再開発進む三ノ宮駅周辺 歩行者の回遊性の向上を目的とした歩行者デッキを整備 三宮駅周辺歩行者デッキ設計競技(コンペ)の実施!
-三宮駅周辺歩行者デッキ-
三宮駅周辺で官民連携で整備を行う「えき≈まち空間」においては、改札口のレベルが地下・地上・2階・3階と異なる三宮周辺地区内の6つの駅(JR、阪急、阪神、地下鉄西神・山手線、地下鉄海岸線、ポートライナー)があたかも一つの大きな「えき」となるような空間、また「えき」と「まち」が行き来しやすく、より便利で回遊性を高める空間を目指しています。
「えき≈まち空間」の実現のために、地上レベルの広場空間「三宮クロススクエア」に加えて、乗換動線の改善・拡充、新たなバスターミナル周辺でのバスと歩行者の分離、「えき」と「まち」をつなぐ歩行者の回遊性の向上を目的とした歩行者デッキを整備します。
「えき≈まち空間」の目指すべき空間像を実現し、デザイン性が高く、通行機能のほか、滞留空間や三宮クロススクエアを臨む視点場、周辺建物と一体となった賑わいを創出するデッキを整備するため、設計競技(コンペ)を実施します。
引用資料 神戸市・公式HP(2020/10/19)
三宮駅周辺歩行者デッキ設計競技(コンペ)の実施
コンペ対象箇所図
赤線部分が「コンペ対象」となります。「A.税関線横断デッキ」、「B.JR南デッキ」、「C.新バスターミナル前デッキ」の3ヶ所です。青色線部分は「コンペ対象外」となります。
屋根設置箇所図
赤線部分には、屋根を設置します。設置する屋根については、全幅・半幅等は問いません。屋根については、建築物の扱いになるため、建築基準法に適合させる必要があります。
神戸三宮雲井通5丁目地区
「三菱地所(代表事業者)、三菱倉庫、神鋼不動産、東畑建築事務所、再開発評価」の5社は、「雲井通5丁目再開発株式会社」が神戸市中央区の三宮駅前で検討を進めている「雲井通5丁目地区再整備事業」における事業協力者の募集に応募し、事業協力者の候補となる優先交渉権者に選定されています。
引用資料 三菱地所(PDF:2018/09/11)
神戸市・三宮における「雲井通5丁目地区再整備事業」 事業協力者の優先交渉権者に選定
神戸三宮雲井通5丁目地区の概要
◆ 計画名-神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区雲井通五丁目地内
◆ 階数-地上32階、地下2階(第1期)
◆ 高さ-最高部約163m
◆ 敷地面積-約8,226㎡(第1期)
◆ 建築面積-約8,040㎡(第1期)
◆ 延床面積-約96,700㎡(第1期)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 用途-店舗、オフィス、ホテル、駐車場、公益施設(劇場(ホール)、図書館、バスターミナル等)
◆ 優先交渉権者-三菱地所(代表事業者)、三菱倉庫、神鋼不動産、東畑建築事務所、再開発評価
◆ 事業施工認可申請-2020年末頃予定
◆ 事業施工認可-2020年度末頃予定
◆ 権利変換計画認可-2021年度予定
◆ 土地・建物の明渡-2021年度末以降予定
◆ 解体・新築工事着手-2022年度以降予定
「ブロック分けのイメージ」です。
「再開発ビル(Ⅰ期)」の予定地を南西側から見た様子です。
「再開発ビル(Ⅰ期)」の予定地を南東側から見た様子です。
| 固定リンク
« 「大丸心斎橋店 北館」が大規模リニューアルにより「心斎橋PARCO」に 「心斎橋PARCO(心斎橋パルコ)」が11月20日(金)オープン! | トップページ | 南海電鉄 難波から新今宮・新世界への南北軸形成に向けた基軸となる駅を目指して 「新今宮駅」のリニューアル工事を実施! »
「51 兵庫県・神戸市②」カテゴリの記事
- JR垂水駅・山陽垂水駅前 新垂水図書館「(仮称)新垂水図書館・自転車駐車場・ロータリー建設工事」 2025年1月28日の建設状況(2025.02.07)
- 総事業費約870億円 地上32階、高さ約163mの「神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業」 2025年1月28日の建設状況(2025.02.03)
- JR西日本 ドレスを身にまとった優雅なデザイン 地上30階、高さ約156mの「(仮称)JR三ノ宮新駅ビル」 2025年1月28日の建設状況(2025.02.02)
- JR・山陽電鉄垂水駅前 地上32階、高さ約115mの「プラウドタワー神戸垂水」 2024年1月28日の建設状況(2025.02.01)
- 神戸港・新港突堤西地区マリーナ等の整備・運営事業 優先交渉権者が「ジーライオン」を代表企業とする企業グループに決定!(2024.12.19)