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2020年7月26日 (日)

九州新幹線(西九州ルート) 長崎県の「新大村駅(仮称)駅舎」 「新しい街の玄関口、こころ踊るふれあいの駅」がコンセプト!

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-九州新幹線(西九州ルート)-

 「九州新幹線(西九州ルート)」は、福岡市と長崎市を結ぶ整備新幹線計画です。計画当初は九州新幹線(長崎ルート)と呼ばれていましたが、現在は公的には「西九州ルート」の呼び方が一般的です。

  武雄温泉駅-長崎駅間は、2022年度内にフル規格新幹線で開業予定です。武雄温泉駅で在来線と対面乗り換え方式による暫定開業予定です。新鳥栖駅- 武雄温泉駅間は、佐賀県と長崎県の対立で未だに整備方式が決定していません。

 武雄温泉駅-長崎駅間には、佐賀県の「武雄温泉駅、嬉野温泉駅(仮称)」、長崎県の「新大村駅(仮称)、諫早駅、長崎駅」の5駅が整備される予定です。

● 新大村駅(仮称)駅舎
 2022年度開業予定の「九州新幹線(西九州ルート)」で、長崎県大村市内に建設される新幹線車両基地の西側に設置予定の新駅について、大村市は駅舎のデザイン3案を公表し、投票数が最も多かった案を採用しました。

 引用資料 大村市・公式HP
 新大村駅(仮称)駅舎デザイン

 使用するガラスは緑色で、図のように透明ガラスとすりガラスがあわさったものになります。完成予想図は東側から見たものになります。西側も同様のデザインになります(在来線ホーム部分は仕様が異なります)。

 「新しい街の玄関口、こころ踊るふれあいの駅」がコンセプトで、新しい街の玄関口として、大村の発展と人びとの躍動感を感じさせるデザインとしています。


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西九州ルート概要図

 武雄温泉駅-長崎駅間には、佐賀県の「武雄温泉駅)、嬉野温泉駅(仮称)」、長崎県の「新大村駅(仮称)、諫早駅、長崎駅」の5駅が整備される予定です。武雄温泉駅-長崎駅間は、フル規格新幹線のため最高速度260km(時速)です。


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新大村駅(仮称)の2階ホーム

 上りと下りのホームが別になる「2面2線」となります。ホームドアが設置され、ドアは「桜」と「しょうぶ」をイメージした色になります。ホームには待合室があります。


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新大村駅(仮称)の1階コンコース

 壁面は城壁の石としっくいをイメージした色になります。 改札を入った正面には五色塀をイメージした装飾が施された壁が設置されます。改札外には券売機(図の左側)、待合室(図の右側)があります。改札内には、トイレ、ホームへの階段、エスカレーター、エレベーターがあります。


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新大村駅前周辺ゾーンの整備イメージ
 大村市では、「九州新幹線(西九州ルート)」の開業に向け、新大村駅(仮称)周辺を土地区画整理事業で整備を行います。あくまでも整備イメージのため実際にこのようになる訳ではありませんが、新幹線の駅が誕生する事により、街が大きく変わります。

 引用資料 大村市・公式HP
 新幹線開業に向けたまちづくり

● 地上に在来線のJR大村線のホームを設置予定
 「新大村駅(仮称)」の予定地のすぐ西側には「JR大村線」が通っていますが、「新大村駅(仮称)」の予定地は、竹松駅と諏訪駅との中間にあり駅がありません。そのため地上に在来線のJR大村線のホームを設置予定です。



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