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2019年12月 5日 (木)

三宮の新たなランドマーク 神戸阪急ビル東館 建替計画 2019/12/03 神戸市にとって21世紀初の「鉄骨造」の高さ100mを超える超高層ビル!

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-神戸阪急ビル東館 建替計画-
 阪急電鉄では、2021年春の竣工を目指して、地上29階、地下3階、高さ約120mの「神戸阪急ビル東館 建替計画」を進めています。既存建物等の解体工事が完了し、2017年7月3日より新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急電鉄(PDF:2017/07/03)
 神戸の中心地・三宮に相応しいランドマークを目指して 神戸阪急ビル東館の新築工事に着手します

 新しいビルは、ホテル、オフィス、商業施設等から構成され、このうちホテルは、阪急阪神ホテルズが展開している宿泊主体型ホテル「remm(レム)」が入居する予定です。

 最上階となる29階に展望フロアを整備し、みなと街神戸の景観を楽しめるようにするとともに、オフィスフロアの最上階(15階)には神戸市が検討している産学交流拠点を誘致する考えです。

神戸阪急ビル東館 建替計画の概要
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区加納町四丁目2番1号
◆ 階数-地上29階、地下3階
◆ 高さ-約120m
◆ 敷地面積-約7,100㎡(駅高架下範囲等を含む)
◆ 延床面積-約28,850㎡
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル、オフィス、商業施設、駅施設等
◆ 建築主-阪急電鉄
◆ 設計者・監理者-久米設計
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2017年07月03日
◆ 竣工-2021年春予定


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(段階1) 東側部分の新築工事(2017年7月~2018年秋頃)


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(段階2) 西側部分の解体工事・新築工事及び高層部工事(2018年秋頃~2021年春)


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北東側から見た様子です。


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タワークレーン2基で建設しています。三宮に着いた時には晴れていましたが、数分後に上記の写真のように空一面が雲に覆われました。野生動物と違ってビルは逃げませんが、ビルの撮影は天気との戦いになります。


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横アングルです。


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東側部分も再び上に伸び始めました。


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東側から見た様子です。


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北側から見た様子です。


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東側部分と西側部分が一体化しました。


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西側から見た様子です。


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縦アングルです。


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端の鉄骨はかなり太いです。神戸市で太い「鉄骨」を見るのが物凄く懐かしかったので調べてみました。

● 21世紀初の鉄骨造の超高層ビル!
 東京都や大阪市では珍しくも無い「鉄骨造」の高さ100mを超える超高層ビルですが、私が調べた限りなので間違っているかも知れませんが、21世紀(2001年1月1日以降)に入って、神戸市初の「鉄骨造」の高さ100mを超える超高層ビルだと分かりました。

 超高層ビルとパソコンの歴史
 神戸市・超高層ビルデータベース・ランキング一覧

 神戸市でも21世紀に入って高さ100mを超える超高層ビルがたくさん建設されましたが、超高層タワーマンションがほとんどなので「鉄筋コンクリート造」でした。

 「鉄骨造」は主にオフィスビルやホテルで採用されます。約20年間も高さ100mを超える「鉄骨造」の超高層ビルが建設されていなかった状況が、都市間競争に敗れつつある今の神戸市の危機的状況を如実に表しています。


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南東側から見た様子です。


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横アングルです。


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更に2層伸びています。



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