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2019年6月 7日 (金)

ヨドバシ梅田タワー 「芝田1丁目交差点(阪急梅田駅-ヨドバシ)」と「芝田2丁目交差点(グランフロント大阪-ヨドバシ)」のペデストリアンデッキ工事は「グランフロント大阪」の整備事業!

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-
 「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。2017年9月13日に、「地鎮祭」が行われ本格着工しました。

● 建物名称が「ヨドバシ梅田タワー」に決定!
 
「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の正式名称が「ヨドバシ梅田タワー」に決定しました。「ヨドバシ梅田タワー」は、既存のヨドバシカメラマルチメディア梅田に、約200店舗を集積する商業施設、約1,000室のホテルを併設した大阪・梅田の新しいランドマークとして、2019年秋に開業を迎えます。

 引用資料 ヨドバシホールディングス(2019/06/03)
 建物名称を「ヨドバシ梅田タワー」に決定 約200店舗を集積する複合商業施設として大阪駅前に新たなランドマークが誕生

 地下2階~地上8階の10フロアにまたがる売場面積91,954㎡の大規模商業施設は、カメラ・家電量販店を展開する「ヨドバシカメラ」を核にした新たな複合商業施設となります。商業施設の各フロアは隣接する既存のヨドバシカメラマルチメディア梅田とも接続します。

 商業部分の延床面積は、既存ビルの地下2階~地上8階の約80,300㎡+新棟の地下1階~地上8階の約53,200㎡=約133,500㎡です。その中で売場面積は91,954㎡となります。91,954㎡(売場面積)÷約133,500㎡(商業部分の延床面積)=約69%です。残りの約31%は、商業部分の事務室、倉庫、トイレ、階段、飲食スペースなどのバックヤードで、売場面積には含みません。

 宿泊施設は、「阪急阪神ホテルズ」が新たに立ち上げた宿泊主体型ホテルブランドの日本初の1号店となる「Hotel Hankyu RESPIRE OSAKA(ホテル阪急レスパイア大阪)」で、2019年11月27日(水)に開業します。 客室数は1,032 室(ダブル 414室、ツイン399室、トリプル171室、フォース48室)を予定しています。

ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 計画名-(仮称)ヨドバシ梅田タワー
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.340m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,638.72㎡(施設全体)、6.875.55(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-218.837.23㎡(施設全体)、109.999.99㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-169.510.98㎡(施設全体)、91,672.04㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-1,032室予定(ダブル 414室、ツイン399室、トリプル171室、フォース48室)
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年09月13日(地鎮祭)
◆ 竣工-2019年12月末日予定(当初計画)
◆ 開業-2019年11月27日予定(ホテル)


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重層的な歩行者ネットワークの整備

 「重層的な歩行者ネットワークの整備」が行われます。これらが整備される事によって、JR大阪駅の北側の歩行者ネットワークは劇的に改善されます。

 引用資料 ヨドバシカメラ(PDF:2016/08/31)
 ヨドバシ梅田 一体開発(都市再生特別地区 北区大深町)事業計画の決定について

 現状、観光客やビジネスワーカーが行き交うエリアでありながら、地上レベル(芝田交差点)に横断歩道等が設置されていないことから、主要交通機関から当エリアにアクセスしにくい状況です。

 「ヨドバシ梅田タワー」を核として、大阪駅、大阪ステーションシティ、グランフロント大阪への周辺施設を繋ぐペデストリアンデッキの整備によって歩行者ネットワークが充実し、地下1階・1階・2階レベルへの移動が可能となり大阪駅周辺の歩行者動線の利便性が上がります。

 芝田1丁目交差点(阪急梅田駅-ヨドバシ)、芝田2丁目交差点(グランフロント大阪-ヨドバシ)のペデストリアンデッキ工事は「グランフロント大阪」の整備事業となります。


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Aデッキ

 「Aデッキ」は、「JR(大阪ステーションシティ)」と「ヨドバシカメラマルチメディア梅田」を結ぶペデストリアンデッキです。デッキの形状から「ヨドバシカメラ」の整備事業である事が分かります。


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Bデッキ

 「Bデッキ」は、「グランフロント大阪南館」の南側と「ヨドバシカメラマルチメディア梅田」を結ぶペデストリアンデッキです。デッキの形状からグランフロント大阪の敷地内が「グランフロント大阪」の整備事業、道路上とヨドバシカメラの敷地内が「ヨドバシカメラ」の整備事業である事が分かります。


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芝田2丁目交差点

 「芝田2丁目交差点」には、「ヨドバシ梅田タワー」と「グランフロント大阪南館」を結ぶペデストリアンデッキを結ぶペデストリアンデッキが整備される予定です。

 「ヨドバシホールディングス」のホームページによると、「芝田2丁目交差点(グランフロント大阪-ヨドバシ)」のペデストリアンデッキ工事は「グランフロント大阪」の整備事業となるようです。


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この部分にペデストリアンデッキが整備されます。


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「グランフロント大阪南館」は、当初からペデストリアンデッキの整備を前提に設計されています。


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私的には、ここに北側の街区と結ぶペデストリアンデッキも整備して欲しかったです。


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芝田1丁目交差点

 「芝田1丁目交差点」には、(1)「ヨドバシ梅田タワー」と北側の街区を結ぶペデストリアンデッキ、(2)「ヨドバシ梅田タワー」と「阪急梅田駅」側を結ぶペデストリアンデッキの2本が整備される予定です。

  「ヨドバシホールディングス」のホームページによると、「芝田1丁目交差点(阪急梅田駅-ヨドバシ)」のペデストリアンデッキ工事は「グランフロント大阪」の整備事業でとなるようです。

 これには驚きました。「グランフロント大阪」とかなり離れているのに、「グランフロント大阪」の整備事業となったようです。私は、てっきり「大阪市」が整備するのかと思っていました。


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「完成イメージパース(北東側)」です。2本のペデストリアンデッキが、透けて描かれています。2本目が交差点を対角線上にオーバーパスしているように見えますが、「芝田1丁目交差点」は十字じゃないので私の目の錯覚のようです。当初計画では2本のペデストリアンデッキが 、「十字」に配置されていますが、「V字」に近い配置にかなり北側に振るようです。


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スクランブル交差点となっている「芝田1丁目交差点です。


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「完成イメージパース(北東側)」を見ると「ジャンカラ」側と結ぶように見えますが、「大阪新阪急ホテル」がある街区の北西端と結ぶようです。


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「芝田1丁目交差点」を南側から見た様子です。



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