岡山市本庁舎等整備基本計画 新市役所は「岡山城」をイメージした迫力のあるデザイン 建て替え事業でイメージ図を公表!
-岡山市本庁舎等整備基本計画-
「岡山市」は5月22日に、老朽化した市役所本庁舎の建て替え事業でイメージ図を公表しました。企画競争には4社の応募があり、「山下設計・丸川建築設計共同企業体」が設計担当に決定しました。
引用資料 岡山市・公式HP(2020/05/22)
岡山市本庁舎等整備について
新庁舎は、地上15階、地下2階で、「岡山城」をモチーフにしており、各階にひさしを設けて天守閣の屋根の重なり合いを表現しました。建物北側は城郭のような段々状の広場とし、イベントを開いて中心市街地のにぎわい創出にも活用します。建物内は危機管理部門や消防局などを集約するフロアを設け、災害時の連携を強化します。
敷地面積は約14,060㎡です。許容容積率は453%で、約14,060㎡×453%=約63,692㎡となります。容積対象面積約63,692㎡までの新庁舎が建設可能です。
今後、設計作業に入り、提案図をベースに検討を進めていきます。2021年度末までに設計を終え、2022年度に着工、2026年度の供用開始を目指します。概算事業費は約302億円で、うち約47億円を国の交付税で充当します。
岡山市本庁舎等整備の概要
◆ 所在地-岡山県岡山市北区大供一丁目1番1号
◆ 階数- 地上15階、塔屋あり、地下2階
◆ 敷地面積-約14,060㎡
◆ 延床面積-約63,692㎡(新庁舎が建設可能な容積対象面積)
◆ 構造-(免震層下部)鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造、(免震層上部)鉄骨造、PC造、CLT
◆ 基礎工法-直接基礎、一部杭基礎(管理人の推測)
◆ 地震対策-中間階免震構造(1階と2階の間に免震層を設置)
◆ 用途-市庁舎
◆ 建築主-岡山市
◆ 設計者-山下設計・丸川建築設計共同企業体
◆ 着工-2022年度予定
◆ 供用開始-2026年度予定
◆ 概算事業費-約302億円(うち約47億円を国の交付税で充当)
(備考) 構造の「PC造」は「プレキャストコンクリート造」で、 「CLT」は、「Cross Laminated Timber(クロス・ラミネイティド・ティンバー)」の略称で、ひき板を並べた層をクロスに重なるように板を貼り合わせた、木の塊のような分厚い素材です。
1期工事の「断面イメージ図」です。 階数は、地上15階、塔屋あり、地下2階で、15階には「展望回廊」が設けられます。地震対策として、1階と2階の間に「免震層」を設ける「中間階免震構造」が採用されます。
全体の「断面イメージ図」です。
1階の「施設配置イメージ」です。
「アプローチイメージ図」です。
「整備手順」です。
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