京都市 (仮称)元白川小学校跡地再開発計画 「ミュージアム・ホテル」をコンセプト 本格的に解体工事が始まる!
-元白川小学校(元粟田小学校)跡地活用-
京都市では、市民の貴重な財産である学校跡地の有効活用に向け、民間等の事業者から長期にわたり学校跡地を全面的に活用する事業の提案を広く募集しています。
「元白川小学校(元粟田小学校)跡地」については、「賑わいと文化交流が生まれる施設」の整備に向けて、2017年3月に「元白川小学校(元粟田小学校)跡地活用に係る契約候補事業者選定委員会」を設置し、プロポーザルによる契約候補事業者の選定に向けた審議を行ってきました。
京都市が実施した「元白川小学校(元粟田小学校)跡地活用」の公募型プロポーザルにおいて、「住友商事」を契約候補事業者として選定し、基本協定書の締結式を行っています。「住友商事」は計画地において、文化事業と賑わい事業を融合し、伝統文化や伝統産業を取り込み体現した、文化複合施設を開発する予定です。
● 東急ホテルズが建物賃貸借予約契約を締結!
「住友商事」と「東急ホテルズ」は、京都市東山区において、「ミュージアム・ホテル」をコンセプトとするホテルを出店することを決定しています。2022年夏の開業を目指します。
引用資料 住友商事(2019/07/17)
2022年夏、京都東山の小学校跡地が、『ミュージアム・ホテル』に生まれ変わります ~住友商事株式会社と株式会社東急ホテルズが建物賃貸借予約契約を締結~
周辺の景観に溶け込む和建築を取り入れるとともに、「ミュージアム・ホテル」をコンセプトに、ただ泊まるだけではない、京都の伝統と文化を感じられるホテルを目指します。伝統工芸品や美術品を館内に配置し、目で見て楽しめることはもちろんのこと、茶の湯を学ぶことの出来る「日本茶&Bar」や、和の佇まいを堪能できる貸切風呂など、様々な体験を用意します。
(仮称)元白川小学校跡地再開発計画の概要
◆ 所在地-京都府京都市東山区三条通白川東入三丁目夷町175-2他(地番)
◆ 交通-京都市営地下鉄東西線「東山駅」徒歩4分
◆ 階数-地上5階、地下1階
◆ 高さ-約18m
◆ 敷地面積-6,532.49㎡
◆ 建築面積-約3,130㎡
◆ 延床面積-約13,000㎡(容積率対象外面積約800㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル、地域交流施設他
◆ 客室数-約170室(東急ホテルズ)
◆ 建築主-住友商事
◆ 設計者-浅井謙建築研究所
◆ 施工者-(未定)
◆ 解体工事-2019年06月03日~ 2020年06月16日予定
◆ 着工-2020年06月15日予定
◆ 竣工-2022年04月15日予定
◆ 開業-2022年夏予定
イメージです。
イメージです。
「三条通」沿いの北西側から見た様子です。
北東側から見た様子です。
南東側から見た様子です。
既存建物の解体工事が行われています。「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は、2019年6月3日~ 2020年6月16日(予定)です。
南西側から見た様子です。
街区を南西側から見た様子です。
敷地の一部が西側の「神宮道(じんぐうみち)」に面しています。これは集客において非常に有利です。
● 神宮道(じんぐうみち)
「神宮道」は、北から「平安神宮、青蓮院 、知恩院、円山公園」などに接しており、風光明媚な東山の観光地を結ぶため観光客が多いです。
「(仮称)元白川小学校跡地再開発計画」の建築計画の概要です。
「(仮称)元白川小学校跡地再開発計画」の旅館業施設の計画の概要です。
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