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2020年3月10日 (火)

なにわ筋線の工事施行認可を取得! Part8・「南海本線」と「なにわ筋線」は平面交差で合流・分岐!

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-大阪都市計画都市高速鉄道なにわ筋線-

 「大阪都市計画都市高速鉄道なにわ筋線」は、2023年春開業予定の「(仮称)北梅田駅」と、「JR難波駅」及び南海本線の「新今宮駅」をつなぐ路線です。

 JR阪和線、南海本線を介して、西日本最大の鉄道ターミナルである梅田ターミナル、大阪市の主要鉄道ターミナルである難波ターミナル及び天王寺ターミナル、国土軸との結節点となる新大阪駅及び関西国際空港とを直結する機能を有します。

大阪都心ならびに京阪神圏の各拠点都市と関西国際空港とのアクセス性の強化等、広域鉄道ネットワークの拡充に資する事業で、関西の最重要プロジェクトと言っても過言ではありません。

● なにわ筋線の工事施行認可を取得!
 鉄道建設については、工事を必要とする鉄道施設について工事計画を定め、国土交通大臣より認可を受ける必要があります。2019年10月15日になにわ筋線の工事施行認可申請を行っていましたが、2020年2月28日に認可を受けました 。

 関西高速鉄道株式会社(PDF:2020/02/28)
 なにわ筋線の工事施行認可を取得しました  

 引用資料 大阪市・公式HP(2020/02/28)
 大阪都市計画都市高速鉄道なにわ筋線の環境影響評価について
 
なにわ筋線の概要
◆ 建設延長-約7.2㎞(複線)
◆ 中間駅-(仮称)中之島駅、(仮称)西本町駅、(仮称)南海新難波駅
◆ 事業スキーム-地下高速鉄道整備事業費補助による上下分離方式(想定)
◆ 整備主体-関西高速鉄道株式会社
◆ 営業主体-JR西日本(西日本旅客鉄道)、南海電気鉄道
◆ 開業目標-2031年春予定
◆ 総事業費-約3,300億円


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「掘割区間、擁壁区間、高架区間」です。


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「高架構造物の存在による電波障害の予測」です。「大阪市立木津中学校」の東側付近で「南海本線」と「なにわ筋線」が合流・分岐します。


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「南海本線」と「なにわ筋線」が合流・分岐する部分のイメージです。


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ア ップです。私は、上り線は「平面交差」、下り線は「立体交差」と予想していました。イメージを見る限りで下り線も「平面交差」になるようです。スペース的に「立体交差」 にす余裕が無かったのかも知れません。


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平面交差の弊害

 平面交差にすると弊害が生まれます。「南海本線」のなんば行きと「なにわ筋線」の関西空港方面が平面交差してしまいます。列車の本数が多い時間帯では、「阪急淡路駅」のように信号待ちが発生する可能性があります。


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「新今宮駅」のホームから見た「南海本線」と「なにわ筋線」が合流・分岐する部分です。写真に見える「大阪市立木津中学校」の東側付近で合流・分岐します。


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「今宮戎駅」のホームから見た「南海本線」と「なにわ筋線」が合流・分岐する部分です。


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地上から見た「南海本線」と「なにわ筋線」が合流・分岐する部分です。写真左側が「大阪市立木津中学校」です。



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