JR西日本 三ノ宮駅に「昇降式ホーム柵」を設置 使用開始した2番のりば・3番のりばの「昇降式ホーム柵」
-JR三ノ宮駅-
「JR西日本」では、駅のホームにおける安全性向上を重要な経営課題ととらえ、ハード・ソフトの両面からさまざまな取り組みを進めているところですが、その核となるハード対策として「ホーム柵」の整備を進めています。
JR西日本が開発を進めてきた「昇降式ホーム柵」は、ホームドアの代わりにワイヤーロープを設置し、列車のドアが開く際にワイヤーロープを上昇させる方式のホーム柵です。これまでのホームドアとは異なり、車両のドアの位置や数が変わっても対応出来ます。
「JR三ノ宮駅」では、 「昇降式ホーム柵」の設置工事を進めていましたが、「3番のりば」が2019年10月20日(日)の始発列車から、「2番のりば」が2019年11月22日(金)の始発列車から使用開始しました。
JR三ノ宮駅の昇降式ホーム柵
◆ 設置箇所-2番のりば(JR神戸線):主に尼崎・大阪・京都方面への主に快速・普通電車が発着、3番のりば(JR神戸線):主に西明石・姫路方面への快速・普通列車が発着
◆ 諸元-高さ約1.3m、最大開口約8.5m、柵延長約240m
◆ 使用開始日-<3番のりば>2019年10月20日(日)の始発列車から、<2番のりば>2019年11月22日(金)の始発列車から
JR三ノ宮駅の「1番のりば・2番のりば」です。
2019年11月22日(金)の始発列車から使用開始された「2番のりば」の「昇降式ホーム柵」です。「2番のりば」は、主に尼崎・大阪・京都方面への主に快速・普通電車が発着します。
最大開口約8.5mです。他の駅の「昇降式ホーム柵」は最大開口約13mありますが、三ノ宮駅の「2番のりば」は「特急」が停車しないので、最大開口約8.5mと狭くなっています。
「1番のりば」です。尼崎・大阪・京都方面への特急・新快速・一部の快速が発着します。「1番のりば」への「ホーム柵」の導入は未定です。奥の「神戸阪急ビル東館 建替計画」がかなり高くなっています。
JR三ノ宮駅の「3番のりば・4番のりば」です。
2019年10月20日(日)の始発列車から使用開始された「3番のりば」の「昇降式ホーム柵」です。「3番のりば」は、主に西明石・姫路方面への快速・普通列車が発着します。
最大開口約8.5mです。他の駅の「昇降式ホーム柵」は最大開口約13mありますが、三ノ宮駅の「3番のりば」は「特急」が停車しないので、最大開口約8.5mと狭くなっています。
「4番のりば」です。西明石・姫路方面への特急・新快速・一部の快速が発着します。「4番のりば」への「ホーム柵」の導入は未定です。
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