須磨海浜水族園が大型リゾートに! 「須磨海浜水族園・海浜公園再整備事業」の事業者をサンケイビルなど共同体選定 初期投資額約370億円!
-須磨海浜水族園・海浜公園再整備事業-
長らく「神戸市」は停滞していました。このブログでも神戸市を取材する回数が激減しています。しかし、ここ最近急にいろいろなプロジェクトが具体化する兆しが見えてきました。
「大阪市」と「京都市」は猛烈に走っており、都市の魅力が急速にアップしています。「神戸市」の復活はまだ確信が持てる段階ではありませんが、潮目が変わってきたような気がします。都市開発においても「三都物語」の時代がやってきて、「取材の時間が足りない!」といううれしい悲鳴を上げる日が来るのを心待ちにしています。
サンケイビルを代表構成員とするグループ「サンケイビル、グランビスタ ホテル&リゾート、三菱倉庫、JR西日本不動産開発、竹中工務店、阪神電気鉄道、芙蓉総合リース」、は、神戸市が公募する「須磨海浜水族園・海浜公園再整備事業」において、優先交渉権者に選定されました。
引用資料 神戸市・公式HP(2019/09/12)
須磨海浜水族園・海浜公園再整備事業 優先交渉権者(設置等予定者)の決定
再整備事業では、水族館を全面改修し、西日本唯一となる「シャチ」を展示するほか、サンケイビル子会社が運営する「鴨川シーワールド(千葉県)」と連携し、イルカの人工繁殖など調査研究にも力を入れます。
水族館周辺にはイルカとふれあえるプールを備えるホテルを建設します。レストランやイベント開催が可能なにぎわい施設、遊具のある公園、子育て支援スタジオなども整備します。国内外から集客できる大型リゾートに生まれ変わり、全国トップレベルの水族館を目指します。
入場料は大人3,100円(高校生以上)、シニア2,500円(60歳以上)、子供1,800円(中学生、小学生、幼児)を予定しています。集客目標は、現在の2倍近い年間200万人超(開業年250万人)を目標に掲げています。
須磨海浜水族園・海浜公園再整備事業の概要
◆ 所在地-兵庫県神戸市須磨区若宮町一丁目、須磨浦通一丁目
◆ 敷地面積-開発区域約101,900㎡(公園全体約139,000㎡)
◆ 交通-JR「須磨海浜公園」駅より徒歩5分、山陽電鉄「月見山」駅より徒歩10分
◆ 用途-園地、水族館、宿泊施設、にぎわい施設、駐車場
◆ 提案概要
〇 歴史ある松林を保全・活用・育成し、魅力ある水族館を核とした市民の誇りとなる「須磨海浜公園」を創造
〇 地域コミュニティ(Education)と集客ランドマーク(Entertainment)が共存・融合する「つながる」エデュテイメント水族館を再整備
〇 水族館併設ならではのユニークな宿泊体験や、地産地消にこだわったフード&ビバレッジなど、価値体験型ホテルを再整備
〇 フジサンケイグループ各社や地元企業と連携し、本グループが一体となる再整備、安定的な運営
〇 様々な環境配慮型システムの導入により、CO2排出量の削減、ライフサイクルコストの縮減
◆ 優先交渉権者-(代表構成員)サンケイビル、(構成員)グランビスタ ホテル&リゾート、三菱倉庫、JR西日本不動産開発、竹中工務店、阪神電気鉄道、芙蓉総合リース
◆ 基本協定締結-2019年10月予定
◆ 新築工事着工-2021年10月予定
◆ 駐車場供用開始-2023年05月予定
◆ にぎわい施設・園地供用開始-2023年09月予定
◆ グランドオープン-2024年03月末予定(水族館、宿泊施設供用開始)
◆ 初期投資-約370億円
「北側(国道2号線)からの眺望です。
オルカ(シャチ)スタディアム
「オルカ(シャチ)スタディアム」のイメージです。西日本唯一のシャチ展示とダイナミックなパフォーマンスを予定しています。
新水族館の上空からのイメージです。これを見るだけでワクワクしますね! コンセプトは、 ”『つながる』エデュテイメント水族館”で、区域面積約25,261㎡、延床面積約22,271㎡、総水量約14,528トンを予定しています。
神戸須磨 パークス&リゾーツホテル
全室がオーシャンビューのリゾートホテル「神戸須磨 パークス&リゾーツホテル 」のイメージです。地上7階、延床面積約7,312㎡、客室数80室で、日本初の「ドルフィンラグーン」を併設する予定です。
新水族館の「配置図」です。
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