« 「積和不動産関西南御堂ビル」が2019年11月1日にグランドオープン! 日本初の寺院山門と一体となった「大阪エクセルホテル東急」を開業! | トップページ | うめきた2期区域基盤整備 JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 北3工区 2019/07/08 「下水管」の設置工事がほぼ完了! »

2019年7月 9日 (火)

天神ビッグバン 九州初の「ザ・リッツ・カールトン ホテル」 地上25階、高さ約111mの「旧大名小学校跡地活用事業」 2019年7月8日に着工!

Fukuokatenjin190711
-旧大名小学校跡地活用事業-

 福岡市は、「福岡空港」に近いことから航空法による高さ制限が非常に厳しいです。「国家戦略特区」の規制緩和の一環として、旧大名小学校の跡地は建物の高さ制限が緩和され、これまでより39m高い、高さ115mの建物が建てられるようになります。

 航空法による高さ制限は概ね76mですが、高さ115mの根拠は、より福岡空港に近い南東側にある「NTTコム福岡天神ビル」の避雷針の高さが約115mあるためです。

 再開発事業者の公募で、優先交渉権者を積⽔ハウスを代表とする12社で構成する企業グループ(代表企業:積水ハウス、構成員:西日本鉄道、三菱地所、西部瓦斯、西日本新聞社、福岡商事、久米設計、醇建築まちづくり研究所、鴻池組、積和建設九州、西鉄ビルマネージメント、積和管理九州)に決定しました。

●  準備工事に2019年7月8日に着手!
 「積水ハウス、西日本鉄道、西部瓦斯、西日本新聞社、福岡商事」の5社は、「天神ビッグバン」エリア内における「旧大名小学校跡地活用事業」について、「大名プロジェクト特定目的会社」を設立し、2022年12月の竣工を目指して、ホテル・オフィスを含む複合施設の準備工事に2019年7月8日に着手しました。2019年12月に本体工事に着工する予定です。

 引用資料 積水ハウス(PDF:2019/07/08)
 九州初の「ザ・リッツ・カールトン ホテル」誘致決定 「スタートアップ&グローバル」新ビジネス拠点誕生へ 福岡市「旧大名小学校跡地活用事業」が着工

 九州初となるラグジュアリーホテル「ザ・リッツ・カールトン ホテル」が入居し、2022年度の開業を予定しています。162室の客室はすべて広さ50㎡以上の贅沢な空間であり、スパなどの様々な付帯施設も準備しています。

旧大名小学校跡地活用事業の概要
◆ 所在地-福岡県福岡市中央区大名二丁目165 番1,2 及び3
◆ 階数-地上25階、地下1階
◆ 高さ-最高部約111m
◆ 敷地面積- 約11,900㎡(既存の南校舎敷地を除く約10,000㎡)
◆ 建築面積-約5,600㎡
◆ 延床面積-約90,400㎡(容積対象床面積約80,000㎡)
◆ 用途-オフィス、ホテル、創業支援・人材育成施設、保育施設、商業店舗、レジデンス(賃貸)、公共施設 ほか
◆ 客室数-162室(全室面積50㎡以上)
◆ 建築主- 大名プロジェクト特定目的会社(積水ハウス、西日本鉄道、西部瓦斯、西日本新聞社、福岡商事)
◆ ホテル運営-マリオット・インターナショナル
◆ 設計者-久米設計、醇建築まちづくり研究所
◆ 施工者-清水建設、鴻池組、積和建設九州
◆ 準備工事-2019年07月08日
◆ 本体工事-2019年12月予定
◆ 公共施設順次供用開始-2021年10月予定
◆ 竣工・全体供用開始-2022年12月予定
◆ ホテル開業-2022年度末予定


Fukuokatenjin190712
「プロジェクト概要」です。


Fukuokatenjin190713
「南東上空よりの全景」です。


Fukuokatenjin190714
「広場東側からオフィス棟を望む」です。


Fukuokatenjin190715
「位置図」です。天神ビッグバン対象エリア内に位置しています。


Fukuokatenjin170712
オンワード樫山の福岡支店跡地
 
「西日本鉄道」は、旧大名小学校跡地の北西側隣接地の「オンワード樫山」が保有していた敷地面積約2,122㎡の土地と建物を、2017年8月28日に61億5000万円で取得しました。

 東隣で福岡の老舗ホテル「西鉄グランドホテル」を運営しています。両側の敷地は、将来的には「旧大名小学校跡地」と連携して再開発が行われると思われます。



|

« 「積和不動産関西南御堂ビル」が2019年11月1日にグランドオープン! 日本初の寺院山門と一体となった「大阪エクセルホテル東急」を開業! | トップページ | うめきた2期区域基盤整備 JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 北3工区 2019/07/08 「下水管」の設置工事がほぼ完了! »

81 福岡県」カテゴリの記事