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2020年8月27日 (木)

大阪大学医学部附属病院 高度先進医療に対応 地上8階、延床面積約7万㎡の「統合診療棟」を建設 2021年着工、2025年開院予定!

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-大阪大学医学部附属病院-

 「大阪大学」は、1931年に「大阪帝国大学」として設立されました。現在では11学部・16研究科を擁する国立文理総合大学です。中心となっているのは小説やテレビドラマになった「白い巨塔」の「浪速大学」のモデルになった「大阪大学医学部」です。

 医学部は、昔と比べるとかなり崩れてきていますが、それでもまだまだ「学閥支配」が色濃く残っています。旧帝大「東京大学、京都大学、大阪大学、名古屋大学、九州大学、東北大学、北海道大学」+「慶應義塾大学」の8大学がそれぞれの地方で圧倒的な勢力を誇っています。

 関西では、「京都大学医学部」と「大阪大学医学部」の医局出身者が、私立大学や周辺の国公立大学の医学部や大規模病院の主要ポストの多くを押さえ、絶大な影響力を誇っています。

● 統合診療棟を建設!
 「国立大学法人大阪大学」は、吹田キャンパスに医学部付属病院の「統合診療棟」を建設します。規模は、地上8階、地下2階、延床面積約7万㎡で、2021年2月着工、2024年10月竣工、2025年開院を予定しています。

 引用資料 大阪大学医学部附属病院(PDF:2020/07/25)
 阪大病院ニュース(第79号)令和7年オープン予定「統合診療棟」の建設について

 「大阪大学医学部附属病院」が、中之島から吹田へ移転してから、25年以上が経過し、その間、医療ニーズや診療機能は大きく変化・発展しました。診療機能の高度化・多様化及び診療規模の増大に対して、現病院ではすでに対応が限界を迎え、建物自体が時代遅れになりつつあります。

 今後も最先端の研究開発を行いながら高度先進医療を提供し、将来の医療環境の変化にも柔軟に対応できる病院をめざして再開発計画の検討を進めた結果、外来・中診棟の北側に「統合診療棟」という新しい建物を建設する事になりました。


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吹田キャンパス・キャンパスマップ

  大阪大学には、「吹田キャンパス、豊中キャンパス、箕面キャンパス」の3キャンパスがありますが、圧倒的に広くて中心となっているのが「吹田キャンパス」です。「吹田キャンパス」は、敷地面積約997,071㎡とほぼ100haの広大なキャンパスです。

 引用資料 大阪大学・公式HP
 吹田キャンパス・キャンパスマップ  


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「統合診療棟」は、「外来・中診棟」の北側の駐車場に建設されます。


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統合診療棟の建設予定地(Googleマップ引用)
 「統合診療棟」は、「外来・中診棟」の北側の駐車場に建設されます。駐車場の西側の一部が「立体駐車場」になっていますが、解体されると思われます(Googleマップの衛星写真の3Dモードを引用)。


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大阪大学医学部附属病院

 「大阪大学医学部附属病院」は、「京都大学医学部附属病院」と共に日本の高度先進医療を支える関西の宝です。



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