大阪市 中之島六丁目に「小中一貫校」を建設! 土地を所有していた「関電不動産開発」と扇町高等学校跡地の一部を交換
-中之島六丁目に小中一貫校を建設-
「大阪市」は、近い将来教室不足が見込まれる「扇町小学校(北区)」と「西船場小学校(西区)」、「花乃井中学校(西区)」について、北区中之島六丁目に「小中一貫校」を新設して対応します。
中之島六丁目の市有地約6,200㎡に、延床面積約17,000㎡の校舎を整備します。総学級数は小学校18学級、中学校9学級の計27学級とし、開校は2024年度を計画しています。総事業費は61億4900万円を見込みます。
「大阪市」は、当初は中之島五丁目の「もと扇町高等学校」の跡地に整備する予定でしたが、跡地の半分程度を「関電不動産開発」が中之島六丁目に所有する土地と交換、すでに所有権の移転も終えています。
中之島六丁目の大阪市の「小中一貫校」の予定地です。敷地面積は約6,200㎡です。2019年9月26日の撮影ですが、暫定的に使用されていた「駐車場」も閉鎖されています。
すぐ北側には「ザ・パークハウス 中之島タワー」があります。これで南側の眺望は安泰です。仮に「小中一貫校」に通学するとなるとエレベータを降りるとすぐ学校になります。忘れ物してもすぐに取りに帰れます(笑)。
もと扇町高等学校
「大阪市立扇町高等学校」は、大阪市北区中之島五丁目にあった大阪市立の高等学校です。学校統廃合に伴い閉校しました。西九条駅近くの「大阪市立咲くやこの花高等学校・中学校」は、従来の大阪市立扇町高等学校(中之島)と大阪市立此花総合高等学校を統合改編して、中高一貫校として、2008年4月1日に開校しました。
大阪市は跡地に次世代スーパーコンピュータ誘致を計画した事もありましたが、神戸市に決定したため大阪市の計画は頓挫しました。その「京」も 約7年間の運用を2019年8月末に終えての撤去作業が行われています。10月末までに解体され、2021年ごろの運用を予定する後継機「富岳(ふがく)」に引き継ぎます。歳月の流れを感じます。
「大阪市立扇町高等学校」の跡地です。現在は更地になっています。 学校としての機能は、2008年3月で終了していましたが、7年間以上解体されずに残っていました。2015年11月4日~2016年4月30の工期で解体工事が行われました。
2015年12月12日のブログ
北区中之島五丁目 「旧:大阪市立扇町高等学校」の解体工事が始まる! & 「リーガロイヤルホテル(大阪)」は再開発を延期!
敷地面積は約10,909㎡です。敷地の半分程度を「関電不動産開発」が中之島六丁目 に所有する土地と交換、すでに所有権の移転を終えています。敷地の半分程度なので、残りの約半分は大阪市が引き続き所有していると思われます。
「大阪市立扇町高等学校」の跡地を南側から見た様子です。「関電不動産開発」としても、中之島六丁目よりもより都心に近い中之島五丁目の方が開発に適していると思います。
中之島五丁目の南側には広大な更地が広がっており、大規模な開発が期待出来ます。
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