理化学研究所 最新のスーパーコンピューター「富岳」を1年前倒しで運用開始 新型コロナウイルスに対する薬の開発などに利用!
-富岳(ふがく)-
「理化学研究所」は、「新型コロナウイルス」に対する薬の開発などに利用するため、整備途中の最新のスーパーコンピューター「富岳(ふがく)」の運用を1年前倒しで始めたと公表しました。
引用資料 理化学研究所(2020/04/07)
新型コロナウイルス対策を目的としたスーパーコンピュータ「富岳」の優先的な試行的利用について
NHK(2020/04/07)
治療薬開発などに利用 スパコン「富岳」前倒しで運用開始
理化学研究所は、神戸市にある施設で最新のスーパーコンピューターである「富岳」を、2021度中の運用開始を目指して整備を進めてきていて、現在はラックと呼ばれる計算装置の設置が全体の4分の3まで完了しています。
そうした中、大学の研究者などと共同して行う新型コロナウイルスの治療薬の候補を探す研究や、感染の広がりや経済への影響をシミュレーションする研究など、新型コロナウイルス関連の4つの課題に利用するため、1年前倒しして「富岳」の運用を開始したと公表しました。
理化学研究所によると「富岳」は整備途中ですが、計算速度は、一時、世界で最も速かったスーパーコンピューター「京」のすでに8倍程度になり、国内では最速になる見込みだということです。
「スーパーコンピュータ「富岳(開発・整備中)」です。
当初の「タイムライン」です。1年前倒しで試行的利用開始されます。
1棟に見えますが、2棟のハイブリッド構造です。白っぽい「計算機棟」を囲むように、ガラスカーテンウォールの「研究棟」が整備されています。スーパーコンピュータの「京(英語名:"K computer")」を稼働させるために建設されました。
「富岳」は、役目を終えた「京」を撤去して設置作業が行われています。「富岳」は、最終的には「京」の約100倍の性能と、世界最高水準の実用性を目指しています。
「熱源機械棟」です。計算機棟を冷却させる冷却設備が入っています。
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