大丸心斎橋店北館改修 そごう(SOGO)の名残りである「ちきり」をイメージした装飾パネルの撤去 2020年3月25日の状況
-大丸心斎橋店北館改修-
「大丸心斎橋店 本館」が、2019年9月20日にグランドオープンしたのに伴い、「大丸心斎橋店 北館」は、商業施設「PARCO(パルコ)」と専門店街としてリニューアルするために休館しています。
「J.フロント リテイリング」は、現在改装している「大丸心斎橋店 北館」の再オープンを2021年春から2020年秋に前倒しする方針を明らかにしています。工期の見直しなどで半年前倒しします。
改修工事の工事名は「大丸心斎橋店北館改修」で、「竹中工務店」の施工により行われています。「労災保険関係成立票」によると改修工事の工期は、2019年10月15日~2020年9月1日(予定)になっています。
● パルコを完全子会社化!
「北館」は「本館」のような従来の百貨店では無く、地下2階~地上7階には「パルコ」が出店、地上8階~14階は「大丸松坂屋百貨店」の不動産事業部が運営する事になります。
「J.フロントリテイリング」は2019年12月26日に、パルコ(東証一部上場)の「公開買付(TOB)」を実施し、完全子会社化すると発表しました。買付総額は約658億円です。
J.フロント リテイリング(PDF:2019/12/26)
株式会社パルコの完全子会社化について
「J.フロントリテイリング」は、「パルコ」の発行株式の64.98%をすでに取得しており、連結子会社化していますが、グループとしての抜本的かつ機動的な事業ポートフォリオの変革を、スピード感をもって推し進めていくために、両社の連携をさらに深め、経営資源を集中していくことが必要であり、完全子会社とすることが必要であると判断したものです。
完全子会社後には、連結子会社である「大丸松坂屋百貨店」の不動産事業をパルコに移管し、グループ資源の集約と管理・開発機能の一元化を図ることで、グループの不動産事業については基本的にパルコが主導して発展させていくことを想定しています。
「大丸心斎橋店北館」を南西側から見た様子です。外壁に「養生ネット」が設置されています。
西側から見た様子です。
既存の装飾のパネルが撤去されて、残っているのは南側の一部となりました。
外壁の外側に装飾のパネルが設置されています(養生ネット設置前に撮影)。
ちきり
「そごう(SOGO)」のロゴマークは創業以来、初代十合伊兵衛の生家・絹屋の家紋である「ちきり」を丸で囲んだ「まるちきり」が使われています。「大丸心斎橋店 北館」となっても外壁の改修工事は行われなかったので、「ちきり」をイメージした装飾パネルはそのまま残っています(養生ネット設置前に撮影)。
北西側から見た様子です。
改修工事の工事名は「大丸心斎橋店北館改修」で、「竹中工務店」の施工により行われています。
「労災保険関係成立票」によると改修工事の工期は、2019年10月15日~2020年9月1日(予定)になっています。
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