「電通大阪ビル」の跡地 地上49階、高さ約195mの「(仮称)堂島2丁目計画」 2020年1月21日の状況
-(仮称)堂島2丁目計画-
日本最大手の広告代理店である「電通」の本社は「汐留シオサイト」にありますが、関西支社は大阪市北区堂島の「電通大阪ビル」にありました。「電通大阪ビル」は、1985年には「BCS賞(第26回受賞作品)」を受賞しています。
「電通」の関西支社は、2017年11月13日から「中之島フェスティバルタワー・ウエスト」に移転しています。「電通大阪ビル」は、「東京建物」に売却されています。
「旧電通ビル既存建物解体工事」が完了し、現在は「(仮称)堂島2丁目計画に伴う地下解体工事」が行われています。「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は、2019年2月15日~2020年2月28日(予定)となっています。
シンガポールの不動産会社「ホテルプロパティズ」と「東京建物」がジョイントベンチャー契約を結び、超高層複合ビルを新設します。 最大180室のホテルと最大450戸のマンションが入る予定です。
(仮称)堂島2丁目計画の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区堂島二丁目17番5(地名地番)
◆ 階数-地上49階、地下1階
◆ 高さ-最高部195.00m
◆ 敷地面積-4,828.17㎡
◆ 建築面積-約2,470㎡
◆ 延床面積-約85,000㎡(容積対象面積約57,938㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-共同住宅、ホテル
◆ 建築主-東京建物
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2019年12月上旬予定
◆ 竣工-2024年09月下旬予定
「堂島二丁目特定街区」の範囲です。高さの最高限度は195mとなっています。
引用資料 大阪市・公式ホームページ(2018/08/30)
報道発表資料 大阪都市計画案の公衆縦覧及び意見書の受付を実施します
南東側から見た様子です。「オールケーシング掘削機」により「地中障害物」の撤去が行われています。解体工事の工事名は「(仮称)堂島2丁目計画に伴う地下解体工事」です。解体工事の工期は、2019年2月15日~2020年2月28日(予定)となっています。
南西側から見た様子です。
北西側から見た様子です。
「(仮称)堂島2丁目計画」の建築計画のお知らせです。高さは最高限度195mいっぱいの195.00mです。容積率は容積対象面積約57,938㎡÷4,828.17㎡=1,200%となっています。
建築計画のお知らせの「東立面図」です。最高部の高さが195.00mです。
建築計画のお知らせの「配置図」です。平行四辺形で、なおかつ北西側と南東側がアール状になっています。
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