« オリエンタルビル 「名古屋三越栄店」が入るビルを超高層複合ビルに建て替え 地上34階、高さ約180mの栄地区で最も高いビルを目指す! | トップページ | さようなら「梅田駅」、こんにちは「大阪梅田駅」 2019年10月1日の消費増税に合わせて「阪急電鉄」と「阪神電鉄」が駅名改称! »

2019年10月 2日 (水)

なんばパークス南側 センタラ・ホテル&リゾートなど 地上34階、高さ約141m「(仮称)難波中二丁目開発計画のうちA敷地計画」を建設!

Osakanabuma191011
-(仮称)難波中二丁目開発計画のうちA敷地計画―

 「センタラ・ホテル&リゾート(本社:タイバンコク)、大成建設、関電不動産開発」の3社は、出資者間協定を締結し、特定目的会社「Centara Osaka 特定目的会社」を設立のうえ、「ニッピ」が所有する大阪市浪速区難波中二丁目の土地4,404.72㎡を開発することとしました。「Centara Osaka 特定目的会社」は、本開発にあたり、「ニッピ」より土地を賃借する「南海電気鉄」から土地を転貸借する予定です。

 引用資料 関電不動産開発(PDF:2019/10/01)
 難波中二丁目における開発について

 計画している施設は、地上34階、高さ141.56m、客室数515室、フィットネスセンター、多彩なレストラン、宴会施設等を整備し、センタラ・ホテル&リゾートが2023年半ばに日本初進出となるハイエンドホテルです。

 大阪は、人口1,200万人超の大阪都市圏の主要都市で、東京に次ぐ日本有数の国際観光都市です。京都、神戸、奈良などの人気の観光地からも近く、加えて2025年には、大阪で万国博覧会が開催されるなど、魅力的な観光都市でもあります。

(仮称)難波中二丁目開発計画のうちA敷地計画の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市浪速区難波中二丁目20番2、21番1
◆ 階数-地上34階、塔屋1階
◆ 高さ-141.56m
◆ 敷地面積-4,404.72㎡
◆ 建築面積-3,580.50㎡
◆ 延床面積-39,128.47㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 用途-ホテル、店舗
◆ 客室数-515室
◆ 建築主- Centara Osaka 特定目的会社(土地賃借人 南海電気鉄道)
◆ 設計者-大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 埋蔵文化財本掘作業期間-2019年09月~2020年03月予定
◆ 着工-2020年04月予定
◆ 竣工-2023年03月予定


Osakanabuma191012
位置図

 今回の開発は、本開発地全体敷地面積8,915.34㎡のうち北側4,404.72㎡です。南側残地4,510.62㎡については、駐車場運営を継続しつつ、本格的開発の実現を目指して引き続き努力していきます。

 引用資料 ニッピ(PDF:2019/10/01)
 当社なんば地区所有地の開発について


Osakanabuma191013
「(仮称)難波中二丁目開発計画のうちA敷地計画」予定地の空撮です。


Osakanabuma191014
角度を変えた様子です。


Osakananiwa170515
北側から見た様子です。残念ながら敷地の一体開発にはなりませんでした。


Osakanabuma191015
バブル期の再開発イメージ模型写真

 バブル経済が最高潮だった頃の1989年3月に新聞に掲載された「南海難波駅周辺の再開発イメージ 模型写真」です。 当時関西ではテレビや新聞にも大々的に取り上げられ大変話題になりました。

 具体的に個々の計画が決まっていた訳ではありませんが、当時の「南海電鉄、久保田鉄工、大阪スタジアム興業、高島屋、ニッピ」の5社が「難波再開発」で合意したものです。
 具体化できるかどうかは未定としながらも 、地上60階、高さ250mのインテリジェントビル×3棟を含む大規模再開発で、総事業費2,500~3,000億円、全体の完成目標は1995年を予定していました。

 あれからもう30年以上が経過しました。当時、新聞の朝刊を見て狂喜乱舞した事を今でもはっきり覚えています。規模的にはかなり小さくなりましたが、南海難波駅周辺の再開発が徐々に完成しつつあり感慨無量です。



|

« オリエンタルビル 「名古屋三越栄店」が入るビルを超高層複合ビルに建て替え 地上34階、高さ約180mの栄地区で最も高いビルを目指す! | トップページ | さようなら「梅田駅」、こんにちは「大阪梅田駅」 2019年10月1日の消費増税に合わせて「阪急電鉄」と「阪神電鉄」が駅名改称! »

33 大阪市・南部②」カテゴリの記事