「広島東郵便局」が閉館 地上20階、延床面積約44,800㎡の大規模オフィスビル「広島駅南口計画(仮称)」が動き出す!
-広島駅南口計画(仮称)-
JR広島駅前には「広島東郵便局」があります。日本郵政グループは、各政令指定都市の駅前の「中央郵便局」をJRの駅ビルの建て替えに合わせて、再開発を行っています。
「日本郵便」は、広島駅南口に所有する「広島東郵便局」の敷地において「広島駅南口計画(仮称)」としてビルを開発するとを発表しています。地上20階、延床面積約44,800㎡の大規模なオフィスビルとなります。
引用資料 日本郵便(2019/05/23)
広島駅南口における開発計画について
● 広島東郵便局が閉館!
「広島東郵便局」は2019年9月17日に閉館し、「エールエールA館」に仮設の窓口を設置しました。既存建物の解体着手は2019年秋予定、2022年秋頃の開業を予定しています。
広島駅南口計画(仮称)の概要
◆ 所在地-広島県広島市南区松原町2番62号(広島東郵便局敷地:日本郵便所有)
◆ 階数-地上20階
◆ 高さ-(不明)
◆ 延床面積-約44,800㎡
◆ 基準階面積-約1,500㎡(事務所専有部)
◆ 用途-オフィス、店舗、自走式駐車場
◆ 建築主-日本郵便(プロジェクトマネジメント 日本郵政不動産)
◆ 解体着手-2019年秋予定
◆ 開業-2022年秋頃予定
下層階の様子です。店舗は1階と2階のようですが、日本郵便が展開する商業施設「KITTE(キッテ)」の名称になるかは不明です。壁面緑化が行われている3階~5階は「自走式駐車場」になると思われます。5階と6階の間に「免震層」を設置しているように見えます。地震対策として「中間免震構造」を採用する可能性があります。
「位置図」です。
JR広島駅前にあった「広島東郵便局」です。2019年9月17日に閉館し、「エールエールA館」に仮設の窓口を設置しました。
東側から見た様子です。
南側から見た様子です。
北側から見た様子です。
すぐ西側はJR線をオーバーパスする高架道路です。
「広島東郵便局」の北側の駐車場です。この駐車場も含め敷地をほぼフルに使ってビルを建設するようです。北側の建物はJR西日本グループの「ヴィアイン広島」ですが、広島駅ビルの建替え計画の一環として解体される事が決まっています。
「広島駅ビルの建替え計画」や「「広島駅南口計画(仮称)」により広島駅南口のスカイラインが大きく変わりそうです。ちなみに写真の一番左側の建物が、仮設の窓口が設置された「エールエールA館」です。
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