おおさか東線の開業に合わせて「南吹田駅前線立体交差事業」が完成 アンダーパスにより、南吹田地域のJR東海道本線による地域分断解消!
-南吹田駅前線立体交差事業-
「おおさか東線」とは直接は関係ないですが、「おおさか東線」の関連工事として非常に重要な「南吹田駅前線立体交差事業」が行われました。工事が完成して、「おおさか東線」の開業に合わせて、2019年3月16日の正午に供用開始されました。
南吹田地域は、1976年に「南吹田第1土地区画整理事業」が完了し都市基盤整備が進められましたが、土地の有効利用や都市機能のさらなる整備が望まれる地域です。
南吹田駅前線立体交差事業により、南吹田地域のJR東海道本線による地域分断解消、吹田市南部の新しい地域拠点としての都市機能の向上、おおさか東線新駅及び駅前交通広場の整備に伴う利便性の向上を図り、魅力的なまちづくりを目指します。
引用資料 吹田市・公式ホームページ
南吹田駅前線立体交差事業
南吹田駅前線立体交差事業の概要
◆ 事業名称-北部大阪都市計画道路事業3・4・205-19号南吹田駅前線
◆ 路線名-3・4・205-19号南吹田駅前線
◆ 所在地-大阪府吹田市南吹田一丁目~三丁目
◆ 事業計画区間-約390m
◆ 道路幅員-14.3m~26.7m
◆ 道路車線数-2車線
◆ 事業主体-吹田市
◆ 事業認可期間-2021年度~2018年度
◆ 供用開始-2019年03月16日
「事業位置図」です。
「JR東海道本線東側より望む」です。
「JR東海道本線西側より望む」です。
開通前の道路を歩こう(イベント)
2019年3月16日の正午に供用開始しましたが、開通前の車道を開放して通り抜けられるイベントが、3月16日の午前9時~11時30分の間行われました。撮影は約3ヶ月前ですが、せっかく撮影した写真がもったいないのでUPしたいと思います。
JR東海道本線東側より入って行きます。
もうすぐJR東海道本線の下です。
正式名称は「南吹田地下道」です。
アンダーパス部分です。
地下道路ボックス
JR東海道本線下のトンネル区間約77mを含む全長約94mの「地下道路ボックス」を新設しました。車道幅員7.5m(2車線)、歩道幅員4.0mの地下道です。
反対側が見えてきました。
JR東海道本線西側に抜けて行きます。
反対側(東側)に振り返った様子です。
完成記念式典に参加する「チアリーディングチーム」が小走りで駆け抜けて行きました。
あと少しです。
JR東海道本線西側から見た様子です。
JR東海道本線東側の「歩道」の入口です。
「階段」と自転車の「スロープ」が設置されています。
バリアフリー対策として、JR東海道本線の両側に「エレベーター」が設置されています。
「歩道」です。
フェンスの向こう側は、「車道」です。
JR東海道本線西側の階段です。
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