明石市のJT跡地 明石スマートタウン 総戸数810戸の大規模プロジェクト「シエリアシティ明石大久保」
-JT跡地の売却に係る公募型プロポーザル-
有力な新興企業を継続的に生み出すシリコンバレーのような拠点構築に向け、政府が「グローバル拠点都市」として、東京・横浜、名古屋・浜松、大阪・京都・神戸、福岡の4都市圏を選定したそうです。
「福岡市」だけを選ぶとか1点集中型にすれば、少しは効果があるかも知れませんが、立候補が多かったので上積みしたそうです。これでは今までと全く変わりません。こんな「総花的」な政策で未上場で企業価値10億ドル以上の「ユニコーン企業」が誕生するとはとても思えません。「中核国際港湾整備」と同じでほとんど効果がないと思います。
本題に戻って、「関電不動産開発、三菱地所レジデンス、JR西日本不動産開発、住友林業」で構成するグループは、明石市が実施した「JT跡地の売却に係る公募型プロポーザル」に応募し、優先交渉権者に選定されました。
引用資料 関電不動産開発(PDF:2018/10/31)
明石市大久保町 JT跡地の売却に係る公募型プロポーザル開発事業者に選定
明石市の「住みたい、住み続けたいまち」の指針に沿い、周辺環境と調和した明石の新たなシンボルとなるべく、開発事業に取り組みます。住宅計画は、「関電不動産開発、三菱地所レジデンス、JR西日本不動産開発」のマンションが3棟で総戸数810戸、「住友林業」の戸建住宅17戸を予定しています。
● シエリアシティ明石
正式名称は「関電不動産開発」の「シエリア」のブランドを冠した「シエリアシティ明石大久保」となっています。公式ホームページもオープンしています。明石スマートタウンとは「シエリアシティ明石大久保」を中心とした住街区を愛称化したものです。
引用資料 公式ホームページ
シエリアシティ明石大久保
シエリアシティ明石大久保の概要
◆ 所在地-兵庫県明石市大久保町ゆりのき通二丁目50番6(地番)
◆ 交通-JR神戸線「大久保」駅徒歩6分、山陽電鉄本線「中八木」駅徒歩14分
◆ 階数-(A棟)地上14階、地下0階、(B棟)地上14階、地下0階、(C棟)地上13階、地下0階
◆ 高さ-(A棟)41.59m、(B棟)41.59m、(C棟)38.68m
◆ 敷地面積-(施設全体)30,800.48㎡、(A棟)9,169.50㎡、(B棟)11,895.05㎡、(C棟)9,735.93㎡
◆ 建築面積-(A棟)3,398.69㎡、(B棟)3,977.28㎡、(C棟)2,895.09㎡
◆ 延床面積-(A棟)20,470.13㎡、(B棟)24,627.86㎡、(C棟)20,823.22㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造(A棟、B棟、C棟)
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-810戸(A棟251戸、B棟298戸、C棟261戸)
◆ 建築主-関電不動産開発、三菱地所レジデンス、JR西日本不動産開発
◆ 設計者・監理者-IAO竹田設計
◆ 施工者-鍜治田工務店
◆ 着工-2020年02月
◆ 竣工-(A棟)2022年03月予定、(B棟)2023年02月予定、(C棟)2024年02月予定
◆ 入居開始-(A棟)2022年03月予定、(B棟)2023年03月予定、(C棟)2024年03月予定
「イメージパース1 西方向から見た鳥瞰図」です。「A棟、B棟、C棟」の3棟のマンションが建設されます。対象地の敷地面積は35,680.18㎡ですが、「住友林業」の戸建敷地や帰属公園・開発道路を除いたマンション3棟の敷地面積は30,800.48㎡となります。
「イメージパース2 マンション共用棟(コミュニティHUB)」です。
「住・商・学・医・公」の大規模複合開発タウンとなっています。
「位置図」です。明石スマートタウンとは「シエリアシティ明石大久保」を中心とした住街区を愛称化したものです。
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