阪急電鉄の「なにわ筋連絡線」 「うめきた(大阪)地下駅」北側のジャンクションから「十三駅」の地下新駅のルートを予想してみました!
-なにわ筋連絡線(阪急電鉄)-
「阪急電鉄、JR西日本、南海電鉄」の3社が、阪急電鉄の構想する「なにわ筋連絡線、新大阪連絡線」について、事業化検討開始で合意したと報道されました。今後は大阪府、大阪市と協議し、正式に国土交通省に事業許可を申請します。この2つの路線は、事業許可を受けた「なにわ筋線」に接続する役割を持ちます
「なにわ筋線」への乗り入れには「軌間(レールの間隔)」の問題があります。「なにわ筋線」はJR西日本・南海電気鉄道に合わせて狭軌(1,067mm)です。「阪急電鉄」は標準軌(1,435mm)です。
阪急電鉄は「十三駅」に地下新駅を建設し、うめきた新駅との間に狭軌(1,067mm)の新路線を敷いて「なにわ筋線」に乗り入れます。2つの路線が完成すると南海電鉄の特急「ラピート」は現行の難波駅発着から新大阪方面へ延伸が可能となります。
阪急電鉄の「なにわ筋連絡線」「新大阪連絡線」構想図です。
マイナビニュース(2019/11/03)
阪急・JR西日本・南海「なにわ筋連絡線」「新大阪連絡線」検討へ
北2工区
「うめきた(大阪)地下駅」の北側に「JR西日本」と「阪急電鉄」の合流・分岐する「ジャンクション」を設ける必要があります。簡易な配線予想図を見ると「北2工区」にジャンクションを設けるようです。
「北2工区」は、「錢高組・西松建設JV」の施工により行われています。工事はかなり進んでいますが、「阪急電鉄」と合流・分岐する事を考慮して工事を行っていません。いったいどうするのでしょうか?
ジャンクションの予定地
ルート的にジャンクション予定地はこのあたり以外が考えられません。しかし、工事が進んですでにJR線の「地下函体」は埋め戻されています。「開削工法」で一体的に工事を行ったら工事も簡単で工費も安く済んだのですが、今から言ってもしかたがありません・・・
分岐すると阪急線の南側の地下を通って「十三駅」に向かうと思われます。
淀川は、「国道176号」の地下あたりを北上すると思われます。「十三駅」に地下に新駅を建設します。更に新大阪駅まで延伸する「新大阪連絡線」の構想もあります。
| 固定リンク
« JR西日本グループ 京都駅前 オープンした「ホテルヴィスキオ京都 by GRANVIA」 | トップページ | 航空法の高さ制限 Part1・関西4空港「大阪国際空港(伊丹空港)、関西国際空港、神戸空港、八尾空港」の制限表面 »
「92 鉄道編・私鉄」カテゴリの記事
- なにわ筋線 「南海本線」との分岐・合流部分 当初計画から変更して「高欄嵩上げ」と「フルシェルター設置」 2025年1月10日の状況(2025.01.31)
- なにわ筋線 「なにわ筋線」で唯一の橋梁 「国道25号(芦原杭全線)」をオーバーパスする橋梁 2025年1月10日の状況(2025.01.28)
- なにわ筋線 「盛土構造」から「橋梁構造」に変更して圧迫感を低減した「国道25号(芦原杭全線)」の北側 2025年1月10日の状況(2025.01.25)
- なにわ筋線 難波パークス通り 鉄道構造物構築のため「阪神高速1号環状線」の橋脚の架け替え 2025年1月10日の状況(2025.01.22)
- なにわ筋線 難波パークス通り「掘割区間」の北端 「Zepp なんば大阪」のあたりで地上に姿を現す 2025年1月10日の状況(2025.01.20)
「03 グランフロント大阪(うめきた)」カテゴリの記事
- グラングリーン大阪 うめきた公園の「芝生広場」 オープンから6ヶ月経過 「天然芝」は無事に緑を保つ 2025年3月4日の状況(2025.03.13)
- グラングリーン大阪 地上47階、高さ約184mの「(仮称)うめきた2期地区開発事業南街区(分譲棟)」 2025年3月4日の建設状況(2025.03.07)
- 「イノゲート大阪(2階)」 と「グラングリーン大阪 南館(2階)」を接続する歩行者デッキ 2025年3月4日の建設状況(2025.03.08)
- 「イノゲート大阪(2階)」 と「グラングリーン大阪 南館(2階)」を接続する歩行者デッキ 2024年12月23日の建設状況(2025.01.05)
- グラングリーン大阪 うめきた公園の「芝生広場」 オープンから4ヶ月近く経過して「天然芝」で継続的に運営できる目途が立つ!(2024.12.31)