岐阜県の新たな司令塔 堅牢堅固な災害対策の中枢拠点 地上21階、高さ約106mの「岐阜県庁舎(行政棟・議会棟等)建設工事」
-岐阜県庁舎-
自宅前の田んぼに水が張られて、昨夜からカエルの大合唱が始まりました。コロナ禍の中でもちゃんと季節は進んでいます。都会の方はカエルの大合唱はうるさいと感じるかも知れませんが、私は高知の実家が農家だったので、カエルの大合唱は好きです。
本題に戻って、現在の県庁舎は、1966年に竣工して以来53年がが経過し、老朽化が進んでおり、大規模地震発生時に災害対策の中枢拠点としての耐震性が十分に確保されていないことから、建替えの準備を進めてきました。
2019年7月26日に、新県庁舎の「起工式」を建設予定地(現県庁舎東側)で開催しました。起工式に先立ち施工業者主催の安全祈願祭が執り行われたほか、新県庁舎の模型が披露されました。
岐阜県 公式ホームページ
岐阜県新県庁舎の建設について
新県庁舎は、岐阜県の災害対策の中枢拠点として耐震性を十分に確保し、ユニバーサルデザインにも配慮しています。建設工事費(税込・予算額ベース)は、524億円(行政棟445億円、議会棟79億円)です。
岐阜県庁舎の概要
◆ 計画名-岐阜県庁舎(行政棟・議会棟等)建設工事
◆ 所在地-岐阜県岐阜市薮田南地内
◆ 階数-(行政棟)地上21階、塔屋2階、地下0階、(議会棟)地上6階、地下0階
◆ 高さ-(行政棟)約106m *他に鉄塔等あり、(議会棟)約32m
◆ 敷地面積-158,561㎡(公園等を含む)
◆ 建築面積-(行政棟)約7,637㎡、(議会棟)約3,312㎡
◆ 延床面積-(行政棟)約68,303㎡、(議会棟)約13,937㎡
◆ 構造-(行政棟)鉄骨造、(議会棟)鉄骨造
◆ 基礎工法-(行政棟)既製コンクリート杭、(議会棟)既製コンクリート杭
◆ 地震対策-(行政棟)免震構造、一部耐震構造、(議会棟)耐震構造
◆ 用途-県庁舎
◆ 建築主-岐阜県
◆ 設計者-日建・大建・岬設計共同体(日建設計、大建設計、岬建築事務所JV)
◆ 施工者-前田・大日本・TSUCHIYA・岐建特定建設工事共同企業体(前田建設工業、大日本土木、TSUCHIYA、岐建JV)
◆ 着工-2019年07月01日(着工)、2019年07月26日(起工式)
◆ 竣工-2022年05月31日予定
◆ 建設工事費-524億円(行政棟445億円、議会棟79億円)*税込・予算額ベース
「新県庁舎外観」です。
「各階の構成(北面)」です。20階には「展望ロビー」が設けられます。
「配置計画」です。現庁舎の東隣の平面駐車場があった場所に建設されています。
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