総投資額約2,000億円「日本電産グループ」新拠点の玄関口 JR向日町駅東口に地上36階、高さ約100mの超高層ビル建設!
-JR向日町駅-
「日本電産」は、本社に隣接するJR向日町駅東側の農地約60,000㎡を取得し、第二本社やグループ企業の新拠点計4棟を2030年までに建設する構想を正式発表しています。
最終的には、現本社を含めて一帯で最大5,000人が働く見込みです。最寄りの駅は「JR向日町駅」ですが、日本電産側の駅の東側に改札口がありません。そこで、駅の東側に「東口」を整備する計画が進んでいます。
● 地上36階、高さ約100mの超高層ビル建設!
京都府向日市は2月21日に、JR向日町駅東口開設に伴う関連事業で、検討されているビルはの規模は、地上36階、高さ約100m、総戸数最大300戸程度の想定していることを明らかにしました。
京都新聞(2020/02/23)
JR向日町駅東に高さ100メートル、36階ビル建設へ 住宅最大300戸、市会で説明
向日市は「最終的には事業者が判断する」とした上で、居住需要が高いことからマンション建設を見込んでいます。一帯の再開発について、2020年度早々にもJR西日本などとの基本合意を目指します。
このあたりに「東口」を整備する予定です。東側には貨物線跡の低未利用地があります。
「東口駅ビル」および「東口駅前広場」の整備予定地です。奥に「日本電産本社・中央開発技術研究所」が一部見えます。
「JR向日町駅東側地域航空写真」です(国土交通省の資料を引用)。
「JR向日町駅東口関連事業用地」です。敷地面積約8,600㎡を想定しています(国土交通省の資料を引用)。
日本電産(Nidec)の新拠点
「日本電産」は、本社に隣接するJR向日町駅東側の農地約60,000㎡を取得し、第二本社やグループ企業の新拠点計4棟を2030年までに建設する構想を正式発表しています。
引用資料 日本電産(PDF:2019/01/08)
日本電産グループ新拠点の建設構想について
現本社を含めて一帯で最大5,000人が働く見込みで、総投資額は約2,000億円、関西でも屈指の規模となる企業拠点が整備されます。新設される予定のJR向日町駅の東口は、「日本電産」の新拠点の玄関口になります。
新拠点概要
◆ 所在地-京都府向日市森本町
◆ 敷地面積-約60,000㎡
◆ 延床面積-約154,700㎡
◆ 建物構成-事務所棟×1棟(第二本社:地上15階、延床面積約33,600㎡)、生産研究棟×3棟(A棟:地上6階、延床面積約24,200㎡、B棟:地上8階、延床面積約50,100㎡、C棟:地上9階、延床面積約46,800㎡)
◆ 投資予定額-土地・建物、設備等 総額約2,000億円
竣工時期(予定)
◆ 第一期-2022年03月予定(A棟、C棟一部)
◆ 第二期-2025年~2026年予定(B棟、C棟残り)
◆ 第三期-2030年予定(第二本社)
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