京都リサーチパーク最大規模の延床面積約33,740㎡ 京都リサーチパーク10号館新築工事 2019年8月12日の建設状況
-京都リサーチパーク(KRP)-
1989年にオープンした「京都リサーチパーク(KRP)」は、京都府の産業の研究開発、ベンチャービジネス支援を目的とする施設です。大阪ガスグループの「京都リサーチパーク(株)」が運営しています。
JR嵯峨野線の「丹波口駅」の西側にあった大阪ガス京都工場跡地に賃貸オフィスや研究開発スペースを建設し、管理・運営を行っています。
● 京都リサーチパーク10号館新築工事
「京都リサーチパーク」は、新たなオフィスビル「京都リサーチパーク10号館新築工事」を着工しました。延床面積約33,740㎡と、KRP内では最大規模の建物となります。建物は地上7階、地下1階で、実験研究用のスペースは設けず、オフィス用途のみとし、1階は商業施設とします。
「京都リサーチパーク(KRP)」には、現在は約480社が入居しています。近年はオフィス需要の高まりや研究機関の都心回帰などを受け、入居率が高水準を維持しており、空き室不足のため、新棟の建設を決めました。
京都リサーチパーク10号館新築工事の概要
◆ 所在地-京都府京都市下京区中堂寺栗田町90、91、92
◆ 階数-地上7階、地下1階
◆ 高さ-31.00m
◆ 敷地面積-38,426.88㎡(施設全体)
◆ 建築面積-20,838.69㎡(施設全体)、4,580.00㎡(新棟)
◆ 延床面積-131,478.10㎡(施設全体)、33,740.00㎡(新棟)
◆ 用途-オフィス、商業(物販店舗、飲食店舗)、駐車場
◆ 建築主-大阪ガス都市開発
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2019年4月10日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2021年2月26日(労災保険関係成立票より)
◆ 稼働-2021年春予定
「京都リサーチパーク(KRP)」のマップです。「10号館」は「五条通」に面し、駐車場に利用されていた敷地内の用地に建設しています。
引用資料 公式ホームページ
京都リサーチパーク
「京都リサーチパーク入居組織数」です。入居企業は480組織で、増加の一途をたどっています。
「京都リサーチパーク10号館新築工事」は、「五条通(国道9号線)」と「七本松通」の交差点あたりに建設中です。ビルヲタあるあるだと思いますが、この現場を撮影中に、撮影に夢中になって歩道の障害物に気が付かなくて、思いっきり転倒してしまいました。とっさにカメラは守りましたが、右ひじを思いっきり路面にぶつけて、ひどい擦過傷でかなり出血しました。皆さんも気をつけて下さいね。
本格的に工事が行われています。
少し角度を変えた様子です。
計画名は「京都リサーチパーク10号館新築工事」です。労災保険関係成立票によると工期は、2019年4月10日~2021年2月26日(予定)となっています。
2台の「三点式パイルドライバ」が稼働しています。
1台の「三点式パイルドライバ」です。「アースオーガ」を装着しています。
2台の「三点式パイルドライバ」です。「アースオーガ」を装着しています。
西隣の「9号館」です。
「開発構想に関する説明会の概要」です(現在は撤去されています)。
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