「梅小路京都西駅」の近くに食のテーマパークが誕生! 「京都市中央卸売市場第一市場」の再整備 第一弾として「新水産棟」を整備中!
-京都市中央卸売市場第一市場-
「京都市中央卸売市場第一市場」は、日本初の中央卸売市場として昭和2年(1927年)に開設した第一市場は、永きにわたって、京都市民の食生活や世界に誇る「京の食文化」を支えててきました。
しかしながら、主要建築物の施設の老朽化が進む中、物流の高度化や更なる安全・安心の確保など、今日求められる社会的なニーズに十分に応えられていない状況にあります。
将来にわたって安全・安心な生鮮食料品等を安定的に提供するとともに、世界に誇る「京の食文化」を支え、その魅力を広く発信していくため、「京都市中央市場施設整備基本計画」を策定しました。「基本計画」に基づき、「京都市中央卸売市場第一市場新水産棟整備基本設計」を取りまとめました。
引用資料 京都市情報館
市場施設整備
「京都市中央卸売市場第一市場新水産棟」の延床面積は約42,284㎡です。2018年12月から整備工事に着手し、第1期を2021年度、第2期を2022年度に完成させる予定です。概算工事費は約170億円を見込んでいます。
京都市中央卸売市場第一市場新水産棟の概要
◆ 所在地-京都市下京区朱雀分木町80番地他
◆ 階数-地上3階、塔屋2階
◆ 高さ-20.8m
◆ 建築面積-約29,374㎡
◆ 延床面積-約42,284㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 用途-卸売市場
◆ 竣工-2022年度予定(新水産棟の全体竣工)
見学者用通路(2階)
普段見ることのできない市場の活気ある様子を、安心してゆっくり見学することができる約260mの通路を整備します。外国人観光客に受けそうですね。
プロムナード(3階)
木材を利用した屋根付きの開放感あるプロムナード(回廊)を設置します。
市民交流イベント
京都市民に定着している「食彩市」、「鍋まつり」などの取組を継続します。「和食」や「京の食文化」を支える料理人と連携した体験型イベント等を開催します。
「建築計画概要」です。
新市場施設配置図案
「新水産棟」の完成後、「新青果棟」の整備を進めます。第1期が2025年度、第2期が2028年度の完成を予定しています。再整備により広大な面積の「有効活用地」が生まれます。
JR山陰本線(嵯峨野線)の「丹波口駅」のホームから見た再整備が行われている「京都市中央卸売市場第一市場」です。
丹波口駅(JR山陰本線)
「京都市中央卸売市場第一市場」は、南北に非常に長いので、JR山陰本線(嵯峨野線)の「丹波口駅」が北の玄関口になります。
梅小路京都西駅の周辺が一大観光拠点に!
「京都水族館」の誕生まではめぼしい施設の無かった梅小路公園周辺ですが、「京都水族館」の成功により、次々と新施設が整備されました。更に2019年3月に開業したJR山陰本線(嵯峨野線)の「梅小路京都西駅」が開発に拍車をかけました。周辺では4つのホテルが計画・建設中で、一大観光拠点になりつつあります。
| 固定リンク
« JR嵯峨野線の「梅小路京都西駅」近く (仮称)京都市中央卸売市場第一市場「賑わいゾーン」新築工事 「ホテル エミオン 京都」が2020年6月27日(土)開業! | トップページ | 「梅小路京都西駅」のすぐ西側 京都市中央卸売市場第一市場「賑わいゾーン(南関連棟跡地) 2019年12月29日の状況 »
「61 京都府」カテゴリの記事
- 京都駅の周辺エリア 京都市立芸術大学新キャンパス隣接地(将来活用地)の活用に係る公募の実施!(2023.03.12)
- パナソニックホールディングス 「関西文化学術研究都市」にある研究開発拠点を売却 門真市の本社エリアに集約!(2023.02.16)
- 「龍谷大学」と付属平安中高の施設設備整備事業を一体的に実施 七条大宮のランドマーク「黎明館」龍谷大学大宮キャンパスに誕生!(2023.01.15)
- JR京都線 向日町駅自由通路整備・橋上化事業 概要・デザインが公開 2025年夏頃に一部供用開始予定、2026年冬頃に全面供用開始予定!(2022.12.18)
- JR向日町駅東口 地上36階、高さ128.5mの「JR向日町駅周辺地区第一種市街地再開発事業」 特定業務代行者を「大林組・大鉄工業JV」に決定!(2022.12.13)