誕生

 地下2階~地上8階の10フロアにまたがる売場面積91,954㎡の大規模商業施設は、カメラ・家電量販店を展開する「ヨドバシカメラ」を核にした新たな複合商業施設となります。商業施設の各フロアは隣接する既存のヨドバシカメラマルチメディア梅田とも接続します。

 商業部分の延床面積は、既存ビルの地下2階~地上8階の約80,300㎡+新棟の地下1階~地上8階の約53,200㎡=約133,500㎡です。その中で売場面積は91,954㎡となります。91,954㎡(売場面積)÷約133,500㎡(商業部分の延床面積)=約69%です。残りの約31%は、商業部分の事務室、倉庫、トイレ、階段、飲食スペースなどのバックヤードで、売場面積には含みません。

 宿泊施設は、「阪急阪神ホテルズ」が新たに立ち上げた宿泊主体型ホテルブランドの日本初の1号店となる「Hotel Hankyu RESPIRE OSAKA(ホテル阪急レスパイア大阪)」で、2019年11月27日(水)に開業します。 客室数は1,032 室(ダブル 414室、ツイン399室、トリプル171室、フォース48室)を予定しています。

ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 計画名-(仮称)ヨドバシ梅田タワー
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.340m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,685.89㎡(施設全体)、6,923.99㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-218.941.75㎡(施設全体)、110,104.53㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-169.603.10㎡(施設全体)、91,756.73㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-1,032室予定(ダブル 414室、ツイン399室、トリプル171室、フォース48室)
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年09月13日(地鎮祭)
◆ 竣工-2019年12月末日予定
◆ 開業-2019年11月27日予定(ホテル)


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「全体構成図」です。


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「完成イメージパース(北東側)」です。


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「完成イメージパース(夜景北東側)」です。


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「完成イメージパース(1階北東エントランス)」です。
 

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「阪急グランドビル(阪急32番街)」の展望ロビーから見た様子です。


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外観はほぼ完成しています。


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アップです。


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最高部です。


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西側の「タワークレーン」が解体されています。


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タワークレーンの「ジブ」を地上に降ろしていました。


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「グランフロント大阪 北館」から見た「ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です。


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下層階の「商業施設」です。


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北東側から見た様子です。


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最上部の北東側に「Hotel Hankyu RESPIRE」のロゴが取り付けられました。


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北東側から見た下層階の「商業施設」です。建築専門誌風に「アオリ」をかけてみました。商業部分の総延床面積約133,500㎡、総売場面積91,954㎡の巨大な「商業施設」が誕生します。


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下層階のガラスが一段と姿を現しています。


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北側から見た様子です。


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想像していた以上に高級感があります。


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北東角部分です。


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「(仮称)ヨドバシ梅田タワー 」の建築計画のお知らせです。「建築面積、延床面積、容積率対象面積」が変更されています。変更の頻度が結構高いので注意して見ておく必要があります。 

 完了予定日の表示が「令和」になっていました。竣工は、2019年12月末日予定と変更は無いようです。「Hotel Hankyu RESPIRE OSAKA(ホテル阪急レスパイア大阪)」は、2019年11月27日(水)に開業しますが、開業後も一部で工事が続くという事でしょうか?



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阪神電気鉄道 神戸三宮駅 1番線ホームと3番線ホームに「可動式ホーム柵(ホームドア)」を設置 「大開口(二重引き戸)型」を採用!

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-神戸三宮駅-

 「阪神電気鉄道」は、駅ホームからの転落事故等を防止する対策として、神戸三宮駅の「1番線ホーム」と「3番線ホーム」に「可動式ホーム柵(ホームドア)」を設置します。2021年春頃までの完成に向けて工事を進めていきます。

 引用資料 阪神電気鉄道(2019/06/11)
 神戸三宮駅1番線と3番線における可動式ホーム柵の設置について

 可動式ホーム柵(ホームドア)は、「大開口(二重引き戸)型」を採用します。ただし、一部の範囲は従来(一重引き戸)型も設置します。可動扉部は一部透過型となります。

 「2番線ホーム」は、阪神の車両と近鉄の車両が停車し、各々の扉位置が一定ではなく現時点では可動式ホーム柵の設置が技術的に困難であるため、今後も設置に向けた検討を継続していきます。


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「設置計画図」です。「1番線ホーム(梅田方面ゆき)」と「3番線ホーム(元町方面ゆき)」に設置されます。


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「阪神電気鉄道」の「神戸三宮駅」です。


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可動式ホーム柵(ホームドア)が設置される「1番線ホーム(梅田方面ゆき)」です。


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可動式ホーム柵(ホームドア)が設置される「3番線ホーム(元町方面ゆき)」です。

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折り返し専用(主に難波・奈良方面)の2番線ホームです。


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「2番線ホーム」は、阪神の車両と近鉄の車両が停車し、各々の扉位置が一定ではなく現時点では可動式ホーム柵の設置が技術的に困難であるため、今後も設置に向けた検討を継続していきます。



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2019年6月13日 (木)

もう「名古屋飛ばし」とは言わせない! メインアリーナ最大15,000人収容の「愛知県新体育館基本計画」を発表!

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-愛知県新体育館基本計画-

 「愛知県」は6月11日に、名古屋市中区の「愛知県体育館」の新築移転に関する基本計画を発表しました。最大15,000人の観客を収容できる施設とし、2022年7月にの着工、2025年4月の完成を目指します。愛知県と名古屋市が共催する2026年夏季アジア大会に間に合わせる計画です。

 引用資料 愛知県・公式HP(2019/06/11)
 愛知県新体育館基本計画(概要)の公表について

 新施設は、名古屋城北側の名城公園北園内に建設し、地上4階、延床面積は現在の約2.5倍の約43,000㎡です。「PFI方式(民間資金を活用した社会資本整備)」を採用し、総事業費は約300億円を見込みます。

 2階~4階に固定席約11,000席を確保、国際大会時などは可動・仮設席4,000席以上を追加で設置可能とします。観客席はバレーボールやバスケットボールの国際大会で約15,000席、大相撲では「両国国技館」と並ぶ約11,000席を確保します。メインアリーナの他に、サブアリーナ、多目的ホールなどを設けます。

 現体育館は1964年の完成しました。愛知県を代表するアリーナですが、老朽化に加え、使い勝手の悪い動線など、国際大会の水準を満たしていません。愛知県は2026年夏季アジア大会などに向け、現在地から約800m北側への移転新築を検討してきました。

● もう「名古屋飛ばし」とは言わせない!
 名古屋市内では、コンサートやイベントに使うホールの不足が深刻化しています。名古屋市内で1万人規模のアリーナは、「日本ガイシホール」しかありません。そのため、大物アーティストが「名古屋飛ばし」をするケースがありました。

 しかし、「愛知県新体育館」の他にもアリーナコンサートでは15,000人の収容規模となる「国際展示場新第1展示館整備事業」が行われる予定です。すべてが完成すると大規模アリーナ会場が3会場になります。

 3会場は、大規模アリーナ会場が、「大阪城ホール」と「ワールド 記念ホール」の2会場しかない関西を上回ります。2施設が完成すると「名古屋飛ばし」は完全に過去のものとなります。私はライブによく行くので、関西人として本当に羨ましいです。


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「計画地」です。「名古屋城」のすぐ北側の名城公園北園内です。


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「配置計画比較検討」です。配置は「イメージ1」と「イメージ2」の2案があります。


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イメージ1の「平面計画」です。


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イメージ1の「外観イメージ」です。


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「内観イメージ(メインアリーナ)」です。


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国際展示場新第1展示館整備事業

 名古屋市は、2018年12月11日に、PFIを導入する「国際展示場新第1展示館整備事業」の総合評価一般競争入札で、「竹中工務店グループ」を落札者に決定しています。落札額は318億0863万9514円です。

 引用資料 名古屋市・公式ホームページ(2018/12/11)
 名古屋市国際展示場新第1展示館整備事業に係るPFI手続き

 建設予定地は、あおなみ線金城ふ頭駅の南側の約44,000㎡です。すぐ近くには「レゴランド・ジャパン・リゾート」があります。

 「竹中工務店グループ」は、展示室面積20,045㎡(211m×95m)の無柱空間展示場などが入る地上3階、延床面積39,928㎡の施設を提案していました。

 名古屋市は、展示場の機能強化に向け、「第2展示館」と「第3展示館」も建て替え・拡張する方向で検討を進めています。2027年のリニア中央新幹線開業をにらみ、展示面積8万㎡規模への拡張も視野に入れています。

● アリーナコンサート対応
 コンサートやスポーツにも対応可能な空間となっています。大梁下高さ20mの大空間が確保されており、アリーナコンサートでは15,000人の収容規模となります。

国際展示場新第1展示館整備事業の概要
◆ 階数-地上3階
◆ 敷地面積-約44,000㎡
◆ 建築面積-31,532㎡
◆ 延床面積-39,928㎡
◆ 展示室面積-20,045㎡(211m×95m)
◆ 特徴-無柱空間の展示場、可動式間仕切りにて分割、アリーナコンサート対応の15,000人の収容規模、大梁下高さ20mの大空間
◆ 落札者-竹中工務店グループ(<代表企業>竹中工務店、日本管財、<協力企業>久米設計)
◆ 落札額-318億0863万9514円(消費税及び地方消費税相当額を除く)
◆ 設計・建設-2019年04月~2022年06月予定
◆ 開館準備期間-2022年07月~2022年09月予定
◆ 供用開始-2022年10月予定


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名古屋市総合体育館(日本ガイシホール)
 「日本ガイシホール」は、名古屋のアリーナツアーのメッカです。「日本ガイシホール」の正式名称は「名古屋市総合体育館」です。ネーミングライツ契約により、「日本ガイシホール」となっています。

 「帝人名古屋工場」の跡地に建設され、1987年7月19日に開館しました。収容人数は約10,000人(固定7,000席、仮設3,000席)で、規模的には「大阪城ホール」と「神戸ワールド記念ホール」の間くらいです。



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大阪駅前第4ビル1階東側公開空地整備工事 広場や歩行者デッキを大規模に改修 2019年6月12日の状況

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-大阪駅前第4ビル1階東側公開空地整備工事-
 「大阪駅前第4ビル」は、1981年7月に竣工、1981年10月にオープンしました。東側の御堂筋沿いは街路樹が大きく育ち都会のオアシスになっています。その「大阪駅前第4ビル」の東側の公開空地で大規模な改修工事が行われています。「宝くじ大阪駅前第四ビル特設売り場」が開設される場所と言った方が分かりやすいかも知れません。

 「大阪駅前第4ビル」の東側は、竣工以来ほとんんど変わっていません。初めての大規模改修工事と言っていいと思います。工事名は「大阪駅前第4ビル1階東側公開空地整備工事」、工期は「労災保険関係成立票」によると2019年4月1日~2019年12月31日(予定)、施工者は「奥村組」となっています。

 工事内容はよく分かりませんが、見た感じでは植栽も含めた公開空地の再整備、歩行者デッキや階段のリニューアル、「エスカレーター」の取り換えなどが行われるようです。


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「梅田阪急ビル」から見た様子です。


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北側部分です。


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地下への「階段」と「エスカレーター」も改修工事を行うようです。


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南側部分です。「エスカレーター」が撤去されただけでは無く、「エスカレーター」を支えていた構造物自体が完全に撤去されました。


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「阪神梅田本店」から見た様子です。


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アップです。



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2019年6月12日 (水)

「大丸心斎橋店 本館」が2019年9月20日グランドオープン! 9階には「ポケモンセンターオーサカDX(ディーエックス) & ポケモンカフェ」が出店!

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-大丸心斎橋店 本館-

 「J.フロント リテイリング」は、「大丸心斎橋店(本館、北館、南館)」を中心とする心斎橋地区再開発計画を進めています。「本館」は、2015年12月30日で営業を終了し、「大丸心斎橋店本館等解体工事」が行われました。
 
 新たに誕生する本館は、地上11階、塔屋1階、地下3階、高さ59.872m、延床面積66,562.54㎡(旧本館約49,000㎡)、売場面積約40,000㎡(旧本館約31,000㎡)となります。

● 2019年9月20日(金)にグランドオープン!
 
「大丸松坂屋百貨店は」、2019年9月20日(金)に、大阪・心斎橋に「大丸心斎橋店 本館」をグランドオープンします。個性溢れる専門店計370店舗が出店し、関西初、新業態の店舗がひしめきあう最前線スポットが集結した心斎橋エリアのランドマークとして生まれ変わります。

 引用資料 J.フロント リテイリング(PDF:2019/06/11)
 「大丸心斎橋店 本館」2019年9月20日グランドオープン

大丸心斎橋店 本館の概要

◆ 計画名-大丸心斎橋店本館建替計画
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区心斎橋筋一丁目7-1
◆ 交通-Osaka Metro御堂筋線「心斎橋」駅地下道直結
◆ 階数-地上11階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-59.872m(申請以外82.432m)
◆ 敷地面積-10,755.72㎡(施設全体)
◆ 建築面積-9,819.34㎡(施設全体)、5,631.51㎡(本館)
◆ 延床面積-124,774.56㎡(施設全体)、66,562.54㎡(本館)
◆ 容積対象面積-120,479.13㎡(施設全体)、63,910.79㎡(本館)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店
◆ 建築主-大丸松坂屋百貨店
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2016年02月15日~2016年12月31日
◆ 着工-2017年01月01日
◆ 竣工-2019年08月31日予定
◆ 開業-2019年09月20日予定
◆ 投資額-約380億円(本館建築工事、本館内装工事)


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プロジェクト概要
 
「大丸心斎橋店本館建替計画」は、本館(地下2 階〜10階)・北館(パルコ:地下2階〜7階、専門店街:8階〜14階)南館の3館体制で2021年まで続く複合開発のさきがけとなるものです。本館と北館をつなぐ大宝寺通りの上空部に増築を行い、両館の2階〜10階のフロアが接続され、一体化します。「北館」は、2021年春のグランドオープン予定です。


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「本館 フロア・ショップ構成」です。


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「1F:大宝寺通り側」です。


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「7F:テラス」です。


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「7F:水晶塔」です。


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ポケモンセンターオーサカDX(ディーエックス)&ポケモンカフェ

 「株式会社ポケモン」は、大丸心斎橋店 本館の9階に、新たなオフィシャルショップ「ポケモンセンターオーサカDX(ディーエックス)&ポケモンカフェ」を、2019年9月20日に開店します

 株式会社ポケモン(PDF:2019/06/11)
 大阪・心斎橋に新たなポケモンセンターがオープン! 西日本初のカフェも併設し、世界中のお客様にポケモンと出会える場所を!

 「ポケモンセンター」は、大阪市内では2店舗目となります。併設される「ポケモンカフェ」は、西日本初の出店であり、東京・日本橋のカフェの2号店です。店舗面積は763㎡(物販・カフェスペース含む)です。



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うめきた2期区域基盤整備 JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 「北3工区」の未着工だった部分 2019年6月5日の状況

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JR東海道線支線地下化・新駅設置工事-
 
大阪市とJR西日本がうめきた2期区域(北区)の基盤整備に合わせて行う東海道線支線の「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事(約2,400m)」が、2016年10月28日に全工区で着工しました。総事業費は約690億円で、新駅の開業は2023年3月を予定しています。


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区間別の構造概要と工事の進め方
 大阪市が事業主体となって行う地下化(連続立体交差事業)の工事延長は、北区豊崎六丁目から福島区福島七丁目に至る約2,400mで、途中、ボトルネック踏切1ヶ所(西梅田1番踏切)の除却や既設交差道路の改良(2ヶカ所)などにより、踏切事故の解消や道路交通の円滑化、市街地の分断解消をが図られます。

 引用資料 大阪市・公式ホームページ
 JR東海道線支線地下化事業


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工区割図
 
「北1工区~南2工区」までの工区割図です。

各工区の施工者
◆ 北1工区-奥村組・鉄建建設JV
◆ 北2工区-錢高組・西松建設JV、
◆ 北3工区-鴻池組・前田建設工業JV
◆ 駅部工区-大鉄工業・清水建設JV
◆ 南1工区-大林組・淺沼組JV
◆ 南2工区-大成建設・大鉄工業JV


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北3工区

 ノースゲートビルディング11階の「風の広場」から見た「北3工区」です。「北3工区」は、「鴻池組・前田建設工業JV」の施工により行われています。


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北3工区の未着工だった区間
 この部分は、地下道があったため「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事」の工事が未着工でしたが、地下道が撤去されて工事が始まりました。


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東側から見た様子です。


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南側部分です。


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「三点式パイルドライバ」です。


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「ソイルセメント柱列壁工法」で「土留め壁」の構築を行っています。


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この部分に「心材」の「H形鋼」を建込みます。


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「アースオーガ」の先端です。


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「心材」の「H形鋼」が並べられています。


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「セメントミルクプラント」です。


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北側部分です。


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最終的には北側部分と接続されます。



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2019年6月11日 (火)

岡山駅前広場が大きく変わる! 岡山駅前広場への路面電車乗入れ計画 駅前広場に2面3線の停留場を新設!

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-岡山駅前広場への路面電車乗入れ計画-

 「岡山市」は、岡山駅前広場への路面電車乗入れ計画を進めています。この計画は、JR岡山駅の利便性向上や岡山中心部の回遊性向上を企図したもので、2014年から2019年にかけて、乗入れや岡山駅前広場のあり方を含めた検討を行なう会合が開催されてきました。

 2019年5月27日に開催された岡山市の都市計画審議会では、平面乗入れ案が承認され、岡山駅方向へ100m程度軌道を延伸し、停留場を新設することが事実上決定されました。岡山駅最寄りに位置する停留所は2面3線となり、岡山駅東口から停留場までの距離は現在より140mほど短縮されます。概算工事費は43億円で、2022年度中の完成を目指しています。

 引用資料 岡山市・公式ホームページ
 路面電車乗り入れを含めた岡山駅前広場のあり方検討会 第8回検討会


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「待合ゾーンへ」です。


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「修景ゾーン」です。


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「駅前広場 全体配置計画図」です。


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現在の「岡山駅前広場」です。


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岡山駅前の待ち合わせ場所としてよく使われる「噴水」です。新たなシンボルとして、和の庭園水景となる「カスケード(滝)と水盤」を整備する予定です。


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「岡山駅前広場」を角度を変えて見た様子です。


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「岡山駅前広場」は大きく変わります。


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「岡山電気軌道9200形電車」です。「MOMO(モモ)」の愛称があります。



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「おおさか東線」と「学研都市線」のジャンクション 3面4線の本格的な駅に生まれ変わった「鴫野駅」 Part1・「鴫野駅」のホーム編

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- おおさか東線-
 「おおさか東線」は、貨物線の「城東貨物線」を改良し「新大阪駅」から「久宝寺駅」までの20.3kmを結ぶプロジェクトです。

 そのうち南側の「放出駅」~「久宝寺駅」までの約9.2kmが2008年3月15日に部分開業しました。未開業区間だった「新大阪駅」~「放出駅」の11.1km(鴫野駅~放出駅間1.6kmを含む)は、2019年3月16日に開業しました。これにより「おおさか東線」が全線開業しました。

 新駅として、新大阪駅に近い側から「(1)南吹田駅、(2)JR淡路駅、(3)城北公園通駅、(4)JR野江駅」の4駅が開業しました。

鴫野駅(しぎのえき)
 「おおさか東線」の建設に合わせて、学研都市線の「鴫野駅~放出駅」間が複々線化されました。「おおさか東線」と「学研都市線」のジャンクションとなる「鴫野駅(しぎのえき)」では、大規模な改良工事が行われました。元々は相対式2面2線でしたが、3面4線の規模の大きい本格的な駅に生まれ変わりました。

鴫野駅ののりば
1番のりば-おおさか東線(放出・久宝寺方面)
2番のりば-おおさか東線(新大阪方面)
3番のりば-学研都市線(四条畷・松井山手方面)
4番のりば-学研都市線(京橋・北新地・尼崎方面)


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「おおさか東線」が全線開業した2019年3月16日から、3面4線の本格的な駅に生まれ変わった「鴫野駅」です。鴫野駅は、「おおさか東線」と「学研都市線」が分岐・合流するジャンクション的な役割を果たす駅となっています。


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「1番のりば」です。


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「1番のりば」は、既存ホームを改良して整備されました。


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1番のりばの「発車標」です。1番のりばは「おおさか東線(放出・久宝寺方面)」となっています。


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南東端に「エレベーター」、次に「下りエスカレーター」、次に「上りエスカレーター」、次に「階段」が一直線に設置されています。


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「1番のりば」を北西側から見た様子です。


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1番線と2番線は、既存の軌道を改良して整備されたので「バラスト軌道」のままです。


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「2番のりば・3番のりば」です。既存の片面ホームを大規模に改良して、島式ホームに生まれ変わりました。


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2番のりばは「おおさか東線(新大阪方面)」、3番のりばは「学研都市線(四条畷・松井山手方面)」となっています。


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南東端に「エレベーター」があります。


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次にエスカレーターが2基設置(下り専用エスカレーター、上り専用エスカレーター)されています。


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次に「階段」があります。


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一番北西側にエアコン付きの「待合室」があります。


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「2番のりば・3番のりば」を北西端から見た様子です。


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「2番のりば・3番のりば」を北西端です。


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3番線と4番線は、新設されたので「D型弾性まくらぎ直結軌道」となっています。


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「4番のりば」です。「4番のりば」の詳細は、過去に何度かUPしているので今回は割愛させて頂きます。



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2019年6月10日 (月)

おおさか東線の開業に合わせて「南吹田駅前線立体交差事業」が完成 アンダーパスにより、南吹田地域のJR東海道本線による地域分断解消!

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-南吹田駅前線立体交差事業-

 「おおさか東線」とは直接は関係ないですが、「おおさか東線」の関連工事として非常に重要な「南吹田駅前線立体交差事業」が行われました。工事が完成して、「おおさか東線」の開業に合わせて、2019年3月16日の正午に供用開始されました。

 南吹田地域は、1976年に「南吹田第1土地区画整理事業」が完了し都市基盤整備が進められましたが、土地の有効利用や都市機能のさらなる整備が望まれる地域です。

 南吹田駅前線立体交差事業により、南吹田地域のJR東海道本線による地域分断解消、吹田市南部の新しい地域拠点としての都市機能の向上、おおさか東線新駅及び駅前交通広場の整備に伴う利便性の向上を図り、魅力的なまちづくりを目指します。

 引用資料 吹田市・公式ホームページ
 南吹田駅前線立体交差事業

南吹田駅前線立体交差事業の概要
◆ 事業名称-北部大阪都市計画道路事業3・4・205-19号南吹田駅前線
◆ 路線名-3・4・205-19号南吹田駅前線
◆ 所在地-大阪府吹田市南吹田一丁目~三丁目
◆ 事業計画区間-約390m
◆ 道路幅員-14.3m~26.7m
◆ 道路車線数-2車線
◆ 事業主体-吹田市
◆ 事業認可期間-2021年度~2018年度
◆ 供用開始-2019年03月16日


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「事業位置図」です。


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「JR東海道本線東側より望む」です。


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「JR東海道本線西側より望む」です。


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開通前の道路を歩こう(イベント)

 2019年3月16日の正午に供用開始しましたが、開通前の車道を開放して通り抜けられるイベントが、3月16日の午前9時~11時30分の間行われました。撮影は約3ヶ月前ですが、せっかく撮影した写真がもったいないのでUPしたいと思います。


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JR東海道本線東側より入って行きます。


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もうすぐJR東海道本線の下です。


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正式名称は「南吹田地下道」です。


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アンダーパス部分です。


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地下道路ボックス

 JR東海道本線下のトンネル区間約77mを含む全長約94mの「地下道路ボックス」を新設しました。車道幅員7.5m(2車線)、歩道幅員4.0mの地下道です。


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反対側が見えてきました。


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JR東海道本線西側に抜けて行きます。


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反対側(東側)に振り返った様子です。


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完成記念式典に参加する「チアリーディングチーム」が小走りで駆け抜けて行きました。


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あと少しです。


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JR東海道本線西側から見た様子です。


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JR東海道本線東側の「歩道」の入口です。


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「階段」と自転車の「スロープ」が設置されています。


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バリアフリー対策として、JR東海道本線の両側に「エレベーター」が設置されています。


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「歩道」です。


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フェンスの向こう側は、「車道」です。


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JR東海道本線西側の階段です。



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御堂筋の「イチョウ並木」はこうやって守られる! 「台風21号」により被害を受けた「イチョウ」の植え替え

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-御堂筋のイチョウ並木-

 2018年9月4日の「台風21号」は、関西を中心に猛威を振るいました。猛烈な風で膨大な数の公園の樹木や街路樹や倒れたり、折れたりしました。

 「大坂城公園」を見た時に本当に驚きました。倒れたり、折れたりした樹木があまりにも多かったからです。御堂筋のイチョウ並木もかなりの被害を受けました。台風直後は痛々しい姿をさらしていました。

 被害を受けた樹木があまりにも多かったので、「応急策」として折れた枝や幹を道路脇に寄せたり、仮置き場に保管したりして対応していましたが、現在はほぼ片付けられ、樹木の植え替えも進んでいます。


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「台風21号」の数日後に御堂筋を北から南まで歩きましたが、一番被害が大きかったのは「大阪三菱ビルディング」あたりでした。「堂島川」と「御堂筋」が風の通り道となり、なおかつ交差しているので、あらゆる方向から凄まじい風が吹いたことが予想されます(撮影2018年9月)。


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あまりの惨状に言葉を失いました(撮影2018年9月)。


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「幹」が折れていました(撮影2018年9月)。


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「幹」が折れていました(撮影2018年9月)。


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凄まじい風が吹いたと思われます(撮影2018年9月)。


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「イチョウ」が一定方向を向いていないので、あらゆる方向から風が吹いた事が予想されます。刻々と方向を変える猛烈な風が「幹」をねじ切ったのだと思われます(撮影2018年9月)。


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植え替えられた「イチョウ」です。こうやって御堂筋の「イチョウ並木」は守られていきます(撮影2019年6月)。



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まだ「幹」が細いですが、数年後には違和感が無くなると思います(撮影2019年6月)。


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幹に「保護材」が巻かれています(撮影2019年6月)。



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2019年6月 9日 (日)

中之島公園 著名な建築家の「安藤忠雄氏」が大阪市に寄付 建設が進む「こども本の森 中之島 新築計画」

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-こども本の森 中之島 新築計画-

 大阪府出身の著名な建築家である「安藤忠雄氏」は、大阪市北区の中之島公園に「こども本の森 中之島 新築計画」を建設し、大阪市に寄付する考えを明らかにしています。

 イメージ引用 大阪市・公式ホームページ
 「こども本の森 中之島」への寄附のご協力をお願いします

 建設地は大阪市が管理する敷地で、概要は、地上3階、延床面積約800㎡、2020年3月の開館を予定しています。1階から3階まで吹き抜けの壁一面に本棚を置き、子どもたちが本に囲まれた空間で自由に読書できるようにする予定です。


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「大阪駅前第3ビル」の展望台から見た様子です。


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「こども本の森 中之島 新築計画」の建設現場です。「大阪市立東洋陶磁美術館」の東隣に建設されています。


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南西側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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南東側から引いて見た様子です。


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計画名は「こども本の森 中之島 新築計画」です。建築主・設計者・監理者が「安藤忠雄建築研究所」、施工者が「竹中工務店」となっています。「労災保険関係成立票」によると工期は、2018年11月28日~2019年10月31日(予定)となっています。



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北浜駅直結 竣工した地上43階、高さ約147mの「北浜ミッドタワー」 

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北浜ミッドタワー-
 「北浜三泉ビル」と「大阪市信用金庫旧本店ビル」の跡地に、地上43階、地下1階、高さ146.8mの超高層タワーマンション「(仮称)大阪市中央区北浜2丁目計画」が建設されました。

 3社の共同事業(三井不動産レジデンシャル、京阪電鉄不動産、積和不動産関西)となっています。正式名称は「北浜ミッドタワー」です。2018年12月に竣工し、2019年4月下旬から入居開始しています。

北浜ミッドタワーの概要
◆ 計画名-(仮称)大阪市中央区北浜2丁目計画
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区北浜二丁目20番2(地番)
◆ 交通-京阪本線「北浜」駅(直結)徒歩1分、Osaka Metro御堂筋線「淀屋橋」駅(地下直通)徒歩6分、Osaka Metro堺筋線「北浜」駅徒歩1分、京阪本線「淀屋橋」駅(地下直通)徒歩3分

階数-地上43階、塔屋あり、地下1階
◆ 高さ-建築物146.8m (注)塔屋のデザインが変更になっているので、正確な高さは不明です。
◆ 敷地面積-2,097.47㎡
◆ 建築面積-1,179.30㎡
◆ 延床面積-35,326.85㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(28本)
◆ 地震対策-免震構造(天然ゴム系積層ゴム支承、高減衰ゴム系積層ゴム支承、弾性すべり支承、オイルダンパー)
◆ 用途-共同住宅(分譲)

総戸数-311戸(販売総戸数306戸、事業協力者戸数5戸含む)
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル、京阪電鉄不動産、積和不動産関西
◆ 設計者・監理者-IAO竹田設計

施工者-竹中工務店
◆ 着工-2015年12月01日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2018年12月
◆ 入居開始-2019年04月下旬


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「大阪駅前第3ビル」の展望台から見た「北浜ミッドタワー」です。


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最高部です。「塔屋」の形状が建築計画のお知らせの「北側立面図」と大きく異なっています。当然高さも変わってきます。このビルは、正確な高さが分からないままになりそうです・・・


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北西側から見た様子です。


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北西側から見た下層階の様子です。


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北西角です。


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北側に「水景」が設置されています。


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北側の「公開空地」を西側から見た様子です。


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西側の「公開空地」を南側から見た様子です。地震対策として「免震構造」を採用しています。建物と周囲の地盤を切り離している様子がよく分かります。揺れの周期が異なる建物本体と周囲の地盤が互いに衝突しないように切り離しています。


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南西側から見た様子です。


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南西側から見た下層階の様子です。


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南東側から見た下層階の様子です。


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北東側から見た様子です。



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2019年6月 8日 (土)

地上38階、高さ約189mの「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」 Ⅱ期工事 2019年6月5日の建設状況

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-大阪梅田ツインタワーズ・サウス-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 ビルの正式名称は「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」です。Ⅰ期棟が2018年4月27日(金)に竣工し、「阪神百貨店」が2018年6月1日(金)に部分開業しました。

● Ⅱ期部分の新築工事に2019年6月1日に着手!
 「阪神電気鉄道」と「阪急電鉄(開発業務は阪急阪神不動産が担当)」は、2019年6月1日に、大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分の新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2019/05/27)
 梅田1丁目1番地計画 (大阪神ビルディング及び新阪急ビルの建替計画) 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分の新築工事に6月1日から着手します ~オフィスゾーンとカンファレンスゾーンが2022年春に開業~

 オフィスゾーン(地上11階~38階)では、心と体が満たされるワークプレイスとなることを目指して、「つながる梅田の中心」「おもてなしサービスのあふれるビル」「ウェルビーイングを実感」の3つのコンセプトを掲げています。それを実現するため専用フロアを12階に設置することとします。

大阪梅田ツインタワーズ・サウスの概要
◆ 計画名-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅠ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)-2018年04月27日 ※新百貨店の部分開業2018年06月01日
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年06月01日
⑥ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分新築工事着手-2019年06月01日
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春予定


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「WELLCO」のイメージパース 「カフェ」です。


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「WELLCO」のイメージパース 「ラウンジ&ワークスペース」です。


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「WELLCO」のイメージパース 「ウェルネスゾーン」です。


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撮影日2019年6月5日
 「サウスゲートビルディング」から見た様子です。Ⅱ期部分の新築工事に、2019年6月1日に着手しましたが、現地には全く変化がありません。引き続き「地中障害物」の撤去を行っています。


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撮影日2019年6月5日 1台目のの「三点式パイルドライバ」です。


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撮影日2019年6月5日 「ロックオーガ」が装着されています。


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撮影日2019年6月5日 2台目の「三点式パイルドライバ」です。


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撮影日2019年6月5日 角度を変えて見た様子です。


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撮影日2019年6月5日 「ロックオーガ」で、「地中障害物」の撤去を行っています。


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撮影日2019年6月5日 「オールケーシング掘削機」です。「地中障害物」の撤去を行っています。


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撮影日2019年6月5日 「オールケーシング掘削機」の本体です。


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撮影日2019年6月5日 「梅田阪急ビル」から見た様子です。


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撮影日2019年6月5日 アップです。


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撮影日2019年6月5日 北側から見た様子です。



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「パレスホテル」が進出 (仮称)堂島浜プロジェクト 2019年6月5日の建設状況

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-(仮称)堂島浜プロジェクト-

 「関電不動産開発」は、大阪・堂島浜の「アクア堂島」の北側で、2016年に取得した「コスモ堂島中町ビル」の解体を行いました。跡地には、関電不動産開発により「(仮称)堂島浜プロジェクト」が建設」が建設中です。用途は「ホテル、共同住宅」となっています。

 ホテル部分には、東京の高級ホテル「パレスホテル東京」を運営するパレスホテルチェーンが関西進出を検討していましたが、「関電不動産開発」と「パレスホテル」は、定期建物賃貸借予約契約を締結しました。

 引用資料 関電不動産開発(PDF:2018/06/14)
 大阪市北区堂島浜におけるホテル開発のお知らせ

 1階~13階が客室数212室のホテル、14階~16階が総戸数27戸の高級賃貸 レジデンスの複合施設となります。2020年3月末竣工、初夏の開業を目指します。

 「パレスホテル」は、宿泊主体型の新ブランドを創設し、施設はコンパクトでありながらも洗練されたデザインとサービスで、国内外のゲストに上質で快適なホテルステイを提供します。

(仮称)堂島浜プロジェクトの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区堂島浜一丁目19番地(地名地番)
◆ 交通-Osaka Metro四つ橋線「西梅田」駅より徒歩6分、Osaka Metro四つ橋線「肥後橋」駅より徒歩7分、JR東西線「北新地」駅より徒歩5分、京阪電鉄中之島線「大江橋」駅より徒歩5分
◆ 階数-地上16階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-59.95m
◆ 敷地面積-1,582.67㎡
◆ 建築面積-815.29㎡
◆ 延床面積-12,198.63㎡(容積率対象面積10,739.18㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル、共同住宅
◆ 客室数-212室
◆ 総戸数-27戸
◆ 建築主-関電不動産開発
◆ 設計者-鹿島建設、(株)都市建
◆ 監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 解体工事-2017年07月03日~2018年03月31日予定
◆ 着工-2018年05月18日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2020年03月予定
◆ オープン-2020年初夏予定


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「大阪駅前第3ビル」の展望台から見た様子です。


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「(仮称)堂島浜プロジェクト」の建設現場です。今回は手抜きでここからの写真のみです。


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縦アングルです。


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最高部です。すでに、14階~16階の高級賃貸レジデンスの「鉄骨建方」が終わっているようです。小さな「塔屋」らしき部分も見えます。


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建築計画のお知らせの「北立面図」です。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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2019年6月 7日 (金)

ヨドバシ梅田タワー 「芝田1丁目交差点(阪急梅田駅-ヨドバシ)」と「芝田2丁目交差点(グランフロント大阪-ヨドバシ)」のペデストリアンデッキ工事は「グランフロント大阪」の整備事業!

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-
 「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。2017年9月13日に、「地鎮祭」が行われ本格着工しました。

● 建物名称が「ヨドバシ梅田タワー」に決定!
 
「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の正式名称が「ヨドバシ梅田タワー」に決定しました。「ヨドバシ梅田タワー」は、既存のヨドバシカメラマルチメディア梅田に、約200店舗を集積する商業施設、約1,000室のホテルを併設した大阪・梅田の新しいランドマークとして、2019年秋に開業を迎えます。

 引用資料 ヨドバシホールディングス(2019/06/03)
 建物名称を「ヨドバシ梅田タワー」に決定 約200店舗を集積する複合商業施設として大阪駅前に新たなランドマークが誕生

 地下2階~地上8階の10フロアにまたがる売場面積91,954㎡の大規模商業施設は、カメラ・家電量販店を展開する「ヨドバシカメラ」を核にした新たな複合商業施設となります。商業施設の各フロアは隣接する既存のヨドバシカメラマルチメディア梅田とも接続します。

 商業部分の延床面積は、既存ビルの地下2階~地上8階の約80,300㎡+新棟の地下1階~地上8階の約53,200㎡=約133,500㎡です。その中で売場面積は91,954㎡となります。91,954㎡(売場面積)÷約133,500㎡(商業部分の延床面積)=約69%です。残りの約31%は、商業部分の事務室、倉庫、トイレ、階段、飲食スペースなどのバックヤードで、売場面積には含みません。

 宿泊施設は、「阪急阪神ホテルズ」が新たに立ち上げた宿泊主体型ホテルブランドの日本初の1号店となる「Hotel Hankyu RESPIRE OSAKA(ホテル阪急レスパイア大阪)」で、2019年11月27日(水)に開業します。 客室数は1,032 室(ダブル 414室、ツイン399室、トリプル171室、フォース48室)を予定しています。

ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 計画名-(仮称)ヨドバシ梅田タワー
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.340m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,638.72㎡(施設全体)、6.875.55(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-218.837.23㎡(施設全体)、109.999.99㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-169.510.98㎡(施設全体)、91,672.04㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-1,032室予定(ダブル 414室、ツイン399室、トリプル171室、フォース48室)
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年09月13日(地鎮祭)
◆ 竣工-2019年12月末日予定(当初計画)
◆ 開業-2019年11月27日予定(ホテル)


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重層的な歩行者ネットワークの整備

 「重層的な歩行者ネットワークの整備」が行われます。これらが整備される事によって、JR大阪駅の北側の歩行者ネットワークは劇的に改善されます。

 引用資料 ヨドバシカメラ(PDF:2016/08/31)
 ヨドバシ梅田 一体開発(都市再生特別地区 北区大深町)事業計画の決定について

 現状、観光客やビジネスワーカーが行き交うエリアでありながら、地上レベル(芝田交差点)に横断歩道等が設置されていないことから、主要交通機関から当エリアにアクセスしにくい状況です。

 「ヨドバシ梅田タワー」を核として、大阪駅、大阪ステーションシティ、グランフロント大阪への周辺施設を繋ぐペデストリアンデッキの整備によって歩行者ネットワークが充実し、地下1階・1階・2階レベルへの移動が可能となり大阪駅周辺の歩行者動線の利便性が上がります。

 芝田1丁目交差点(阪急梅田駅-ヨドバシ)、芝田2丁目交差点(グランフロント大阪-ヨドバシ)のペデストリアンデッキ工事は「グランフロント大阪」の整備事業となります。


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Aデッキ

 「Aデッキ」は、「JR(大阪ステーションシティ)」と「ヨドバシカメラマルチメディア梅田」を結ぶペデストリアンデッキです。デッキの形状から「ヨドバシカメラ」の整備事業である事が分かります。


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Bデッキ

 「Bデッキ」は、「グランフロント大阪南館」の南側と「ヨドバシカメラマルチメディア梅田」を結ぶペデストリアンデッキです。デッキの形状からグランフロント大阪の敷地内が「グランフロント大阪」の整備事業、道路上とヨドバシカメラの敷地内が「ヨドバシカメラ」の整備事業である事が分かります。


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芝田2丁目交差点

 「芝田2丁目交差点」には、「ヨドバシ梅田タワー」と「グランフロント大阪南館」を結ぶペデストリアンデッキを結ぶペデストリアンデッキが整備される予定です。

 「ヨドバシホールディングス」のホームページによると、「芝田2丁目交差点(グランフロント大阪-ヨドバシ)」のペデストリアンデッキ工事は「グランフロント大阪」の整備事業となるようです。


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この部分にペデストリアンデッキが整備されます。


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「グランフロント大阪南館」は、当初からペデストリアンデッキの整備を前提に設計されています。


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私的には、ここに北側の街区と結ぶペデストリアンデッキも整備して欲しかったです。


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芝田1丁目交差点

 「芝田1丁目交差点」には、(1)「ヨドバシ梅田タワー」と北側の街区を結ぶペデストリアンデッキ、(2)「ヨドバシ梅田タワー」と「阪急梅田駅」側を結ぶペデストリアンデッキの2本が整備される予定です。

  「ヨドバシホールディングス」のホームページによると、「芝田1丁目交差点(阪急梅田駅-ヨドバシ)」のペデストリアンデッキ工事は「グランフロント大阪」の整備事業でとなるようです。

 これには驚きました。「グランフロント大阪」とかなり離れているのに、「グランフロント大阪」の整備事業となったようです。私は、てっきり「大阪市」が整備するのかと思っていました。


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「完成イメージパース(北東側)」です。2本のペデストリアンデッキが、透けて描かれています。2本目が交差点を対角線上にオーバーパスしているように見えますが、「芝田1丁目交差点」は十字じゃないので私の目の錯覚のようです。当初計画では2本のペデストリアンデッキが 、「十字」に配置されていますが、「V字」に近い配置にかなり北側に振るようです。


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スクランブル交差点となっている「芝田1丁目交差点です。


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「完成イメージパース(北東側)」を見ると「ジャンカラ」側と結ぶように見えますが、「大阪新阪急ホテル」がある街区の北西端と結ぶようです。


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「芝田1丁目交差点」を南側から見た様子です。



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ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 ヨドバシ梅田タワー 2019年6月5日の建設状況

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-
 「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。2017年9月13日に、「地鎮祭」が行われ本格着工しました。

● 建物名称が「ヨドバシ梅田タワー」に決定!
 
「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の正式名称が「ヨドバシ梅田タワー」に決定しました。「ヨドバシ梅田タワー」は、既存のヨドバシカメラマルチメディア梅田に、約200店舗を集積する商業施設、約1,000室のホテルを併設した大阪・梅田の新しいランドマークとして、2019年秋に開業を迎えます。

 引用資料 ヨドバシホールディングス(2019/06/03)
 建物名称を「ヨドバシ梅田タワー」に決定 約200店舗を集積する複合商業施設として大阪駅前に新たなランドマークが誕生

 地下2階~地上8階の10フロアにまたがる売場面積91,954㎡の大規模商業施設は、カメラ・家電量販店を展開する「ヨドバシカメラ」を核にした新たな複合商業施設となります。商業施設の各フロアは隣接する既存のヨドバシカメラマルチメディア梅田とも接続します。

 商業部分の延床面積は、既存ビルの地下2階~地上8階の約80,300㎡+新棟の地下1階~地上8階の約53,200㎡=約133,500㎡です。その中で売場面積は91,954㎡となります。91,954㎡(売場面積)÷約133,500㎡(商業部分の延床面積)=約69%です。残りの約31%は、商業部分の事務室、倉庫、トイレ、階段、飲食スペースなどのバックヤードで、売場面積には含みません。

 宿泊施設は、「阪急阪神ホテルズ」が新たに立ち上げた宿泊主体型ホテルブランドの日本初の1号店となる「Hotel Hankyu RESPIRE OSAKA(ホテル阪急レスパイア大阪)」で、2019年11月27日(水)に開業します。 客室数は1,032 室(ダブル 414室、ツイン399室、トリプル171室、フォース48室)を予定しています。

ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 計画名-(仮称)ヨドバシ梅田タワー
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.340m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,638.72㎡(施設全体)、6.875.55(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-218.837.23㎡(施設全体)、109.999.99㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-169.510.98㎡(施設全体)、91,672.04㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-1,032室予定(ダブル 414室、ツイン399室、トリプル171室、フォース48室)
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年09月13日(地鎮祭)
◆ 竣工-2019年12月末日予定(当初計画)
◆ 開業-2019年11月27日予定(ホテル)


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「全体構成図」です。


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「完成イメージパース(北東側)」です。


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「完成イメージパース(夜景北東側)」です。


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「完成イメージパース(1階北東エントランス)」です。


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「阪急グランドビル(阪急32番街)」の展望ロビーから見た様子です。


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外観がほぼ完成しています。


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アップです。


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最高部です。


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「ノースゲートビルディング」から見た「ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です。


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最高部です。


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「グランフロント大阪 北館」から見た「ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です。


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下層階の「商業施設」です。


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「グランフロント大阪 北館テラスガーデン」は、閉鎖が継続中なので、今回も「北館テラスガーデン」からの写真は無しです。


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北東側から見た様子です。


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北東側から見た下層階の「商業施設」です。商業部分の総延床面積約133,500㎡、総売場面積91,954㎡の巨大な「商業施設」が誕生します。


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下層階のガラスが一部姿を現しています。


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北東角部分です。


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この部分の「養生シート」がすべて撤去されて全体が見えるようになりました。屋根が反っています。この部分は何になるのでしょうか?



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2019年6月 6日 (木)

もと大阪北小学校・もと曾根崎幼稚園跡地 地上56階、高さ約191mの「(仮称)梅田曽根崎計画」 2019年6月5日の建設状況

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-もと大阪北小学校・もと曾根崎幼稚園跡地-
 
児童数の減少により、「大阪市立大阪北小学校」は2007年3月に閉校し、「大阪市立扇町小学校」に統合されています。併設されていた「大阪市立曽根崎幼稚園」も閉園されています。

 「住友不動産」は、大阪市北区曽根崎二丁目にて開発を推進していた「(仮称)梅田曽根崎計画」の建築工事に2018年7月4日に着工しました。ホテルは「住友不動産ヴィラフォンテーヌ」が運営業務を行います。
 引用資料 住友不動産(PDF:2018/07/04)
 大阪市中心部に誕生する地上56 階建て大規模複合タワー 「(仮称)梅田曽根崎計画」 着工 ~旧大阪北小学校跡地開発、曽根崎の記憶と共に街と人をつなぐ~

● 共同住宅は全戸が高級賃貸住宅「ラ・トゥール」に!
 「日本経済新聞」によると「(仮称)梅田曽根崎計画」の総戸数836戸の全住戸を賃貸にするそうです。住友不動産の高級賃貸住宅「ラ・トゥール」となる予定です。

 日本経済新聞(2019/02/25)
 関西最大級 56階建て賃貸タワマン 住友不動産、梅田に

(仮称)梅田曽根崎計画の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区曽根崎二丁目73番2
◆ 階数-地上56階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部191.675m
◆ 敷地面積-6,837.63㎡
◆ 建築面積-4,940.65㎡
◆ 延床面積-107,560.37㎡(容積対象面積75,160.24㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-共同住宅(賃貸)、ホテル、店舗、貸会議室(文化交流施設)、大阪市管理施設
◆ 総戸数-836戸
◆ 客室数-202戸
◆ 建築主-住友不動産
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2018年07月04日
◆ 竣工-2022年03月下旬予定


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「外観完成予想図・南立面」です。設計者・施工者は「大林組」です。地震対策として、大林組独自の制震テクノロジーである「DFS(デュアル・フレーム・システム)」を採用すると思われます。


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「お初天神通り商店街から望む・『リンクプラザ』」です。


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「大阪駅前第3ビル」の展望台から見た「(仮称)梅田曽根崎計画」の建設現場です。


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地下躯体を構築しています。


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大規模に「乗入れ構台」が設置されています。


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「鉄筋」の「配筋」が行われています。


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「鉄筋」が並べられています。


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「山留め壁」に鉄筋の配筋が行われています。「山留め壁」は地下外壁の役目も果たします。



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岡山市 地上37階、高さ約134mの「杜の街グレース 岡山 ザ・タワー」 2019年5月下旬の建設状況

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-杜の街づくりプロジェクト-

 岡山市の「両備グループ」は、閉店した「イトーヨーカドー岡山店」跡地を再開発します。超高層タワーマンションやオフィス、店舗など5棟を整備、2021年8月の完成を目指します。1期工事の総事業費は約300億円を予定しています。

 引用資料 山陽新聞(2017/12/25)
 ヨーカドー跡 マンションなど整備 両備グループが再開発計画発表

 事業名は「杜(もり)の街づくりプロジェクト」で、両備グループが100%出資する特別目的会社(SPC)「杜の街づくりプロジェクト1合同会社」が進めます。敷地面積は16,797.22㎡(建築確認対象面積)です。

 5棟の中で最大のマンション棟は、地上37階、地下1階、高さ約134m、延床面積約48,000㎡、総戸数363戸です。高さ約134mは、岡山県内最高となります。

● 杜の街グレース 岡山 ザ・タワー
 「両備グループ」は、2019年1月8日に、岡山県内最高層となる地上37階の超高層タワーマンションの起工式を行い、1月15日に着工しました。正式名称は「杜の街グレース 岡山 ザ・タワー」に決まっています。事業主(売主)には、「三井不動産レジデンシャル」も参画しています。

 引用資料 公式ホームページ
 杜の街グレース 岡山 ザ・タワー

 「両備グループ」は2019年5月27日に、2棟目となるオフィス・商業棟の起工式を行いました。上層階は「岡山放送(OHK)」が購入し、本社を移転します。2021年8月の「街開き」を目指しています。

 「2期工事」は、ゲームセンター岡山ジョイポリスなどがあった北側、「3期工事」は、平面駐車場の南西側を予定しています。エリア全体の名称は「杜の街グレース」とします。

杜の街グレース 岡山 ザ・タワーの概要
◆ 所在地-岡山県岡山市北区下石井二丁目10番107、108、110(地番)
◆ 交通-JR岡山駅徒歩12分
◆ 階数-地上37階、地下1階
◆ 高さ-約134m
◆ 敷地面積-16,797.22㎡(建築確認対象面積)
◆ 延床面積-約48,000㎡(杜の街グレース 岡山 ザ・タワー)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-共同住宅、オフィス、商業施設、駐車場
◆ 総戸数-363戸(分譲住戸の他に賃貸住宅、共用施設等)
◆ 建築主-両備ホールディングス、三井不動産レジデンシャル
◆ 設計者・監理者-アーキスコープ
◆ 施工者- 竹中工務店
◆ 着工-2019年01月08日(起工式)、2019年01月15日(マンション棟)、2019年05月27日(オフィス・商業棟)
◆ 竣工-2021年08月予定
◆ 入居開始-2021年11月予定


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「街区敷地配置イメージイラスト」です。


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「ロケーション」です。


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「杜の街グレース 岡山 ザ・タワー」の2019年5月下旬の建設状況です(写真提供ヤマさん)。


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「テント」と「紅白幕」が見えます。「両備グループ」は2019年5月27日に、2棟目となるオフィス・商業棟の起工式を行いましたが、「テント」と「紅白幕」は起工式のために設置したと思われます(写真提供ヤマさん)。


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「杜の街グレース 岡山 ザ・タワー」の建設現場を別角度から見た様子です(写真提供ヤマさん)。


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北側のゲームセンター岡山ジョイポリスなどがあった部分です。「岡山ジョイポリス」は、2018年9月2日閉館されました。その後、解体されて更地になっています。この部分は「2期工事」となるため当面は着工されません(写真提供ヤマさん)。



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2019年6月 5日 (水)

うめきた2期区域基盤整備 JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 「北3工区」の未着工だった部分 2019年5月29日の状況

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JR東海道線支線地下化・新駅設置工事-
 
大阪市とJR西日本がうめきた2期区域(北区)の基盤整備に合わせて行う東海道線支線の「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事(約2,400m)」が、2016年10月28日に全工区で着工しました。総事業費は約690億円で、新駅の開業は2023年3月を予定しています。


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区間別の構造概要と工事の進め方
 大阪市が事業主体となって行う地下化(連続立体交差事業)の工事延長は、北区豊崎六丁目から福島区福島七丁目に至る約2,400mで、途中、ボトルネック踏切1ヶ所(西梅田1番踏切)の除却や既設交差道路の改良(2ヶカ所)などにより、踏切事故の解消や道路交通の円滑化、市街地の分断解消をが図られます。

 引用資料 大阪市・公式ホームページ
 JR東海道線支線地下化事業


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工区割図
 
「北1工区~南2工区」までの工区割図です。

各工区の施工者
◆ 北1工区-奥村組・鉄建建設JV
◆ 北2工区-錢高組・西松建設JV、
◆ 北3工区-鴻池組・前田建設工業JV
◆ 駅部工区-大鉄工業・清水建設JV
◆ 南1工区-大林組・淺沼組JV
◆ 南2工区-大成建設・大鉄工業JV


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北3工区

 ノースゲートビルディング11階の「風の広場」から見た「北3工区」です。「北3工区」は、「鴻池組・前田建設工業JV」の施工により行われています。


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北3工区の未着工だった区間
 この部分は、地下道があったため「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事」の工事が未着工でしたが、地下道が撤去されて工事が始まりました。


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東側から見た様子です。


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南側部分です。


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「三点式パイルドライバ」が登場しました。この部分には地中障害物があったため 、「土留め壁」の構築が出来ていませんでした。


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3軸の「アースオーガ」のシャフトを延長しています。


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「ソイルセメント柱列壁工法」で「土留め壁」の構築を行っています。


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「心材」の「H形鋼」が並べられています。


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北側部分です。


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開削工法による掘削が行われていますが、小休止していました。この部分の「土留め壁」は、昨年の夏頃に構築が終わっています。


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最終的には北側部分と接続されます。



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三菱地所グループのホテル 2019年6月7日にオープンする「ザ ロイヤルパーク キャンバス 大阪北浜」

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-ザ ロイヤルパーク キャンバス 大阪北浜-
 
三菱地所グループのホテル統括会社である「ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツ」は、新ホテルブランド「ザ ロイヤルパーク キャンバス」を展開する事を発表しました。新ブランド第一弾は、「東京・銀座、大阪・北浜、名古屋」の3ホテルで展開します。

 「JA共済連(全国共済農業協同組合連合会)」が北浜一丁目に建設している「(仮称)大阪北浜計画」に、「ザ ロイヤルパーク キャンバス大阪北浜」が2019年6月7日にオープンします。

ザ ロイヤルパーク キャンバス 大阪北浜の概要
◆ 計画名-(仮称)大阪北浜計画
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区北浜一丁目9-8
◆ 交通-Osaka Metro堺筋線・京阪本線「北浜駅」より徒歩1分
◆ 階数-地上12階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-43.24m
◆ 敷地面積-1,149.11㎡
◆ 建築面積-850.04㎡
◆ 延床面積-9,372.09㎡(容積対象⾯積8,602.75㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル、店舗
◆ 客室数-238室
◆ 建築主-全国共済農業協同組合連合会
◆ 設計者-三菱地所設計
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2017年06月中旬
◆ 竣工-2019年04月30日
◆ オープン-2019年06月07日


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「ザ ロイヤルパーク キャンバス大阪北浜」は、2019年6月7日にオープンします。


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特徴的なデザインの外壁です。


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北西側から見た見た下層階の様子です。


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敷地北側です。


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敷地西側です。


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1階には「ファミリーマート ザ ロイヤルパーク キャンバス 大阪北浜店」が、2019年6月7日にオープンします。


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南西側から見た様子です。



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2019年6月 4日 (火)

建物名称が「ヨドバシ梅田タワー」に決定! 約200店舗・総売場面積91,954㎡の大規模商業施設 「ホテル阪急レスパイア大阪」が2019年11月27日に開業!

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-
 「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。2017年9月13日に、「地鎮祭」が行われ本格着工しました。

● 建物名称が「ヨドバシ梅田タワー」に決定!
 
「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の正式名称が「ヨドバシ梅田タワー」に決定しました。「ヨドバシ梅田タワー」は、既存のヨドバシカメラマルチメディア梅田に、約200店舗を集積する商業施設、約1,000室のホテルを併設した大阪・梅田の新しいランドマークとして、2019年秋に開業を迎えます。

 引用資料 ヨドバシホールディングス(2019/06/03)
 建物名称を「ヨドバシ梅田タワー」に決定 約200店舗を集積する複合商業施設として大阪駅前に新たなランドマークが誕生

 地下2階~地上8階の10フロアにまたがる売場面積91,954㎡の大規模商業施設は、カメラ・家電量販店を展開する「ヨドバシカメラ」を核にした新たな複合商業施設となります。商業施設の各フロアは隣接する既存のヨドバシカメラマルチメディア梅田とも接続します。

 商業部分の延床面積は、既存ビルの地下2階~地上8階の約80,300㎡+新棟の地下1階~地上8階の約53,200㎡=約133,500㎡です。その中で売場面積は91,954㎡となります。91,954㎡(売場面積)÷約133,500㎡(商業部分の延床面積)=約69%です。残りの約31%は、商業部分の事務室、倉庫、トイレ、階段、飲食スペースなどのバックヤードで、売場面積には含みません。

 宿泊施設は、「阪急阪神ホテルズ」が新たに立ち上げた宿泊主体型ホテルブランドの日本初の1号店となる「Hotel Hankyu RESPIRE OSAKA(ホテル阪急レスパイア大阪)」で、2019年11月27日(水)に開業します。 客室数は1,032 室(ダブル 414室、ツイン399室、トリプル171室、フォース48室)を予定しています。

ヨドバシ梅田タワーの概要
 ◆ 計画名-(仮称)ヨドバシ梅田タワー
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.340m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,638.72㎡(施設全体)、6.875.55(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-218.837.23㎡(施設全体)、109.999.99㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-169.510.98㎡(施設全体)、91,672.04㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-1,032室予定(ダブル 414室、ツイン399室、トリプル171室、フォース48室)
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年09月13日(地鎮祭)
◆ 竣工-2019年12月末日予定(当初計画)
◆ 開業-2019年11月27日予定(ホテル)


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「全体構成図」です。


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「完成イメージパース(北東側)」です。


Osakayodobashi19060313
「完成イメージパース(夜景北東側)」です。


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「完成イメージパース(1階北東エントランス)」です。


Osakayodobashi19052912
「阪急グランドビル(阪急32番街)」の展望ロビーから見た様子です(撮影日2019年5月29日)。


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「グランフロント大阪 北館」から見た「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です(撮影日2019年5月29日)。


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北東側から見た様子です(撮影日2019年5月29日)。


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北東角部分です(撮影日2019年5月29日)。



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活気づく御堂筋 建て替えが予定されている「御堂筋ダイビル」

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-御堂筋ダイビル-

 「ダイビル」は、「御堂筋ダイビル」を建て替えに向けて2020年末に閉館します。その後、解体や新築工事を進め、2023年度中の竣工を予定しています。 敷地面積は1,576.91㎡とあまり広くないので、超高層ビルの建設は難しいと思います。

御堂筋ダイビルの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区南久宝寺町4-1-2
◆ 交通-Osaka Metro御堂筋線「本町駅」徒歩3分、Osaka Metro四つ橋線「本町駅」徒歩5分、Osaka Metro御堂筋線 「心斎橋駅」徒歩7分
◆ 階数-地上8階、地下3階
◆ 敷地面積-1,576.91㎡
◆ 延床面積-13,399.13㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 竣工-1964年09月


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「御堂筋ダイビル」を南東側から見た様子です。すぐ北側は、2019年5月18日にグランドオープンした「ザ・ビー大阪御堂筋」です。


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「御堂筋ダイビル」のロゴです。


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南西側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。



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2019年6月 3日 (月)

活気づく御堂筋 「UD御堂筋ビル(旧:パソナグループビル)」と「UD御堂筋アネックスビル」を一体的に建て替えか? 

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-UD御堂筋ビル・UD御堂筋アネックスビル-

 「御堂筋高さ制限解除 第一号プロジェクト(新しい街並み誘導のルールに基づき、高さ・容積緩和・にぎわい創出等を地区計画で適用する第一号)」として、「オービック御堂筋ビル」が建設中です。

 「オービック御堂筋ビル」の建設現場の南側に、「パソナグループビル(大阪本社)」がありましたが、パソナは2019年2月12日より、道修町の「武田御堂筋ビル」に移転しています。
 
 パソナの移転に伴って、元の「UD御堂筋ビル」に名称が戻っています。「UD御堂筋ビル」は、パソナの移転後から閉鎖されたままです。西隣の「UD御堂筋アネックスビル」も閉鎖されています。

 新しいテナントを迎えるための工事を行っている気配が無いので、「UD御堂筋ビル(旧:パソナグループビル)」と「UD御堂筋アネックスビル」を一体的に建て替えられると思われます。

 「NTT都市開発」の公式ホームページによると「UD御堂筋ビル」の概要は、地上8階、地下3階、延床面積23,768.62㎡、1967年12月竣工、「UD御堂筋アネックスビル」の概要は、地上9階、地下3、延床面積2,643.80㎡、1994年3月竣工となっています。

 公式ホームページ NTT都市開発
 (1)UD御堂筋ビル (2)UD御堂筋アネックスビル


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「UD御堂筋ビル」の御堂筋側は、このように閉鎖されています。新しいテナントを迎えるための工事を行っている気配はありません。


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「UD御堂筋ビル」の北側も、このように閉鎖されています。


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「UD御堂筋アネックスビル」を北西側から見た様子です。「UD御堂筋アネックスビル」も北側の入口が閉鎖されています。


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「UD御堂筋アネックスビル」を南西側から見た様子です。テナントの名称は消されて、南側は「仮囲い」で囲っています。


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オービック御堂筋ビル
 
「UD御堂筋ビル(旧:パソナグループビル)」と「UD御堂筋アネックスビル」の北側には、「オービック」が、地上25階、塔屋2階、地下2階、高さ116.35mの超高層複合ビル「オービック御堂筋ビル新築工事」を建設中です。正式名称は「オービック御堂筋ビル」に決定しています。



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日本命淀屋橋ビル建替計画 地上25階、高さ約123m「(仮称)新淀屋橋ビル新築計画」 地上躯体の解体がほぼ完了!

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-日本生命淀屋橋ビル-

 大阪淀屋橋の「日本生命村」の北端に「日本生命淀屋橋ビル」があります。この街区はかなり前から周囲のビルを集約化して再開発するウワサがありました。

 現在、「日本生命淀屋橋ビル」の解体工事が行われています。解体工事の工事名は「日本生命淀屋橋ビル解体工事」で、「労災保険関係成立票」によると、工期は2018年7月28日~2020年1月31日(予定)となっています。

● 日本命淀屋橋ビル建替計画
 「日本生命保険相互会社」は3月13日に、老朽化のため取壊し工事に着手している「日本生命淀屋橋ビル」について、新たなオフィスビルに建替える計画を発表しました。

 引用資料 日本生命保険相互会社(PDF:2019/03/12)
 日本生命淀屋橋ビルの建替計画について

 地上25階、塔屋2階、地下1階、高さ約123mの超高層オフィスビルで、大阪メトロの「淀屋橋駅」に直結し、地下には商業店舗が入る計画です。200億円超を投じ、2022年10月の完成を目指します。

日本命淀屋橋ビル建替計画の概要
◆ 計画名-(仮称)新淀屋橋ビル新築計画
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区北浜三丁目1番 他(地名地番)
◆ 交通-Osaka Metro御堂筋線・京阪本線「淀屋橋」駅より徒歩1分(地下直結)
◆ 階数-地上25階、塔屋2階、地下1階(既存 地上2階)
◆ 高さ-約123m(既存 約40m)
◆ 敷地面積-4、666.74㎡
◆ 建築面積-約2,600㎡(既存約249㎡)
◆ 延床面積-約51,500㎡(既存約2,018㎡)
◆ 容積対象面積-約46,667㎡(既存約1,603㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造(既存 鉄骨造)
◆ 地震対策-制震構造
◆ 用途-オフィス、店舗(既存 自動車車庫)
◆ 建築主-日本生命保険相互会社
◆ 建築主-大林組
◆ 施工者-(未定)
◆ 解体工事-2018年07月28日~2020年01月31日予定
◆ 着工-2020年02月01日予定
◆ 竣工-2022年10月末日予定
◆ 投資額-200億円超


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「位置図」です。淀屋橋の「日本生命村」の北端に位置します。

 
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北東側から見た様子です。「日本生命淀屋橋ビル解体工事」が行われています。


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解体工事の工期は、2018年7月28日~2020年1月31日(予定)となっていますが、地上躯体の解体はほぼ完了しています。


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南東側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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「タワーパーキング」はそのまま残ります。


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「(仮称)新淀屋橋ビル新築計画」の建築計画のお知らせです。


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建築計画のお知らせの「南側立面図」と「東側立面図」です。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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2019年6月 2日 (日)

活気づく御堂筋 御堂筋高さ制限解除は大成功だった! 御堂筋高さ制限解除第一号プロジェクト 地上25階、高さ約116mの「オービック御堂筋ビル」

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-オービック御堂筋ビル-
 
大阪のメインストリート御堂筋に面した場所に、独立系システムインテグレーターの「オービック」が、大阪本社ビルを建てるためなどとして、2002年12月に土地を取得していました。

 敷地には、「オービック」が、地上25階、塔屋2階、地下2階、高さ116.35mの超高層複合ビル「オービック御堂筋ビル新築工事」を建設中です。正式名称は「オービック御堂筋ビル」に決定しています。

 引用資料 公式ホームページ
 オービック御堂筋ビル

 三菱地所グループのホテル統括会社である「ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツ」は、オービックが新たに建設するビルの一部を賃借し、2020年春に新規ホテルを出店します。宿泊主体型における関西地区の「フラッグシップホテル」とすることを予定しています。

 客室数はツインルームを中心に352室です。上層階の24階・25階はエグゼクティブフロアと位置づけ、上質な滞在空間を提供します。最上階の25階には宿泊者専用のエグゼクティブラウンジを設けます。

オービック御堂筋ビルの概要
◆ 計画名-オービック御堂筋ビル新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区平野町四丁目13-1 他27筆(地名地番)
◆ 交通-地下鉄御堂筋線 「淀屋橋」駅徒歩3分、地下鉄御堂筋線・中央線「本町」駅徒歩4分、京阪電車京阪本線「淀屋橋」駅徒歩7分
◆ 階数-地上25階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-116.35m
◆ 敷地面積-3,924.19㎡
◆ 建築面積-3,109.37㎡
◆ 延床面積-55,533.82㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-オフィス、ホテル、店舗、ホール、貸会議室、駐車場
◆ 客室数-352室(ロイヤルパークホテルズ)
◆ 建築主-オービック
◆ 設計者・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 解体工事-2016年05月30日~2017年04月30日
◆ 着工-2017年05月01日
◆ 竣工-2020年01月31日予定
◆ 開業日-2020年春予定(ホテル)


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「御堂筋に面した1F東側のスタイリッシュなたたずまい」です。


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御堂筋高さ制限解除 第一号プロジェクト
 
「オービック御堂筋ビル」の公式ホームページによると、「オービック御堂筋ビル」が「御堂筋高さ制限解除 第一号プロジェクト(新しい街並み誘導のルールに基づき、高さ・容積緩和・にぎわい創出等を地区計画で適用する第一号)」となっています。

● 御堂筋高さ制限解除は大成功!
 私は、御堂筋高さ制限解除には景観の観点から当初は反対でした。でも、沈滞していた御堂筋のビルの建て替え計画が次々と出てきて活気づいている現状を見ると高さ制限解除は大成功でした。

 今後、日本は人口の減少が加速します。今までのように全都市が成長する事は有り得ません。一部の勝ち組都市だけが成長して、多くの負け組都市が衰退する恐ろしい時代が間違いなくやってきます。

 大阪の御堂筋や福岡市の天神・福岡駅周辺の再開発に勢いがついたのは間違いなく規制緩和の効力です。一方で関西の某都市は規制を強化しています。その結果、都市開発の沈滞が著しいです。関西の某都市は早く政策の間違いに気が付いて欲しいです。今変えないと手遅れになります。もう残された時間はほとんどありません・・・


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「オービック御堂筋ビル」の建設現場を北東側から見た様子です。


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「アオリをかけてみました。


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最高部です。「タワークレーン」がすべて姿を消しています。


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北東側から見た下層階の様子です。


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南東側から見た様子です。


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南東側から見た下層階の様子です。


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南東側から引いて見た様子です。


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南西側のゲートが開いていました。この現場は「逆打ち工法」で行われているので、地下躯体はまだ構築中です。


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南西側から見た様子です。



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大阪駅前第4ビル1階東側公開空地整備工事 広場や歩行者デッキを大規模に改修 2019年5月29日の状況

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-大阪駅前第4ビル1階東側公開空地整備工事-

 「大阪駅前第4ビル」は、1981年7月に竣工、1981年10月にオープンしました。東側の御堂筋沿いは街路樹が大きく育ち都会のオアシスになっています。その「大阪駅前第4ビル」の東側の公開空地で大規模な改修工事が行われています。「宝くじ大阪駅前第四ビル特設売り場」が開設される場所と言った方が分かりやすいかも知れません。

 「大阪駅前第4ビル」の東側は、竣工以来ほとんんど変わっていません。初めての大規模改修工事と言っていいと思います。工事名は「大阪駅前第4ビル1階東側公開空地整備工事」、工期は「労災保険関係成立票」によると2019年4月1日~2019年12月31日(予定)、施工者は「奥村組」となっています。

 工事内容はよく分かりませんが、見た感じでは植栽も含めた公開空地の再整備、歩行者デッキや階段のリニューアル、「エスカレーター」の取り換えなどが行われるようです。
 

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「梅田阪急ビル」から見た様子です。


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北側部分です。


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南側部分です。


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「阪神梅田本店」から見た様子です。


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北側部分です。
 


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「エスカレーター」が撤去されただけでは無く、「エスカレーター」を支えていた構造物自体が撤去されています。想像していたより大規模な改修工事かも知れません。



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2019年6月 1日 (土)

総延床面積約586,000㎡ 「うめきた2期地区北街区開発事業 & うめきた2期地区南街区開発事業」の環境影響評価方法書を公表!

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-うめきた2期地区開発事業者-

 「UR都市機構(独立行政法人都市再生機構)」は、「うめきた2期地区開発事業者募集」における開発事業者を「三菱地所」を代表者とするグループに決定しています。

 引用資料 UR都市機構(PDF:2018/07/12)
 うめきた2期地区開発事業者募集における開発事業者の決定について

 開発事業者は土地譲受事業者が9者(三菱地所、大阪ガス都市開発、オリックス不動産、関電不動産開発、積水ハウス、竹中工務店、阪急電鉄、三菱地所レジデンス、うめきた開発特定目的会社)、設計・運営事業者が6者(三菱地所設計、日建設計、SANAA事務所、Gustafson Guthrie Nichol Ltd.、日比谷アメニス、阪急阪神不動産)で構成されています。

● 環境影響評価方法書を公表!
 「三菱地所、大阪ガス都市開発、オリックス不動産、関電不動産開発、積水ハウス、竹中工務店、阪急電鉄、三菱地所レジデンス、うめきた開発特定目的会社」の9社は、「うめきた2期地区北街区開発事業」と「うめきた2期地区南街区開発事業」の環境影響評価方法書を公表しました。

 引用資料 大阪市・公式ホームページ(2019/05/31)
 ◆ うめきた2期地区北街区開発事業
 ◆ めきた2期地区南街区開発事業

 2018年7月の資料では、総延床面積は都市公園部分を含めると約534,060㎡(北街区約146,900㎡+南街区約374,660㎡+都市公園約12,500㎡)でした。

 今回の環境影響評価方法書では、北街区約172,000㎡+南街区約414,000㎡=約586,000㎡と規模が拡大しています。都市公園部分の面積を含めるともう少し広くなります。


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「うめきた2期地区北街区開発事業」と「うめきた2期地区南街区開発事業」の概要です。

● 更に総延床面積が拡大か?
 現時点での容積率最高限度は、北街区が700%、南街区が1,100%です。容積対象面積はその数値で計算されています。しかし、「都市再生特別地区の都市計画により最高限度緩和予定」との注釈があります。容積率の緩和により、更なる総延床面積の拡大が期待出来ます。


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「施設配置平面図」です。


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「東立面図」です。



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地上38階、高さ約189mの「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」 Ⅱ期部分の新築工事 本日(2019年6月1日)着手!

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-大阪梅田ツインタワーズ・サウス-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 ビルの正式名称は「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」です。Ⅰ期棟が2018年4月27日(金)に竣工し、「阪神百貨店」が2018年6月1日(金)に部分開業しました。

● Ⅱ期部分の新築工事に2019年6月1日に着手!
 「阪神電気鉄道」と「阪急電鉄(開発業務は阪急阪神不動産が担当)」は、2019年6月1日から、大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分の新築工事に着手します。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2019/05/27)
 梅田1丁目1番地計画 (大阪神ビルディング及び新阪急ビルの建替計画) 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分の新築工事に6月1日から着手します ~オフィスゾーンとカンファレンスゾーンが2022年春に開業~

 オフィスゾーン(地上11階~38階)では、心と体が満たされるワークプレイスとなることを目指して、「つながる梅田の中心」「おもてなしサービスのあふれるビル」「ウェルビーイングを実感」の3つのコンセプトを掲げています。それを実現するため専用フロアを12階に設置することとします。

大阪梅田ツインタワーズ・サウスの概要
◆ 計画名-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅠ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)-2018年04月27日 ※新百貨店の部分開業2018年06月01日
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年06月01日
⑥ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分新築工事着手-2019年06月01日
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春予定


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「WELLCO」のイメージパース 「カフェ」です。


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「WELLCO」のイメージパース 「ラウンジ&ワークスペース」です。


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「WELLCO」のイメージパース 「ウェルネスゾーン」です。


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撮影日2019年5月29日 「サウスゲートビルディング」から見た様子です。Ⅱ期部分の新築工事に、本日(2019年6月1日)着手します。


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撮影日2019年5月29日 西側の「三点式パイルドライバ」です。「地中障害物」の撤去を行っています。


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撮影日2019年5月29日 東側の「三点式パイルドライバ」です。「地中障害物」の撤去を行っています。


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撮影日2019年5月29日 「オールケーシング掘削機」です。「地中障害物」の撤去を行っています。


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撮影日2019年5月29日 「オールケーシング掘削機」の本体です。


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撮影日2019年5月29日 「梅田阪急ビル」から見た様子です。


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撮影日2019年5月29日 西側部分です。最後まで残っていた1階床北端の解体もほぼ終わっています。


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撮影日2019年5月29日 北側から見た様子です。



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