JR西日本 設置工事が進む「明石駅(3番のりば・4番のりば)」の「昇降式ホーム柵」 使用開始は2020年春頃予定!
-JR明石駅-
「JR西日本」では、駅のホームにおける安全性向上を重要な経営課題ととらえ、ハード・ソフトの両面からさまざまな取り組みを進めているところですが、その核となるハード対策として「ホーム柵」の整備を進めています。
JR西日本が開発を進めてきた「昇降式ホーム柵」は、ホームドアの代わりにワイヤーロープを設置し、列車のドアが開く際にワイヤーロープを上昇させる方式のホーム柵です。これまでのホームドアとは異なり、車両のドアの位置や数が変わっても対応出来ます。
JR明石駅では、国、兵庫県、明石市の協力により、「3番のりば」と「4番のりば」に「昇降式ホーム柵」を設置する工事を行っています。使用開始時期は、2020年春頃の予定です。
JR西日本 ニュースリリース(2018/09/07)
~駅のホームの安全性向上にむけて~ 明石駅3・4番のりばに「昇降式ホーム柵」を設置します
JR明石駅の昇降式ホーム柵
◆ 設置箇所-3番のりば(JR神戸線):主に加古川・姫路方面への特急・新快速電車が発着、新快速・快速電車が発着、4番のりば(JR神戸線):主に三ノ宮・尼崎・大阪方面への特急・新快速電車が発着
◆ 諸元-高さ約1.3m、最大開口約13m、柵延長約240m
◆ 使用開始日-2020年春頃予定
JR明石駅の「3番のりば・4番のりば」です。JR神戸線は、大阪駅-兵庫駅間は「方向別複々線」、新長田駅- 西明石駅間は「線路別複々線」となっています。そのため明石駅では新快速の上下線が同じ島の 「3番のりば・4番のりば」に発着します。
「3番のりば(JR神戸線)」です。主に加古川・姫路方面への特急・新快速電車が発着します。最大開口約13mもあるので、車両のドアの位置や数が変わっても対応出来ます。
「昇降式ホーム柵」のユニットの設置が行われています。
使用開始前なので、このように「ワイヤーロープ」を常に上昇した状態で固定しています。
横から見た様子です。
「4番のりば(JR神戸線)」です。主に三ノ宮・尼崎・大阪方面への特急・新快速電車が発着します。「昇降式ホーム柵」のユニットの設置が行われています。
JR明石駅の「1番のりば・2番のりば」です。快速・普通が発着します。「1番のりば・2番のりば」へのホーム柵の導入は未定です。
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