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2020年6月11日 (木)

鹿児島市の中心市街地「天文館」 延床面積約37,000㎡の大規模複合施設「千日町1・4番街区第一種市街地再開発事業」

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-千日町1・4番街区第一種市街地再開発事業-
 「千日町1・4番街区第一種市街地再開発事業」は、大正年間から営々と築かれてきた鹿児島市の中心市街地「天文館(てんもんかん)」の中で、鹿児島市電「天文館通」電停に面する老舗タカプラを中心に「L字型」に広がる敷地面積6,086.89㎡の敷地を一体として活用した再開発プロジェクトです。

 引用資料 公式ホームページ
 千日町1・4番街区 市街地再開発組合

 概要は、地上15階、地下1階、高さ64.00m、延床面積36,693.96㎡です。1階~4階までが「商業スペース」、5階・6階が「オフィス」、4階・5階の一部に「鹿児島市の図書館」、6階には「ホール」、7階~14階までが「ホテル」、最上階に「レストラン」を設けます。2019年12月26日に鹿児島県知事も出席して「安全祈願祭」を執り行われ、2020年1月初旬に着工しました。 

●  基礎工法は既成コンクリート杭
 私は構造ヲタなので「基礎工法」が気になってしかたがありません。基礎工法ですが、「千日町1・4番街区市街地再開発組合」の公式HPの2020年5月24日の建設現場の写真を見ると「既成コンクリート杭」を建込んでいます。基礎工法は「既成コンクリート杭」だと思われます。

 千日町1・4番街区市街地再開発組合 再開発ダイアリー
 千日町1・4番街区の今(千日町1・4番街区の今)

千日町1・4番街区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-鹿児島県鹿児島市千日前1番1他53筆
◆ 交通-鹿児島市電「天文館通」電停すぐ
◆ 階数-地上15階、地下1階
◆ 高さ-64.00m
◆ 敷地面積-6,086.89㎡
◆ 延床面積-36,693.96㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-既成コンクリート杭(再開発組合の建設現場の写真から推測)
◆ 用途-物販、飲食、集会場、事務所、ホテル
◆ 建築主-千日町1・4番街区市街地再開発組合
◆ 設計者-(基本設計)アール・アイ・エー、(実施設計)アール・アイ・エー・東条設計JV
◆ 施工者-大和ハウス工業
◆ 着工-2019年12月26日(安全祈願祭)、2020年01月初旬(着工)
◆ 竣工-2021年12月予定
◆ 開業-2022年春予定


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「見上げ(完成パース)」です。


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「屋上庭園(完成パース)」です。


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「広場昼景(完成パース)」です。


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鹿児島市立 まちなか図書館(仮称)
 「鹿児島市」が再開発ビル内に整備予定の「鹿児島市立まちなか図書館(仮称)」について、基本計画(素案)のパブリックコメント手続を実施し、その結果が公表されています。

 引用資料 鹿児島市・公式HP(2019/12/26)
 鹿児島市立まちなか図書館(仮称)基本計画(素案)に係るパブリックコメント手続の実施結果及び鹿児島市立まちなか図書館(仮称)基本計画の公表


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「1・4番街区再開発ビル位置図」です。敷地は「L字型」です。



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