「リニア中央新幹線」や「北陸新幹線延伸」の構想もある新大阪エリア じっくり見ると開発が可能な広大な用地がたくさんあります!
-新大阪エリア-
鉄道交通の要所となっている新大阪駅ですが、更に「リニア中央新幹線」や「北陸新幹線延伸」の構想もあり、今後も交通の要所としてますますの発展が見込まれます。
今後ますますビジネスの拠点として発展が期待できる新大阪駅周辺ですが、新大阪駅周辺には、開発が可能な用地がたくさんあり、いろいろと妄想するのが楽しいです。
東海道・山陽新幹線の「新大阪駅」の南側は、とても有効に利用しているとは言えません。逆に言えば広大な開発可能な用地とも言えます。
南側から見た様子です。
在来線の「新大阪駅」の南側も開発可能です。ホームや線路上なので超高層ビルは無理ですが、橋上駅舎を拡張して大規模なエキナカ商業施設などの整備が可能です。
宮原総合運転所
「宮原総合運転所」は、新大阪駅の南西に位置しています。「Wikipedia」によると敷地面積は146,189㎡となっています。さすがに全廃は無理だと思いますが、一部を機能移転して新大阪駅側を集約化するだけでもかなりの開発用地が生まれそうです。
新大阪駅は大深度地下の島式2面4線の可能性
「鉄道建設・運輸施設整備支援機構」は、「北陸新幹線(敦賀・新大阪間)環境影響評価方法書」の中で「新大阪駅」のイメージを公表しています。「新大阪駅」は、高度に市街地化がすすむエリアに設置することから、現在の新大阪駅の地下につくる島式2面4線(幅約45m)の地下駅で計画しています。東海道・山陽新幹線や在来線、地下鉄御堂筋線、タクシー・観光バスとの乗り継ぎを考慮したかたちになります。
引用資料 鉄道建設・運輸施設整備支援機構(2019/11/26)
北陸新幹線(敦賀・新大阪間)環境影響評価方法書【大阪府】
大阪府内は、トンネル構造とし、大阪市とその周辺の都市トンネルは、可能な限り道路等公共用地の下の活用を考慮します。必要に応じて「大深度地下の公共的使用に関する特別措置法」の活用も検討していきます。
「北陸新幹線」の「新大阪駅」をどのあたりに設置するのか非常に興味があります。東海道・山陽新幹線の「新大阪駅」の地下のようですが、「リニア中央新幹線」の「新大阪駅」との兼ね合いもあり、興味が尽きません。
「地下駅の施工イメージ(2面4線の地下駅、開削工法の場合)です。「うめきた(大阪)地下駅」と同じ「開削工法」ですが、「うめきた(大阪)地下駅」は地上に何もありませんが、「新大阪駅」の場合は、在来線や新幹線の駅舎、「Osaka Metro御堂筋線」や「新御堂筋」の高架橋、その他にもたくさんの地上構造物があるので、超難工事になります。
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