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2020年1月 9日 (木)

名古屋市 (仮称)N3計画 新築工事 三菱UFJ銀行の中部地区を統括する新本部ビル 2020/01/05 1基目のタワークレーンが登場!

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三菱UFJ銀行名古屋ビル-
 「東海銀行本店」は、1961年に竣工しました。1962年には「BCS賞」を受賞しています。東海地区唯一の都市銀行であった「東海銀行」の本店ビルとして長らく使用されました。

 2002年の「三和銀行」との合併後は、「UFJ銀行本店」として、2006年に「東京三菱銀行」に吸収合併されされた後は、「三菱東京UFJ銀行名古屋ビル」して使用されました。正に日本の銀行再編の生き字引のような建物です。

 「三菱UFJ銀行名古屋ビル」は建て替えられます。街区の西側に建設された「広小路クロスタワー」に「三菱UFJ銀行」をはじめとする「三菱UFJフィナンシャル・グループ」の名古屋本部機能が、2018年6月11日に移転しました。「三菱UFJ銀行」は、建て替えに向け、「三菱UFJ銀行名古屋ビル」の解体工事を行いました。

● 2019年6月21日に起工式を挙行
 「三菱UFJ銀行」は2019年6月21日に、中部地区を統括する新本部ビルの起工式を挙行しました。2021年度の完成を予定しています。低層部には中部産の磁器タイルなどの建材を採用し、中部地区のランドマークになることを目指します。

 新本部ビルには、三菱UFJフィナンシャル・グループで中部地区を統括する銀行と信託銀行、証券会社を集約します。三菱UFJ銀行の貨幣資料館や外部テナントの誘致などを検討しています。

(仮称)N3計画 新築工事の概要
◆ 所在地-愛知県名古屋市中区栄町三丁目21番24号
◆ 階数-地上10階、地下2階
◆ 高さ-56.45m
◆ 敷地面積-5,221.47㎡
◆ 建築面積-4,405.85㎡
◆ 延床面積-48,489.05㎡
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-銀行、オフィス、展示場、物販店舗
◆ 建築主-三菱UFJ銀行
◆ 設計者・監理者-N3計画 三菱地所設計・日建設計・伊藤建築設計事務所 設計監理共同企業体
◆ 施工者-大林組・徳倉建設・名工建設・矢作建設工業 特定建設工事共同企業体
◆ 解体工事-2018年07月15日~2019年08月31日
◆ 着工-2019年06月21日(起工式)
◆ 竣工-2021年08月31日予定(労災保険関係成立票より)


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「(仮称)N3計画 新築工事」の建設現場を北西側から見た様子です。1基目のタワークレーンが登場しました。敷地は北西側がが尖った「L字型」です。


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「タワークレーン」を西側から見た様子です。


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地上部分の「鉄骨建方」も始まっています。


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南西側から見た様子です。


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「タワークレーン」を南西側から見た様子です。


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地上部分の「鉄骨建方」の様子です。


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南東側から見た様子です。奥の超高層ビル「広小路クロスタワー」のオフィス部分には、「三菱UFJ銀行」をはじめとする「三菱UFJフィナンシャル・グループ」の名古屋本部機能が、2018年6月11日に移転しました。


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「(仮称)N3計画」の建築計画の概要です(現在は撤去されています)。



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