地上20階、高さ約100m、延床面積約111,000㎡の「広島駅ビルの建替え計画 JR西日本が「2020年度の工事概要」を発表!
-広島駅ビルの建替え計画-
「西日本旅客鉄道(JR西日本)」では、「JR西日本不動産開発」および「中国SC開発、ジェイアール西日本ホテル開発」と共に、2014年9月に広島市が策定した「広島駅南口広場の再整備等に係る基本方針」に基づいて、広島駅ビルの建替えを検討してきました。
「広島市の「広島駅南口広場の再整備などにおける魅力的な駅前空間の創出について」に合わせて、「広島駅ビルの建替え計画」の概要がまとまりました。
引用資料 JR西日本(2019/03/15)
広島駅ビルの建替え計画について
新駅ビルは、広島・瀬戸内の玄関にふさわしく、広島に新たな賑わいや交流、感動を創出する施設となることを目指し、商業・ホテル・駐車場を導入します。
特に、駅ビル2階の路面電車が進入する空間は、広島駅中央口改札や新幹線口改札から段差なくフラットに繋がり、駅と歩行者空間、商業施設が一体となった魅力的な空間を創出します。
● 2020年度の工事概要を発表!
2019年10月より広島駅ビル建替えに向けた準備工事を進めていますが、工事計画がまとまりました。2020年3月31日の「ひろしま駅ビルASSE(アッセ)」閉館後より、本体工事に着手します。
引用資料 JR西日本(2020/03/10)
広島駅ビル建替えの本体工事着手について
広島駅ビルの建替え計画の概要
◆ 所在地-広島県広島市南区松原町2番37他
◆ 階数-地上20階、地下1階
◆ 高さ-約100m
◆ 建築面積-約14,000㎡
◆ 延床面積-約111,000㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-商業、ホテル、駐車場
◆ 客室数-400室規模
◆ 建築主-西日本旅客鉄道(JR西日本)
◆ 基本設計・監修-ジェイアール西日本コンサルタンツ・東畑建築事務所設計共同体
◆ 実施設計-広島駅南口ビル新築他工事特定建設工事共同企業体(大林組・広成建設JV)
◆ 施工者-広島駅南口ビル新築他工事特定建設工事共同企業体(大林組・広成建設JV)
◆ 準備工事着手-2019年10月末
◆ 現駅ビル閉館-2020年03月31日予定
◆ 現駅ビル撤去工事着手-2020年04月予定
◆ 駅ビル新築工事着手-2021年春予定
◆ 新駅ビル開業-2025年春予定
◆ 全体事業費-約600億円
「広島駅ビル建替え工事範囲」です。新駅ビルは南側に伸びて奥行きが現駅ビルの2倍くらいになります。
「広島駅ビル建替え2020年度の工事概要(1F)2020年4月~」です。
「広島駅ビル建替え2020年度の工事概要(地下・2F)2020年9月~」です。2020年9月から「地下道南口改札」および「南北地下自由通路」は閉鎖されます。
ひろしま駅ビルASSE(アッセ)
「ひろしま駅ビルASSE(アッセ)」を南東側から見た様子です。1965年開業の「ひろしま駅ビルASSE(アッセ)」は、2020年3月31日に閉館します。
「ひろしま駅ビルASSE(アッセ)」を南側から見た様子です。
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