最低でも「横浜アリーナ」と同規模 「万博記念公園」に15,000人以上が収容できる大規模アリーナ建設 私の夢がやっと叶い狂喜乱舞!
-全国最大規模のアリーナ-
ライブによく行くようになって実感するのが、関西にアリーナ会場があまりにも少ない事です。都市部にあるアリーナ会場は「大阪城ホール、ワールド記念ホール」の2ヶ所しかありません。
それに比べて、首都圏は驚くほどライブの会場と環境に恵まれています。日本人アーティストは全国でライブをやってくれますが、首都圏は回数が全く違います。外国人アーティストに至っては東京だけというのも多いです。
アリーナツアーが開催出来る会場は、今までも「国立代々木競技場・第一体育館、日本武道館、横浜アリーナ、さいたまスーパーアリーナ、幕張イベントホール(幕張メッセ)、武蔵野森総合スポーツプラザ(調布市)」の6ケ所あります。
更に、「有明アリーナ(東京都江東区)」と「ぴあアリーナMM(みなとみらい21地区)」が建設中です。更に、「みなとみらい21地区60・61街区(一部)」には、2万人を収容する世界最大級の音楽アリーナ「Kアリーナプロジェクト」が建設予定です。
これらがすべて完成すると首都圏のアリーナ会場は9ヶ所(東京都4、神奈川県3、埼玉県1、千葉県1)になります。それに比べて関西は2ヶ所です。もう、絶望的な格差です・・・
● 私の夢がやっとかなった大規模アリーナ建設!
「大阪府」は9月17日に、「万博記念公園(吹田市)」に15,000人以上が収容できるアリーナを整備する計画を明らかにしました。民間事業者が整備して運営する民設民営の方式で、「夢洲(ゆめしま)」での「国際博覧会(大阪・関西万博)」が開かれる2025年までの開業を目指します。大阪府知事は記者会見で「世界規模のスポーツ大会やコンサートができる施設にしたい」と話しました。
引用資料 日本経済新聞(2019/09/17)
万博公園にアリーナ 大阪府、25年万博までに開業
募集要項の内容は検討中ですが、「横浜より大きい規模にしたい。スポーツビジネスは経済波及効果が大きく、大阪の成長に役立つ」とアリーナの必要性を強調しました。アリーナ自体は採算が取りにくい事業であるため、ホテルや商業施設の併設を含めた事業提案を求めます。アリーナの建設費は、350億円程度とみられています。
私は、このブログで何度も「関西に大規模アリーナを建設して欲しい!」と書いてきました。私の夢がやっと叶い狂喜乱舞しました。昨夜はうれし過ぎてよく眠れませんでした(笑)。
「横浜より大きい規模にしたい。」という事なので、規模的には「さいたまスーパーアリーナ(アリーナモード時)」より小さくて、「横浜アリーナ」より大きいと予想されます。
建設予定地
大規模アリーナの建設予定地は、大阪モノレールの「万博記念公園駅」の南側の大阪府有地です。
万博記念公園南側ゾーン活性化事業
大阪府は、「エキスポランド」跡地の「万博記念公園南側ゾーン活性化事業」について、公募型プロポーザル方式により提案募集を行った結果、2011年12月12日に三井不動産の「The Museum City of Expo21」を選定しました。上の図は、決定当時のゾーン図です。
公募対象地は、(1)約17.3ha、(2)約10.6ha、(3)約7.9haの3区画で、総合計約35.8haでした。三井不動産の「The Museum City of Expo21」は、(1)約17.3haのみ応募となりました。
私は、大型複合施設「EXPOCITY(エキスポシティ)」の好調が続けば、(2)約10.6haへの拡張も将来あるのではないか? と密かに妄想していましたが、まさかの大規模アリーナとは予想もしていませんでした。
大規模アリーナの予定地を北西側から見た様子です。
現在は、多くの部分が「万博記念公園中央駐車場」として使用されています。
万博記念公園駅(愛称:太陽の駅)
最寄りの駅は、「大阪高速鉄道(大阪モノレール)」の「万博記念公園駅(愛称:太陽の駅)」となります。「大阪モノレール線(本線)」と「国際文化公園都市線(彩都線)」の乗り換え駅となっており、モノレールの駅としては珍しい島式2面3線です。
現在でも「EXPOCITY(エキスポシティ)」の開業でかなり賑わっています。「市立吹田サッカースタジアム」でサッカーの試合があった日は更に大混雑します。
これに15,000人以上が収容できる大規模アリーナが加わったら完全にキャパオーバーしてしまいます。ライブは終わった後の駅の大混雑にいつも閉口します。近くに鉄道の駅が複数ある「ヤンマースタジアム長居、京セラドーム大阪、大阪城ホール」でも毎回うんざりします。万博記念公園の大規模アリーナは、貧弱な鉄道インフラが最大のネックです。
さいたまスーパーアリーナ(略称はたまアリ)
「さいたまスーパーアリーナ(略称はたまアリ)」は、JRさいたま新都心駅のすぐ近くにあります。竣工は2000年3月と比較的新しいです。
総重量15,000トン、高さ41.5mの巨大な構造物が、約9,000席の客席と数々の施設もろとも70m水平移動し、「スタジアムモード」と「アリーナモード」を切り替えます。最大収容人数は、「スタジアムモード」で約36,500人、「アリーナモード」で約22,500人です。
さすがに「スタジアムモード」でライブが行われる回数は非常に少ないです。私は、2017年2月に「乃木坂46」のライブで、「スタジアムモード」を体験しましたが、あまりの広さに驚愕しました。
「アリーナモード」で実際のライブではステージや花道などの分部で客席が使用出来ないので、収容人数は約16,000人くらいだと思われます。「DVD&Blu-ray」の収録も多いです。
横浜アリーナ(略称は横アリ)
「横浜アリーナ(略称は横アリ)」は、新横浜駅近くにあります。1989年2月竣工しました。最大収容人数は約17,000人ですが、実際のライブではステージや花道などの分部で客席が使用出来ないので、収容人数は約13,000人くらいだと思われます。
「音響家が選ぶ優良ホール100選」に選ばれているくらい音響がいいです。そのため横浜アリーナでの「DVD&Blu-ray」の収録も多いです。
大阪城ホール
「大阪城ホール」は、1983年10月の開館から約35年以上が経過しているので、そろそろ大規模な改修工事が必要だと思われますが、代替施設が無いので、一時閉館を伴う改修工事すら行えません。
最大収容人数は約16,000人ですが、実際のライブではステージや花道などの分部で客席が使用出来ません。2013年の「いきものがかり」のライブの時に、1人単位まで正確な観客数が発表されていました。チケット完売で約10,500人くらいだったと記憶しています。
神戸ワールド記念ホール
「ワールド記念ホール」です。開館は1984年10月です。「大阪城ホール」が1983年10月開館なので約1年遅れです。少しずつ改修されて最新鋭の設備を保っている「大阪城ホール」に比べ、「ワールド記念ホール」は外側も内部も老朽化が進んでいます。
最大収容人数は約8,000人ですが、実際のライブではステージや花道などの分部で客席が使用出来ません。2013年の「いきものがかり」のライブの時に、1人単位まで正確な観客数が発表されていました。チケット完売で約6,500人くらいだったと記憶しています。
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