姫路市 病棟数736床の大病院「県立はりま姫路総合医療センター(仮称)病院棟外建築工事」 2020年4月14日の建設状況
-県立はりま姫路総合医療センター(仮称)-
昨日(4月14日)、どうしても姫路駅前に行かなければならない用事があったので、そのついでに「3密」を避けて撮影してきました。日本全国の色々な場所で工事がストップしていますが、この現場は稼働していました。
「県立はりま姫路総合医療センター(仮称)」は、「兵庫県立姫路循環器病センター(350床)」と「製鉄記念広畑病院(392床)」の統合再編に伴う新病院の整備プロジェクトです。病床数は兵庫県立病院で最大の736床を計画しています。
整備場所はJR姫路駅東側の再開発地区「キャスティ21」のイベントゾーン高等教育・研究エリアの敷地面積約30,000㎡です。兵庫県は、「県立姫路循環器病センターと製鉄記念広畑病院の統合再編基本計画」に基づき、播磨姫路圏域において、安定的・継続的に高度で良質な医療を提供するため、2022年度上期の開院を目指し、新病院整備を推進しています。
「県立はりま姫路総合医療センター(仮称)病院棟外建築工事」の起工式が2019年9月6日に現地で執り行われました。2021年11月末の完成と2022年度上期の開院を目指しています。事業主は「兵庫県」、設計者・監理者は「梓設計」、施工者は「大林組、阿比野建設、北村工務店JV」となっています。
引用資料 兵庫県・公式HP(2019/10/18)
県立はりま姫路総合医療センター(仮称)整備計画の概要
県立はりま姫路総合医療センター(仮称)の概要
◆ 所在地-兵庫県姫路市神屋町(キャスティ21イベントゾーン「高等教育・研究エリア」内)
◆ 階数-地上12階、塔屋2階(病院棟)、地上5階(教育研修棟)、地上2階(放射線治療棟)
◆ 高さ-57.5m(病院棟)、26.3m(教育研修棟)、10.3m(放射線治療棟)
◆ 敷地面積-約30,000㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約58,945㎡(病院棟)、約8,401㎡(教育研修棟)、約1,757㎡(放射線治療棟)
◆ 構造-鉄骨造(病院棟)、鉄筋コンクリート造(教育研修棟、放射線治療棟)
◆ 地震対策-免震構造(病院棟)、耐震構造(教育研修棟、放射線治療棟)
◆ 用途-病院、獨協学園の医療系高等教育・研究機関、兵庫県立大学の医産学連携拠点
◆ 診療科-34科「<内科系>総合内科(内科)、循環器内科、神経内科、糖尿病・内分泌内科、消化器内科、腎臓内科、呼吸器内科、腫瘍内科、血液内科、感染症内科、緩和ケア内科、<外科系>外科、心臓血管外科、脳神経外科、消化器外科、乳腺外科、呼吸器外科、整形外科、形成外科、歯科口腔外科、<その他>皮膚科、泌尿器科、眼科、耳鼻咽喉・頭頸部外科、放射線診断科、放射線治療科、膠原病科、リハビリテーション科、病理診断科、救急科、精神科、麻酔科、産婦人科、小児科」
◆ 病棟数-736床(一般病床720床、精神病床16床)
◆ 建築主-兵庫県
◆ 設計者・監理者-兵庫県、梓設計
◆ 施工者-大林・阿比野・北村特別共同企業体(大林組、阿比野建設、北村工務店JV)
◆ 着工-2019年09月06日(起工式)
◆ 竣工-2021年11月30日予定
◆ 開院-2022年度上期予定
「断面図」です。
「配置図」です。姫路駅からイベントゾーンに至る賑わいの路を形成(2階レベルでのデッキ接続)します。
「県立はりま姫路総合医療センター(仮称)病院棟外建築工事」の建設現場をJRの車窓から見た様子です。西隣は「(仮称)姫路市文化コンベンションセンター等新築工事」の建設現場です。
更に東側です。
更に東側です。
東端です。
南東側から見た様子です。
内部の様子です。奥は「(仮称)姫路市文化コンベンションセンター等新築工事」の建設現場です。
北東側から見た様子です。
北西側から見た様子です。
本体工事の計画名は「県立はりま姫路総合医療センター(仮称)病院棟外建築工事」と非常に長いです。「梓設計」と共に「兵庫県」も設計者・監理者となっています。
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