高島屋東別館リノベーション計画 シタディーンなんば大阪 2019/09/01 連続アーチ部分が姿を現す!
-高島屋東別館リノベーション計画-
「高島屋東別館」は、1937年に「旧松坂屋大阪店」として建てられた「ルネサンス様式」の歴史的建造物です。地上7階、地下2階、延床面積約40,000㎡です。戦前は「東洋一の百貨店建築」とも称されていました。
今でこそ大阪のメインストリートは「御堂筋」ですが、「御堂筋」が完成するまでは「堺筋」が大阪のメインストリートでした。「旧:三越大阪店(現:The Kitahama)」も堺筋にありました。
「高島屋」は、大阪ミナミの「高島屋東別館」を、キッチンや家具を備えつつ掃除などホテル並みのサービスが受けられる「サービスアパートメント」へのリニューアルに向けて検討を進めていました。
「髙島屋」と「アスコット社(シンガポール)」は、髙島屋東別館においてサービスレジデンス(滞在型ホテル)を開業することで合意し、アスコットの子会社と賃貸借予約契約を締結しています。
● シタディーンなんば大阪
アジア最大規模の不動産会社「キャピタランド社(シンガポール)」傘下にあり、サービスレジデンスを世界展開するアスコットのブランド「シタディーン」をメインテナントとして誘致します。
訪日外国人旅行者で活況を呈す大阪ミナミにおいて世界的ホテルを誘致することにより、昭和初期の建築様式をもつ当建物の価値を高め、有効活用します。正式名称は「シタディーンなんば大阪」に決定しています。
改修工事中の「高島屋東別館」を南西側から見た様子です。計画名は「高島屋東別館リノベーション計画」で、工期は、2018年4月1日~2019年10月31日(予定)となっています。
連続アーチ部分がついに姿を現しました。
残念ながら街路樹でほとんど隠れてしまいます。
西側の歩道沿いの工事も進んでいます。
北西側から見た様子です。
アップです。
北東側から見た様子です。
東面です。
裏側である東面も手を抜いていません。
南東側から見た様子です。
南面もいい感じに仕上がっています。
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