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2020年6月17日 (水)

JR西日本 奈良線の山城青谷駅橋上化 概要および外観イメージを公表 城陽市の自然豊かな青谷地域の玄関となる駅舎!

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-山城青谷駅(やましろあおだにえき)-

 JR奈良線の山城青谷駅橋上化については、2019年に「城陽市」と「JR西日本」の間で協定を締結し、2022年度末の開業に向けて、準備を進めていますが、駅設備等の概要が決まりました。工事については、2020年度冬頃着手します。

 引用資料 JR西日本(PDF:2020/06/16)
 奈良線 山城青谷駅橋上化の概要について

 JR西日本は、「JR奈良線の高速化・複線化の第二期事業」を行っていますが、「城陽駅-長池駅-山城青谷駅-山城多賀駅」間は単線ですが、「JR奈良線の高速化・複線化の第二期事業」の対象外です。

計画概要
◆ 駅概要-橋上駅舎(鉄骨造約249㎡)、ホーム(相対式2面2線)、幅員(2.7m~5.5m)、柵内外兼用エレベーター(2基:各ホーム1基)、簡易自動改札(2通路)、券売機1台
◆ 自由通路-有効幅員5.0m、総延長100m(線路上空通路は延長28m)、公衆トイレ1箇所(多機能トイレ含む)


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自由通路外観イメージ(西側)

 駅舎の特徴として、「山城青谷の歴史と未来をつなぎ、自然溢れる地域拠点としての駅」をコンセプトに、城陽市の自然豊かな青谷地域の玄関となる駅舎を計画しました。

 中でも鎌倉時代から地域に親しまれてきた青谷梅林や、明治の紀行文である青谷絶賞でも紹介された青谷地域の山並みといった地域の名所を随所で感じられるような駅舎デザインとしています。


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JR西日本の奈良線の複線化事業

 JR西日本の奈良線は、第1期高速化・複線化事業として、「京都駅~JR藤森駅」間および「宇治駅~新田駅」間の複線化が2001年3月に完成しました。

 続く第2期事業として、「JR藤森駅~宇治駅」間の約9.9km、「新田駅~城陽駅」間の約2.1km、「山城多賀駅~玉水駅」間の約2.0kmの合計3ヶ所(約14.0km)が複線化される予定です。全体事業費369億円(予定)です。事業費負担の内訳は、京都府補助138億円、関係市町補助138億円、JR西日本93億円となっています。

 引用資料 JR西日本
 奈良線第2期複線化事業 奈良線の更なる安全・安定輸送をめざし14.0kmの複線化と駅改良工事を進行中

 これにより、奈良線全線34.7kmは、64%にあたる計22.2kmが複線化され、「京都駅~城陽駅」間はすべて複線となります。大和路線(関西本線)の「奈良駅~木津駅」間は複線化されているので、第2期事業が完成すると京都駅~奈良駅間で、複線化されていないのは、残り12.5kmだけとなります。


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「城陽駅-長池駅-山城青谷駅-山城多賀駅」間は単線ですが、「JR奈良線の高速化・複線化の第二期事業」の対象外です。


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「山城青谷駅(やましろあおだにえき)」です。「山城青谷駅」は、相対式2面2の地上駅です。屋根の無い「跨線橋」を渡って反対側のホームに行く事が出来ます。


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「山城青谷駅」のホームです。



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