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2019年7月

2019年7月31日 (水)

大阪・淀屋橋ツインタワー 高さ約135m、延床面積約130,000㎡の「淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業」 完成イメージが公開!

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-淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事-
 リーマンショック前のプチバブルの頃の2007年3月に、「日経新聞」が御堂筋を挟んで、高さ約140mの超高層ツインタワーを建設すると報道しました。

 御堂筋東側は、「日土地淀屋橋ビル」と「東京建物大阪ビル(現在の京阪御堂筋ビル)」、御堂筋西側は、「ミズノ」や「三菱東京UFJ銀行(現在の三菱UFJ銀行)」など11社の地権者が共同再開発を目指すというものでした。しかし、東西共に実現する事はありませんでした。

 都市伝説化していたプロジェクトが遂に動き出します。大阪市は、淀屋橋駅の「東地区」と「西地区」について都市計画案を公表しました。容積率の最高限度を1600%に引き上げます。

● 日本経済新聞が完成イメージ公開! 
 大阪市は、「淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業」の大阪都市計画第一種市街地再開発事業の決定をしました。地上28階、高さ約135m、延床面積約130,000㎡の超高層ビルが建設される予定です。

 東地区の「淀屋橋駅東地区都市再生事業」は、7月23日に完成予想パースが公開されていましたが、西地区の「淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業」も7月30日に「日本経済新聞」から完成イメージが公開されました。

 日本経済新聞(2019/07/30)
 大阪・淀屋橋ツインビル、東西で調和したデザインに 御堂筋イチョウ並木の「ゲートタワー」

淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 大阪府大阪市中央区北浜四丁目地内
◆ 階数-地上28階
◆ 高さ-最高限度135m
◆ 施行区域面積-約17,000㎡
◆ 敷地面積-約7,200㎡
◆ 建築面積-約4,700㎡
◆ 延床面積-約130,000㎡
◆ 容積対象面積-約115,200㎡(容積率約1,600%)
◆ 用途-業務施設、商業施設
◆ 事業施行者-市街地再開発組合(予定)
◆ 施行期間-2021年度~2024年度予定
◆ 概算事業費-約668億円


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東西共に高さ50mに揃え、その上に御堂筋側の壁面を後退させたビルがさらに高みへ伸びる設計になっています。そもそもどうして西側が15m低いのでしょうか? 勝手な予想をしてみました(笑)。

(1)大阪市としては西側に下がるなだらかなスカイラインを目指している?
(2)西側は東西の幅が広いので、イチョウ並木への日照時間が短くなるのを考慮して低くした?


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「淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業」の予定地です。


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「説明図1」です。施行区域面積は約17,000㎡です。西地区は「第一種市街地再開発事業」として、「市街地再開発組合」を設立して再開発を行います。「市街地再開発組合」を設立して多くのビルを集約化する再開発手法は東京では一般的ですが、大阪ではまだまだ珍しいです。

 引用資料 大阪市・公式ホームページ(2019/05/30)
 大阪都市計画案の公衆縦覧及び意見書の受付を実施します


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「説明図2」です。高さの最高限度は135mです。


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「説明図2」です。容積率の最高限度は、1,600%です。



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大阪市中央区北久宝寺町二丁目 地上20階、高さ約73mの「(仮称)大阪ホテル計画新築工事」 2019年7月17日の建設状況

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-(仮称)大阪ホテル計画新築工事-

 中央区北久宝寺町二丁目の複数のビルが解体されて更地になっている場所がありました。西側には、「フレンドステージ」により、地上20階、地下1階、高さ73.36m のホテルが建設されます。

(仮称)大阪ホテル計画新築工事の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区北久宝寺町二丁目35番1、35番5(地名地番)、大阪府大阪市中央区北久宝寺町二丁目6番(住居表示)
◆ 階数-地上20階、地下1階
◆ 高さ-73.36m
◆ 敷地面積-844.14㎡
◆ 建築面積-498.54㎡
◆ 延床面積-6,398.75㎡(容積対象面積5,487.93㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-195室
◆ 建築主-フレンドステージ
◆ 設計者-プランテック総合計画事務所
◆ 施工者-安藤・間
◆ 着工-2018年08月01日
◆ 竣工-2020年10月31日予定


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「(仮称)大阪ホテル計画新築工事」の建設現場を南西側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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「(仮称)大阪ホテル計画新築工事」の建築計画のお知らせです。


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建築計画のお知らせの「立面図」です。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。


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東隣りの駐車場だった敷地には、大手総合衣料問屋「プロルート丸光」が、「大阪本店(新館)」を2019年6月2日にプレオープンしました。



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2019年7月30日 (火)

地上38階、高さ約189mの「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」 Ⅱ期工事 2019年7月24日の建設状況

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-大阪梅田ツインタワーズ・サウス-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 ビルの正式名称は「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」です。Ⅰ期棟が2018年4月27日(金)に竣工し、「阪神百貨店」が2018年6月1日(金)に部分開業しました。

● Ⅱ期部分の新築工事に2019年6月1日に着手!
 「阪神電気鉄道」と「阪急電鉄(開発業務は阪急阪神不動産が担当)」は、2019年6月1日に、大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分の新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2019/05/27)
 梅田1丁目1番地計画 (大阪神ビルディング及び新阪急ビルの建替計画) 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分の新築工事に6月1日から着手します ~オフィスゾーンとカンファレンスゾーンが2022年春に開業~

 オフィスゾーン(地上11階~38階)では、心と体が満たされるワークプレイスとなることを目指して、「つながる梅田の中心」「おもてなしサービスのあふれるビル」「ウェルビーイングを実感」の3つのコンセプトを掲げています。それを実現するため専用フロアを12階に設置することとします。

大阪梅田ツインタワーズ・サウスの概要
◆ 計画名-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅠ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)-2018年04月27日 ※新百貨店の部分開業2018年06月01日
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年06月01日
⑥ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分新築工事着手-2019年06月01日
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春予定


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「WELLCO」のイメージパース 「カフェ」です。


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「WELLCO」のイメージパース 「ラウンジ&ワークスペース」です。


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「WELLCO」のイメージパース 「ウェルネスゾーン」です。

 
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撮影日2019年7月24日 「サウスゲートビルディング」から見た様子です。


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撮影日2019年7月24日 1台だけになった「三点式パイルドライバ」です。


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撮影日2019年7月24日 「ロックオーガ」で「地中障害物」の撤去を行っています。


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撮影日2019年7月24日 1基目の「オールケーシング掘削機」です。「地中障害物」の撤去を行っています。


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撮影日2019年7月24日 2基目の「オールケーシング掘削機」です。


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撮影日2019年7月24日 「ケーシングチューブ」と「安定液プラント」です。 


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撮影日2019年7月24日 「流動化処理土」の製造プラントだと思われます。「地中障害物」の撤去によって生じた隙間を「流動化処理土」で埋め戻していると思われます。


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撮影日2019年7月24日 北側から見た様子です。



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大阪府庁近く 地上42階、高さ約150m「(仮称)大阪市中央区谷町2丁目PRJ」 2019年7月17日の建設状況

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-(仮称)大阪市中央区谷町2丁目PRJ-
 
大阪府庁のすぐ西側の中央区谷町二丁目に、「京阪電鉄不動産」が、地上42階、塔屋2階、高さ150.60m、延床面積27,890.60㎡の超高層タワーマンションを建設しています。

 建設現場は、オフィスビルの「ガレリア大手前ビル」があった場所です。大阪メトロ谷町線「天満橋駅」、京阪本線「天満橋駅」、大阪メトロ谷町線「谷町四丁目駅」に近い好立地です。

(仮称)大阪市中央区谷町2丁目PRJの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区谷町二丁目1番地(地番)
◆ 階数-地上42階、塔屋2階
◆ 高さ-建築物150.60m   (備考)最高部はあと少しだけ高いです。
◆ 敷地面積-1,759.30㎡
◆ 建築面積-950.07㎡
◆ 延床面積-27,890.60㎡(容積率対象面積19,369.94㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-共同住宅(分譲)  
◆ 総戸数-(不明)
◆ 建築主-京阪電鉄不動産
◆ 設計者-浅井謙建設研究所
◆ 施工者-鴻池組
◆ 準備工事-2018年09月初旬~2018年12月下旬
◆ 着工-2019年01月初旬
◆ 竣工-2021年10月下旬予定


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「(仮称)大阪市中央区谷町2丁目PRJ」の建設現場を南東側から見た様子です。


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「コンクリートポンプ車」で、コンクリートを打設しています。


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南西側から見た様子です。


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「(仮称)大阪市中央区谷町2丁目PRJ」の建築計画のお知らせです。


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建築計画のお知らせの「南立面図」です。非常にスリムな超高層タワーマンションです。高さ150.60mは「建築物」の高さで、最高部はあと少しだけ高いです。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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2019年7月29日 (月)

うめきた2期区域基盤整備 JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 北3工区 2019年7月24日の状況

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JR東海道線支線地下化・新駅設置工事-
 
大阪市とJR西日本がうめきた2期区域(北区)の基盤整備に合わせて行う東海道線支線の「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事(約2,400m)」が、2016年10月28日に全工区で着工しました。総事業費は約690億円で、新駅の開業は2023年3月を予定しています。


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区間別の構造概要と工事の進め方
 大阪市が事業主体となって行う地下化(連続立体交差事業)の工事延長は、北区豊崎六丁目から福島区福島七丁目に至る約2,400mで、途中、ボトルネック踏切1ヶ所(西梅田1番踏切)の除却や既設交差道路の改良(2ヶカ所)などにより、踏切事故の解消や道路交通の円滑化、市街地の分断解消をが図られます。

 引用資料 大阪市・公式ホームページ
 JR東海道線支線地下化事業


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工区割図
 
「北1工区~南2工区」までの工区割図です。

各工区の施工者
◆ 北1工区-奥村組・鉄建建設JV
◆ 北2工区-錢高組・西松建設JV
◆ 北3工区-鴻池組・前田建設工業JV
◆ 駅部工区-大鉄工業・清水建設JV
◆ 南1工区-大林組・淺沼組JV
◆ 南2工区-大成建設・大鉄工業JV


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北3工区

 ノースゲートビルディング11階の「風の広場」から見た「北3工区」です。「北3工区」は、「鴻池組・前田建設工業JV」の施工により行われています。


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北3工区の未着工だった区間
 この部分は、地下道があったため「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事」の工事が未着工でしたが、地下道が撤去されて工事が始まりました。


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東側から見た様子です。


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南側部分です。最終的には南側部分と接続されます。


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旧下水道を撤去した後に、新しい下水道を設置しました。新しい下水道は埋め戻されています。


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新しい下水道は埋め戻されました。


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東側の「土留め壁」です。


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西側の「土留め壁」です。


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これは両側の「マンホール」の天井板でしょうか? 穴の部分にマンホールの蓋を取り付けると思われます。


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小規模ですが北側で掘削が再開されました。


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最終的には北側部分と接続されます。



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国土交通省 大阪府警察本部庁舎西隣の「大阪第6地方合同庁舎(仮称)整備等事業のうち解体工事」 埋蔵文化財調査

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-大阪第6地方合同庁舎(仮称)整備等事業-

 「国土交通省近畿地方整備局」は、PFI手法を導入する「大阪第6地方合同庁舎(仮称)整備等事業」を一般競争入札し、2017年11月24日に開札され、20,713,748,503円(約207億円)で、大林組グループを選定しました。

 国土交通省 近畿地方整備局(PDF:2017/12/15)
 大阪第6地方合同庁舎(仮称)整備等事業 民間事業者選定結果

 建設予定地は、「大阪府警察本部別館A棟」やガソリンスタンド、駐車場などの跡地です。事業期間は、2032年3月31日までの約14年間となっています。

 「大阪第6地方合同庁舎(仮称)」には、「近畿管区警察局、近畿管区行政評価局、大阪法務局、近畿公安調査局、近畿地方整備局(管理予定官署)、大阪航空局」の6官署が入居します。

 概要は、敷地面積約6,453㎡、延床面積約49,251㎡(付属家面積含む)です。当初の計画では、地上20階、地下1階となっていました。

大阪第6地方合同庁舎(仮称)整備等事業の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区大手前三丁目3番10
◆ 階数-地上14階(落札者の提案イメージから推測)
◆ 敷地面積-約6,453㎡
◆ 延床面積-約49,251㎡(付属家面積含む)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-合同庁舎(近畿管区警察局、近畿管区行政評価局、大阪法務局、近畿公安調査局、近畿地方整備局(管理予定官署)、大阪航空局の6官署)
◆ 建築主-PFI大阪第6合同庁舎(株)
◆ 設計者・監理者-日本設計
◆ 施工者-大林組
◆ 着工(解体工事を含む)-2018年03月01日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2022年04月30日(労災保険関係成立票より)


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「落札者の提案イメージ」です。


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「大阪第6地方合同庁舎(仮称)整備等事業」の予定地を南東側から見た様子です。


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現在は「大阪第6地方合同庁舎(仮称)整備等事業のうち解体工事」が行われています。工期は解体工事+本体工事で、2018年3月1日~2022年4月30日(予定)で、「大林組」の施工により行われています。


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敷地北側です。


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「山留め壁」を支える「切梁」が設置されました。


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「山留め壁」です。


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現在は「埋蔵文化財調査」が行われています。


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角度を変えて見た様子です。


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南側に振った様子です。


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敷地南側です。


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角度を変えて見た様子です。



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2019年7月28日 (日)

大阪本町プロジェクト 地上21階、高さ101.732mの「(仮称)本町サンケイビル」 敷地の北側で「埋蔵文化財発掘調査」

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-(仮称)本町サンケイビル-
 
「オンワードホールディングス」は、2016年11月に大阪市中央区本町四丁目の「オンワード樫山」の大阪支店が入っていた土地と建物を積水ハウスグループの「積和不動産関西」に売却しました。
 譲渡価額は85億円です。既存建物の解体工事「(株)オンワード樫山本館・別館他解体工事」が行われ、「タイムズ御堂筋本町通り」として暫定使用されています。

 「サンケイビル」は、2018年9月21日付で、大阪市中央区本町にてオフィスビル開発用地を取得しました。計画地は、大阪メトロ御堂筋線・中央線・四つ橋線の計3路線が交差する「本町駅」徒歩1分と交通利便性が高く、四方接道で「本町通り」に面し、大阪の大動脈である「御堂筋」からも至近の視認性を有しています。

 サンケイビルは「、「S-GATE」シリーズと同等のグレード・スペックを兼ね備えたオフィスビルを開発する予定です。 敷地面積2,455.84㎡、延床面積30,188.84㎡(容積対象面積24,557.59㎡)なので、容積率はピッタリ1,000%です。

 引用資料 サンケイビル(PDF)
 サンケイビルビジネストピックス

大阪本町プロジェクトの概要
◆ 計画名-(仮称)本町サンケイビル
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区本町四丁目3番4番(住所表示)、大阪府大阪市中央区本町四丁目23番他(地番表示)
◆ 交通-Osaka Metro御堂筋線・中央線・四つ橋線「本町」駅徒歩1分
◆ 階数-地上21階、地下1階
◆ 高さ-最高部101.732m、軒高95.282m
◆ 敷地面積-2,455.84㎡
◆ 建築面積-1,562.44㎡
◆ 延床面積-30,188.84㎡(容積対象面積24,557.59㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-オフィス
◆ 建築主-サンケイビル
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2019年11月01日予定
◆ 竣工-2021年10月31日予定


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「(仮称)本町サンケイビル」の建設予定地を北西側から見た様子です。


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敷地の北側で工事が行われています。


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「埋蔵文化財発掘調査」を行っています。


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「埋蔵文化財発掘調査」が行われているのは敷地の北側のみです。


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南西側から見た様子です。敷地の南側は「タイムズ御堂筋本町通り」として暫定使用されています。


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南東側から見た様子です。


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「(仮称)本町サンケイビル」の建築計画のお知らせです。


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建築計画のお知らせの「立面図」です。軒高もしくは建築物の高さ95.282m+塔屋6.450m=最高高さ101.732mとなっています。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。南北に細長い超高層オフィスビルになります。



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西梅田 「ホテルインターゲート大阪 梅田」が出店する「(仮称)新サンケイビル立替プロジェクト」 2019年7月24日の建設状況

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-(仮称)新サンケイビル立替プロジェクト-
 大阪市北区梅田二丁目に「新サンケイビル」と「サンケイビル別館」がありましたが、閉鎖されての解体工事が行われました。跡地には、地上18階、塔屋1階、地下1階、高さ69.745m、延床面積16,961.30㎡のホテル、オフィス、店舗で構成される複合ビル「(仮称)新サンケイビル立替プロジェクト」が建設されています。

● ホテルインターゲート大阪 梅田
 「サンケイビル」は、大阪市北区梅田二丁目における複合ビル開発事業「(仮称)新サンケイビル建替プロジェクト」を2019年2月1日に着手しました。

 引用資料 サンケイビル(PDF:2019/02/01)
 ホテル 「INTERGATE HOTELS」第5号物件 『ホテルインターゲート大阪 梅田』開発着手のお知らせ

 グループ傘下の「グランビスタ ホテル&リゾー」の新ホテルブランド「INTERGATE HOTELS」の第5号物件となる「ホテルインターゲート大阪 梅田」として、2021年春の開業を予定しいます。

ホテルインターゲート大阪 梅田の概要
◆ 計画名-(仮称)新サンケイビル立替プロジェクト
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田二丁目33-1、33-2、34-1、34-8(地名地番)
◆ 交通-Osaka Metro四つ橋線「西梅田駅」徒歩3分、JR東西線「北新地駅」徒歩5分・「大阪駅」徒歩5分、阪神電鉄本線「阪神梅田駅」徒歩5分
◆ 階数-地上18階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-69.745m
◆ 敷地面積-1,738.29㎡
◆ 建築面積-1,046.85㎡
◆ 延床面積-16,781.54㎡(容積対象面積15,345.93㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-ホテル、オフィス、店舗
◆ 客室数-389室(818名)予定
◆ 建築主-サンケイビル
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2018年02月01日~2019年01月31日
◆ 着工-2019年02月01日
◆ 竣工-2020年10月末予定
◆ 開業-2021年春予定


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「位置図」です。


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「(仮称)新サンケイビル立替プロジェクト」の建設現場を南東側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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内部の様子です。「場所打ちコンクリート拡底杭」の構築が終わって、掘削工事が行われています。


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「場所打ちコンクリート拡底杭」の頭部分を掘り出しています。


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建築計画のお知らせの「立面図」です。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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2019年7月27日 (土)

ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 ヨドバシ梅田タワー 2019年7月24日の建設状況

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-ヨドバシ梅田タワー-
 「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。2017年9月13日に、「地鎮祭」が行われ本格着工しました。「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の正式名称は「ヨドバシ梅田タワー」に決定しています。

 商業部分の延床面積は、既存ビルの地下2階~地上8階の約80,300㎡+新棟の地下1階~地上8階の約53,200㎡=約133,500㎡です。その中で売場面積は91,954㎡となります。91,954㎡(売場面積)÷約133,500㎡(商業部分の延床面積)=約69%です。残りの約31%は、商業部分の事務室、倉庫、トイレ、階段、飲食スペースなどのバックヤードで、売場面積には含みません。

 宿泊施設は、「阪急阪神ホテルズ」が新たに立ち上げた宿泊主体型ホテルブランドの日本初の1号店となる「Hotel Hankyu RESPIRE OSAKA(ホテル阪急レスパイア大阪)」で、2019年11月27日(水)に開業します。 客室数は1,032 室(ダブル 414室、ツイン399室、トリプル171室、フォース48室)を予定しています。

● LINKS UMEDA(リンクス ウメダ)
 「ヨドバシホールディングス」は、 建設中の「ヨドバシ梅田タワー」内の商業施設名を「LINKS UMEDA(リンクス ウメダ)」に決定しました。「LINKS UMEDA」は、カメラ・家電量販店を展開するヨドバシホールディングスによる新たな企画の複合商業施設であり、売場面積約57,800㎡を誇る、地下1階から地上8階の9フロア、約200店舗で構成される地域最大級の商業施設です。

 引用資料 ヨドバシホールディングス(2019/07/19)
 商業施設名称を『LINKS UMEDA(リンクス ウメダ)』に決定 大阪・梅田の新ランドマーク「ヨドバシ梅田タワー」内の商業施設

ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 計画名-(仮称)ヨドバシ梅田タワー
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.340m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,685.89㎡(施設全体)、6,923.99㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-218.941.75㎡(施設全体)、110,104.53㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-169.603.10㎡(施設全体)、91,756.73㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-1,032室予定(ダブル 414室、ツイン399室、トリプル171室、フォース48室)
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年09月13日(地鎮祭)
◆ 竣工-2019年12月末日予定
◆ 開業-2019年11月27日予定(ホテル)


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LINKS UMEDA(リンクス ウメダ)
 
施設名称には、「ヨドバシカメラとLINKする」「ペデストリアンデッキで街とLINKする」「様々な目的を持つ家族や友人がLINKする」「コミュニティ型ワークスペースで新しいアイディアと出会いがLINKする」など、たくさんの“LINK”が生まれる場所という意味が込められています。ヨドバシホールディングスでは、「LINKS」という商業施設ブランドの更なる展開を今後も計画しています。


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「全体構成図」です。


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売場面積

 「LINKS UMEDA」の売場面積は約57,800㎡です。「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田」の売場面積は約34,100㎡です。ビル全体での売場面積は約91,900㎡(正確には91,954㎡)です。


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「完成イメージパース(北東エントランス)」です。


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北東側から見た全景です。 商業部分の総延床面積約133,500㎡、総売場面積91,954㎡の巨大な「商業施設」が誕生します。 


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「阪急グランドビル(阪急32番街)」の展望ロビーから見た様子です。


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アップです。


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北東角部分です。



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「ノースゲートビルディング」から見た様子です。


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「グランフロント大阪 北館」から見た様子です。


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下層階の「商業施設」です。


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北側には、「高速バス・観光バス発着スペース」が設けられます。


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「庇」のようなものが取り付けられています。


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道路との間に結構広いスペースがあります。



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ヨドバシ梅田タワー ペデストリアンデッキの躯体工事 2019年7月24日の建設状況

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-ヨドバシ梅田タワー-
 「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。2017年9月13日に、「地鎮祭」が行われ本格着工しました。「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の正式名称は「ヨドバシ梅田タワー」に決定しています。

 商業部分の延床面積は、既存ビルの地下2階~地上8階の約80,300㎡+新棟の地下1階~地上8階の約53,200㎡=約133,500㎡です。その中で売場面積は91,954㎡となります。91,954㎡(売場面積)÷約133,500㎡(商業部分の延床面積)=約69%です。残りの約31%は、商業部分の事務室、倉庫、トイレ、階段、飲食スペースなどのバックヤードで、売場面積には含みません。

 宿泊施設は、「阪急阪神ホテルズ」が新たに立ち上げた宿泊主体型ホテルブランドの日本初の1号店となる「Hotel Hankyu RESPIRE OSAKA(ホテル阪急レスパイア大阪)」で、2019年11月27日(水)に開業します。 客室数は1,032 室(ダブル 414室、ツイン399室、トリプル171室、フォース48室)を予定しています。

● LINKS UMEDA(リンクス ウメダ)
 「ヨドバシホールディングス」は、 建設中の「ヨドバシ梅田タワー」内の商業施設名を「LINKS UMEDA(リンクス ウメダ)」に決定しました。「LINKS UMEDA」は、カメラ・家電量販店を展開するヨドバシホールディングスによる新たな企画の複合商業施設であり、売場面積約57,800㎡を誇る、地下1階から地上8階の9フロア、約200店舗で構成される地域最大級の商業施設です。

 引用資料 ヨドバシホールディングス(2019/07/19)
 商業施設名称を『LINKS UMEDA(リンクス ウメダ)』に決定 大阪・梅田の新ランドマーク「ヨドバシ梅田タワー」内の商業施設

ヨドバシ梅田タワーの概要

◆ 計画名-(仮称)ヨドバシ梅田タワー
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.340m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,685.89㎡(施設全体)、6,923.99㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-218.941.75㎡(施設全体)、110,104.53㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-169.603.10㎡(施設全体)、91,756.73㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-1,032室予定(ダブル 414室、ツイン399室、トリプル171室、フォース48室)
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年09月13日(地鎮祭)
◆ 竣工-2019年12月末日予定
◆ 開業-2019年11月27日予定(ホテル)


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「全体構成図」です。「(*1)ペデストリアンデッキはグランフロント大阪様の整備事業でございます(竣工時期未定)」と注釈があります。これで3本の「ペデストリアンデッキ」は、 「ヨドバシ梅田タワー」のオープン時には、完成していない事が確定しました。


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建物の東側では、ペデストリアンデッキの工事が行われています。


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角度を変えて見た様子です。


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「養生シート」が撤去されてペデストリアンデッキが姿を現しました。


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アップです。


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ここから北側は、アーチ型の屋根がありません。


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建物の西側では、ペデストリアンデッキの工事が行われています。


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この部分で「グランフロント大阪 南館」の2階と接続されます。


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「ヨドバシ梅田タワー」のオープン時には、「グランフロント大阪 南館」の2階と接続するペデストリアンデッキが完成していない事が確定的になりました。

 「ヨドバシホールディングス」のホームページによると、「芝田2丁目交差点(グランフロント大阪-ヨドバシ)」のペデストリアンデッキ工事は「グランフロント大阪」の整備事業となるようです。


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「グランフロント大阪 南館」から見た様子です。


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この部分で「グランフロント大阪 南館」の2階と接続される予定ですが、ペデストリアンデッキを接続する「開口部」が無く、ガラスが取り付けられています。


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芝田1丁目交差点のペデストリアンデッキ
 この部分は、芝田1丁目交差点のペデストリアンデッキの「基部」です。「芝田1丁目交差点」には、(1)「ヨドバシ梅田タワー」と北側の街区を結ぶペデストリアンデッキ、(2)「ヨドバシ梅田タワー」と「阪急梅田駅」側を結ぶペデストリアンデッキの2本が整備される予定です。

 「ヨドバシホールディングス」のホームページによると、「芝田1丁目交差点(阪急梅田駅-ヨドバシ)」のペデストリアンデッキ工事は「グランフロント大阪」の整備事業でとなるようです。

 「ヨドバシ梅田タワー」のオープン時には、2本のペデストリアンデッキが完成していない事が確定的になりました。とりあえずペデストリアンデッキの「基部」だけ完成させておいて、「ペデストリアンデッキ」の本体の工事は周辺の環境が整ってから行われると思われます。


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東側から見た様子です。かなり北側に飛び出しています。



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2019年7月26日 (金)

堂島二丁目特定街区 地上50階、延床面積約8万㎡の超高層複合ビル 最大180室のホテルと最大450戸のマンション 2019年7月24日の状況

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-(仮称)堂島2丁目計画に伴う地下解体工事-

 日本最大手の広告代理店である「電通」の本社は「汐留シオサイト」にありますが、関西支社は大阪市北区堂島の「電通大阪ビル」にありました。「電通大阪ビル」は、1985年には「BCS賞(第26回受賞作品)」を受賞しています。

 「電通」の関西支社は、2017年11月13日から「中之島フェスティバルタワー・ウエスト」に移転しています。「電通大阪ビル」は、「東京建物」に売却されています。

 「旧電通ビル既存建物解体工事」が完了し、現在は「(仮称)堂島2丁目計画に伴う地下解体工事」が行われています。「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は、2019年2月15日~2020年2月28日(予定)となっています。

大阪都市計画特定街区の決定(堂島二丁目特定街区) 
 「堂島二丁目」において、 国際競争力の強化に資する宿泊施設及びにぎわい・交流機能等の導入、にぎわい施設と一体なった緑や文化と触れ合える高質な歩行者空間の整備とあわせて、良好な環境と健全な形態を有する建築物の建設及び有効な空地を確保する等により、適正な街区を形成します。

 引用資料 大阪市・公式ホームページ(2018/08/30)
 報道発表資料 大阪都市計画案の公衆縦覧及び意見書の受付を実施します

 シンガポールの不動産会社「ホテルプロパティズ」と「東京建物」がジョイントベンチャー契約を結び、地上50階、延床面積約80,000㎡の超高層複合ビルを新設します。 最大180室のホテルと最大450戸のマンションが入る予定で、4年から4年半程度の工期を見込んでいます。


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「堂島二丁目特定街区」の範囲です。高さの最高限度は195mとなっています。


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「特定街区を決定する区域」です。


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南西側から見た様子です。


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「オールケーシング掘削機」により「地中障害物」の撤去が行われています。


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仮囲いのアクリル板から覗いた「オールケーシング掘削機」の本体です。


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北東側から見た様子です。


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解体工事の工事名は「(仮称)堂島2丁目計画に伴う地下解体工事」です。解体工事の工期は、2019年2月15日~2020年2月28日(予定)となっています。



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大阪駅前第4ビル1階東側公開空地整備工事 広場や歩行者デッキを大規模に改修 2019年7月24日の状況

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-大阪駅前第4ビル1階東側公開空地整備工事-

 「大阪駅前第4ビル」は、1981年7月に竣工、1981年10月にオープンしました。東側の御堂筋沿いは街路樹が大きく育ち都会のオアシスになっています。その「大阪駅前第4ビル」の東側の公開空地で大規模な改修工事が行われています。「宝くじ大阪駅前第四ビル特設売り場」が開設される場所と言った方が分かりやすいかも知れません。

 「大阪駅前第4ビル」の東側は、竣工以来ほとんんど変わっていません。初めての大規模改修工事と言っていいと思います。工事名は「大阪駅前第4ビル1階東側公開空地整備工事」、工期は「労災保険関係成立票」によると2019年4月1日~2019年12月31日(予定)、施工者は「奥村組」となっています。

 工事内容はよく分かりませんが、見た感じでは植栽も含めた公開空地の再整備、歩行者デッキや階段のリニューアル、「エスカレーター」の取り換えなどが行われるようです。


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「梅田阪急ビル」から見た様子です。


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北側部分です。


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南側部分です。


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「阪神梅田本店」から見た様子です。


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北側部分です。


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南側部分です。



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2019年7月25日 (木)

(仮称)堂島ホテル建替計画 マリオット・インターナショナルが展開する「Aloft 大阪堂島(仮称)」 2019年7月24日の建設状況

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-(仮称)堂島ホテル建替計画-
 大阪・キタの社交場として親しまれた「堂島ホテル」は、老朽化もあって2016年12月27日夜の宴会利用と館内レストランのディナー営業をもって閉館を迎え、32年の歴史に幕を閉じました。

 「堂島ホテル」は、1984年に開業し、1994年には高級ホテルを目指して大幅に改装されました。客室の内装も豪華で、「いつかは泊まりたい憧れのホテル」として定着していました。「堂島ホテル」は解体され、跡地には「(仮称)堂島ホテル建替計画」が建設されます。

● Aloft 大阪堂島(仮称)が2019年6月5日に着工!
 「堂島ホテル」は、マリオット・インターナショナルの展開する関西初出店(1号店は東京銀座に建築中)のアップスケールホテルブランドである「Aloft(アロフト)」として生まれ変わります。「Aloft 大阪堂島(仮称)」の新築工事に2019年6月5日にに着工しました。

 ウェルス・マネジメント(PDF:2019/06/05)
 大阪堂島ホテル再開発事業 Aloft 大阪堂島(仮称)着工に関するお知らせ

 「Aloft 大阪堂島(仮称)」は、客室数 約300室、レストランやバー、フィットネス、ビジネスセンター(予定)を備えたライフスタイル提案型ホテルとなります。2020年度の開業を視野に入れています。

Aloft 大阪堂島(仮称)の概要
◆ 計画名-(仮称)堂島ホテル建替計画
◆ 所在地-大阪府大阪市北区堂島浜二丁目1番2
◆ 階数-地上14階、塔屋1階、地下0階
◆ 高さ-55.30m
◆ 敷地面積-1,607.68㎡
◆ 建築面積-1,178.30㎡
◆ 延床面積-14,083.13㎡(容積対象面積12,817.82㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-約300室
◆ 建築主-合同会社アール・アンド・ケイ
◆ 設計者-梓設計、戸田建設
◆ 施工者-戸田建設
◆ 解体工事-2017年10月02日~2018年10月31日
◆ 着工-2019年01月05日
◆ 竣工-2020年12月20日予定


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「Aloft 大阪堂島(仮称)」の建設現場を南東側から見た様子です。


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大きな変化がありました。「オールケーシング掘削機」による「地中障害物」の撤去が終わって、「アースドリル掘削機」による「場所打ちコンクリート拡底杭」の構築が始まっていました。


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北西側から見た様子です。


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建築計画のお知らせの「立面図」です。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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地上42階、高さ約140mの「プラウドタワー北浜」 2019年7月17日の建設状況

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-プラウドタワー北浜-
 「The Kitahama(北浜タワー)」から堺筋を挟んで北西側に歴史的建造物の「高麗橋野村ビルディング」があります。「高麗橋野村ビル」の西隣に地上34階、地下1階、高さ114.320mの超高層タワーマンションが計画されていました。

 隣接する「高麗新ビル」を買収して、計画名を「(仮称)中央区高麗橋2丁目集合住宅 新築工事」から「(仮称)大阪市中央区・高麗橋2丁目計画」に変更しました。

 新しい計画では、地上42階、地下1階、高さ約140mに大幅に規模が拡大されました。高さ約140mは、最高部? 建築物もしくは軒高? かは不明です。正式名称は「プラウドタワー北浜」となっています。

 引用資料 公式ホームページ
 プラウドタワー北浜

プラウドタワー北浜の概要
◆ 計画名-(仮称)大阪市中央区・高麗橋2丁目計画
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区高麗橋二丁目16番1他(地番)
◆ 交通-Osaka Metro堺筋線「北浜」駅徒歩1分、京阪電気鉄道京阪本線「北浜」駅徒歩4分、京阪電気鉄道京阪中之島線「なにわ橋」駅徒歩5分、Osaka Metro御堂筋線「淀屋橋」駅徒歩7分
◆ 階数-地上42階、地下1階
◆ 高さ-約140m  (注)建築物もしくは軒高の可能性があります。
◆ 敷地面積-2,214.03㎡(売買面積)、2,069.10㎡(建築確認対象面積)
◆ 建築面積-944.90㎡
◆ 延床面積-28,569.28㎡(容積対象外面積8,730.38㎡含む)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-連結制振デュアル・フレーム・システム(建物の心柱のフリーウォールと外側の住棟部をダンパーで連結)
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-281戸
◆ 建築主-野村不動産、大林新星和不動産(大林組グループ)
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2017年04月15日
◆ 竣工-2020年01月中旬予定
◆ 入居開始-2020年02月下旬予定


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「大阪駅前第3ビル」の展望台から見た様子です。


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「プラウドタワー北浜」の建設現場です。


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今回は手抜きでここからの撮影のみです。


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アップです。


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最高部です。「塔屋」の構築を行っているようです。



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2019年7月24日 (水)

淀屋橋駅直結のランドマークビル 地上28階、高さ約150mの「淀屋橋駅東地区都市再生事業」 完成予想パース公開!

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-淀屋橋駅東地区都市再生事業-
 リーマンショック前のプチバブルの頃の2007年3月に、「日経新聞」が御堂筋を挟んで、高さ約140mの超高層ツインタワーを建設すると報道しました。

 御堂筋東側は、「日土地淀屋橋ビル」と「東京建物大阪ビル(現在の京阪御堂筋ビル)」、御堂筋西側は、「ミズノ」や「三菱東京UFJ銀行(現在の三菱UFJ銀行)」など11社の地権者が共同再開発を目指すというものでした。しかし、東西共に実現する事はありませんでした。

 都市伝説化していたプロジェクトが遂に動き出します。大阪市は、淀屋橋駅の「東地区」と「西地区」について都市計画案を公表しました。容積率の最高限度を1600%に引き上げます。

● 完成予想パース公開!
 「日本土地建物」と「京阪ホールディングス」は、淀屋橋駅東地区都市再生事業の都市計画案が、大阪市の都市計画審議会で、都市再生特別地区として可決されたことを発表しました。

 引用資料 日本土地建物(PDF:2019/07/23)
 淀屋橋駅直結 高さ 約 150m のランドマークビル 「淀屋橋駅東地区都市再生事業」について

 日本土地建物が所有する「日土地淀屋橋ビル」と京阪ホールディングスが所有する「京阪御堂筋ビル」を共同で、地上28階、地下4階、高さ約150mの超高層ビルに建て替え、新たなランドマーク形成を目指します。

淀屋橋駅東地区都市再生事業の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区北浜三丁目1番1他
◆ 交通-京阪電車・Osaka Metro御堂筋線「淀屋橋」駅直結
◆ 階数-地上28階、地下4階
◆ 高さ-最高部約150m
◆ 敷地面積-約3,940㎡
◆ 延床面積-約73,600㎡
◆ 容積対象面積-容積率約1,600%
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄筋コンクリート造)
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-オフィス、店舗
◆ 建築主-日本土地建物、京阪ホールディングス
◆ 既存建物解体-2020年予定
◆ 着工-2022年予定
◆ 竣工-2025年予定


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4層吹き抜けの多目的広場(淀屋橋広場)です。


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「説明図1」です。

 引用資料 大阪市・公式ホームページ(2019/05/30)
 大阪都市計画案の公衆縦覧及び意見書の受付を実施します 


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「説明図2」です。間に道路がありますが、一体的に再開発されます。高さの最高限度は150mです。


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日土地淀屋橋ビルの概要

◆ 所在地-大阪府大阪市中央区北浜三丁目6-13
◆ 階数-地上9階、地下4階
◆ 敷地面積-約2,297㎡
◆ 延床面積-約26,228㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 竣工-1961年07月


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京阪御堂筋ビル(旧:東京建物大阪ビル)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区北浜三丁目7-12
◆ 階数-地上10階、地下1階
◆ 延床面積-16,765.51㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 竣工-1985年04月30日



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地上32階、高さ約108mの「アパホテル&リゾート<御堂筋本町駅タワー>」 2019年7月12日の建設状況

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-アパホテル&リゾート<御堂筋本町駅タワー>-
 「アパグループ」は、「ブランズタワー御堂筋本町」の東隣りのオフィスビル「本町永和ビル」をグループ会社のアパマンションを通じて2015年10月30日に取得しました。

 跡地には、地上32階、地下2階、高さ108.200mの超高層ホテル「(仮称)アパホテル&リゾート<御堂筋本町駅タワー>新築工事」が建設されます。 2017年7月21日に「起工式」が挙行されました。2019年9月オープン予定です。

 引用資料 アパグループ(2017/07/21)
 地下鉄「本町」駅直結 超高層タワーホテル アパホテル&リゾート〈御堂筋本町駅タワー〉 本日起工式開催 

アパホテル&リゾート<御堂筋本町駅タワー>の概要
◆ 計画名-(仮称)アパホテル&リゾート<御堂筋本町駅タワー>新築工事 
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区南本町四丁目40番5
◆ 交通-Osaka Metro御堂筋線・中央線・ 四つ橋線「本町」駅直結
◆ 階数-地上32階、地下2階
◆ 高さ-最高部108.200m、建築物100.000m
◆ 敷地面積-1,222.48㎡
◆ 建築面積-879.43㎡
◆ 延床面積-17,005.12㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-ホテル(地下1階大浴場・露天風呂、1階テナント、2階レストラン、3階屋外プール)
◆ 客室数-917室(ダブル811室、ツイン105室、デラックスツイン1室)
◆ 建築主-アパマンション
◆ 設計者・監理者-日企設計
◆ 施工者-熊谷組
◆ 解体工事-2016年06月21日~2017年03月31日
◆ 着工-2017年07月21日(起工式)
◆ 竣工-2019年08月下旬予定
◆ 開業-2019年09月予定

(備考) 面積等は「建築計画のお知らせ」の数値です。公式ホームページでは、延床面積16,970.47㎡となっています。


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「アパホテル&リゾート<御堂筋本町駅タワー>」の建設現場を南東側から見た様子です。


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南東側から見上げた様子です。


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南東側から見た下層階の様子です。


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南西側から見た様子です。


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南西側から見た下層階の様子です。


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北側から見た様子です。北側のビルが解体されました。注文者「リーガル不動産」となっています。


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「アパホテル&リゾート<御堂筋本町駅タワー>」と「ブランズタワー御堂筋本町」です。


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「アパホテル」の特徴である大きな「塔屋」を構築中です。



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2019年7月23日 (火)

最強の高級ブランド「ルイ・ヴィトン」 2020年初頭開業の「ルイ・ヴィトン 御堂筋店」 国内最大店舗! & 世界初カフェ&レストラン併設!

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-ルイ・ヴィトン 御堂筋店

 永らく閉鎖されていた心斎橋の「ルイ・ヴィトン」の仮店舗跡が解体さました。この土地は、リーマンショック前のプチバブル期にみずほ銀行心斎橋支店跡を「ルイ・ヴィトン」が100億円で購入したとして、大変話題になった場所です。跡地には「(仮称)大阪Mプロジェクト」が建設中です。

 「ルイ・ヴィトン」は、ブランド価値を維持するために都市ごとの店舗数は基本的には増やしません。ここ数年は日本の店舗数はほとんど変化していません。

 都市別(2019年7月23日現在)では、東京都23区が一番多く13店舗、東京都内には更に立川市にあります。続いて大阪市が6店舗(阪急梅田店の2階と5階を1店舗としてカウント)、名古屋市が4店舗、福岡市が3店舗(福岡県は4店舗)となっています。3店舗以上あるのは4都市のみです。

 ちなみに大阪市の6店舗は、「(1)ルイ・ヴィトン 阪急梅田店(2階と5階)、(2)ルイ・ヴィトン 阪急メンズ店、(3)ルイ・ヴィトン 大阪ヒルトンプラザ店、(4)ルイ・ヴィトン 大阪心斎橋店、(5)ルイ・ヴィトン 大阪髙島屋店、(6)ルイ・ヴィトン 近鉄阿倍野店」です。

● 国内最大店舗&世界初カフェ&レストラン併設!
 店舗名は、「ルイ・ヴィトン 御堂筋店」になります。国内最大の広さを誇る店舗として2020年初頭にオープンします。建物のファサードはこれまでも国内外のルイ・ヴィトン店舗を手掛けてきた「青木淳氏」が担当し、店舗内装は世界的なブランドの建築設計で知られるニューヨークの建築家、「ピーター・マリノ氏」がデザインします。

 FASHION PRESS(2019/07/22)
 ルイ・ヴィトン国内最大店舗が大阪・御堂筋に2020年オープン、世界初カフェ&レストラン併設

 WWD(2019/07/22)
 「ルイ・ヴィトン」が大阪・心斎橋に日本最大の店舗 世界初のカフェ&レストラン併設店

 多層階で構成される店内では、ルイ・ヴィトンの製品をフルラインナップで展開します。メンズとウィメンズのウェアやシューズ、アクセサリーをはじめ、トラベルラゲージやフレグランスまで、幅広いアイテムを取り扱います。

 最上階には、東京のレストラン「SUGALABO」のオーナーシェフ「須賀洋介氏」によるカフェ&レストランを併設します。ルイ・ヴィトンの店舗ビルにカフェ&レストランが併設されるのは、今回が初となります。

 私の願望だった「ルイ・ヴィトン 表参道店」や「ルイ・ヴィトン 神戸 メゾン」のような旗艦店「フラッグシップストア」ではないようですが、日本最大の「松屋銀座店」を上回る店舗面積になる事が判明しました。

 下記の「大規模小売店舗立地法 届出書縦覧一覧」では、店舗面積1,250㎡となっています。店舗面積1,250㎡がどの部分を指すのか不明ですが、ビル全体ではそれ以上に広い店舗面積で開業すると思われます。

 大阪市 公式HP(PDF:2019/05/17)
 大規模小売店舗立地法 届出書縦覧一覧

ルイ・ヴィトン 御堂筋店の概要
◆ 所在地-(仮称)大阪Mプロジェクト
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区心斎橋筋二丁目1番他(地名地番)
◆ 階数-地上7階、地下1階
◆ 高さ-36.55m
◆ 敷地面積-748.77㎡
◆ 建築面積-640.77㎡
◆ 延床面積-4,182.22㎡(容積対象面積3,814.77㎡)
◆ 店舗面積-約1,250㎡(大規模小売店舗立地法 届出書縦覧一覧より)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-物販店舗、飲食店、展示場、駐車場
◆ 建築主-ルイ・ヴィトン ジャパン
◆ 設計者・監理者-大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2018年06月01日
◆ 竣工-2019年11月15日予定
◆ オープン-2020年01月15日予定


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「(仮称)大阪Mプロジェクト」の建設現場を西側から見た様子です(撮影日2019年7月4日)。


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北西側から見た様子です(撮影日2019年7月4日)。


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建築計画のお知らせの「立面図」です。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。


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ルイ・ヴィトン 大阪心斎橋店

 新店舗は「ルイ・ヴィトン 御堂筋店」となりました。心斎橋プラザビルの「ルイ・ヴィトン 大阪心斎橋店」と店名が違うので、単なる移転では無く、大阪ミナミで「ルイ・ヴィトン 大阪心斎橋店、ルイ・ヴィトン 御堂筋店、ルイ・ヴィトン 大阪髙島屋店」の3店舗体制になる可能性もあります。

 大阪ミナミを取り巻く環境を考えると3店舗体制でも充分やっていけると思います。 大阪のキタ(梅田)も3店舗体制だし、東京の「東京・日本橋地区、銀座地区、新宿地区」もそれぞれ3店舗体制となっています。

 「心斎橋プラザビル本館」を中心とする4棟は、地上31階、地下3階、延床面積約54,000㎡ の超高層複合ビルに建て替えられます。大阪ミナミが3店舗体制になった場合は、再開発が始まると「ルイ・ヴィトン 大阪心斎橋店」 は近隣のビルに移転すると思われます。

 「ルイ・ヴィトン 御堂筋店」が「ルイ・ヴィトン 大阪心斎橋店」の拡張移転なのか? それとも全くの新店舗なのか?  私的には、大阪ミナミ3店舗体制に期待したいです!



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地上29階、高さ約89mのホテル「(仮称)ユニゾインエクスプレス大阪南本町」 2019年7月12日の建設状況

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(仮称)ユニゾインエクスプレス大阪南本町-
 「ユニゾホテル」は、2017年3月に大阪市中央区南本町四丁目の土地を取得していました。地上29階、地下1階、高さ89.08m、客室数487室の高層ホテル「(仮称)ユニゾインエクスプレス大阪南本町」を建設します。

 西側に「オリックス本町ビル」、東側に「ブランズタワー御堂筋本町」と「アパホテル&リゾート<御堂筋本町駅タワー>」の建設現場があります。

(仮称)ユニゾインエクスプレス大阪南本町の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区南本町四丁目1-1、1-4、1-10(地名地番)
◆ 交通-大阪市営地下鉄御堂筋線・中央線・ 四つ橋線「本町」駅すぐ
◆ 階数-地上29階、地下1階
◆ 高さ-89.08m
◆ 敷地面積-855,71㎡
◆ 建築面積-494.48㎡
◆ 延床面積-9,719.00㎡(容積対象面積8,539.87㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-487室
◆ 建築主-ユニゾホテル
◆ 設計者・監理者-大建設計
◆ 施工者-熊谷組
◆ 着工-2018年04月下旬(3月準備・調査工事)
◆ 竣工-2020年12月下旬予定


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「(仮称)ユニゾインエクスプレス大阪南本町」の建設現場を北西側から見た様子です。タワークレーン1基で建設しています。


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地上部分の「鉄骨建方」が本格化しています。


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北側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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建築計画のお知らせの「北立面図」です。非常にスリムな高層ホテルになります。どの部分の高さが89.08mなのかは不明です。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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2019年7月22日 (月)

全く正反対の選択をした横浜市と神戸市 横浜市の中心である「横浜駅」を経由しない「相鉄・JR直通線」が、2019年11月30日開業! 

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-相鉄・JR直通線、相鉄・東急直通線-
 かつてはライバルだった「横浜市」と「神戸市」ですが、リーマンショック後に、横浜市が新規プロジェクトの手続きの簡素化など規制緩和に舵を切ったのに比べて、神戸市は高さ規制などの規制強化に舵を切りました。

 鉄道に関しても正反対の選択をしました。「相鉄・JR直通線、相鉄・東急直通線」は、相鉄線から、東京都心と直結するプロジェクトです。横浜市の拠点である「横浜駅」を経由しない横浜市にとっては屈辱的でさえある新線ですが、横浜市は反対しませんでした。鉄道網の充実が横浜市の発展につながると判断したからです。

 方や、神戸市は「阪急・神戸地下鉄連絡線」に三宮が素通りされて拠点性が損なわれると反対しました。今は方針を転換していますが、阪急が盛んに秋波を送っていた2000年代に合意していたら今頃は工事が始まっていたかも知れません。

● 横浜市の負担は約894億円
 「相鉄・JR直通線」は、相鉄本線「西谷駅」とJR東海道貨物線「横浜羽沢駅」付近間に連絡線(約2.7km)を新設し、この連絡線を利用して相鉄線とJR線が相互直通運転を行うものです。

 「相鉄・東急直通線」は、JR東海道貨物線「横浜羽沢駅」付近と東急東横線・目黒線「日吉駅」間に連絡線(約10.0km)を新設し、この連絡線を利用して相鉄線と東急線が相互直通運転を行うものです。

 公式HP → 相鉄・JR直通線、相鉄・東急直通線

 「相鉄・JR直通線」は、当初2015年4月の開業を目指していましたが、工事の遅れにより、開業は2019年11月30日(予定)となっています。「相鉄・東急直通線」は、当初2019年4月の開業を目指していましたが、工事の遅れにより、開業は2022年度下期(予定)となっています。

 工事の遅れや建設費の上昇によって全体の建設費は、当初の約2739億円から1283億円増え、約4022億円の見込みです。整備主体と営業主体が分離する「受益活用型上下分離方式」が採用され、費用の3分の1を「国」、3分の1を「横浜市、神奈川県」、3分の1を「鉄道建設・運輸機構(借金)」が負担します。横浜市の負担割合は、神奈川県と比べ2倍で、約894億円の見込みです。


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新ダイヤの路線図(2019年11月30日から)

 相鉄グループの「相模鉄道」では、相鉄線とJR線が相互直通運転を行う相鉄・JR直通線の開業に伴い、2019年11月30日(土)から新ダイヤで運行します。

 引用資料 相模鉄道(PDF:2019/07/16)
 11月30日(土) 相鉄線は新ダイヤでの運行を開始


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相鉄・JR直通線用新型車両「12000系」

 「相模鉄道」は、相鉄・JR直通線用新型車両「12000系」を2019年4月20日に導入しました。相鉄・東急直通線用の車両として2018年2月11日に営業運転を開始した「20000系」に続く新型車両です。

 引用資料 相模鉄道(PDF:2018/10/03)
 相鉄・JR直通線用新型車両 「12000系」を来年春に導入 前方監視カメラと車内防犯カメラを初めて採用

 相鉄・JR直通線用新型車両「12000系」は、1編成(10両編成)×6編成=60両が導入され、2019年春に1編成、2019年度末までには残る5編成が導入予定です。


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相鉄・JR直通線用新型車両 「E233系電車(7000番台)」

 JR東日本の「E233系電車」は、2006年12月26日の中央快速線を皮切りに、京浜東北線や常磐線各駅停車、東海道線、京葉線、東北本線などに大量投入されてきました。2013年6月30日には「埼京線」でも営業運転が開始されました。

 「E233系電車(7000番台)」 は、埼京線、川越線、東京臨海高速鉄道りんかい線向け車両ですが、相鉄・JR直通線用新型車両も「E233系電車(7000番台)」になる予定です。

 JR通勤型の「E233系電車」が「特急」として走行する可能性が高くなりました。通常、JR東日本であれば特急列車は有料かつ専用の特急型車両が充当される中で、通勤型車両が特急として走行する例はありません。鉄ちゃんや鉄子さんの間では、JR通勤型が「特急」の表示を掲出するシーンを期待して待っています。


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西谷駅(にしやえき)
 写真は、相鉄本線と相鉄・JR直通線が分岐・合流するするジャンクションとなる「西谷駅(にしやえき)」です。現在は「各駅停車」のみが停車ですが、「特急」と「快速」を新たに停車させ、乗り換えの利便性向上を図ります。大規模な改修工事が行われており一大拠点駅に変貌します。



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地上40階、高さ約130mの「グランドメゾン上町台 ザ・タワー」 2019年7月12日の建設状況

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グランドメゾン上町台 ザ・タワー
 大阪城の南に難波宮がありますが、その西側に「国立病院機構 大阪医療センター」があります。その南側に ”♪ 日本直販テレビショップ~ ♪” でお馴染みだった「日本直販」などを運営していた「総通」の本社ビルがありました。

 しかし、「総通」は2012年に175億円の負債を抱え、民事再生法を申請しました。敷地を2014年3月30日付けで「積水ハウス」が取得しました。

 跡地には、地上40階、地下0階、高さ130.69mの分譲マンション「(仮称)グランドメゾン内久宝寺町2丁目タワー計画」が建設中です。正式名称は「グランドメゾン上町台 ザ・タワー」です。竣工前ですが、すでに全戸完売しています。

 引用資料 公式ホームページ(全戸完売)
 グランドメゾン上町台 ザ・タワー

グランドメゾン上町台 ザ・タワーの概要
◆ 計画名-(仮称)グランドメゾン内久宝寺町2丁目タワー計画
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区内久宝寺町二丁目5-1(地番)
◆ 交通-Osaka Metro 谷町線「谷町六丁目」駅まで徒歩5分、Osaka Metro 谷町線「谷町四丁目」駅まで徒歩5分
◆ 階数-地上40階、地下0階
◆ 高さ-130.69m
◆ 敷地面積-3,164.30㎡(登記面積・実測面積)、3,129.91㎡(建築確認対象面積)
◆ 建築面積-1,536.57㎡
◆ 延床面積-30,308.43㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造(天然ゴム系積層ゴム、鉛プラグ入り積層ゴム、減衰こま)
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-244戸
◆ 建築主-積水ハウス
◆ 設計者・監理者-IAO竹田設計(意匠・設備)、鴻池組(構造)
◆ 施工者-鴻池組
◆ 着工-2017年03月20日
◆ 竣工-2019年12月下旬予定
◆ 入居開始工-2020年02月下旬予定


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「敷地配置図イラスト」です。


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「グランドメゾン上町台 ザ・タワー」の建設現場を西側から見た様子です。タワークレーン1基で建設しています。


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最高部に到達しています。


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「タワーパーキング」です。


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北西側から見た様子です。


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北西側から見た下層階の様子です。


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北東側から見た様子です。


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北東側から見た下層階の様子です。


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東側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。東側のタワーマンション「D’グランセ上町台ハイレジデンス」とツインタワーのように見えます。


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最高部です。大きな「ヘリポート」が見えます。



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2019年7月21日 (日)

地上38階、高さ約189mの「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」 Ⅱ期工事 2019年7月17日の建設状況

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-大阪梅田ツインタワーズ・サウス-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 ビルの正式名称は「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」です。Ⅰ期棟が2018年4月27日(金)に竣工し、「阪神百貨店」が2018年6月1日(金)に部分開業しました。

● Ⅱ期部分の新築工事に2019年6月1日に着手!
 「阪神電気鉄道」と「阪急電鉄(開発業務は阪急阪神不動産が担当)」は、2019年6月1日に、大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分の新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2019/05/27)
 梅田1丁目1番地計画 (大阪神ビルディング及び新阪急ビルの建替計画) 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分の新築工事に6月1日から着手します ~オフィスゾーンとカンファレンスゾーンが2022年春に開業~

 オフィスゾーン(地上11階~38階)では、心と体が満たされるワークプレイスとなることを目指して、「つながる梅田の中心」「おもてなしサービスのあふれるビル」「ウェルビーイングを実感」の3つのコンセプトを掲げています。それを実現するため専用フロアを12階に設置することとします。

大阪梅田ツインタワーズ・サウスの概要
◆ 計画名-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅠ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)-2018年04月27日 ※新百貨店の部分開業2018年06月01日
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年06月01日
⑥ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分新築工事着手-2019年06月01日
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春予定


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「WELLCO」のイメージパース 「カフェ」です。


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「WELLCO」のイメージパース 「ラウンジ&ワークスペース」です。


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「WELLCO」のイメージパース 「ウェルネスゾーン」です。


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撮影日2019年7月17日 「サウスゲートビルディング」から見た様子です。撮影は毎週行っていましたが、ブログにUPするのは3週間ぶりです。変化がほとんど無かったので、UPしませんでした。


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撮影日2019年7月17日 2台稼働していた「三点式パイルドライバ」が1台になりました。「地中障害物」の撤去を行っています。


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撮影日2019年7月17日 1基目の「オールケーシング掘削機」です。


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撮影日2019年7月17日 「オールケーシング掘削機」の本体です。「地中障害物」の撤去を行っています。


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撮影日2019年7月17日 2基目の「オールケーシング掘削機」です。


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撮影日2019年7月17日 「ケーシングチューブ」と「安定液プラント」です。


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撮影日2019年7月17日 「梅田阪急ビル」から見た様子です。


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撮影日2019年7月17日 北側から見た様子です。



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「帝人ビルディング」跡地 地上37階、高さ137.5mの「MJR堺筋本町タワー」 2019年7月12日の建設状況

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-MJR堺筋本町タワー-

 合成繊維の大手メーカーで、「炭素繊維」では世界2位の「帝人」は、帝人グループの大阪本社および大阪地区の拠点を、南本町一丁目の「帝人ビルディング」から「中之島フェスティバルタワー・ウェスト(大阪本社)」、および「肥後橋シミズビル(大阪本社肥後橋オフィス)」に移転しました。

 「帝人ビルディング」は、九州に本拠を置く「JR九州(九州旅客鉄道)」に売却されています。「JR九州」は、跡地に地上37階、塔屋2階、地下1階、高さ137.5mの超高層タワーマンション「(仮称)大阪南本町タワー」を建設します。

 「西松建設」により既存建物の解体工事が行われました。「労災保険関係成立票」によると2018年7月1日に本体工事に着工したようです。正式名称は「MJR堺筋本町タワー」となっています。

 引用資料 公式ホームページ
 MJR堺筋本町タワー

MJR堺筋本町タワー
の概要
◆ 計画名-(仮称)大阪南本町タワー
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区南本町一丁目11番(地番)
◆ 交通-Osaka Metro堺筋線・中央線「堺筋本町」駅徒歩1分、Osaka Metro御堂筋線「本町」駅徒歩9分、Osaka Metro谷町線「谷町四丁目」駅徒歩11分、Osaka Metro長堀鶴見緑地線「長堀橋」駅徒歩12分
◆ 階数-地上37階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部137.5m
◆ 敷地面積-3,070.55㎡(売買対象面積)
◆ 建築面積-1,858.06㎡
◆ 延床面積-46,895.02㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造(積層ゴム等)
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-296戸
◆ 建築主-JR九州(九州旅客鉄道)
◆ 設計者・監理者-INA新建築研究所
◆ 施工者-西松建設
◆ 解体工事-2017年06月21日~2018年08月31日
◆ 着工-2018年07月01日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2021年02月下旬予定
◆ 入居開始-2021年03月下旬予定


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「MJR堺筋本町タワー」のイメージです。


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「MJR堺筋本町タワー」の位置図です。


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「MJR堺筋本町タワー」の建設現場を南東側から見た様子です。


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タワークレーン1基で建設しています。


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Osaka Metro堺筋線・中央線の「堺筋本町駅」直結です。


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南西側から見た様子です。


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タワークレーンです。



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2019年7月20日 (土)

ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 ヨドバシ梅田タワー 2016/07/17 商業施設名を「LINKS UMEDA(リンクス ウメダ)」に決定!

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-ヨドバシ梅田タワー-
 「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。2017年9月13日に、「地鎮祭」が行われ本格着工しました。「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の正式名称は「ヨドバシ梅田タワー」に決定しています。

 商業部分の延床面積は、既存ビルの地下2階~地上8階の約80,300㎡+新棟の地下1階~地上8階の約53,200㎡=約133,500㎡です。その中で売場面積は91,954㎡となります。91,954㎡(売場面積)÷約133,500㎡(商業部分の延床面積)=約69%です。残りの約31%は、商業部分の事務室、倉庫、トイレ、階段、飲食スペースなどのバックヤードで、売場面積には含みません。

 宿泊施設は、「阪急阪神ホテルズ」が新たに立ち上げた宿泊主体型ホテルブランドの日本初の1号店となる「Hotel Hankyu RESPIRE OSAKA(ホテル阪急レスパイア大阪)」で、2019年11月27日(水)に開業します。 客室数は1,032 室(ダブル 414室、ツイン399室、トリプル171室、フォース48室)を予定しています。

● LINKS UMEDA(リンクス ウメダ)
 「ヨドバシホールディングス」は、 建設中の「ヨドバシ梅田タワー」内の商業施設名を「LINKS UMEDA(リンクス ウメダ)」に決定しました。「LINKS UMEDA」は、カメラ・家電量販店を展開するヨドバシホールディングスによる新たな企画の複合商業施設であり、売場面積約57,800㎡を誇る、地下1階から地上8階の9フロア、約200店舗で構成される地域最大級の商業施設です。

 引用資料 ヨドバシホールディングス(2019/07/19)
 商業施設名称を『LINKS UMEDA(リンクス ウメダ)』に決定 大阪・梅田の新ランドマーク「ヨドバシ梅田タワー」内の商業施設

 売場面積は全体で91,954㎡です。その中で「LINKS UMEDA」が約57,800㎡となります。91,954㎡-57,800㎡=34,154㎡は、「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田」およびその他の施設となると思われます。

ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 計画名-(仮称)ヨドバシ梅田タワー
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.340m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,685.89㎡(施設全体)、6,923.99㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-218.941.75㎡(施設全体)、110,104.53㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-169.603.10㎡(施設全体)、91,756.73㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-1,032室予定(ダブル 414室、ツイン399室、トリプル171室、フォース48室)
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年09月13日(地鎮祭)
◆ 竣工-2019年12月末日予定
◆ 開業-2019年11月27日予定(ホテル)


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LINKS UMEDA(リンクス ウメダ)
 
施設名称には、「ヨドバシカメラとLINKする」「ペデストリアンデッキで街とLINKする」「様々な目的を持つ家族や友人がLINKする」「コミュニティ型ワークスペースで新しいアイディアと出会いがLINKする」など、たくさんの“LINK”が生まれる場所という意味が込められています。ヨドバシホールディングスでは、「LINKS」という商業施設ブランドの更なる展開を今後も計画しています。


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「全体構成図」です。


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「完成イメージパース(北東エントランス)」です。



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「阪急グランドビル(阪急32番街)」の展望ロビーから見た様子です。


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アップです。


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最高部です。最盛期には3基稼働していた「タワークレーン」がすべて姿を消しました。


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「ノースゲートビルディング」から見た「ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です。


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「グランフロント大阪 北館」から見た「ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です。


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下層階の「商業施設」です。


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北側には、「高速バス・観光バス発着スペース」が設けられます。


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「庇」のようなものが取り付けられています。


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北東側から見た様子です。


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北東側から見た下層階の「商業施設」です。商業部分の総延床面積約133,500㎡、総売場面積91,954㎡の巨大な「商業施設」が誕生します。その中で「LINKS UMEDA」が約57,800㎡となります。


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北東角部分です。


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既存部分の東側上部が「養生ネット」で覆われました。名称変更を行うと思われます。



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ヨドバシ梅田タワー ペデストリアンデッキの躯体工事 2019/07/17 3本の「ペデストリアンデッキ」は竣工時期未定・・・

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-ヨドバシ梅田タワー-
 「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。2017年9月13日に、「地鎮祭」が行われ本格着工しました。「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の正式名称は「ヨドバシ梅田タワー」に決定しています。

 商業部分の延床面積は、既存ビルの地下2階~地上8階の約80,300㎡+新棟の地下1階~地上8階の約53,200㎡=約133,500㎡です。その中で売場面積は91,954㎡となります。91,954㎡(売場面積)÷約133,500㎡(商業部分の延床面積)=約69%です。残りの約31%は、商業部分の事務室、倉庫、トイレ、階段、飲食スペースなどのバックヤードで、売場面積には含みません。

 宿泊施設は、「阪急阪神ホテルズ」が新たに立ち上げた宿泊主体型ホテルブランドの日本初の1号店となる「Hotel Hankyu RESPIRE OSAKA(ホテル阪急レスパイア大阪)」で、2019年11月27日(水)に開業します。 客室数は1,032 室(ダブル 414室、ツイン399室、トリプル171室、フォース48室)を予定しています。

● LINKS UMEDA(リンクス ウメダ)
 「ヨドバシホールディングス」は、 建設中の「ヨドバシ梅田タワー」内の商業施設名を「LINKS UMEDA(リンクス ウメダ)」に決定しました。「LINKS UMEDA」は、カメラ・家電量販店を展開するヨドバシホールディングスによる新たな企画の複合商業施設であり、売場面積約57,800㎡を誇る、地下1階から地上8階の9フロア、約200店舗で構成される地域最大級の商業施設です。

 引用資料 ヨドバシホールディングス(2019/07/19)
 商業施設名称を『LINKS UMEDA(リンクス ウメダ)』に決定 大阪・梅田の新ランドマーク「ヨドバシ梅田タワー」内の商業施設

 売場面積は全体で91,954㎡です。その中で「LINKS UMEDA」が約57,800㎡となります。91,954㎡-57,800㎡=34,154㎡は、「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田」およびその他の施設となると思われます。

ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 計画名-(仮称)ヨドバシ梅田タワー
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.340m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,685.89㎡(施設全体)、6,923.99㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-218.941.75㎡(施設全体)、110,104.53㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-169.603.10㎡(施設全体)、91,756.73㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-1,032室予定(ダブル 414室、ツイン399室、トリプル171室、フォース48室)
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年09月13日(地鎮祭)
◆ 竣工-2019年12月末日予定
◆ 開業-2019年11月27日予定(ホテル)


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「全体構成図」です。「(*1)ペデストリアンデッキはグランフロント大阪様の整備事業でございます(竣工時期未定)」と注釈があります。これで3本の「ペデストリアンデッキ」は、 「ヨドバシ梅田タワー」のオープン時には、完成していない事が確定しました。


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建物の西側では、ペデストリアンデッキの工事が行われています。


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この部分で「グランフロント大阪 南館」の2階と接続されます。しかし、「ヨドバシ梅田タワー」のオープン時には、「グランフロント大阪 南館」の2階と接続するペデストリアンデッキが完成していない事が確定的になりました。

 「ヨドバシホールディングス」のホームページによると、「芝田2丁目交差点(グランフロント大阪-ヨドバシ)」のペデストリアンデッキ工事は「グランフロント大阪」の整備事業となるようです。


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この鉄骨は何でしょうか? 形状から判断すると「ペデストリアンデッキ」の支柱とは違うようです。


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「グランフロント大阪 南館」から見た様子です。


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この部分で「グランフロント大阪 南館」の2階と接続される予定ですが、ペデストリアンデッキを接続する「開口部」が無く、ガラスが取り付けられています。


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地上から北側を見た様子です。


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地上から西側を見た様子です。ほぼ全面ガラスの「アルミカーテンウォール」なので、ペデストリアンデッキの工事が始まるとすぐに外せるような構造になっています。


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この部分だけ「ガラス」がありません。


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西側のこのあたりは、「Hotel Hankyu RESPIRE OSAKA(ホテル阪急レスパイア大阪)」のエントランスになるようです。


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南西側から見た様子です。


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芝田1丁目交差点のペデストリアンデッキ
 この部分は、芝田1丁目交差点のペデストリアンデッキの「基部」です。「芝田1丁目交差点」には、(1)「ヨドバシ梅田タワー」と北側の街区を結ぶペデストリアンデッキ、(2)「ヨドバシ梅田タワー」と「阪急梅田駅」側を結ぶペデストリアンデッキの2本が整備される予定です。

 「ヨドバシホールディングス」のホームページによると、「芝田1丁目交差点(阪急梅田駅-ヨドバシ)」のペデストリアンデッキ工事は「グランフロント大阪」の整備事業でとなるようです。


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「ヨドバシ梅田タワー」のオープン時には、2本のペデストリアンデッキが完成していない事が確定的になりました。とりあえずペデストリアンデッキの「基部」だけ完成させておいて、「ペデストリアンデッキ」の本体の工事は周辺の環境が整ってから行われると思われます。


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北西側から見た様子です。


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接続される道路北側部分です。工事を行う気配が全くありません。


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建物の東側でも、ペデストリアンデッキの工事が行われています。



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2019年7月19日 (金)

都市再生緊急整備地域 「イオン京橋店(旧ダイエー京橋店)」が、2019年9月30日に閉店 遂に 「(仮称)イオン京橋開発計画」が動き出す!

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-(仮称)イオン京橋開発計画

 JR京橋駅に直結する大型総合スーパー「イオン京橋店(旧ダイエー京橋店)」がオープンしたのは1971年11月26日です。「京橋ショッパーズプラザ(ダイエー京橋店)」としてオープンしました。

 最盛期には、日本のスーパーで売上高日本一になった事もあります。「ダイエー」が「イオン」に吸収されたため「イオン京橋店」となりました。「イオン京橋店」は、再開発のために2019年9月30日をもって閉店します。一帯は「都市再生緊急整備地域」に指定されています。

 引用資料 首相官邸(PDF:2017/08/02)
 大阪京橋駅・大阪ビジネスパーク駅周辺・天満橋駅周辺地域


 かつて京橋地区は一大拠点になる大チャンスがありました。「OBP(大阪ビジネスパーク)」の建設、「大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線」の開通、地下街「コムズガーデン」のオープン、「国際花と緑の博覧会」の開催、JR東西線の開通などです。

 しかし、追加投資が行われず、その大チャンスを逃してしまい、1990年代後半から長期低空飛行状態が続いていました。しかし、再び大きな波が来ています。京橋地区は大阪の副都心として大きく変貌しそうです。


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「都市再生緊急整備地域」です。


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「京橋駅周辺地区・大阪ビジネスパーク駅周辺地区」のアップです。④が「(仮称)京阪京橋駅周辺開発計画」、⑤が「(仮称)イオン京橋開発計画」です。京阪京橋駅、JR京橋駅、OBPの3点を結ぶのヘソのような立地で、京橋地区の歩行者動線を劇的に変える可能性を秘めています。


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「(仮称)イオン京橋開発計画」です。面積は約1.5haです。超高層ビルを含む再開発になるのは間違いないと思いますが、早く具体的な内容が知りたいですね。


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「イオン京橋店」を南側から見た様子です。2019年9月30日に閉店します。近いうちに閉店するというウワサを聞いていたので、この日に備えてたくさん写真を撮影しておきました。


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角度を変えた様子です。


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北側から見た様子です。


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角度を変えて見た様子です。


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北側の道路です。周辺の道路は狭くてゴチャゴチャしているので、再開発に合わせて広く分かりやすくしてほしいです。


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奥(東側)に見えるのは、JR京橋駅です。私は地図を見ながら再開発を妄想するのが大好きですが、1980年代からここに「駅前広場」を整備して欲しい! とずっと妄想していました。

 奥の敷地はJR西日本の「京橋変電所」です。この用地は南北の幹線道路「玉造筋」の延伸構想の用地です。延伸された「玉造筋」の西側に「駅前広場」を整備するのが私の長年の妄想です(笑)。


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「イオン京橋店」はJR京橋駅と直結しています。



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都市計画道路大阪駅前1号線整備事業に伴う3層エレベーター設置工事 2019/07/17 謎の構造物は「駐輪場」ではありませんでした!

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-3層エレベーター設置工事-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神百貨店梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画である「梅田1丁目1番地計画」を進めています。

 「阪神百貨店梅田本店」の建て替えに伴い、JR大阪駅と阪神百貨店梅田本店の間を東西に走る「大阪駅前地下道」も大規模に改良されます。安全性確保のため歩道幅を約8mから約15mに拡幅します。

 「スカイウォーク」と「東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)」を直結する「エレベーター」の設置工事が行われています。歩行者デッキも南側に拡張されています。


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「都市計画道路大阪駅前1号線整備事業に伴う3層エレベーター設置工事」の様子です。


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施工者は阪神電気鉄道

 計画名は「都市計画道路大阪駅前1号線整備事業に伴う3層エレベーター設置工事」、工期は2018年9月~2019年9月末日(予定)、事業者は大阪市、施工者は阪神電気鉄道、施工業者は竹中工務店となっています。


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アップです。


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「エレベーター」です。出入口が北側と南側の両方にあります。


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南側の出入口です。


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謎の構造物です。私には初めの頃は「駐輪場」に見えましたが、ここまで組み立てが進むと100%「駐輪場」では無い事がはっきりしました。バーがあって自転車が入らないし、扇状の中央部分の高さが両端に比べて低くなっています。

 いっしょに見た友人が、「駐輪場なわけないやん! こんな場所に設置する訳ないやん!」と言っていました。おっしゃる通りでございます(笑)。でもこの謎の構造物は何なのか? 今もって皆目見当がつきません・・・


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床が敷かれ始めました。


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「ウッドデッキ」風の床材です。


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どのように床を敷くのかよく分かります。最近のペデストリアンデッキはこのように「中空」になっている場合が多いです。コンクリートなどの上に直接敷くと割れたり破損したりしやすいので、このようにクッション材を置きます。「中空」になっていると足にも優しいので、実際に歩くと違いがすぐ分かります。


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南側から見た様子です。


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西側から見た様子です。



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2019年7月18日 (木)

仙台市 せんだい都心再構築プロジェクトを始動 容積率最大1600%まで大幅緩和! 規制オンパレードの神戸市は本当にこのままでいいのか?

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-せんだい都心再構築プロジェクト-

 「仙台市」では、復興需要の縮小に伴います地域経済への影響や、また都心における建築物の老朽化といった問題が顕在化していて、経済活動や交流の中心的な舞台となる都心の機能強化が大きな課題となっています。

 こうしたことから、2030年度までをプロジェクトの期間として「せんだい都心再構築プロジェクト」を立ち上げることとし、全体のコンセプトと、それからまた緊急性の高い取り組みを第1弾の施策として取りまとめました。

 仙台市 公式ホームページ(2019/07/16)
 「せんだい都心再構築プロジェクトを始動します」

 河北新報(2019/07/17)
 <仙台市>都心再構築に100億円 ビル建て替えなど助成

 仙台市は、約79万㎡の「都市再生緊急整備地域」に整備すれば、2019年10月から建物の容積率を最大2倍まで緩和し、建て替えの誘導を図ります。JR仙台駅前のビルが要件を満たせば、800%%の指定容積率が1600%まで大幅に緩和されます。

 今回の仙台市の施策は、福岡市の「天神ビッグバン」や「博多コネクテッド」の成功が大きく影響を与えていると思います。どこの都市も生き残りに必死です。


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神戸市の都心部は規制のオンパレード

 方や神戸市の都心部は、規制緩和の逆を行く規制強化のオンパレードです。すでに施行されているものやこれから施行されるであろうものも含めるとこれでどうやって都市再生するのか? デベロッパーの投資意欲を削ぐものばかりです。

神戸市の都心部の主な規制
(1) 神戸市中心部でタワーマンションなど大規模住宅の建築を規制
(2) しおさい公園を基準として六甲山を遮らないという規制
(3) ヴィーナステラスを眺望点とした規制
(4) 高さ60m以上の建物物は、高さ60m以上の部分は、東西幅を40m以内とする規制


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三宮周辺にこんなカッコイイビルは建てられない

 写真は、高さ約200mの「中之島フェスティバルタワー ウエスト」ですが、外観はかなりカッコイイです。しかし、三宮周辺ではこのような超高層ビルは特例措置はありますが、基本的には建てられません。

 まず、「しおさい公園を基準として六甲山を遮らないという規制」に高さで引っかかります。それに「高さ60m以上の建物物は、高さ60m以上の部分は、東西幅を40m以内とする規制」に東西の幅で引っかかります。

 「中之島フェスティバルタワー」は、超高層ツインタワーです。スマートに見えても61m×61mの幅があります。最近のオフィスは、1フロア当たりの面積が広い無柱大空間が求められています。 神戸市の規制は時代に完全に逆行しています。

 私は神戸市民ではありませんが、兵庫県民です。だから神戸市は地元とも言えます。1970年代・1980年代の神戸市は本当に輝いていました。あの頃の神戸市に戻って欲しいです!



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地上56階、高さ約191mの「(仮称)梅田曽根崎計画」 2019/07/17 地上躯体の構築が始まる!

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-もと大阪北小学校・もと曾根崎幼稚園跡地-
 
児童数の減少により、「大阪市立大阪北小学校」は2007年3月に閉校し、「大阪市立扇町小学校」に統合されています。併設されていた「大阪市立曽根崎幼稚園」も閉園されています。

 「住友不動産」は、大阪市北区曽根崎二丁目にて開発を推進していた「(仮称)梅田曽根崎計画」の建築工事に2018年7月4日に着工しました。ホテルは「住友不動産ヴィラフォンテーヌ」が運営業務を行います。
 引用資料 住友不動産(PDF:2018/07/04)
 大阪市中心部に誕生する地上56 階建て大規模複合タワー 「(仮称)梅田曽根崎計画」 着工 ~旧大阪北小学校跡地開発、曽根崎の記憶と共に街と人をつなぐ~

● 共同住宅は全戸が高級賃貸住宅「ラ・トゥール」に!
 「日本経済新聞」によると「(仮称)梅田曽根崎計画」の総戸数836戸の全住戸を賃貸にするそうです。住友不動産の高級賃貸住宅「ラ・トゥール」となる予定です。

 日本経済新聞(2019/02/25)
 関西最大級 56階建て賃貸タワマン 住友不動産、梅田に

(仮称)梅田曽根崎計画の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区曽根崎二丁目73番2
◆ 階数-地上56階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部191.675m
◆ 敷地面積-6,837.63㎡
◆ 建築面積-4,940.65㎡
◆ 延床面積-107,560.37㎡(容積対象面積75,160.24㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-共同住宅(賃貸)、ホテル、店舗、貸会議室(文化交流施設)、大阪市管理施設
◆ 総戸数-836戸
◆ 客室数-202戸
◆ 建築主-住友不動産
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2018年07月04日
◆ 竣工-2022年03月下旬予定


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「外観完成予想図・南立面」です。設計者・施工者は「大林組」です。地震対策として、大林組独自の制震テクノロジーである「DFS(デュアル・フレーム・システム)」を採用すると思われます。


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「お初天神通り商店街から望む・『リンクプラザ』」です。


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「大阪駅前第3ビル」の展望台から見た様子です。「(仮称)梅田曽根崎計画」の建設現場です。


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タワークレーン2基で建設しています。


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アップです。


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1階床がほぼ完成しました。


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地上躯体の鉄筋の配筋が始まっています。


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役目を終えた「メトロデッキ(路面覆工板)」が積まれています。「乗入れ構台」の撤去が行われています。


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「梅田阪急ビル」から見た様子です。



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2019年7月17日 (水)

(仮称)中央区久太郎町PJ 総合衣料問屋「プロルート丸光」の大阪本店跡地 超高層タワーマンション建設か?

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-(仮称)中央区久太郎町PJ-

 総合衣料問屋の「プロルート丸光」は、堺筋本町の本店が入るビルと第2駐車場を2017年3月に売却しています。譲渡価額は84億円です。売却先と賃貸借契約を結び、引き続き使用していましたが、「大阪本店」は2019年3月20日を最後に営業を終了しました。6月2日に新しい「大阪本店」がプレオープンしています。

 既存建物は、「長谷工コーポレーション」により「(仮称)中央区久太郎町PJ既存建物解体工事」が行われています。「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は、2019年4月1日~2021年8月31日(予定)となっています。

 注文者は「近鉄不動産、大和ハウス工業、名鉄不動産、JR九州、長谷工コーポレーション」の5社です。敷地面積は約3,400㎡です。跡地には超高層タワーマンションが建設されるのは間違いないと思われます。


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足場が組まれています。


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北東側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。こちら側は、「足場+防音壁」の設置がかなり進んでいます。


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北西側から見た様子です。


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「(仮称)中央区久太郎町PJ既存建物解体工事」が行われています。「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は、2019年4月1日~2021年8月31日(予定)となっています。


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「大阪本店」は近くに移転しました。


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2019年6月2日に、「大阪本店(新館)」がプレオープンしました。上の図では「7月上旬オープン予定」となっていますが、2019年6月2日にプレオープンしています。

● プロルート丸光
 それにしても建物の規模が随分小さくなってしまいました。久しぶりに決算を見ると2019年3月期の連結決算で売上高が100億円を切っていたので驚きました。「総合衣料問屋」という業態は今の時代には厳しいようです。

 私が関西に来た1980年代は「プロルート丸光」は、大阪では結構大きくて知名度のある会社でした。社名を聞くと「おーっ!」という反応の人が多かったです。友人が「プロルート丸光」の女性社員と付き合っていたのでよく覚えています。



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近鉄グループ 地上16階、客室数約300室「都シティ 大阪本町」 2019年7月12日の建設状況

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-(仮称)堺筋本町ホテル
計画
 「近鉄・都ホテルズ」は、東京都港区および大阪市中央区に新たに宿泊主体型ホテルを出店することになりました。今回の出店により、都ホテルズ&リゾーツが運営するホテル・旅館は、建替え中のものも含めて26施設、約7,000規模となります。

 「(仮称)堺筋本町ホテル計画」の建設予定地である堺筋本町は、観光客の増加が著しい難波・心斎橋エリアに近く、京都、奈良、神戸などへの交通の便が良く、今後も宿泊需要の増加が期待できる立地です。

 加えて、近隣に「シェラトン都ホテル大阪、大阪マリオット都ホテル」などのホテルを運営しており、幅広いニーズに対応することができるようになります。

● 都シティ 大阪本町
 ホテルの正式名称ですが、都ホテルズ & リゾーツの公式ホームページに「都シティ 大阪本町」のページがオープンしているので、「都シティ 大阪本町」になるのは間違いないです。

 引用資料 都ホテルズ & リゾーツ・公式HP
 都シティ 大阪本町 

都シティ 大阪本町の概要
◆ 計画名-(仮称)堺筋本町ホテル計画
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区北久宝寺町一丁目8-7
◆ 交通-Osaka Metro堺筋線・中央線「堺筋本町」駅徒歩2分
◆ 階数-地上16階、地下1階
◆ 高さ-建築物58.7m
◆ 敷地面積-約1,594㎡
◆ 建築面積-約1,193㎡
◆ 延床面積-約14,253㎡(容積対象面積約12,748㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-約300室(平均客室面積約25㎡)、レストラン1店舗
◆ 建築主-三菱UFJ信託銀行(江綿グループと三菱UFJ信託銀行が賃借契約を結び、三菱UFJ信託銀行がホテル建物を建設、近鉄・都ホテルズが賃借しホテルを運営)
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2018年01月22日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2020年01月末日予定
◆ 開業-2020年春予定


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「都シティ 大阪本町」の建設現場を北西側から見た様子です。


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北西角がアール状になっています。


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北西側から見た下層階の様子です。


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縦のルーバー状の装飾です。


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南西側から見た様子です。


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南西側から見た下層階の様子です。


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建築計画のお知らせの「西立面図」です。塔屋を除く建築物の高さが58.7mです。



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2019年7月16日 (火)

(仮称)谷町四丁目計画 住友不動産が「日本コムシス」の西日本本社と関西支店の跡地に超高層タワーマンション建設か?

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-(仮称)谷町四丁目計画-

 「日本コムシス」は、主にNTTグループの電話・通信の工事を請け負う大手の情報通信建設会社です。大阪市中央区谷町四丁目に「日本コムシス」の西日本本社と関西支店がありました。

 「日本コムシス」の西日本本社と関西支店は、大阪市住之江区の「ATC(アジア太平洋トレードセンター)」に移転しています。旧西日本本社と旧関西支店跡地の敷地面積は約2,600㎡です。

 現在は「(仮称)谷町四丁目計画に伴う既存建物等解体工事」が行われています。解体工事の期間は「労災保険関係成立票」によると、2019年6月3日~2020年2月28日(予定)になっています。注文者は「住友不動産」となっています。周辺は超高層タワーマンションの建設ラッシュになっているので、超高層タワーマンションが建設されると思われます。


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南東側から見た「(仮称)谷町四丁目計画」の予定地です。敷地面積は約2,600㎡です。


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南東角の小規模な建物は、「(仮称)谷町四丁目計画」には参加しないと思われます。


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北東側から見た様子です。


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東側のビルです。「足場」が組まれています。


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南側から見た様子です。この部分は平面駐車場でした。


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西側のビルです。「足場」が組まれています。


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約4ヶ月前の2019年3月7日の様子です。敷地は閉鎖されていましたが、まだ解体工事が始まっていませんでした。


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南西側から見た様子です。


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「労災保険関係成立票」によると、解体工事の期間は2019年6月3日~2020年2月28日(予定)になっています。



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地上36階、高さ約131mの「グランドメゾン上町台レジデンスタワー」 2019年7月12日の建設状況

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-グランドメゾン上町台レジデンスタワー-

 大阪市中央区内久宝寺町四丁目のUR都市機構の「内久宝寺団地」跡地に「積水ハウス、三菱地所レジデンス」が超高層タワーマンションを建設中です。

 「(仮称)上町台タワープロジェクト」という名称で公式ホームページがオープンしていましたが、正式名称は「グランドメゾン上町台レジデンスタワー」となっています。

 引用資料 公式ホームページ
 グランドメゾン上町台レジデンスタワー

グランドメゾン上町台レジデンスタワーの概要
◆ 計画名-(仮称)大阪市中央区内久宝寺町4丁目計画
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区内久宝寺町四丁目62番(地番)、大阪市中央区和泉町二丁目39番2(地番)
◆ 交通-Osaka Metro谷町線・中央線「谷町四丁目」駅まで徒歩5分、Osaka Metro谷町線・長堀鶴見緑地線「谷町六丁目」駅まで徒歩8分、Osaka Metro堺筋線・中央線「堺筋本町」駅まで徒歩10分
◆ 階数-地上36階、塔屋あり、地下2階
◆ 高さ-最高部131,494m、軒高121.944m
◆ 敷地面積-3,329.58㎡(登記記録面積・実測面積・建築確認対象面積)
◆ 建築面積-1,632.00㎡
◆ 延床面積-32,505.63㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-共同住宅(分譲)、駐車場、駐輪場
◆ 総戸数-287戸
◆ 建築主-積水ハウス、三菱地所レジデンス
◆ 設計者・監理者-熊谷組
◆ 施工者-熊谷組
◆ 着工-2018年01月23日
◆ 竣工-2020年10月中旬予定
◆ 入居開始-2021年01月下旬予定


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「グランドメゾン上町台レジデンスタワー」の位置図です。


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「グランドメゾン上町台レジデンスタワー」の建設現場を南東側から見た様子です。


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タワークレーン2基で建設しています。


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南東側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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「ダンプトラック」で床材が運ばれてきました。


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「ボイドスラブ」です。


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別の工事現場で撮影した「ボイドスラブ」です。「ボイドスラブ」は、多くのマンションで採用されています。このように床材に「発泡スチロール」が埋め込まれています。現場でこの上に鉄筋を配筋して、コンクリートを打設します。

● ボイドスラブ(中空スラブ)
 
「ボイドスラブ」は、床が厚いので遮音性に優れています。スラブ全体が主梁の役目を担うため、主梁以外の小梁を無くすことができ、室内空間の天井面がフラットに仕上ることが出来ます。

 床を厚くすると重くなります。そのためコンクリートスラブを一部発泡スチロールに置き換えています。「発泡スチロール」はコンクリートと比べればほとんど重さが無いようなもので、重量を軽くすることが出来ます。内部に「空隙(ボイド)」ができたような状態にるので、「ボイドスラブ(中空スラブ)」と呼ばれています。


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北東側は「立体駐車場」でしょうか?


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建築計画のお知らせの「北東立面図」です。高さ10m近い塔屋が目につきます。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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2019年7月15日 (月)

JR京橋駅 “つながる”駅京橋をコンセプトに京橋駅リニューアル工事を進行中 2019年7月12日の状況

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-JR京橋駅リニューアル工事 -

 「JR西日本」では、「大阪環状線改造プロジェクト」として、魅力あふれる大阪環状線を目指し、駅や車両といった鉄道の機能の充実を図るとともに、新たな利用誘発につながる新しい価値の創出に取り組んでいます。

 「JR西日本」は、2017年8月下旬~2021年(予定)の工期で、「大阪環状線改造プロジェクト」の一環として、「JR京橋駅リニューアル工事」を行っています。

 引用資料 JR西日本
 京橋駅改良 “つながる”駅京橋をコンセプトに京橋駅リニューアル工事を進行中

  主なリニューアル工事の内容としては、「(1)北口リニューアル、(2)トイレリニューアル、(3)エレベーター増設、(4)エスカレーター増設、(5)駅全体の案内サイン改良、(6)その他」を予定しています。


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「北口東側外観イメージ」です。


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「内観完成イメージ」です。


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「内観完成イメージ」です。


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現在の北口西側です。


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JR京橋駅と京阪京橋駅の間のこの部分は、京橋の中心と言ってもいい場所です。


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「改札外コンコース」の工事の様子です。


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天井がむき出しになっています。


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「改札内コンコース」の工事の様子です。


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「改札内コンコース」を角度を変えて見た様子です。



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JR京橋駅 大阪環状線初:3・4番のりばに「可動式ホーム柵(ホームドア)」を設置 2019年7月12日の状況

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-JR京橋駅-

 「JR西日本」では、「大阪環状線改造プロジェクト」として、魅力あふれる大阪環状線を目指し、駅や車両といった鉄道の機能の充実を図るとともに、新たな利用誘発につながる新しい価値の創出に取り組んでいます。

3番のりば・4番のりばへの可動式ホーム柵設置
 「JR西日本」は、駅のホームにおける安全性向上を重要な経営課題ととらえ、ハード・ソフトの両面からさまざまな取り組みを進めているところですが、その核となるハード対策として「ホーム柵」の整備を進めています。

 JR京橋駅の「学園都市線・JR東西線(1番のりば・2番のりば)」には、すでに「可動式ホーム柵(ホームドア)」が設置済みですが、新たに、京橋駅3番のりば・4番のりばに「可動式ホーム柵」を設置します。

 引用資料 JR西日本(2018/03/15)
 大阪駅と京橋駅にホーム柵を設置します

京橋駅への可動式ホーム柵設置
◆ 設置箇所-大阪環状線京橋駅(3・4番のりば)
◆ 諸元-高さ約1.3m、最大開口約3.5m、柵延長約160m
◆ 使用開始時期-2019年秋頃予定


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「京橋駅ホーム柵イメージ画像」です。


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最大開口約3.5m

 最大開口幅がなんと約3.5mもあります。学園都市線も約2.9mとかなり広いのですが、それより約60cmも広いです。


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「可動式ホーム柵(ホームドア)」を設置が行われるJR京橋駅の3番のりば・4番のりばです。


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4番線ホーム(大阪環状線外回り)の様子です。ゴムマットが敷かれています。


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3番線ホーム(大阪環状線内回り)の様子です。


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ホームが補強されています。


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4番線ホーム(大阪環状線外回り)では、「下りエスカレーター」の新設と「上りエスカレーター」の取り替えが行われています。


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「下りエスカレーター」が、2019年7月15日(月)から使用開始されます。


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「上りエスカレーター」は、2019年7月27日(土)から取替工事を行います。



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2019年7月14日 (日)

大阪ビジネスパーク(OBP) 地上16階、高さ約118mの「京阪神 OBPビル」 2019/07/12 「鉄骨建方」が始まる!

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京阪神 OBPビル
 「富士通関西システムラボラトリ」と「KDDI大阪第2ビル」の間に富士通の駐車場がありましが、2017年3月1日に「京阪神ビルディング」が富士通から取得していました。

 「京阪神ビルディング」は、大阪地区での「データセンター」の旺盛な需要に応えるため、「大阪ビジネスパーク(OBP)」に、最高水準の安全性・信頼性・効率性を備えたグローバルで通用するデータセンタービル「京阪神 OBPビル 新築工事」を建築する予定です。

 「京阪神 OBPビル 新築工事」が完成すると「大阪ビジネスパーク(OBP)」のほぼ全区画が完成する事になります。最終的には、「大阪ビジネスパーク(OBP)」に高さ100mを超える超高層ビルが9棟、90m台が2棟林立する事になります。

● 京阪神 OBPビル の 新築工事に着手!
 「京阪神ビルディングは、2019年4月に「京阪神 OBPビル」の新築工事に着手しました。正式名称も「京阪神 OBPビル」のようです。長周期地震動を考慮した中間層免震構造や様々な防災対策により、非常事態発生時にもDCの運用継続が可能です。

 引用資料 京阪神ビルディング(PDF:2019/04/04)
 「京阪神 OBPビル」新築工事着工のお知らせ

京阪神 OBPビルの概要
◆ 計画名-京阪神 OBPビル 新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区城見二丁目2番7
◆ 階数-地上16階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-118.03m
◆ 敷地面積-6,671.94㎡
◆ 建築面積-2,821.28㎡
◆ 延床面積-42,690.36㎡(容積対象面積:38,551.53㎡) *公式HPでは38,796.97㎡となっています。
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-中間層免震構造
◆ 用途-データセンター、一部オフィス
◆ 建築主-京阪神ビルディング
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 準備工事-2018年04月10日~2019年02月28日(労災保険関係成立票より)
◆ 着工-2019年04月15日
◆ 竣工-2021年04月15日予定


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南西側から見た様子です。


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地上から見ても何をしているのかさっぱり分かりませんが、ゲートの隙間から覗いて見ると1階床の「鉄骨建方」を行っていました。


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週間の「作業工程」では、「鉄骨組立工事、躯体工事」となっていました。


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北東側から見た様子です。


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「京阪神 OBPビル 新築工事」の建築計画のお知らせです。


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建築計画のお知らせの「東立面図」です。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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「難波宮」のすぐ南側 地上29階、高さ約100mの「シエリア大阪上町台パークタワー」 2019年7月12日の建設状況

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-シエリア大阪上町台パークタワー-
 
「難波宮」のすぐ南側に「一般財団法人ボーケン品質評価機構」がありました。「一般財団法人ボーケン品質評価機構」は、衣料品、服飾雑貨、家具等を対象とした性能評価を行っていっている第三者試験機関です。「一般財団法人ボーケン品質評価機構」のボーケン大阪本部並びに大阪事業所が、2018年5月7日(移動完了日)に統合し新社屋へ移転しました。

 2018年11月29日~2019年5月31日の工期で、既存建物の解体工事である「(仮称)中央区上町計画解体工事」が「長谷工コーポレーション」の施工により行われました。 

 跡地には、「関電不動産開発、三井不動産レジデンシャル」により、地上29階、塔屋2階、地下1階、高さ99.985mの「(仮称)中央区上町計画」が建設されています。

 正式名称は、関電不動産開発の「シエリア」+三井不動産レジデンシャルの「パークタワー」を合わせて、「シエリア大阪上町台パークタワー」となっています。

 引用資料 公式ホームページ
 シエリア大阪上町台パークタワー

シエリア大阪上町台パークタワーの概要
◆ 所在地-(仮称)中央区上町計画
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区上町一丁目18-9(地番)
◆ 交通-Osaka Metro谷町線・中央線「谷町四丁目」駅徒歩6分、Osaka Metro谷町線・長堀鶴見緑地線「谷町六丁目」駅徒歩7分
◆ 階数-地上29階、塔屋2階、地下1階  
◆ 高さ-高さ99.985m   (注意)建築物もしくは軒高の可能性あり
◆ 敷地面積-1,816.63㎡
◆ 建築面積-676.57㎡
◆ 延床面積-14,712.22㎡(容積対象面積9,537.20㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策- 制振構造
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-112戸
◆ 建築主-関電不動産開発、三井不動産レジデンシャル
◆ 設計者・監理者-長谷工コーポレーション
◆ 施工者-長谷工コーポレーション
◆ 解体工事-2018年11月29日~2019年05月31日
◆ 着工-2019年03月上旬
◆ 竣工-2021年09月予定
◆ 入居開始-2021年10月予定


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「シエリア大阪上町台パークタワー」の建設現場を北西側から見た様子です。


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「アースドリル掘削機」です。「拡底バケット」を装着しています。「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築しています。


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「鉄筋かご」がダンプトラックで運ばれてきました。敷地があまり広くないので、敷地外で組んで運んできているようです。


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南西側から見た様子です。北側、西側、南側の3面が道路に接しています。


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南東側から見た様子です。


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建築計画のお知らせの「立面図」です。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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2019年7月13日 (土)

ドミナント戦略 「積水ハウス」が上町台地に3棟目の超高層タワーマンション 地上36階、高さ約128mの「(仮称)中央区上町1丁目タワー計画 新築工事」

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-(仮称)中央区上町1丁目タワー計画 新築工事-
 
大阪府は、府営住宅の建替えにより創出した土地や、府営住宅内の未利用地などの活用可能財産を活用して、歳入の確保を図るとともに、民間の活力や創意工夫により良好な住まいとまちづくりを行うため、条件付一般競争入札等を行っています。

 「難波宮跡」の南東側にある「府営寺山住宅」も建て替えによる再生を行っています。かつて「府営寺山住宅」の旧1号棟、旧2号棟、旧3号棟が建っていた場所に、「積水ハウス」が、地上36階、高さ127.98m、延床面積26,283.92㎡の超高層タワーマンション「(仮称)中央区上町1丁目タワー計画 新築工事」を建設します。

 「積水ハウス」はドミナント戦略で、上町台地に集中的に超高層タワーマンションを建設しています。1棟目が「グランドメゾン上町台 ザ・タワー」、2棟目が「グランドメゾン上町台レジデンスタワー」、3棟目が「(仮称)中央区上町1丁目タワー計画 新築工事」です。

(仮称)中央区上町1丁目タワー計画 新築工事の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区上町一丁目2番11号
◆ 階数-地上36階、塔屋2階、地下0階
◆ 高さ-最高部127.98m  (注意)建築物もしくは軒高の可能性あり
◆ 敷地面積-3,327.37㎡
◆ 建築面積-1,000.51㎡
◆ 延床面積-26,283.92㎡(容積対象面積17,452.67㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-(未定)
◆ 建築主-積水ハウス
◆ 設計者-IAO竹田設計
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2019年12月予定
◆ 竣工-2023年01月予定


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「(仮称)中央区上町1丁目タワー計画 新築工事」の予定地です。「府営寺山住宅」の 旧1号棟、旧2号棟、旧3号棟は解体されて更地になっており、草ボーボーです。


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北東側から見た様子です。


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北東角は大阪府警の「上町交番」になっています。


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東隣りは「寺山公園」です。


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道路の東側には、「大阪女学院」の大学・短期大学・高等学校・中学校のキャンパスがあります。


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「(仮称)中央区上町1丁目タワー計画 新築工事」の建築計画のお知らせです。


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建築計画のお知らせの「北立面図」です。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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活気づくOBP 大阪城京橋プロムナード沿い 三菱UFJリースグループのディー・エフ・エル・リースがホテル「(仮称)片町二丁目プロジェクト」を建設!

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-(仮称)片町二丁目プロジェクト-
 「大阪城」の活気に引っ張られるように、長らく沈滞していた「OBP(大阪ビジネスパーク)」が活気づいています。「OBP(大阪ビジネスパーク)」と京阪京橋駅・JR京橋駅を結ぶ歩行者デッキ「大阪城京橋プロムナード」沿いに、三菱UFJリースグループのディー・エフ・エル・リースがホテル「(仮称)片町二丁目プロジェクト」を建設します。

 「OBP(大阪ビジネスパーク)」の北側では、ここ最近はビルの新築をほとんど見かけませんでしたが、「大阪城」や「OBP(大阪ビジネスパーク)」の活気が周辺に波及してきたのかも知れません。

(仮称)片町二丁目プロジェクトの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市都島区片町二丁目4-1ほか
◆ 階数-地上11階、地下0階
◆ 高さ-43.22m
◆ 敷地面積-1,357.53㎡
◆ 建築面積-806.78㎡
◆ 延床面積-6,031.75㎡(容積対象面積5,429.32㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部CFT造
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-(不明)
◆ 建築主-ディー・エフ・エル・リース(三菱UFJリースグループ)
◆ 設計者-大和ハウス工業
◆ 施工者-大和ハウス工業
◆ 着工-2019年08月16日予定
◆ 竣工-2020年10月16日予定


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「(仮称)片町二丁目プロジェクト」を建設予定地を南側から見た様子です。


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東側から見た様子です。京阪京橋駅・JR京橋駅を結ぶ歩行者デッキ「大阪城京橋プロムナード」沿いに建設されます。


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既存建物は解体されています。ここには「入江運輸倉庫」の倉庫がありました。


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西側から見た様子です。


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少し角度を変えた様子です。


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「(仮称)片町二丁目プロジェクト」の建築計画のお知らせは、敷地内に撤去されていましたが、「APS-C 18-300mm」の16.6倍高倍率ズームレンズが威力を発揮しました。拡大すると余裕で文字が判別出来ました。



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2019年7月12日 (金)

ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 ヨドバシ梅田タワー 2016/07/08 下層階の全周がほぼ姿を現す!

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-
 「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。2017年9月13日に、「地鎮祭」が行われ本格着工しました。

 
「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の正式名称が「ヨドバシ梅田タワー」に決定しました。「ヨドバシ梅田タワー」は、既存のヨドバシカメラマルチメディア梅田に、約200店舗を集積する商業施設、約1,000室のホテルを併設した大阪・梅田の新しいランドマークとして、2019年秋に開業を迎えます。

 引用資料 ヨドバシホールディングス(2019/06/03)
 建物名称を「ヨドバシ梅田タワー」に決定 約200店舗を集積する複合商業施設として大阪駅前に新たなランドマークが誕生

 地下2階~地上8階の10フロアにまたがる売場面積91,954㎡の大規模商業施設は、カメラ・家電量販店を展開する「ヨドバシカメラ」を核にした新たな複合商業施設となります。商業施設の各フロアは隣接する既存のヨドバシカメラマルチメディア梅田とも接続します。

 商業部分の延床面積は、既存ビルの地下2階~地上8階の約80,300㎡+新棟の地下1階~地上8階の約53,200㎡=約133,500㎡です。その中で売場面積は91,954㎡となります。91,954㎡(売場面積)÷約133,500㎡(商業部分の延床面積)=約69%です。残りの約31%は、商業部分の事務室、倉庫、トイレ、階段、飲食スペースなどのバックヤードで、売場面積には含みません。

 宿泊施設は、「阪急阪神ホテルズ」が新たに立ち上げた宿泊主体型ホテルブランドの日本初の1号店となる「Hotel Hankyu RESPIRE OSAKA(ホテル阪急レスパイア大阪)」で、2019年11月27日(水)に開業します。 客室数は1,032 室(ダブル 414室、ツイン399室、トリプル171室、フォース48室)を予定しています。

ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 計画名-(仮称)ヨドバシ梅田タワー
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.340m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,685.89㎡(施設全体)、6,923.99㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-218.941.75㎡(施設全体)、110,104.53㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-169.603.10㎡(施設全体)、91,756.73㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-1,032室予定(ダブル 414室、ツイン399室、トリプル171室、フォース48室)
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年09月13日(地鎮祭)
◆ 竣工-2019年12月末日予定
◆ 開業-2019年11月27日予定(ホテル)


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「全体構成図」です。


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「完成イメージパース(北東側)」です。


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「完成イメージパース(夜景北東側)」です。


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「完成イメージパース(1階北東エントランス)」です。


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「阪急グランドビル(阪急32番街)」の展望ロビーから見た様子です。


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外観はほぼ完成しています。


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アップです。


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最高部です。中央のタワークレーンが一回り小型のタイプに入れ替えられました。


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「ノースゲートビルディング」から見た「ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です。


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「グランフロント大阪 北館」から見た「ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です。


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下層階の「商業施設」です。


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北側には「庇」のようなものが取り付けられています。


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アップです。


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北西側から見た下層階の「商業施設」です。


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下層階の全周がほぼ姿を現しました。


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北東側から見た様子です。


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北東側から見た下層階の「商業施設」です。商業部分の総延床面積約133,500㎡、総売場面積91,954㎡の巨大な「商業施設」が誕生します。


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北東角部分です。


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芝田1丁目交差点のペデストリアンデッキの基部?
 この部分は、芝田1丁目交差点のペデストリアンデッキの「基部」でしょうか? 「芝田1丁目交差点」には、(1)「ヨドバシ梅田タワー」と北側の街区を結ぶペデストリアンデッキ、(2)「ヨドバシ梅田タワー」と「阪急梅田駅」側を結ぶペデストリアンデッキの2本が整備される予定です。

 「ヨドバシホールディングス」のホームページによると、「芝田1丁目交差点(阪急梅田駅-ヨドバシ)」のペデストリアンデッキ工事は「グランフロント大阪」の整備事業でとなるようです。


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角度を変えた様子です。


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アップです。「ヨドバシ梅田タワー」のオープン時には、2本のペデストリアンデッキは完成していない公算が高くなってきました。とりあえずペデストリアンデッキの「基部」だけ完成させておいて、「ペデストリアンデッキ」の本体の工事は周辺の環境が整ってから行われるのかも知れません。



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ヨドバシ梅田タワー 西側のペデストリアンデッキの躯体工事 2019/07/08 開業時には「グランフロント大阪 南館」と接続されない事がほぼ確定

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-ヨドバシ梅田タワー-
 「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。2017年9月13日に、「地鎮祭」が行われ本格着工しました。

 「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の正式名称が「ヨドバシ梅田タワー」に決定しました。「ヨドバシ梅田タワー」は、既存のヨドバシカメラマルチメディア梅田に、約200店舗を集積する商業施設、約1,000室のホテルを併設した大阪・梅田の新しいランドマークとして、2019年秋に開業を迎えます。

 引用資料 ヨドバシホールディングス(2019/06/03)
 建物名称を「ヨドバシ梅田タワー」に決定 約200店舗を集積する複合商業施設として大阪駅前に新たなランドマークが誕生

 地下2階~地上8階の10フロアにまたがる売場面積91,954㎡の大規模商業施設は、カメラ・家電量販店を展開する「ヨドバシカメラ」を核にした新たな複合商業施設となります。商業施設の各フロアは隣接する既存のヨドバシカメラマルチメディア梅田とも接続します。

 商業部分の延床面積は、既存ビルの地下2階~地上8階の約80,300㎡+新棟の地下1階~地上8階の約53,200㎡=約133,500㎡です。その中で売場面積は91,954㎡となります。91,954㎡(売場面積)÷約133,500㎡(商業部分の延床面積)=約69%です。残りの約31%は、商業部分の事務室、倉庫、トイレ、階段、飲食スペースなどのバックヤードで、売場面積には含みません。

 宿泊施設は、「阪急阪神ホテルズ」が新たに立ち上げた宿泊主体型ホテルブランドの日本初の1号店となる「Hotel Hankyu RESPIRE OSAKA(ホテル阪急レスパイア大阪)」で、2019年11月27日(水)に開業します。 客室数は1,032 室(ダブル 414室、ツイン399室、トリプル171室、フォース48室)を予定しています。

ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 計画名-(仮称)ヨドバシ梅田タワー
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.340m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,685.89㎡(施設全体)、6,923.99㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-218.941.75㎡(施設全体)、110,104.53㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-169.603.10㎡(施設全体)、91,756.73㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-1,032室予定(ダブル 414室、ツイン399室、トリプル171室、フォース48室)
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年09月13日(地鎮祭)
◆ 竣工-2019年12月末日予定
◆ 開業-2019年11月27日予定(ホテル)


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「全体構成図」です。


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建物の西側では、ペデストリアンデッキの工事が行われています。


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この部分で「グランフロント大阪 南館」の2階と接続されます。


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しかし、現地の状況を見ていると「ヨドバシ梅田タワー」のオープン時には、「グランフロント大阪 南館」の2階と接続するペデストリアンデッキが完成していない事がほぼ確定的になりました。

 「ヨドバシホールディングス」のホームページによると、「芝田2丁目交差点(グランフロント大阪-ヨドバシ)」のペデストリアンデッキ工事は「グランフロント大阪」の整備事業となるようです。

 オープン時に完成しないのは、 何か私たちには分からない大人の事情があるのかも知れません。私的には、このような状況を全く想定していなかったので残念です・・・


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南側です。


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「グランフロント大阪 南館」から見た様子です。


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この部分で「グランフロント大阪 南館」の2階と接続される予定ですが、ペデストリアンデッキを接続する「開口部」が無く、ガラスが取り付けられてしまいました。当面は「ペデストリアンデッキ」の工事が行われないと思われます。


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だだし、ほぼ全面ガラスの「アルミカーテンウォール」のようなので、ペデストリアンデッキの工事が始まるとすぐに外せるような構造になっていると思われます。


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「ノースゲートビルディング」から見た様子です。


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建物の東側でも、ペデストリアンデッキの工事が行われています。



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2019年7月11日 (木)

京都市に外資系超高級ホテルが続々と進出! 「二条城」の北側に最高級のラグジュアリーホテル「シャングリ・ラ ホテル」が進出か?

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-シャングリ・ラ ホテル&リゾーツ-

 「建設ニュース」によると、香港に本拠地を置くホテルチェーンのシャングリ・ラ グループが、京都市上京区に進出を計画しているそうです。特定目的会社を通じて、更地になっている敷地約4,700㎡を2019年6月中旬に取得しました。

 建設ニュース(2019/07/10)
 上京区にホテル進出を計画/6月に敷地4700平方㍍を取得/シャングリ・ラ グループ

 「建設ニュース」の写真を元に「Googleストリートビュー」で場所を調べてみました。「二条城」の北側の京都市上京区藁屋町に背景が一致している場所がありました。多分ここに間違いないと思います。

 Googleマップ → シャングリ・ラ ホテル進出予定地?

 京都市にはホテルが続々と進出しています。京都市長は2019年5月の市議会で「宿泊施設数は満たされつつある」との認識を示しました。しかし、記者会見などで「富裕層向けのホテルが足りない」と繰り返し述べています。最高級のラグジュアリーホテル「シャングリ・ラ ホテル」の進出となるとテンションが高まりますね。

● シャングリ・ラ ホテル 東京
 上の写真は東京駅に隣接する「丸の内トラストタワー本館」です。地上27階~37階の11フロアが客室数200室の「シャングリ・ラ ホテル 東京」です。日本初の「シャングリ・ラ ホテル」として2009年3月2日にオープンしました。


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ザ・リッツ・カールトン京都

 アメリカのマリオット・インターナショナルの最高級ブランドであるザ・リッツ・カールトンの「ザ・リッツ・カールトン京都」が、2014年2月7日に開業しました。
 
 2011年1月に閉館した「ホテルフジタ京都」の跡地に、「積水ハウス」が建物を建設し、マリオット・インターナショナルの「ザ・リッツ・カールトン・ホテル・カンパニー」が運営します。
 
ザ・リッツカールトン京都の概要
◆ 計画名-(仮称)京都鴨川二条ホテル新築工事
◆ 所在地-京都府京都市中京区二条大橋上る鉾田町543
◆ 交通-京都市営地下鉄「京都市役所前」駅より徒歩3分
◆ 階数-地上4階、地下3階(建築基準法上)
◆ 建物高さ-最高部17.430m、軒高15.000m
◆ 敷地面積-5,937.28㎡
◆ 建築面積-4,598.23㎡
◆ 延床面積-24,682.89㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-134室(17室のスイート含む)
◆ 建築主-積水ハウス
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ デザイン-日建設計(建築構造設備・外装デザイン)、レメディオス・デザインスタジオ(客室・パブリックデザイン)、デザインスタジオ・スピン(レストランデザイン)、イリア(内装設計)、野村庭園研究所(庭園デザイン)
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2011年12月
◆ 竣工-2013年11月
◆ 開業-2014年02月07日


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フォーシーズンズホテル京都
 「フォーシーズンズホテル アンド ホテルレジデンス京都(フォーシーズンズ京都)」が2016年10月15日に開業しました。グランドオープンは2016年11月29日です。

 「フォーシーズンズホテル京都」は、武田病院グループが運営していた「東山武田病院」の跡地に建設されました。祇園、清水寺、京都国立博物館、三十三間堂などの観光名所にも近接した大変利便性の高い場所です。

 客室数は全123室、3つの料飲施設、スパ&フィットネス施設、宴会場・ウェディングチャペルのほか、57部屋のプライベートレジデンスを備えたホテルです。

フォーシーズンズホテル京都の概要
◆ 計画名-(仮称)京都東山ホテル開発計画
◆ 所在地-京都府京都市東山区馬町通妙法院北門前妙法院前側町445-3
◆ 交通-京都市バス「馬町」駅より徒歩1分、京阪「七条」駅より徒歩15分、JR「京都」駅よりタクシー10分
◆ 階数-地上4階、地下3階
◆ 高さ-塔屋等の高さ14,80m
◆ 敷地面積-20,478.06㎡
◆ 建築面積-8,093.47㎡
◆ 延床面積-34,725.42㎡(容積対象外面積2,644.82㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造、木造
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-全123室(他にプライベート・レジデンス57室)
◆ 建築主-京都東山ホスピタリティアセット特定目的会社
◆ 設計者・監理者-久米設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2013年09月17日(開発行為の許可標識より)
◆ 開業-2016年10月15日、2016年11月29日(グランドオープン)

(注意) 「建築計画の概要」の数値なので、竣工後の正確な数値と一致していない可能性があります。


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パーク ハイアット 京都

 京都市東山区で料亭「山荘京大和」を運営する「京大和」と「竹中工務店」は、「山荘京大和」敷地内にホテルを新たに建設することで合意し、計画に着手しました。

 「山荘京大和」は改築のうえ、引き続き「京大和」が料亭営業を継続します。「竹中工務店」は敷地を借地のうえ、70室(9室のスイートを含) の高級ホテルを建築・所有する計画です。料亭とホテルが同居する珍しい形態となります。

 高級ホテル部分は、ハイアット ホテルズ コーポレーションの関連会社であるハイアット インターナショナル アジアパシフィック リミテッドと運営委託契約を締結し、「パーク ハイアット 京都」として開業します。開業は 2019年10月30日(水)の予定です。

 引用資料 公式ホームページ
 パーク ハイアット 京都(Park Hyatt Kyoto)

パーク ハイアット 京都の概要
◆ 計画名-「京都東山計画」もしくは「(仮称)京都東山ホテル」
◆ 所在地-京都市東山区高台寺南門通下河原東入桝屋町358、359-1、360-1
◆ 階数-地上2階、地下4階
◆ 高さ-最高部9.511m、軒高9.511m
◆ 敷地面積-8,796.47㎡(施設全体)
◆ 建築面積-3,157.72㎡
◆ 延床面積-13,698.11㎡(容積対象外面積1,410.98㎡)
◆ 構造-木造(既存)、鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-70室(9室のスイートを含)
◆ 建築主-竹中工務店
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ インテリア設計-tonychi and associates・竹中工務店の共同設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2017年03月14日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年09月30日予定(労災保険関係成立票より)
◆ 開業-2019年10月30日予定



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新歌舞伎座跡地 2019年12月1日に開業する「ホテルロイヤルクラシック大阪」 ほぼ全容が姿を現す!

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-ホテルロイヤルクラシック大阪

 難波にあった旧「大阪新歌舞伎座」は、1958年10月開場しました。「上本町YUFURA」に移転するため、2009年6月に閉館しています。2012年3月には、冠婚葬祭大手の「ベルコ」が用地を取得しています。

 冠婚葬祭大手の「ベルコ」は、大阪ミナミの新歌舞伎座跡地に、「(仮称)ベルコ難波ホテル 新築工事」を2016年6月に着工、2019年12月1日に開業する予定です。正式名称は、「ホテルロイヤルクラシック大阪」です。

 新ホテルは、「隈研吾建築都市設計事務所」が設計した地上19階、塔屋1階、地下1階の都市型ホテルです。低層部はこれまでの新歌舞伎座のファサード及び屋根の一部を継承したデザインとし、長く難波の街に馴染んできた建築を保存する意匠とします。

 内部は計150室の客室をはじめレストランやラウンジ、5つのバンケットを配置し、ブライダルに対応できるよう、2つのチャペル、フォトスタジオ、ブライダルサロンを設けています。

ホテルロイヤルクラシック大阪の概要
◆ 計画名-(仮称)ベルコ難波ホテル 新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区難波四丁目3番25
◆ 交通-大阪メトロ御堂筋線「なんば」駅直結
◆ 階数-地上19階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-84.025m
◆ 敷地面積-2,292.65㎡
◆ 建築面積-1,893.46㎡
◆ 延床面積-26,493.58㎡(容積対象面積22,348.55㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル(宴会場、レストラン、ラウンジ、客室、駐車場)、店舗
◆ 客室数-150室(ダブル約30㎡×126室、ツイン約25㎡×15室、スイート約80㎡×9室)
◆ 建築主-ベルコ
◆ 設計者-隈研吾建築都市設計事務所、鹿島建設
◆ 監理者-隈研吾建築都市設計事務所
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 解体工事-2015年01月05日~2016年01月31日
◆ 着工-2016年06月01日
◆ 竣工-2019年08月31日予定(労災保険関係成立票より)
◆ オープン-2019年12月01日予定


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御堂筋沿いは「オープンカフェ」になるようです。

 引用資料 公式ホームページ
 ホテルロイヤルクラシック大阪


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チャペルのイメージです。結婚式場の名称は、「ホテルロイヤルクラシック大阪・難波」となります。


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南東側から見た下層階の様子です。


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少し角度を変えた様子です。


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南東側から見た下層階の様子です。”低層部はこれまでの新歌舞伎座のファサード及び屋根の一部を継承したデザイン” となっています。


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「連続唐破風(からはふ)」のファサード(正面外観)を継承しています。現在はピカピカですが、「経年劣化」により渋い色になって行くと思います。


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御堂筋沿いです。


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1階でミーティングを行っていました。


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北東側から見た下層階の様子です。


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少し角度を変えた様子です。


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北東側から見た様子です。

● 13階が存在しない
 ホテルに宿泊すると12階の上が14階になっている建物が意外と多いです。「13」という数字は欧米で不吉な数とされている為です。このホテルも公式ホームページを見ると「13階」がありません。あくまでの運用上の階数で、建築基準法上の階数ではありません。ちなみに、日本で不吉な数字とされている「4階」と「9階」はあります。


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北東側から引いて見た様子です。


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敷地西側です。


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南西側から見た様子です。



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2019年7月10日 (水)

祝! 2019年7月10日付 なにわ筋線「北梅田~JR難波・南海新今宮」の鉄道事業許可! 要となる「南海本線」とのジャンクション部分

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-大阪都市計画都市高速鉄道なにわ筋線-
 私が高知から関西に来た1980年代には、すでに「大阪外環状鉄道」と「なにわ筋線」の構想がありました。それから歳月は流れ、「大阪外環状鉄道」は、「おおさか東線」として、2019年3月16日に全線開通しました。

 「なにわ筋線」は、当初は国鉄の「湊町駅(現在のJR難波駅)」と南海高野線の「汐見橋駅」に接続する構想でした。私的には、関西で整備が必要な最重要の鉄道路線でしたが、一向に前に進みませんでした。

 しかし、2010年代に入って急に動き出しました。「インバウンド(訪日外国人旅行)」の急増や大阪府と大阪市の「府市合わせ(不幸せ)」 の解消が大きかったと思います。

 さらに驚いたのが、南海本線の「新今宮駅」をつなぐルート変更です。このルート変更を最初聞いた時には本当に驚きました。南海の「難波駅」近くの地下に「難波駅」を新設する案だったからです。

 私は、最初は「そんなの絶対に無理!」と思いましたが、実際にルートを歩いて見ると不可能ではありません。このルートを考えてた方には心から敬意を払います。

● なにわ筋線「北梅田~JR難波・南海新今宮」の鉄道事業許可!
 「関西高速鉄道」から申請されていた第三種鉄道事業及び「西日本旅客鉄道、南海電気鉄道」から申請されていた第二種鉄道事業の鉄道事業許可申請(なにわ筋線)について、鉄道事業法第3条の規定に基づき、2019年7月10日付けで申請を許可します。

 引用資料 国土交通省(2019/07/09)
 なにわ筋線「北梅田~JR難波・南海新今宮」の鉄道事業許可

 JR阪和線、南海本線を介して、西日本最大の鉄道ターミナルである梅田ターミナル、大阪市の主要鉄道ターミナルである難波ターミナル及び天王寺ターミナル、国土軸との結節点となる新大阪駅及び関西国際空港とを直結する機能を有します。

 大阪都心ならびに京阪神圏の各拠点都市と関西国際空港とのアクセス性の強化等、広域鉄道ネットワークの拡充に資する事業で、関西の最重要プロジェクトと言っても過言ではありません。

なにわ筋線の概要
◆ 建設延長-約7.2km(複線)
◆ 中間駅-(仮称)中之島駅、(仮称)西本町駅、(仮称)南海新難波駅
◆ 事業スキーム-地下高速鉄道整備事業費補助による上下分離方式
◆ 事業者-(第種鉄道事業者)関西高速鉄道、(第種鉄道事業者)西日本旅客鉄道、南海電気鉄道
◆ 事業期間-2019年度~2031年度予定
◆ 開業時期-2031年春予定
◆ 事業費-約3,300億円


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「事業計画路線」です。


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南海の「新今宮駅」のホームから北側を見た様子です。北側の「今宮戎駅」までの間に、「南海本線」との分岐・合流するジャンクション部分が設けられます。

 1980年代・1990年代には、到底思いもつかないルートでしたが、このルート変更によって計画が加速したとも言えます。 常識にとらわれない柔軟な思考で、本当に尊敬します。


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先に南海の「今宮戎駅」 のホームが見えます。


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南海の「今宮戎駅」のホームから南側を見た様子です。南側の「新今宮駅 」までの間に、「南海本線」との分岐・合流するジャンクション部分が設けられます。


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このあたりに「南海本線」との分岐・合流するジャンクション部分が設けられ、地下の「(仮称)南海新難波駅」に向かって徐々に高さを下げて行きます。


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先に南海の「新今宮駅 」 のホームが見えます。



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都市計画道路大阪駅前1号線整備事業に伴う3層エレベーター設置工事 2019/07/08 歩行者デッキの拡張部分はやはり駐輪場???

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-3層エレベーター設置工事-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神百貨店梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画である「梅田1丁目1番地計画」を進めています。

 「阪神百貨店梅田本店」の建て替えに伴い、JR大阪駅と阪神百貨店梅田本店の間を東西に走る「大阪駅前地下道」も大規模に改良されます。安全性確保のため歩道幅を約8mから約15mに拡幅します。

 「スカイウォーク」と「東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)」を直結する「エレベーター」の設置工事が行われています。歩行者デッキも南側に拡張されています。


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「都市計画道路大阪駅前1号線整備事業に伴う3層エレベーター設置工事」の様子です。


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施工者は阪神電気鉄道

 計画名は「都市計画道路大阪駅前1号線整備事業に伴う3層エレベーター設置工事」、工期は2018年9月~2019年9月末日(予定)、事業者は大阪市、施工者は阪神電気鉄道、施工業者は竹中工務店となっています。


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アップです。


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「エレベーター」です。出入口が北側と南側の両方にあります。


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この部分は何でしょうか?


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謎の構造物ですが、1度設置して、撤去して、再度設置されました。私には「駐輪場」にしか見えません。観光振興の「レンタサイクル」でしょうか?  「駐輪場」にしては隣との間隔が狭すぎるような気もします。それに場所的にも不自然です。いったいこれは何でしょうか?


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床に「配線」のようなものが見えます。この上に本設の床材が敷かれると思われます。


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「スカイウォーク」との接続部分です。



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2019年7月 9日 (火)

うめきた2期区域基盤整備 JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 北3工区 2019/07/08 「下水管」の設置工事がほぼ完了!

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JR東海道線支線地下化・新駅設置工事-
 
大阪市とJR西日本がうめきた2期区域(北区)の基盤整備に合わせて行う東海道線支線の「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事(約2,400m)」が、2016年10月28日に全工区で着工しました。総事業費は約690億円で、新駅の開業は2023年3月を予定しています。


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区間別の構造概要と工事の進め方
 大阪市が事業主体となって行う地下化(連続立体交差事業)の工事延長は、北区豊崎六丁目から福島区福島七丁目に至る約2,400mで、途中、ボトルネック踏切1ヶ所(西梅田1番踏切)の除却や既設交差道路の改良(2ヶカ所)などにより、踏切事故の解消や道路交通の円滑化、市街地の分断解消をが図られます。

 引用資料 大阪市・公式ホームページ
 JR東海道線支線地下化事業


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工区割図
 
「北1工区~南2工区」までの工区割図です。

各工区の施工者
◆ 北1工区-奥村組・鉄建建設JV
◆ 北2工区-錢高組・西松建設JV
◆ 北3工区-鴻池組・前田建設工業JV
◆ 駅部工区-大鉄工業・清水建設JV
◆ 南1工区-大林組・淺沼組JV
◆ 南2工区-大成建設・大鉄工業JV


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北3工区

 ノースゲートビルディング11階の「風の広場」から見た「北3工区」です。「北3工区」は、「鴻池組・前田建設工業JV」の施工により行われています。

● 桜井玲香の卒業
 昨日、撮影前に友人とドキュメンタリー映画「いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46」を見ました。キャプテンの卒業も近いだろうなあ! と話していたら当日にキャプテンの「桜井玲香」の卒業の発表がありました。

 私は乃木坂の全メンバーの中で「桜井玲香」が一番美人だと思っています。私にとっては今年の8月の「京セラドーム大阪」でのライブが「桜井玲香」を見る最後になります。なんかメチャメチャ寂しいです。


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北3工区の未着工だった区間
 この部分は、地下道があったため「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事」の工事が未着工でしたが、地下道が撤去されて工事が始まりました。


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東側から見た様子です。


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南側部分です。最終的には南側部分と接続されます。


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旧下水道を撤去した後に、新しい下水道を設置しています。


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下水道の設置が完了した後に、「開削工法」で鉄道のトンネルの構築が始まると思われます。


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エスロンRCP

 新しい本設の下水管となる「積水化学」の強化プラスチック複合管「エスロンRCP」です。


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東側の「土留め壁」です。 「下水管」を通す部分の「土留め壁」が、切断されて撤去されています。


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西側の「土留め壁」です。「下水管」を通す部分の「土留め壁」が、切断されて撤去されています。


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最終的には北側部分と接続されます。



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天神ビッグバン 九州初の「ザ・リッツ・カールトン ホテル」 地上25階、高さ約111mの「旧大名小学校跡地活用事業」 2019年7月8日に着工!

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-旧大名小学校跡地活用事業-

 福岡市は、「福岡空港」に近いことから航空法による高さ制限が非常に厳しいです。「国家戦略特区」の規制緩和の一環として、旧大名小学校の跡地は建物の高さ制限が緩和され、これまでより39m高い、高さ115mの建物が建てられるようになります。

 航空法による高さ制限は概ね76mですが、高さ115mの根拠は、より福岡空港に近い南東側にある「NTTコム福岡天神ビル」の避雷針の高さが約115mあるためです。

 再開発事業者の公募で、優先交渉権者を積⽔ハウスを代表とする12社で構成する企業グループ(代表企業:積水ハウス、構成員:西日本鉄道、三菱地所、西部瓦斯、西日本新聞社、福岡商事、久米設計、醇建築まちづくり研究所、鴻池組、積和建設九州、西鉄ビルマネージメント、積和管理九州)に決定しました。

●  準備工事に2019年7月8日に着手!
 「積水ハウス、西日本鉄道、西部瓦斯、西日本新聞社、福岡商事」の5社は、「天神ビッグバン」エリア内における「旧大名小学校跡地活用事業」について、「大名プロジェクト特定目的会社」を設立し、2022年12月の竣工を目指して、ホテル・オフィスを含む複合施設の準備工事に2019年7月8日に着手しました。2019年12月に本体工事に着工する予定です。

 引用資料 積水ハウス(PDF:2019/07/08)
 九州初の「ザ・リッツ・カールトン ホテル」誘致決定 「スタートアップ&グローバル」新ビジネス拠点誕生へ 福岡市「旧大名小学校跡地活用事業」が着工

 九州初となるラグジュアリーホテル「ザ・リッツ・カールトン ホテル」が入居し、2022年度の開業を予定しています。162室の客室はすべて広さ50㎡以上の贅沢な空間であり、スパなどの様々な付帯施設も準備しています。

旧大名小学校跡地活用事業の概要
◆ 所在地-福岡県福岡市中央区大名二丁目165 番1,2 及び3
◆ 階数-地上25階、地下1階
◆ 高さ-最高部約111m
◆ 敷地面積- 約11,900㎡(既存の南校舎敷地を除く約10,000㎡)
◆ 建築面積-約5,600㎡
◆ 延床面積-約90,400㎡(容積対象床面積約80,000㎡)
◆ 用途-オフィス、ホテル、創業支援・人材育成施設、保育施設、商業店舗、レジデンス(賃貸)、公共施設 ほか
◆ 客室数-162室(全室面積50㎡以上)
◆ 建築主- 大名プロジェクト特定目的会社(積水ハウス、西日本鉄道、西部瓦斯、西日本新聞社、福岡商事)
◆ ホテル運営-マリオット・インターナショナル
◆ 設計者-久米設計、醇建築まちづくり研究所
◆ 施工者-清水建設、鴻池組、積和建設九州
◆ 準備工事-2019年07月08日
◆ 本体工事-2019年12月予定
◆ 公共施設順次供用開始-2021年10月予定
◆ 竣工・全体供用開始-2022年12月予定
◆ ホテル開業-2022年度末予定


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「プロジェクト概要」です。


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「南東上空よりの全景」です。


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「広場東側からオフィス棟を望む」です。


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「位置図」です。天神ビッグバン対象エリア内に位置しています。


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オンワード樫山の福岡支店跡地
 
「西日本鉄道」は、旧大名小学校跡地の北西側隣接地の「オンワード樫山」が保有していた敷地面積約2,122㎡の土地と建物を、2017年8月28日に61億5000万円で取得しました。

 東隣で福岡の老舗ホテル「西鉄グランドホテル」を運営しています。両側の敷地は、将来的には「旧大名小学校跡地」と連携して再開発が行われると思われます。



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2019年7月 8日 (月)

「積和不動産関西南御堂ビル」が2019年11月1日にグランドオープン! 日本初の寺院山門と一体となった「大阪エクセルホテル東急」を開業!

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積和不動産関西南御堂ビル
 
大阪のメインストリートである「御堂筋」の名前の由来ともなった「南御堂」の通称で知られる「真宗大谷派難波別院」は、施設が老朽化した「御堂会館」を、2016年1月をもって閉館しました。

 閉館した「御堂会館」は、ホテルを主用途とした複合施設に建て替えられます。建て替え後の用途は、「東急ホテルズ」が運営する、日本初の寺院山門と一体となったホテルに加え、浄土真宗の教えを発信していくための難波別院の総合案内所や多目的会議室等を含む、高層の複合施設となります。

 日本初寺院山門一体のホテル「(仮称)大阪エクセルホテル東急」が出店する「(仮称)積和不動産関西南御堂ビル」は、2017年9月7日(木)に起工式を行い、工事に着手しました。

● 2019年11月1日にグランドオープン!
 「南御堂」の「御堂会館」建替事業として、積和不動産関西が開発事業者として建築中の「積和不動産関西南御堂ビル」が、2019年11月1日にグランドオープンします。

 引用資料 東急ホテルズ(2019/05/14)
 「積和不動産関西南御堂ビル」2019年11月1日グランドオープン「大阪エクセルホテル東急」の宿泊予約受付を5月15日より開始

 「積和不動産関西南御堂ビル」は、難波別院(南御堂)の山門を兼ねた建物で、山門北側1階~4階は難波別院(南御堂)が「御堂会館」として貸会議室・店舗などを運営します。山門南側1階~4階は積和不動産関西が飲食・物販店舗・医療など7テナントに賃貸します。

 5階~17階には、東急ホテルズによる、日本初の寺院山門と一体となったホテル「大阪エクセルホテル東急」を開業します。同ブランドでの関西出店は初となります。5階~16階に客室(全364室)、16階にフロント・バーラウンジ、17階にはレストラン・ジムを設けます。

積和不動産関西南御堂ビルの概要
◆ 計画名-積和不動産関西南御堂ビル 新築工事、(仮称)御堂会館建替計画 新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区久太郎町四丁目68番5
◆ 交通-Osaka Metro御堂筋線他「本町駅」より徒歩約1分
◆ 階数-地上17階、地下0階
◆ 高さ-72.97m
◆ 敷地面積-2,515.58㎡
◆ 建築面積-1,670.39㎡
◆ 延床面積-22,224.18㎡(容積対象面積20,620.45㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 用途-事務所(宗教施設)、店舗、ホテル
◆ 客室数-364室
◆ 定期借地権設定期間-60年(2017年10月01日~2077年09月30日まで)
◆ 建築主-積和不動産関西(積水ハウスグループ)
◆ 設計者-(建築・設備)-IAO竹田設計、(構造)竹中工務店
◆ 監理者-IAO竹田設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2017年09月07日(起工式)
◆ 竣工-2019年09月30日予定
◆ オープン-2019年11月01日予定


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「積和不動産関西南御堂ビル」の建設現場を南東側から見た様子です。


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「積和不動産関西南御堂ビル」は、2019年11月1日にグランドオープンします。 


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南東側から見た下層階の様子です。


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御堂筋沿いです。


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東側から見た様子です。山門北側1階~4階は難波別院(南御堂)が「御堂会館」として貸会議室・店舗などを運営します。山門南側1階~4階は積和不動産関西が飲食・物販店舗・医療など7テナントに賃貸します。


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参道部です。東側から見ると「本堂」が参道の正面に位置するように配置されています。


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参道部の天井です。


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西側から見た様子です。


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西側から見た参道部です。御堂筋のイチョウが見えます。 


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南西側から見た様子です。



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高島屋東別館リノベーション計画 2020年1月開業予定の「シタディーンなんば大阪」 2019年7月4日の状況

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-高島屋東別館リノベーション計画-

  「高島屋東別館」は、1937年に「旧松坂屋大阪店」として建てられた「ルネサンス様式」の歴史的建造物です。地上7階、地下2階、延床面積約40,000㎡です。戦前は「東洋一の百貨店建築」とも称されていました。

 今でこそ大阪のメインストリートは「御堂筋」ですが、「御堂筋」が完成するまでは「堺筋」が大阪のメインストリートでした。「旧:三越大阪店(現:The Kitahama)」も堺筋にありました。

 「高島屋」は、大阪ミナミの「高島屋東別館」を、キッチンや家具を備えつつ掃除などホテル並みのサービスが受けられる「サービスアパートメント」へのリニューアルに向けて検討を進めていました。

 「髙島屋」と「アスコット社(シンガポール)」は、髙島屋東別館においてサービスレジデンス(滞在型ホテル)を開業することで合意し、アスコットの子会社と賃貸借予約契約を締結しています。

 引用資料 高島屋(PDF:2018/01/30)
 大阪・高島屋東別館にサービスレジデンス誘致を決定

● シタディーンなんば大阪
 アジア最大規模の不動産会社「キャピタランド社(シンガポール)」傘下にあり、サービスレジデンスを世界展開するアスコットのブランド「シタディーン」をメインテナントとして誘致します。

 訪日外国人旅行者で活況を呈す大阪ミナミにおいて世界的ホテルを誘致することにより、昭和初期の建築様式をもつ当建物の価値を高め、有効活用します。

 すで求人が始まっています。ネットの求人広告を見ると正式名称は「シタディーンなんば大阪」に決定しているようです。開業は2020年1月予定のようです。 


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改修工事中の「高島屋東別館」を北西側から見た様子です。計画名は「高島屋東別館リノベーション計画」で、工期は、2018年4月1日~2019年10月31日(予定)となっています。


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外壁が「養生シート」がかなり撤去されました。


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看板です。


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「シタディーン」のロゴです。


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外壁がピカピカになっています。


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装飾類は、復元のために一部造り直している可能性があります。


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連続アーチ部分はまだ姿を現していません。


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南西側から見た様子です。


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アオリをかけてみました。


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「シタディーン」のロゴです。


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南東側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。



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2019年7月 7日 (日)

日本橋でんでんタウン 地上15階、高さ約98mの「日本橋ビル(仮称)新築工事」 2019年7月4日の建設状況

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-新日本橋ビル(仮称)新築工事-

 「NTT西日本(西日本電信電話)」は、日本橋でんでんタウンの「NTT日本橋ビル」の一部を建て替えます。地上15階の「南館」を建設します。

 日本橋でんでんタウンに地上15階、高さ98.479mmの高層ビルが建設中です。用途は「電気通信設備・事務所」ですが、「NTTコミュニケーションズ」の「データセンター」となります。

● 大阪第6データセンター?
 「NTTコミュニケーションズ」は、大阪府において6番目と7番目となる「大阪第6データセンター」と「大阪第7データセンター」を新たに提供し、大阪におけるデータセンター供給能力を2.2倍に拡大します。

 NTTコミュニケーションズ(2018/09/11)
 大阪におけるデータセンター供給能力を2.2倍に拡大

 ”大阪第6は、大阪市内の中心地で、最寄りの地下鉄駅から徒歩約2分、複数駅からのアクセスも容易な利便性の高いエリア” と書いてありますが、具体的な場所を書いていません。

 「データセンター」はセキュリティを非常に重視するので正確な場所を明らかにしない場合が多いですが、外観イメージから「日本橋ビル(仮称)新築工事」が、「大阪第6データセンター」に間違いないと思われます。

新日本橋ビル(仮称)新築工事の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市浪速区日本橋五丁目2番2(地名地番)
◆ 階数-地上15階、地下0階
◆ 高さ-98.479m
◆ 敷地面積-4,465.08㎡(既存部分を含む)
◆ 建築面積-1,396.72㎡(増築部分)
◆ 延床面積-15,593.91㎡(増築部分) *容積対象面積25,868.39㎡(既存部分を含む)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-電気通信施設、オフィス
◆ 建築主-NTT西日本(西日本電信電話)
◆ 設計者・監理者-NTTファシリティーズ
◆ 施工者-大林組・共立建設 建設工事共同企業体(大林組、共立建設JV)
◆ 解体工事-2015年03月31日~2016年12月19日
◆ 着工-2017年05月09日
◆ 竣工-2020年03月30日予定


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「大阪第6データセンター」の外観イメージです。


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「新日本橋ビル(仮称)新築工事」の建設現場を南東側から見た様子です。「サーバー室」には窓は必要ありません。

● サーバー室は温度を一定に保つ必要がある
 「サーバー」は、CPUの処理速度の飛躍的な向上により、猛烈な熱を発します。サーバーは、精密機器なのであまりにも高い温度だと故障します。そのため、サーバー室などは温度を一定に保つ必要があります。データセンターで使われる電力の約半分は、サーバーから排出される熱を冷却するための空調が消費しているといわれています。


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南東側から見た下層階の様子です。


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南西側から見た様子です。


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南西側から見た下層階の様子です。


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北側の「NTT日本橋ビル・北館」は、営業しながら改修工事が行われ、外装がリニューアルされました。


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北西側から見た様子です。北面はここから見る限りでは全く窓がありません。


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「阪堺電気軌道阪堺線」の正面に見えます。


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アップです。


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JR新今宮駅から見た最高部です。


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「日本橋ビル(仮称)新築工事」の建築計画のお知らせです。全面的に書き換えられていました。建築面積、延床面積、高さ、工事完了予定時期などが修正されていました。


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建築計画のお知らせの「南立面図」です。


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アップです。以前は文字が潰れて数値や文字が判別出来ませんでしたが、はっきり分かるようになりました。最高高さが98.479mです。あと1.5mちょっとで100m超えだったので残念です。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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地上30階、高さ約103mの「(仮称)クレヴィアタワー御堂筋本町 新築工事」 2019年7月4日の状況

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-(仮称)クレヴィアタワー御堂筋本町 新築工事-

 大阪市中央区安土町三丁目にあった「東光ビル」跡に新たな超高層タワーマンション「(仮称)クレヴィアタワー御堂筋本町 新築工事」が建設されます。「安土町」は「あづちまち」と読みます。

 「クレヴィアタワー」の名称から分かるように、建築主は「伊藤忠都市開発」が中心となっており、「東急不動産、近鉄不動産、エヌ・ティ・ティ都市開発」が参画しています。

(仮称)クレヴィアタワー御堂筋本町 新築工事の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区安土町三丁目2番、58番1(地番)
◆ 階数-地上30階、塔屋あり、地下0階
◆ 高さ-最高部103.290m、建築物99.990m
◆ 敷地面積-1,322.57㎡
◆ 建築面積-816.84㎡
◆ 延床面積-17,522.78㎡(容積対象面積11,896.59㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-(未定)
◆ 建築主-伊藤忠都市開発、東急不動産、近鉄不動産、エヌ・ティ・ティ都市開発
◆ 設計者-(意匠・設備)IAO竹田設計、(構造)日本国土開発
◆ 施工者-(未定)
◆ 解体工事-2018年08月01日~2019年04月30日
◆ 着工-2019年09月初旬予定
◆ 竣工-2022年03月下旬予定


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ゲートが開いていました。本体着工前の準備工事が始まっていました。


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「オールケーシング掘削機」です。地中障害物の撤去を行っています。


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「オールケーシング掘削機」の本体です。


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南西側から見た様子です。


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「(仮称)クレヴィアタワー御堂筋本町 新築工事」の建築計画のお知らせです。


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建築計画のお知らせの「南側立面図」です。高さは、建築物99.990m+塔屋3.300m=最高部103.290mです。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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2019年7月 6日 (土)

地上48階、高さ約171mの「シティタワー大阪本町」 2019/07/04 「場所打ちコンクリート拡底杭」の頭部分が姿を現す!

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-(仮称)備後町計画-

 「住友不動産」が取得した3棟のオフィスビルは堺筋本町駅の近く、「大阪国際ビル」の北側、「りそな銀行大阪本店ビル」の西側というバリバリのビジネス街にあります。

 「備後町」は、地域によって「ビンゴチョウ」と読んだり「ビンゴマチ」と読んだりしますが、大阪府大阪市中央区の「備後町」は、「ビンゴマチ」と読みます。

 同一区画に3棟のビルがありました。北西側が「瀧定大阪旧本社ビル」、南西側が「SPP大阪ビル(旧:大阪三幸ビル)」、南東側が名称不明のビルです。
 「住友不動産」は更に街区北東側の「りそな銀行備後町別館」を2016年9月末に取得しました。敷地面積は合計で5,594.24㎡です。

 跡地には、地上48階、塔屋2階、地下1階の超高層タワーマンションが建設されます。建築物の高さは165.00mです。「立面図(西)」を拡大して測ってみると最高部は約171mです。

● シティタワー大阪本町
 「住友不動産」は、大阪市中央区備後町二丁目で開発を推進していた「(仮称)備後町計画」の建築工事に2019年1月7日より着手しました。正式名称は「シティタワー大阪本町」です。

 引用資料 住友不動産(PDF:2019/01/17)
 単独事業主で市内最大 大阪の中心地に誕生する全854戸・地上48階建て超高層免震タワー「シティタワー大阪本町」着工

 公式ホームページ → シティタワー大阪本町

シティタワー大阪本町の概要
◆ 計画名-(仮称)備後町計画
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区備後町二丁目30番の一部ほか6筆、安土町二丁目33番の一部ほか10筆
◆ 交通-Osaka Metro御堂筋線・中央線・四つ橋線「本町」駅徒歩5分、Osaka Metro堺筋線「堺筋本町」駅徒歩3分、Osaka Metro堺筋線・京阪本線「北浜」駅徒歩9分、Osaka Metro御堂筋線・京阪本線「淀屋橋」駅徒歩10分
◆ 階数-地上48階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部約171m(立面図から推測)、建築物165.00m
◆ 敷地面積-5,594.24㎡
◆ 建築面積-3,308.51㎡
◆ 延床面積-88,188.90㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-共同住宅、一部店舗
◆ 総戸数-855戸
◆ 建築主-住友不動産
◆ 設計者・監理者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2019年01月07日
◆ 竣工-2021年11月中旬予定
◆ 入居開始-2022年04月下旬


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「エントランス外観完成予想図」です。


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「現地案内図」です。


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「シティタワー大阪本町」の建設現場の西側寄りです。


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中央です。


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東側寄りです。


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前回行った時は、予想外の掘削工事前の「地盤改良工事、外周躯体解体」を行っていましたが、作業が完了して掘削工事が本格的に始まっていました。


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「乗入れ構台」が設置されています。


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掘削により、「場所打ちコンクリート拡底杭」の頭部分が姿を現しています。


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「場所打ちコンクリート拡底杭」の頭部分は、この後に杭頭部の不安定な構造体を破砕する「杭頭処理」を行って形を整えます。


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「油圧ショベル」により掘削工事が行われています。


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ゲートが開いていました。


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南西側から見た様子です。地上からは内部が全く見えません。ビルヲタ的には高い場所から定点観測出来る場所があって本当に良かったです。


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建築計画のお知らせの「立面図(西)」です。高さ165.00mは「建築物」の高さです。「立面図(西)」を拡大して測ってみると最高部は約171mでした。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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最強の高級ブランド「ルイ・ヴィトン」 御堂筋沿いの「(仮称)大阪Mプロジェクト」 2019/07/04 店舗面積1,250㎡、オープン2020年1月15日予定?

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(仮称)大阪Mプロジェクト-
 永らく閉鎖されていた心斎橋の「ルイ・ヴィトン」の仮店舗跡が解体さました。この土地は、リーマンショック前のプチバブル期にみずほ銀行心斎橋支店跡を「ルイ・ヴィトン」が100億円で購入したとして、大変話題になった場所です。跡地には「(仮称)大阪Mプロジェクト」が建設中です。

 「ルイ・ヴィトン」は、ブランド価値を維持するために都市ごとの店舗数は基本的には増やしません。ここ数年は日本の店舗数はほとんど変化していません。

 都市別(2019年7月6日現在)では、東京都23区が一番多く13店舗、東京都内には更に立川市にあります。続いて大阪市が6店舗(阪急梅田店の2階と5階を1店舗としてカウント)、名古屋市が4店舗、福岡市が3店舗(福岡県は4店舗)となっています。3店舗以上あるのは4都市のみです。

 ちなみに大阪市の6店舗は、「(1)ルイ・ヴィトン 阪急梅田店(2階と5階)、(2)ルイ・ヴィトン 阪急メンズ店、(3)ルイ・ヴィトン 大阪ヒルトンプラザ店、(4)ルイ・ヴィトン 大阪心斎橋店、(5)ルイ・ヴィトン 大阪髙島屋店、(6)ルイ・ヴィトン 近鉄阿倍野店」です。

 あくまでも私の願望ですが、「ルイ・ヴィトン 表参道店」や「ルイ・ヴィトン 神戸 メゾン」のような旗艦店「フラッグシップストア」を出店するのではないか? と妄想しています。ちなみに日本の「フラッグシップストア」はこの2店舗のみです。

● 店舗面積1,250㎡、オープン2020年1月15日予定?
 下記の大阪市の「大規模小売店舗立地法 届出書縦覧一覧」では、「(仮称)大阪Mプロジェクト」は、店舗面積1,250㎡、新設予定日R2.1.15となっています。届出時と実際の開業日はずれる事が多いので確定ではありませんが、2020年1月15日頃オープンするのは間違いないと思います。

 大阪市 公式HP(PDF:2019/05/17)
 大規模小売店舗立地法 届出書縦覧一覧

 店舗面積1,250㎡は、「ルイ・ヴィトン 神戸 メゾン」の店舗面積1,241㎡とほぼ同じです。ちなみに日本最大の店舗は「松屋銀座店」で、アジア最大の店舗は、香港の旗艦店約1,740㎡のようです。

(仮称)大阪Mプロジェクトの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区心斎橋筋二丁目1番他(地名地番)
◆ 階数-地上7階、地下1階
◆ 高さ-36.55m
◆ 敷地面積-748.77㎡
◆ 建築面積-640.77㎡
◆ 延床面積-4,182.22㎡(容積対象面積3,814.77㎡)
◆ 店舗面積-約1,250㎡(大規模小売店舗立地法 届出書縦覧一覧より)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-物販店舗、飲食店、展示場、駐車場
◆ 建築主-ルイ・ヴィトン ジャパン
◆ 設計者・監理者-大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2018年06月01日
◆ 竣工-2019年11月15日予定
◆ オープン-2020年01月15日予定


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「(仮称)大阪Mプロジェクト」の建設現場を南西側から見た様子です。「養生シート」で覆われて内部は見えませんが、「鉄骨建方」は完了しているようです。


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西側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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建築計画のお知らせの「立面図」です。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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2019年7月 5日 (金)

本格着工した「星野リゾート OMO7 大阪新今宮」 2019年7月4日の建設状況

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-星野リゾート OMO7 大阪新今宮-

 JR環状線新今宮駅前に13,907.34㎡の広大な更地が広がっています。昭和50年代に大阪市が取得以降、長年開発される事も無く更地ままでした。

 大阪市は、売却にあたって、宿泊施設(ホテル)を主な用途とする業務商業系施設の設置等を条件としたプロポーザル方式により開発事業予定者を募集しました。計画通り2017年3月8日に事業予定者を選定しました。

 事業予定者は「ミナミホテルマネジメント(ホテル運営事業者 星野リゾート)」に決定しました。応募申込件数は1件で、土地取得の提案価格は予定価格の18億830万円を少しだけ上回る18億1111万1111円でした。

 提案では、地上20階、高さ約90m、延床面積約48,610㎡を想定していましたが、地上14階、高さ66.85m、延床面積36,922.06㎡と大幅に規模が縮小されました。

● 2019年6月1日に着工!
 「星野リゾート」は、「(仮称)大阪・新今宮駅前ホテル建設プロジェクト」の施設名を「星野リゾート OMO7 大阪新今宮(おもせぶん)」と決定し、2019年6月1日に着工しました。

 引用資料 星野リゾート(2019/05/28)
 【星野リゾート】「星野リゾート OMO7 大阪新今宮」着工のお知らせ 着工日:2019年6月1日

星野リゾート OMO7 大阪新今宮の概要
◆ 計画名-(仮称)大阪・新今宮駅前ホテル建設プロジェクト
◆ 所在地-大阪府大阪市浪速区恵美須西三丁目38番2
◆ 交通-JR「新今宮駅」駅・南海「新今宮」駅すぐ
◆ 階数-地上14階、塔屋2階
◆ 高さ-66.85m
◆ 敷地面積-13,907.34㎡
◆ 建築面積-7,448.34㎡
◆ 延床面積-36,922.06㎡(容積対象面積33,167.97㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-ホテル(客室、レストラン、カフェテリア、ショップ、ガーデンエリア、温浴棟)
◆ 客室数-436室
◆ 建築主-新今宮開発特定目的会社(ホテル運営 星野リゾート)
◆ 設計者・監理者-日本設計
◆ 施工者-竹中工務店・南海辰村建設共同企業体
◆ 着工-2019年06月01日
◆ 竣工-2021年11月30日予定
◆ 開業-2022年04月予定


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「星野リゾート OMO7 大阪新今宮」の建設現場を南西側から見た様子です。


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東側です。


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大規模に工事が行われています。


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南東側から見た様子です。


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1台目の「アースドリル掘削機」です。「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築しています。


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2台目の「アースドリル掘削機」です。「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築しています。


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「スライムクリーナー」で「スライム処理」を行っています。


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「スライムクリーナー」です。


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「鉄筋かご」が並べられています。


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「鉄筋かご」を組んでいます。作業員と比べて「鉄筋かご」の太さが分かります。超高層ビル並みに太い「鉄筋かご」です。


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表面にスパイラル状のラインが入った鋼管が置かれています。少なくとも一部の基礎杭は 「場所打ち鋼管コンクリート拡底杭」の可能性があります。


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「安定液プラント」です。


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南東側から見た様子です。地上からは内部が全く見えません。ビルヲタ的にはJR新今宮駅駅のホームから丸見えで本当に良かったです。


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建築計画のお知らせの「立面図」です。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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地上31階、高さ約117mのマリオット・インターナショナルの高級ホテル「W OSAKA」 2019/07/04 カーテンウォールの取り付けが始まる!

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W OSAKA-
 御堂筋に「積水ハウス」が、超高層ビルを建設、高級ホテル「W(ダブリュー)ホテル」が進出します。ホテル名は「W OSAKA」で、概要は、地上31階、地下1階、高さ117.34mです。

 引用資料 積水ハウス(PDF:2018/01/10)
 「Wホテル」日本上陸~「W OSAKA」が2021年、大阪に誕生

 計画地は御堂筋の西側で、「ヨドコウ第2ビル」と「日本生命御堂筋ビル」の間です。敷地面積は2,544.46㎡で、駐車場「タイムズ御堂筋南船場」として使用されていましたが、閉鎖されて工事が行われています。

● 関西での積水ハウス+マリオットの第三弾!
 
マリオット・インターナショナルのアジア太平洋地域社長は「大阪はインバウンド(訪日外国人)が行き交い、躍動感にあふれている」と1号店に大阪を選んだ理由を述べました。

 「積水ハウス」は、「マリオット・インターナショナル」と組んで関西に高級ホテルの誘致に力を入れています。2010年に「セントレジスホテル大阪」、2014年には「ザ・リッツ・カールトン京都」が開業しました。「W OSAKA」はその第三弾です。

 「W OSAKA」は、「エクストリームWOWスイート(1室)」、「WOWスイート(2室)」をはじめとした50室のスイートを含め全337室の客室を擁し、各客室のインテリアは、Wホテルならではの斬新でスタイリッシュなデザインコンセプトを貫いています。料金は1泊数万円になる予定です。

W OSAKAの概要
◆ 計画名-(仮称)心斎橋ホテル計画
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区南船場四丁目25番11 他22筆
◆ 階数-地上31階、地下1階
◆ 高さ-最高部117.34m
◆ 敷地面積-2,544.46㎡
◆ 建築面積-2,008.82㎡
◆ 延床面積-35,887.97㎡(容積対象床面積32,515.07㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-ホテル、レストラン、ボールルーム、スパ、プール、ジム他
◆ 客室数-337室(予定)
◆ 建築主-積水ハウス(ホテル運営 マリオット・インターナショナル)
◆ 設計者・監理者-日建設計(設計顧問 安藤忠雄)
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2018年10月01日
◆ 竣工-2020年10月31日予定
◆ 開業-2021年02月予定


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「ロケーション」です。


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「W OSAKA」となる「(仮称)心斎橋ホテル計画」の建設現場を南東側から見た様子です。


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自動昇降する「足場」を全周に設置するようです。


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柱の位置が途中で変わっています。この階は「構造切替階」のようです。


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「アルミカーテンウォール」の取り付けが始まっています。


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南西側から見た様子です。

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建築計画のお知らせの「東立面図」です。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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2019年7月 4日 (木)

名古屋市 「名古屋駅」と「ささしまライブ24」を結ぶ地下道 名古屋市長が条件付きで容認!

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-ささしまライブ24と名古屋駅を結ぶ地下道-

 「名古屋駅」と「ささしまライブ24」を結ぶ地下道の整備について、「地上のにぎわいがなくなる」などとして計画を止めていた名古屋市長が、条件付きで容認する姿勢を示しました。

 引用資料 朝日新聞(2019/06/25)
 地上のにぎわい条件」ささしまの地下道、河村市長容認

 地下道を巡っては、ささしまライブ地区の進出企業などが早期の整備を繰り返し求めていました。名古屋市長は、「ちゃんと歩道が奥までいって、にぎわいがあるならやってもいい」などと答弁しました。


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名古屋駅と「ささしまライブ」を結ぶ地下通路計画です。


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「名古屋駅」と「ささしまライブ24」を結ぶ地下道が整備される可能性が出てきました。


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「笹島交差点」の少し北側までは地下街が南北に伸びています。


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現在は、「笹島交差点」の手前から「ささしまライブ24」までは地上を歩く必要があります。


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ささしまライブ24地区です。



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名古屋市 椿町線・笹島線の本線部が開通 「名古屋駅」の太閤口と「ささしまライブ24」が直結してメチャメチャ便利に!

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-椿町線・笹島線の本線部が開通-

 「名古屋駅」から「ささしまライブ24」に行くのには、JR線東側を歩かないといけないイメージがありますが、「名古屋駅」の太閤口から「ささしまライブ24」までのJR線西側のルートもあります。むしろこちらの方が少し距離も短く、歩道も空いているので早く着きます。

 名古屋市が「ささしまライブ24地区」で整備を進めているたアンダーパスを含む、都市計画道路「椿町線及び笹島線」の本線部が、2018年9月16日にに開通しました。これで歩行者だけでは無く、自動車でも「名古屋駅」の太閤口と「ささしまライブ24」が直結しました。

 引用資料 名古屋市・公式HP(2018/07/23)
 椿町線・笹島線の本線部が開通しました


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2018年9月16日に開通した「椿町線」と「笹島線」の本線部です。


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「名古屋駅」の太閤口です。


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「広小路線」との交差点から南側が「椿町線」です。


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ここから南側が「椿町線」です。


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「椿町線」は、幅員約30m~40m、4車線の道路です。


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歩道も広く非常に余裕を持って整備されています。


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道路は鉄道線を「アンダーパス」して「ささしまライブ24地区」に抜けます。歩行者は、 先行して2011年9月7日に開通している「ささしま米野歩道橋」で、鉄道線を「オーバーパス」します。


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「ささしま米野歩道橋」は、鉄道線をオーバーパスします。



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2019年7月 3日 (水)

地上38階、高さ約189mの「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」 Ⅱ期工事 2019年6月26日の建設状況

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-大阪梅田ツインタワーズ・サウス-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 ビルの正式名称は「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」です。Ⅰ期棟が2018年4月27日(金)に竣工し、「阪神百貨店」が2018年6月1日(金)に部分開業しました。

● Ⅱ期部分の新築工事に2019年6月1日に着手!
 「阪神電気鉄道」と「阪急電鉄(開発業務は阪急阪神不動産が担当)」は、2019年6月1日に、大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分の新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2019/05/27)
 梅田1丁目1番地計画 (大阪神ビルディング及び新阪急ビルの建替計画) 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分の新築工事に6月1日から着手します ~オフィスゾーンとカンファレンスゾーンが2022年春に開業~

 オフィスゾーン(地上11階~38階)では、心と体が満たされるワークプレイスとなることを目指して、「つながる梅田の中心」「おもてなしサービスのあふれるビル」「ウェルビーイングを実感」の3つのコンセプトを掲げています。それを実現するため専用フロアを12階に設置することとします。

大阪梅田ツインタワーズ・サウスの概要
◆ 計画名-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅠ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)-2018年04月27日 ※新百貨店の部分開業2018年06月01日
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年06月01日
⑥ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分新築工事着手-2019年06月01日
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春予定


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「WELLCO」のイメージパース 「カフェ」です。


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「WELLCO」のイメージパース 「ラウンジ&ワークスペース」です。


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「WELLCO」のイメージパース 「ウェルネスゾーン」です。


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撮影日2019年6月26日 「サウスゲートビルディング」から見た様子です。


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撮影日2019年6月26日 1台目の「三点式パイルドライバ」です。「地中障害物」の撤去を行っています。


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撮影日2019年6月26日 2台目の「三点式パイルドライバ」です。「地中障害物」の撤去を行っています。


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撮影日2019年6月26日 1基目の「オールケーシング掘削機」です。クローラークレーンの「ブーム」が寝かされています。


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撮影日2019年6月26日 2基目の「オールケーシング掘削機」です。


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撮影日2019年6月26日 「オールケーシング掘削機」の本体です。「地中障害物」の撤去を行っています。


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撮影日2019年6月26日 「ハンマークラブ」です。


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撮影日2019年6月26日  撤去された「地中障害物」です。円筒形に打ち抜かれた様子が分かります。


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撮影日2019年6月26日 「梅田阪急ビル」から見た様子です。


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撮影日2019年6月26日 アップです。


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撮影日2019年6月26日 北側から見た様子です。



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都市計画道路大阪駅前1号線整備事業に伴う3層エレベーター設置工事 2019年6月26日の建設状況

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-3層エレベーター設置工事-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神百貨店梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画である「梅田1丁目1番地計画」を進めています。

 「阪神百貨店梅田本店」の建て替えに伴い、JR大阪駅と阪神百貨店梅田本店の間を東西に走る「大阪駅前地下道」も大規模に改良されます。安全性確保のため歩道幅を約8mから約15mに拡幅します。

 「スカイウォーク」と「東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)」を直結する「エレベーター」の設置工事が行われています。歩行者デッキも南側に拡張されています。


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「都市計画道路大阪駅前1号線整備事業に伴う3層エレベーター設置工事」の様子です。


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施工者は阪神電気鉄道

 計画名は「都市計画道路大阪駅前1号線整備事業に伴う3層エレベーター設置工事」、工期は2018年9月~2019年9月末日(予定)、事業者は大阪市、施工者は阪神電気鉄道、施工業者は竹中工務店となっています。


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「エレベーター」です。出入口が北側と南側の両方にあります。


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この部分は何でしょうか??


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謎のコンクリートの「台座」です。何故か前週あった「駐輪場」のようなものは撤去されていました。


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前週の2019年6月19日の様子です。


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アップです(撮影日2019年6月19日)。


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ガラスのフェンスです。


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「スカイウォーク」との接続部分です。



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2019年7月 2日 (火)

神戸市議会がタワーマンション規制条例案可決 神戸市は、これから神戸市民152万人をどうやって養っていくのか具体的に指針を示してほしい!

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-神戸市議会がタワーマンション規制条例案可決-

 予想通り、神戸市議会は7月1日に、神戸市中心部でタワーマンションなど大規模住宅の建築を規制する条例改正案を賛成多数で可決しました。ニュースを伝えるYahoo!のコメント欄を見ても圧倒的に賛成意見が多いです。

 景観に優しい、環境に優しい案には正面切って反対しにくいです。私のような規制反対派の意見は通りにくいです。でも私は、神戸市の将来を憂いて今まで反対してきました。

 よく政策は「アメとムチ」といいますが、しおさい公園を基準として六甲山を遮らないという規制、ヴィーナステラスを眺望点とした規制など、「ムチ」ばかりで、規制のオンパレードです。今でも神戸市に投資するデベロッパーは非常に少ないでが、今後は神戸市に投資する大手のデベロッパーはほぼ皆無になるでしょう。

●  神戸市民152万人をどうやって養っていくのか?
 2019年7月1日の終値時点で、時価総額が1兆円を超えているのは、兵庫県では「シスメックス(1,526,381百万円)」の1社しかありません。方や京都府は「任天堂(5,273,343百万円)、日本電産(4,545,178百万円)、村田製作所(3,433,137百万円)、京セラ(2,703,749百万円)、オムロン(1,243,097百万円)」の5社もあります。神戸市は、学術やインバウンドで京都市に完敗していますが、京都企業の急成長で経済でも完敗しています。

 神戸市には「神戸医療産業都市があるではないか!」と言われそうです。当初は日本国内で「神戸医療産業都市」が圧倒的にリードしていましたが、今は川崎市の「羽田空港」の多摩川対岸「川崎区殿町地区」に開発を進める「キング スカイフロント」に完全に抜かれています。

 関西でも「国立循環器病研究センター」を中心とした「北大阪健康医療都市」に機能が集積しようとしています。iPS細胞研究に関しては、「京都大学 iPS細胞研究所(CiRA:サイラ)」が圧倒的にリードしています。「神戸医療産業都市」は、大企業の進出が無いので、神戸市の外郭団体が建物を建てている状態で、かつての勢いはありません。

 この状態で、「中心部への人口集中に歯止めをかけ、ビジネスや商業、観光といった機能を活性化させる。」と言いますが、「アメ」の政策も無しに、何を根拠に言っているのか具体的に示してほしいです。現時点では全くの絵空事です。危機感ゼロで、頭に花が咲いているようにしか見えません・・・

 投資が進まない都市は衰退するだけです。神戸市は神戸市民152万人をこれからどうやって食べさせていくのでしょうか? 神戸市民だけではありません。兵庫県の牽引役の県都がこんな状態では、私を含め兵庫県民547万人は将来が不安です。


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殿町国際戦略拠点キング スカイフロント
 
「羽田空港」の多摩川対岸「川崎区殿町地区」に川崎市が開発を進める「キング スカイフロント」は、世界的な成長が見込まれる健康・医療・福祉、環境分野を中心に、世界最高水準の研究開発から新産業創出を目指す地域です。既に70近い企業や国立研究機関、大学などが進出および進出を表明しています。

 引用資料 公式ホームページ
 殿町国際戦略拠点キング スカイフロント 


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「キング スカイフロント」 です。 既に70近い企業や国立研究機関、大学などが進出および進出を表明しています。 


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北大阪健康医療都市 愛称:健都(けんと)
 旧国鉄吹田操車場跡地は、新たな都市拠点へ土地利用の転換を図るため、都市計画道路や公園・緑地、ライフラインの整備を土地区画整理事業により進めています。中心施設となる「国立循環器病研究センター」は、2019年7月1日に移転して開院しました。

 産経新聞(2019/07/01)
 病院と研究棟が直結 新・国立循環器病研究センターにコニカミノルタ、帝人など入居

 施設の最大の特徴は、企業などとの共同研究拠点「オープンイノベーションセンター(OIC)」の新設です。すでに帝人やコニカミノルタ、東和薬品など13社と1大学の入居が決定しています。企業の知見を生かしながら、治療薬や医療機器の開発、さらには予防や介護のための新サービス創出を目指します。


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京都大学・iPS細胞研究所
 山中伸弥教授が所長を務める「京都大学 iPS細胞研究所」では、iPS細胞作製技術を用いて創薬、新しい治療法の開発、病気の原因の解明や再生医療への応用を実現するための研究を行っています。

 「京都大学 iPS細胞研究所(CiRA:サイラ)」が2010年4月に設立されてから9年が過ぎました。約150人の研究者や研究支援者が集まってスタートした研究所ですが、規模をどんどん拡大して、iPS細胞研究において世界をリードしています。



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大阪駅前第4ビル1階東側公開空地整備工事 広場や歩行者デッキを大規模に改修 2019年6月26日の状況

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-大阪駅前第4ビル1階東側公開空地整備工事-

 「大阪駅前第4ビル」は、1981年7月に竣工、1981年10月にオープンしました。東側の御堂筋沿いは街路樹が大きく育ち都会のオアシスになっています。その「大阪駅前第4ビル」の東側の公開空地で大規模な改修工事が行われています。「宝くじ大阪駅前第四ビル特設売り場」が開設される場所と言った方が分かりやすいかも知れません。

 「大阪駅前第4ビル」の東側は、竣工以来ほとんんど変わっていません。初めての大規模改修工事と言っていいと思います。工事名は「大阪駅前第4ビル1階東側公開空地整備工事」、工期は「労災保険関係成立票」によると2019年4月1日~2019年12月31日(予定)、施工者は「奥村組」となっています。

 工事内容はよく分かりませんが、見た感じでは植栽も含めた公開空地の再整備、歩行者デッキや階段のリニューアル、「エスカレーター」の取り換えなどが行われるようです。


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「梅田阪急ビル」から見た様子です。


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アップです。


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北側部分です。


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南側部分です。


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「阪神梅田本店」から見た様子です。


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アップです。



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2019年7月 1日 (月)

うめきた2期区域基盤整備 JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 北3工区 2019/06/26 めったに見る事の出来ない「下水管」の設置工事!

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JR東海道線支線地下化・新駅設置工事-
 
大阪市とJR西日本がうめきた2期区域(北区)の基盤整備に合わせて行う東海道線支線の「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事(約2,400m)」が、2016年10月28日に全工区で着工しました。総事業費は約690億円で、新駅の開業は2023年3月を予定しています。


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区間別の構造概要と工事の進め方
 大阪市が事業主体となって行う地下化(連続立体交差事業)の工事延長は、北区豊崎六丁目から福島区福島七丁目に至る約2,400mで、途中、ボトルネック踏切1ヶ所(西梅田1番踏切)の除却や既設交差道路の改良(2ヶカ所)などにより、踏切事故の解消や道路交通の円滑化、市街地の分断解消をが図られます。

 引用資料 大阪市・公式ホームページ
 JR東海道線支線地下化事業


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工区割図
 
「北1工区~南2工区」までの工区割図です。

各工区の施工者
◆ 北1工区-奥村組・鉄建建設JV
◆ 北2工区-錢高組・西松建設JV
◆ 北3工区-鴻池組・前田建設工業JV
◆ 駅部工区-大鉄工業・清水建設JV
◆ 南1工区-大林組・淺沼組JV
◆ 南2工区-大成建設・大鉄工業JV


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北3工区

 ノースゲートビルディング11階の「風の広場」から見た「北3工区」です。「北3工区」は、「鴻池組・前田建設工業JV」の施工により行われています。


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北3工区の未着工だった区間
 この部分は、地下道があったため「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事」の工事が未着工でしたが、地下道が撤去されて工事が始まりました。


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東側から見た様子です。


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南側部分です。最終的には南側部分と接続されます。


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土留め壁の構築が終わって、「地中障害物(旧下水道)」があった部分の土砂が再び撤去されています。 旧下水道を撤去した跡に、新しい下水道を設置します。このような工事を鳥瞰(高い所から見おろし眺めること)出来る現場はめったにありません。

● 北2工区でも
 「北2工区」の北側も「ガス管、下水道」の移設が行わわれました。ガス管は仮配管を行い、下水道は上部に切替えました。「下水道」の移設や更新は日本各地で行われています。今回、これらの工程を見て、インフラを守るのは本当に大変な作業だと改めて思いました。


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土砂がほぼ撤去されました。


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新たに構築された東側の「土留め壁」です。 「下水管」を通す部分の「土留め壁」が、切断されて撤去されています。


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新たに構築された西側の「土留め壁」です。「下水管」を通す部分の「土留め壁」が、切断されて撤去されています。


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エスロンRCP

 新しい本設の下水管となる「積水化学」の強化プラスチック複合管「エスロンRCP」が並べられています。


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これはマンホールの天井部分でしょうか? 穴の部分に「マンホールの蓋」を設置すると思われます。


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最終的には北側部分と接続されます。 


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一番着工が早かった「北2工区(錢高組・西松建設JV)」の埋め戻しがどんどん行われています。



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「パレスホテル」が進出 (仮称)堂島浜プロジェクト 2019年6月26日の建設状況

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-(仮称)堂島浜プロジェクト-

 「関電不動産開発」は、大阪・堂島浜の「アクア堂島」の北側で、2016年に取得した「コスモ堂島中町ビル」の解体を行いました。跡地には、関電不動産開発により「(仮称)堂島浜プロジェクト」が建設」が建設中です。用途は「ホテル、共同住宅」となっています。

 ホテル部分には、東京の高級ホテル「パレスホテル東京」を運営するパレスホテルチェーンが関西進出を検討していましたが、「関電不動産開発」と「パレスホテル」は、定期建物賃貸借予約契約を締結しました。

 引用資料 関電不動産開発(PDF:2018/06/14)
 大阪市北区堂島浜におけるホテル開発のお知らせ

 1階~13階が客室数212室のホテル、14階~16階が総戸数27戸の高級賃貸 レジデンスの複合施設となります。2020年3月末竣工、初夏の開業を目指します。

 「パレスホテル」は、宿泊主体型の新ブランドを創設し、施設はコンパクトでありながらも洗練されたデザインとサービスで、国内外のゲストに上質で快適なホテルステイを提供します。

(仮称)堂島浜プロジェクトの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区堂島浜一丁目19番地(地名地番)
◆ 交通-Osaka Metro四つ橋線「西梅田」駅より徒歩6分、Osaka Metro四つ橋線「肥後橋」駅より徒歩7分、JR東西線「北新地」駅より徒歩5分、京阪電鉄中之島線「大江橋」駅より徒歩5分
◆ 階数-地上16階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-59.95m
◆ 敷地面積-1,582.67㎡
◆ 建築面積-815.29㎡
◆ 延床面積-12,198.63㎡(容積率対象面積10,739.18㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル、共同住宅
◆ 客室数-212室
◆ 総戸数-27戸
◆ 建築主-関電不動産開発
◆ 設計者-鹿島建設、(株)都市建
◆ 監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 解体工事-2017年07月03日~2018年03月31日予定
◆ 着工-2018年05月18日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2020年03月予定
◆ オープン-2020年初夏予定


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「大阪駅前第3ビル」の展望台から見た様子です。


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「(仮称)堂島浜プロジェクト」の建設現場です。今回は手抜きでここからの写真のみです。

 
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最高部です。


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「塔屋」の構築を行っています。


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建築計画のお知らせの「北立面図」です。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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