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2019年11月28日 (木)

那覇空港 全長2,700mの「第二滑走路」 2020年3月26日から供用開始 滑走路処理容量は年間約13.5万回から約24万回に拡大!

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-那覇空港-

 沖縄県の「那覇空港」は、2018年(1月1日~12月31日)の乗降客数は、21,382,415人(国内線17,539,078人+国際線3,843,337人)で、日本で第6位です。なおかつ「航空自衛隊那覇基地」と併設されており、これを3,000m×45mの滑走路1本で運用しています。

 発着処理能力が限界に近づきつつあり、「第二滑走路」の建設が緊急の課題でしたが、2014年3月1日に「那覇空港滑走路増設事業」の起工式(1月中旬から工事に着手済)が行われました。総事業費は約2,074億円です。

 同時離着陸を行うためには、滑走路の中心線の間隔が760m以上、同時離着陸及び同時着陸を行うためには滑走路の中心線の間隔が1,310m以上分離していることが必要とされています。そのため「第一滑走路」と「第二滑走路」の間隔は1,310mとしました。

● 2020年3月26日から供用開始!
 「国土交通省」は11月26日に、那覇空港で整備を進めている「第二滑走路」を2020年3月26日から供用開始すると発表しました。これに先立ち、管制官の慣熟のために新管制塔は2019年1月15日から運用を開始します。

 ターミナル機能強化も進めており、2020年7月ごろにはCIQ(Customs:税関、Immigration:出入国管理、Quarantine:検疫)施設が拡張される予定です。

 引用資料 国土交通省(2019/11/26)
 那覇空港滑走路増設事業の供用について

 「第二滑走路」は全長2,700m×60m(第一滑走路は全長3,000m×45m)で、これにより那覇空港の滑走路処理容量は年間約13.5万回から約1.8倍の約24万回に増える見通しです。

 滑走路処理容量は当初約1.4倍と見込まれていましたが、2本の滑走路の飛行経路を分離することで独立した運航が可能になり、受け入れ規模が大幅に拡大します。ただし、「第2滑走路」に着陸した航空機が旅客ターミナルに移動するため、「第一滑走路」を横切る必要もあり、発着回数は単純に2倍とはなりません。


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「那覇空港国際線ターミナル地域再編事業」です。


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那覇空港の新管制塔

 「第二滑走路」の供用にあわせて空港全体の視認性を確保するため、最適な位置である両滑走路間に整備しました。高さ地上88m(8階)で、国内第2位です。管制官の慣熟のために、2019年1月15日から運用を開始します。


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羽田空港の管制塔
  管制塔の国内第1位の高さは、「羽田空港」の地上高115.7mです。



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