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2020年6月 2日 (火)

名古屋市の栄地区に高層ビルが続々 「第一生命保険、鹿島建設、ノリタケカンパニーリミテド」が、地上20階、延床面積約40,000㎡の大規模オフィスビル建設!

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-名古屋市の栄地区に高層ビルが続々-

 再開発が進む名古屋市の栄地区にまた高層ビルの建設計画が浮上しました。「第一生命保険、鹿島建設、ノリタケカンパニーリミテド」は、愛知県名古屋市中区新栄町二丁目において、3社共同でのオフィスビル開発に関する検討を開始することとなりました。

 引用資料 ノリタケカンパニーリミテド(PDF:2020/06/01)
 名古屋市中区栄エリアにおけるオフィスビル共同開発検討開始のお知らせ

 ビルの建設が計画されている場所には、現在、北側に「ノリタケ栄ビル」、中央に「鹿島中部支店ビル」、南側に「栄第一生命ビル」の3棟が並んでいます。いずれも築年数が一定程度経過し、その後の不動産の有効活用を考える中で、3社が協力し合うことが有益であるとの考えに至りました。

 敷地面積は合わせて約3,400㎡です。計画では、地上20 階、地階あり、延床面積約40,000㎡、用途は「オフィス、一部店舗」を予定しています。現在のビルの取り壊しや、新たなビルの開業の時期は未定となっています。


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「広域図」です。


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中日ビル建替計画
 「中日新聞社」と子会社の「中部日本ビルディング」は、「中日ビル(中部日本ビルディング)」建て替えの基本計画を発表しています。地上31階、塔屋2階、地下4階、高さ約170mの超高層ビルに建て替えられます。

 引用資料 中日ビル(PDF:2019/02/15)
 中日ビル建て替えの基本計画について

 23階~31階の高層部には、三菱地所グループの「ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツ」が約250室のホテルを出店します。ホテルは高級感のある宿泊主体型となる予定です。

 三菱地所(PDF:2019/02/15)
 「中日ビル」建て替えを三菱地所グループがサポート ~新ビルにはロイヤルパークホテルズが出店~

中日ビル(中部日本ビルディング)建て替えの概要
◆ 計画名-中日ビル建替計画
◆ 所在地-愛知県名古屋市中区栄四丁目1番1号
◆ 階数-地上31階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部約170m
◆ 敷地面積-約6,857㎡
◆ 建築面積-約5,950㎡
◆ 延床面積-約113,000㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、ホテル、商業施設、多目的ホール、駐車場、地域冷暖房施設(DHC)
◆ 客室数-約250室
◆ 建築主-中日新聞社、中部日本ビルディング
◆ プロジェクトマネジメント-三菱地所
◆ コンストラクションマネジメントー三菱地所設計
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体-2019年04月01日~2022年2月28日予定
◆ 着工-2020年度予定
◆ 竣工-2024年度予定


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錦三丁目25番街区市有地等活用事業
 名古屋市の栄地区の中心地に位置する錦三丁目25番街区において、公有地を活用し、栄地区の魅力向上を先導する再開発をすすめるため、事業提案募集を実施しました。

 錦三丁目25番街区市有地等活用事業提案募集評価委員会議での評価結果を受け、事業候補者が決定しています。事業候補者は「(代表構成員)三菱地所、(構成員3社)日本郵政不動産、明治安田生命保険、中日新聞社」です。

 引用資料 名古屋市・公式HP(2020/03/24)
 錦三丁目25番街区市有地等活用事業の事業候補者決定について

錦三丁目25番街区市有地等活用事業の概要
◆ 所在地-愛知県名古屋市中区錦三丁目25番
◆ 階数-地上36階、地下4階
◆ 高さ-約200m
◆ 敷地面積-4,866.40㎡
◆ 建築面積-約4,300㎡
◆ 延床面積-約99,500㎡(容積率約1,860%)
◆ 用途-ホテル、オフィス、シアター、店舗、駐車場等
◆ 事業候補者-(代表構成員)三菱地所、(構成員3社)日本郵政不動産、明治安田生命保険、中日新聞社
◆ 着工-2022年予定
◆ 竣工-2026年予定


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名古屋三越栄店
 
「名古屋三越栄店」が入居する商業ビルを運営する「オリエンタルビル」は、新たな超高層複合ビルに建て替える構想を明らかにしましています。商業施設に加え、高級ホテルなどを備えた地上34階、地下4階で、高さ約180mを想定しています。

 引用資料 中日新聞(2019/10/01) リンク切れ
 栄・三越、建て替え構想 オリエンタルビル表明

 構想では、名古屋市から都市再生特別地区の指定を受けることで、容積率を基準の1.5倍とし、延床面積を130,000㎡に拡大します。高層階に高級ホテル、中層階に国際会議や宴会などに使えるコンベンションホール、低層階に三越を想定した商業施設を入れ、低層階の屋上には来場者の憩いの場として公園を設けます。



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