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2020年5月30日 (土)

岐阜市の新たな司令塔 堅牢堅固な災害対策の指揮命令拠点施設 地上18階、高さ約84mの「岐阜市新庁舎」

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-岐阜市新庁舎-

 「岐阜市」は2018年4月27日に、老朽化した現庁舎に代わる新庁舎の「起工式」を建設予定地で執り行いました。建設地は、現庁舎の北側にある国立大学法人岐阜大学医学部等の移転に伴う跡地です。

 引用資料 岐阜市・公式HP
 新庁舎実施設計説明書について

 新庁舎の事業費は、基本・実施設計を通じ、事業用地の拡張といった高い事業効果を生み出す、隣接民有地や県道一部敷地の取得費20.0億円(税込)を含め、2020年3月の再積算では、266.7億円(税込)としています。その中で、庁舎建設に伴う事業費は、「新庁舎188.0億円、立体駐車場29.3億円、外構3.2億円(いずれも税込)」となっています。

岐阜市新庁舎の概要
◆ 所在地-岐阜県岐阜市司町40番地1ほか
◆ 階数-(新庁舎)地上18階、塔屋2階、地下0階、(新庁舎立体駐車場)地上5階、塔屋1階、地下0階
◆ 高さ-(新庁舎)最高部84.45m、(新庁舎立体駐車場)最高部24.85m
◆ 敷地面積-約20,398㎡(施設全体)
◆ 建築面積-(新庁舎)約5,745㎡、(新庁舎立体駐車場)約3,869㎡
◆ 延床面積-(新庁舎)約39,504㎡、(新庁舎立体駐車場)約17,138㎡
◆ 構造-(新庁舎)鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、(新庁舎立体駐車場)PC造
◆ 基礎工法-(新庁舎)直接基礎、(新庁舎立体駐車場)直接基礎
◆ 地震対策-(新庁舎)基礎免震構造「積層ゴム⽀承、転がり⽀承、オイルダンパー」、(新庁舎立体駐車場)耐震構造
◆ 用途-(新庁舎)市庁舎、(新庁舎立体駐車場)自動車車庫
◆ 建築主-岐阜市
◆ 設計者・監理者-佐藤総合計画・司・Ai設計共同体
◆ 施工者-(新庁舎) 大日本・市川・岐南・共栄特定建設工事共同企業体「大日本土木、市川工務店、岐南興業、共栄土木建築JV」、(新庁舎立体駐車場)大日本・松永・玉田特定建設工事共同企業体「大日本土木、松永建設、玉田建設JV」
◆ 着工-2018年04月27日(起工式)
◆ 竣工-2021年03月予定
◆ 開庁-2021年04月予定


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「県道岐阜各務原線から観た新庁舎」です。


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「金華橋通りの南側から観た新庁舎」です。


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架構パース(新庁舎・立体駐車場)
 
国の基準において、耐震安全性の分類が「Ⅰ類」となる災害対策の指揮命令拠点施設の「新庁舎」は、「特に構造体の耐震性能の向上を図るべき施設」と位置づけられていることから、大規模地震後、構造体の補修をすることなく使用できるよう、通常の建築物の1.5倍に相当する耐震性能を備える「堅牢堅固(けんろうけんご)」な造りです。


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「新庁舎の断面図」です。


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「新庁舎の配置図」です。


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「新庁舎の位置図」です。建設地は、新庁舎の北側にある国立大学法人岐阜大学医学部等の移転に伴う跡地です。



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