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2019年12月 1日 (日)

北陸新幹線の「京都駅」は大深度地下の相対式2面2線の可能性 「鉄道建設・運輸施設整備支援機構」がイメージを公表!

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-北陸新幹線(敦賀・新大阪間)環境影響評価方法書-

 「鉄道建設・運輸施設整備支援機構」は11月26日に、「北陸新幹線(敦賀・新大阪間)環境影響評価方法書」を公表しました。新たに「トンネル区間」と「明かり区間」の区割りが示されており、全体の8割がトンネル構造となります。

 北陸新幹線敦賀・新大阪間は、敦賀駅から新大阪駅までの140㎞を結びます。現時点では具体的なルート案が決まっておらず、幅を持ったルート帯にとどまっています。

 駅は、敦賀駅、新大阪駅のほか、小浜市(東小浜)付近、京都駅、京田辺市(松井山手)付近に設置する計画です。最高設計速度は時速260km、最小曲線半径は基本4,000mとなります。

● 京都駅は大深度地下の相対式2面2線の可能性!
 「鉄道建設・運輸施設整備支援機構」は、「北陸新幹線(敦賀・新大阪間)環境影響評価方法書」の中で「京都府内」につくる2駅のイメージを公表しました。京都駅と京田辺市(松井山手)付近の途中駅は、共に相対式2面2線を想定しています。

 引用資料 鉄道建設・運輸施設整備支援機構(2019/11/26)
 北陸新幹線(敦賀・新大阪間)環境影響評価方法書【京都府】

 「京都駅」は、現在の京都駅付近の地下に設置します。すでに市街地化されている部分を通ることから地下駅になり、東海道新幹線や在来線、地下鉄烏丸線、観光地へのアクセス路線バス、観光バスとの乗り継ぎを考慮したかたちになります。

 京都駅付近は、京都市中心市街地は回避し、可能な限り道路など公共用地の下の活用を考慮しています。必要に応じて「大深度地下の公共的使用に関する特別措置法」の活用も検討していきます。


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京田辺市(松井山手)付近を想定している地上駅

 京田辺市(松井山手)付近を想定している「地上駅のイメージ(2面2線の場合)」です。「京都駅」と「新大阪駅」の間の途中駅になる予定の京田辺市(松井山手)付近は、高速走行できるようなるべく直線にし、乗り継ぎを考慮した位置で計画しています。


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「山岳トンネル(複線断面の場合)」です。幅約10mとなります。


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「都市トンネル(複線断面の場合)」です。幅約10m~13mとなります。


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「高架橋のイメージ」です。幅約12mとなります。


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「概略の路線(敦賀・新大阪間)」です。現時点では具体的なルート案が決まっておらず、幅を持ったルート帯にとどまっています。


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「対象事業実施区域(京都府)」です。現時点では具体的なルート案が決まっておらず、幅を持ったルート帯にとどまっています。



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