高さの最高限度147m (仮称)大阪三菱ビル開発計画 既存建物解体工事(障害撤去工事を含む) 2020年10月1日の状況
-大阪三菱ビル-
「大阪三菱ビル」は、大阪のメーンストリート「御堂筋」に面する「三菱東京UFJ銀行大阪ビル(旧三和銀行本店ビル)」の建て替えプロジェクトの受け皿として使用されていましたが、「三菱UFJ銀行大阪ビル」の竣工により、三菱UFJ銀行の「大阪営業部、大阪中央支店」が、2018年8月27日に移転したため建て替えが可能になりました。
御堂筋に面して建つオフィスビル「大阪三菱ビル」の再開発が動き出します。大阪市は2020年1月30日に、都市計画都市再生特別地区に「堂島浜1丁目地区」の約0.5haを追加するため、都市計画案を公告しました。容積率の最高限度は800%程度から1,600%に引き上げます。建物高さの最高限度は高層部が147mとなります。
「三菱UFJ銀行」は、「大阪三菱ビル」の不動産信託受益権を、「オーエム4特定目的会社」に売却しています。「オーエム4」の社名は、私の想像なので間違っている可能性がありますが、「O(大阪)、M(三菱)、4(出資者4社)の略だと思われます。
以前掲示していた工事標識の発注者が「三菱地所、三菱商事都市開発、積水ハウス、MULリアルティインベストメント(三菱UFJリース系)」となっていました。出資者はこの4社だと思われます。
● (仮称)大阪三菱ビル開発計画 既存建物解体工事
現在は、敷地が仮囲いで閉鎖されて「(仮称)大阪三菱ビル開発計画 既存建物解体工事(障害撤去工事を含む)」が「竹中工務店」の施工により行われています。労災保険関係成立票によると、注文者は「オーエム4特定目的会社」、工期は2020年2月15日~2021年10月14日(予定)となっています。
「都市再生特別地区の区域」です。
引用資料 大阪市・報道発表資料(2020/01/30)
大阪都市計画案の公衆縦覧及び意見書の受付を実施します
「高さの最高限度」です。最高限度は147mです。
解体工事中の「大阪三菱ビル」を北東側から見た様子です。
北東角です。
北西側から見た様子です。北側に解体用の「クローラークレーン」が設置されています。
解体前の「大阪三菱ビル」を南東側から見た様子です。
解体工事の工事名は「(仮称)大阪三菱ビル開発計画 既存建物解体工事(障害撤去工事を含む)」と非常に長いです。「竹中工務店」の施工により行われています。
労災保険関係成立票によると、注文者は「オーエム4特定目的会社」、工期は2020年2月15日~2021年10月14日(予定)となっています。
| 固定リンク
« マリオット・インターナショナルが展開する「Aloft 大阪堂島(仮称)」 2020年10月1日の建設状況 | トップページ | 「福岡市民会館」と「須崎公園」を一体的に再整備 みどり溢れる文化芸術空間を創出する「福岡市拠点文化施設整備及び須崎公園再整備事業」 »
「31 大阪市・北部②」カテゴリの記事
- 大阪に本社があるライバル企業 大和ハウス工業 VS 積水ハウス 2023年期は、「大和ハウス工業」が売上高5兆円超、「積水ハウス」は3兆円超(2023.11.14)
- 大阪の超高収益企業「キーエンス」 東淀川区に研究所を増築 2023年7月〜9月期の連結決算は約3年ぶりの減益(2023.10.29)
- 大阪北逓信病院の跡地 地上38階、高さ約141mの超高層タワーマンション「(仮称)大阪市北区中崎1丁目計画」 「建築計画のお知らせ」を掲示!(2023.09.16)
- 「茶屋町地区地区計画」の第三弾 「茶屋町B-2・B-3地区第一種市街地再開発事業」市街地再開発組合設立認可 再開発事業が本格始動!(2023.09.14)
- 大阪北逓信病院の跡地 「東急不動産」が、地上38階、高さ約141mの超高層タワーマンション「(仮称)大阪市北区中崎1丁目計画」を建設!(2023.09.08)