(仮称)天神一丁目11番街区開発プロジェクト 「福岡ビル、天神コア、天神ビブレ」の街区全体の同時開発決定 地上19階、高さ約96m、延床面積約138,000㎡の巨大ビルに!
-(仮称)天神一丁目11番街区開発プロジェクト-
「福岡市」では、航空法による高さ制限や容積率の緩和などを通じ、2024年までに30棟の民間ビル建て替えを促す都心再開発「天神ビッグバン」を推進しています。
福岡市・天神で「西日本鉄道」が進める「福岡ビル、天神コア、天神ビブレ」の一体的な再開発の計画概要が明らかになりました。残念ながら第1期は「天神ビブレ」を除く「福岡ビル」と「天神コア」を1棟のビルに建て替える再開発となります。
国家戦略特区で認められた建物の高さ制限緩和を活用して地上19階、塔屋1階、地下4階、高さ約96m、延床面積約100,000㎡の高層ビルが建設されます。第2期の「天神ビブレ」に関しては、「福岡ビル、天神コア」との一体的な機能を持つよう再開発する方針です。
● 街区全体の同時開発決定!
「西日本鉄道㈱では、「福ビル街区(福岡ビル、天神コアビル、天神第一名店ビルを含む街区)建て替えプロジェクト」において、街区全体の同時開発を決定しました。併せて、イオングループの「イオンモール」との間で、新ビルへの出店について合意し、今後両社で協議を進めることとしました。
引用資料 西日本鉄道(PDF:2019/11/28)
「福ビル街区建替プロジェクト」街区全体の同時開発決定
当初は、開発を2期に分ける段階開発として着手し、これまでに第1期事業である「福岡ビル」および「天神コアビル」の建替計画を推進していましたが、協議の結果、「天神第一名店ビル(天神ビブレ)」を含めた街区全体の同時開発が可能となり、天神ビッグバンの期限である2024年までに街区全体の建替完了を目指すこととなりました。
新たなビルは、幅約100m×奥行約80m、延床面積約138,000㎡の大規模ビルとなり、第1期事業と比較して、オフィスフロア、商業フロアの面積はそれぞれ約1.4倍に拡大し、ホテルの室数も増える計画です。また、オフィスフロアの基準階面積は約4,300㎡と西日本最大規模となります。
建替のスケジュールは、既に解体着手している「福岡ビル」に続き、2020年4月以降に「天神コアビル」および「天神第一名店ビル」の解体に着手し、2021年7月に着工、2024年3月に竣工、2024年夏のオープンを目指します。
福岡ビル及び天神コアビルの建て替えの概要
◆ 計画名-(仮称)天神一丁目11番街区開発プロジェクト
◆ 所在地-福岡県福岡市中央区天神一丁目11番
◆ 階数- 地上19階、塔屋1階、地下4階
◆ 高さ- 約96m
◆ 敷地面積-約8,600㎡
◆ 延床面積-約138,000㎡
◆ 用途-商業、オフィス、ホテル、カンファレンス 他
◆ 建築主-西日本鉄道
◆ 設計者-(基本設計)日建設計、(実施設計)未定
◆ 施工者-(未定)
◆ 外装デザイン-Kohn Pedersen Fox Associates(KPF)
◆ 解体工事-(福岡ビル)2019年05月、 (天神コアビル、天神第一名店ビル)2020年04月以降予定
◆ 着工-2021年07月予定
◆ 竣工-2024年03月予定
◆ 開業-2024年夏予定
「福ビル街区位置図」です。「段階開発」から「同時開発」に変更になりました。
「フロア構成イメージ」です。
「用途別の賃貸可能面積(室数)」です。
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